ととととさんの映画レビュー・感想・評価

とととと

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犬王(2021年製作の映画)

4.7

南北朝時代にも音楽にも詳しくないため演出の意図を読み取れないことも多かったし、ストーリーの全てを把握できたわけでもない
それでも自分は間違いなくこの作品に魅力され面白いと感じた
ある程度色んな作品を観
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.7

こういうのでいいんだよ、をとにかく詰め込んだ作品

冴えないおっさんが実は凄腕の軍人で〜というありきたりな設定に対して変化球を混ぜることなく直球で勝負する製作陣には見事というしかない
ストーリーは王道
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5

サイコスリラーの金字塔としてよく名が上がる本作だが個人的にはあまり面白いと感じなかった

捜査する側が独房の快楽殺人鬼にアドバイスを求めるという図式を生み出したのはこの作品の素晴らしい偉業だと思う一方
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

航空事故の原因を機内の通話記録から分析する音声分析調査官が主役の一風変わったミステリーもの

主人公のマチューは天性の聴覚の良さを活かして、周囲が気づかないほどの僅かな違和感を感じ取り事件の原因究明に
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

5.0

最高に面白い映画だった

最初はただのコメディアンにしか見えないヒトラーがいざステージに立ち演説を始めると偉大で頼もしいリーダーに見えてしまう
そこには巧みな演説力と不満を抱えた民衆の弱さが的確に描写
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

老人として生まれ年を経る毎に若返っていくという、まさにタイトル通りに数奇な人生を歩む1人の男の一生を描いた映画

2時間半とやや長めな映画だったが丁寧にベンジャミンの人生を追体験するには必要な時間だっ
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

5.0

個人的にドリームワークス制作の中で過去最高の作品だと思う

ストーリーや作画もさることながら、特に素晴らしいのが魅力的な悪役達だ
ゴルディと三頭のクマは敵対する間柄でありながらどこか憎めない愛嬌を持っ
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カンフー・パンダ3(2016年製作の映画)

3.7

序盤から中盤にかけてのストーリーはかなり不愉快だった
何故ポーは20年間愛情をかけて育ててくれた義父を蔑ろにし実父とはいえ何の思い出のない男に親愛を抱くのか理解できなかった
またラストのボスの倒し方も
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カンフー・パンダ2(2011年製作の映画)

4.2

アクションシーンは相変わらず見事で戦闘シーンは毎回ワクワクさせてくれた
タイガーとポーの関係が変化していく様も前作を知っているとより楽しめて良い
こういったプラスな要素も幾つかあったがしかし、全体的な
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

4.7

非常に面白い映画だった

ストーリーは王道を丁寧に描いたもので友情や師弟愛の素晴らしさをシンプルに伝えてくれる
アクションシーンも素晴らしくタイロンの脱獄シーンやファイブマスターの戦いなど手に汗握る戦
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

過去に一度見たことはあったが改めて見ても尚感動させてくれる、まさに名作と呼ばれるに相応しい作品

今見ると多少古典的な演出もあるが、それだけこの作品が後世に残した影響が強いのだろう
素直にこの良作を楽
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

第一次世界大戦の最中、最前線に伝令を伝える1人の兵士をひたすらワンカットで写した非常にチャレンジングな作品

自分は映画館ではなくサブスクでこの作品を見たのだが間違いなくそれは失敗だった
全編ワンカッ
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ニモーナ(2023年製作の映画)

4.7

女王殺しの濡れ衣を着せられた主人公・バリスターは逃亡生活の最中、何にでも変身できる少女ニモーナと出会う
傍若無人な振る舞いの目立つ彼女だったが、なし崩しにタッグを組み冤罪を晴らそうと奮闘していくうちに
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コウノトリ大作戦!(2016年製作の映画)

4.5

コウノトリが赤ちゃんを運んでくるという寓話からよくもここまで世界観を広げられるものだと感心させられた

ストーリーは良くも悪くも王道のカートゥーンアニメだが途中途中に挟まれるコメディシーンのレベルが高
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ターボ(2013年製作の映画)

4.5

面白かった

レーサーに憧れるカタツムリがひょんなことから特殊な能力を身につけてレース大会に出場する話、と聞けばかなり荒唐無稽に聞こえるだろうが実際には一つ一つに理由づけがしっかりされており緻密に練ら
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ランゴ(2011年製作の映画)

3.0

全体的に悪くないのだが、いまいち話に入り込めなかった
台詞回しが冗長なのと分かりきった展開がダラダラ続くからだろうか
キャラデザは斬新だが気を衒いすぎな気もする
ただアニメーションに関しては流石としか
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

火星に1人取り残された宇宙飛行士が限られた物資で生存環境を整えていくサバイバルSFもの

前半のサバイバルシーンはとても面白かったが後半からは地球側からいかにレスキューするかという話がメインになりやや
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

1.7

安直なストーリー展開と胸糞悪いパワハラ演出に耐えかねて視聴断念
一昔前の料理漫画では許されていただろうが今の感覚だと中々受け入れづらい

ただタイというあまり馴染みのない国の内情を風刺する部分は興味深
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来る(2018年製作の映画)

3.0

要所要所にかっこいいシーンやワクワクするシーンが挟まれていたものの全体的には稚拙で出来の悪い作品

切り抜き動画で十分楽しめる

バッドガイズ(2022年製作の映画)

4.5

犯罪者の更生をテーマにした海外アニメ
ストーリーは王道で展開が読める部分もあったが終盤からは一気にテンポアップし怒涛の展開を見せてくれた

話の落とし所が綺麗でキャラそれぞれのヘイトコントロールが上手
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長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シュレックの人気脇役であった長靴を履いた猫を主人公としたストーリー

展開は良い意味で王道で海外アニメ映画でよく観るサクセスストーリーだったが、その中で異質な存在だったのがハンプティダンプティだ

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シュレック フォーエバー(2010年製作の映画)

4.2

前作を経て父となったシュレックだったが変わり映えのしない日常に飽き独身時代の自由な生活に想いを馳せるようになる
こういった環境の変化に対応できずつい昔を懐かしんでしまう気持ちにはとても共感できるし親世
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シュレック3(2007年製作の映画)

4.5

1.2と成功を収めてきた分、期待値は上がっていたがそれにしっかりと応えてくれた
親と子、男と女、成功者とはみ出し者といった対立的な構図が多く描かれた今作だったがどちらかを悪者にするのではなくそれぞれの
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シュレック2(2004年製作の映画)

4.5

続編でありながら前作の良さも損なわず綺麗にまとめる脚本を書くのは意外と難しい
この作品はそれが出来ている数少ない例の一つだと思う

シュレックとフィオナの恋模様も幾たびの誤解を乗り越えて深まる様は見て
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シュレック(2001年製作の映画)

4.5

子供の頃に見て以来だったが大人になった今でも当時と変わらず楽しめた
見た目で人を判断することの危うさを教えてくれるこの作品はルッキズムが叫ばれる昨今に再び注目されてもいいと思う
個人的に好きだったのは
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ストレンヂア 無皇刃譚(2007年製作の映画)

5.0

とにかく圧倒的な剣戟アクションが魅力的な映画
リアルとフィクションのバランスのとれた迫力ある殺陣は現代のアニメと比較してもまるで劣らない
ストーリーは王道だが無駄な要素はなく読後感も爽やか
何度見ても
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.7

ゲゲゲの鬼太郎はちゃんと見たことは一度もなかったが、それでも十分楽しめた

特に優れていると感じたのは戦後という時にタブー視されがちな時代を正確に描写していたこと
原作者の水木しげるさんの意向を尊重し
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.5

差別主義者だった兄が刑務所で今までとは違う環境で人種間交流を行うことで過去の過ちを悔い更生していく様は見ていて心地よかった
これからは大切な家族と明るい未来か待ってると予想した矢先にまさかのラストが…
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

序盤は言語も通じず法的に保護されない存在になることがどれ程恐ろしいことか痛感させられた
だが、ナボルスキーのしぶとさと純粋さで環境を変えていくのを見ると諦めないことの大切さも同時に考えさせられた
最後
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範馬刃牙VSケンガンアシュラ(2024年製作の映画)

2.6

クロスオーバーのお祭り映画なのでストーリーや多少の設定の矛盾は気にならなかった

ただ作画はもう少し頑張れなかったのか…
一番の見どころである格闘戦が低予算で見ていて退屈なのは致命的

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

5.0

圧倒的センスと作画で殴りにくるハードボイルド映画
1分1秒全てがかっこいいと思える映画は初めてだった

スピリット 未知への冒険(2021年製作の映画)

1.7

主人公に好感が持てなすぎて途中で視聴中断

余りにも自分勝手で浅慮な振る舞いが目立ち好きになれなかった
また常識的で賢明な判断を下した友人をまるで悪者かのように扱うのは度が過ぎてると感じた

父親の行
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.7

ストップモーションアニメは初挑戦だったが何の違和感もなく楽しめた

王道だからこそ感情移入しやすくキャラクターそれぞれに好感が持てた

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.7

分かりやすい正統派なサクセスストーリー
読後感が非常に良く何度でも楽しめる良作