Nobさんの映画レビュー・感想・評価

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デモリションマン(1993年製作の映画)

3.0

凶悪犯とそれを捕まえた刑事が2人とも冷凍保存され未来で再び対決するという、設定に少々無理があるが、SFアクション映画としては娯楽性も高くリラックスして楽しめる。未来社会では凶悪犯罪がなくなっており、警>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

AIロボットと共存するニューアジアとAIロボットを脅威とする西側世界の戦いを描く。

西側(欧米)VSニューアジアという対立軸は現状の世界の反映そのままで、あまり未来という感じはしない。化石燃料の恩恵
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ジャッカル(1997年製作の映画)

3.0

ブルース・ウィルス演じる孤高の暗殺者を因縁相手であるIRAの元テロリスト(リチャード・ギア)が追う。

残念ながら作品としての完成度はあまり高くない。物語は凶悪犯ジャッカルを追い詰めるFBIという構図
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ウーマン・キング 無敵の女戦士たち(2022年製作の映画)

3.5

映画ブラック・パンサーに出てくる親衛隊“ドーラ・ミラージュ”のモデルとされる、19世紀西アフリカで実在した女性のみで構成された精鋭部隊“アゴジェ”を題材にした歴史アクション。

奴隷貿易が物語の背景に
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

4.0

閉鎖病棟の中で男性が死んだ事件を調べるため、精神病を装って施設に入り込む女性探偵の物語。

言動のおかしな患者であふれる病棟の中、手がかりを集めて調査を進める主人公だが、ジワリジワリと危険な状況に陥っ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

全編通して静かなトーンで描きながらも、観る者を惹きつける力を持ったサイキック・スリラー。

道徳心というモノがまだ備わっていない純真無垢の恐ろしさ。序盤イーダの取る行動などはその触りで、そのイーダが脅
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

大きな事件が起きるわけでもない、東京で暮らす一人の男の日常を描いた物語。

決して裕福とは言えない主人公の生活ぶりが何故か最後に羨ましく思えるのは、自分自身の生活があまりに効率や有効性といった概念にと
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.5

公序良俗、児童文学の名作で日本でもお馴染みの“アルプスの少女ハイジ”。美しいアルプスの山々に囲まれた平和な国スイスのイメージが見事に覆される。

冒頭でクラウドファンディングで制作された映画愛に満ちた
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.5

80年代の人気テレビドラマが原作のリメイク作品。撮影中失踪した主演俳優を捜索する羽目になったスタントマンの活躍を描いたアクションコメディ。

映画の見どころは、なんと言っても数々のスタントシーンが見ら
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

4.0

これは大好き!
クリス・エヴァンスはまだしも、ドウェイン・ジョンソンが大真面目にクリスマスごっこに奮闘する姿は、なんとも場違いのように思えたが、意外と二人の凸凹コンビは相性抜群で違和感なく楽しめた。
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ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション(2009年製作の映画)

2.5

SFアクション「ユニバーサル・ソルジャー」の正統な続編が18年ぶりに復活。

前作同様にストーリーは単純明快。チェチェンやチェルノブイリといったワードがサスペンスの雰囲気を醸し出すが、あまりそこには深
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ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)

3.0

ベトナム戦争で因縁を引きずった二人の兵士が、25年の時を経てサイボーグ兵士として復活する物語。

今あらためて観ると、あまりに安っぽく適当な脚本と火薬まかせの演出に笑ってしまうが、90年代初頭は勢いと
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ブラックライト(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

家族を人質に取られたことでブチ切れ、怒りの反撃に出るというお決まりのシナリオを淡々とこなす我らのリーアム・ニーソン。少し前までは怒りのオヤジだったが、今回は怒りのオジイちゃん。溺愛する孫娘を助けるべく>>続きを読む

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.0

強迫性障がいを患った詐欺師を演じるニコラス・ケイジの怪演が見所で、詐欺の醍醐味であるコンゲームとしての面白さは二の次。その詐欺の手口も、カバンを単にすり替えたりと垢抜けないのが可笑しい。また、彼の手助>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

名探偵ポアロシリーズ第三弾。これまでのシリーズとは一線を画す異色のエピソードとなっている。

かなりオカルト的な構成で、謎解き推理の他に「超常現象」は実在するのか?ということにも焦点を当てているのが面
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

4.0

スリラーの王道「追う者と追われる者」をホラー風バイオレンスコメディ?で描いた異色の作品。血しぶき飛び散る残虐描写もしっかりあるが、ただの殺し合いではなく、かくれんぼ形式にしたのがユニークで良い。

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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

京都貴船の老舗旅館で突然の2分間のタイムループ。今や珍しくもない設定なのだが、皆の記憶が残っているという筋立てがユニークで、客達と仲居、女将らがドタバタ劇を繰り返しながら原因を探っていく。

内容もコ
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アルカディア(2017年製作の映画)

2.5

全体にカルト教団絡みのオカルトな匂いをプンプさせ謎めいた印象を残す。

シャマラン作品のような雰囲気があり、ジャンルはファンタジー系B級ホラーと言ったところか。ただ難点はシナリオ。前半部分での伏線はい
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.5

殉職した隊員の代わりに爆発物処理班に送り込まれた、ジェレミー・レナー扮するジェームズ軍曹の苦闘をドキュメンタリータッチで描く。監督は女性でありながらも骨太で力強い作風が持ち味のキャスリン・ビグロー。>>続きを読む

チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)

4.0

原題の“The Chaina Syndrome”とは、原子炉の炉心溶融による事故のこと。劇中でも説明があるが、アメリカで原発事故が起こると、溶融物が地球を貫き反対側の中国まで影響を及ぼすという意味らし>>続きを読む

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.0

大豪邸にある秘密の避難場所“パニック・ルーム”で、文字通りパニックに襲われる母と娘を描いたサスペンス・スリラー。

と言っても、大胆で派手な戦いを繰り広げるわけではなく、その争いはむしろ地味。犯人の目
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モーガン プロトタイプ L-9(2016年製作の映画)

3.5

SF映画だが妙に現実味のある世界観は面白い。

人口生命体であるモーガンを巡って引き起こされる顛末が描かれているが、良く似た作品としては「エクス・マキナ」が思い浮かぶ。あちらはアンドロイド・AIといっ
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二代目はクリスチャン(1985年製作の映画)

4.0

昭和生まれとしては懐かしい映画。とにかく志穂美悦子の魅力満載でクライマックスシーンが最高にかっこいい。仁義を貫くクリスチャンという役柄も痺れるし、修道服を返り血で染め日本刀を握る姿に惚れ惚れする。>>続きを読む

アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

3.5

身代金目的で富豪の娘を拉致した二人組の男と、誘拐された女の三人しか登場しないクライムサスペンス。密室で繰り広げられる男女の駆け引き、互いに腹を探り合うといった心理描写が本作の見どころ。

脚本が良く出
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.0

夢枕獏の陰陽師シリーズを原作として、若き日の「安倍晴明」が陰陽師になるまでの前日譚を描いている。VFXを駆使した躍動感溢れる映像で、現実世界と精神世界を往来する白熱の呪術合戦が繰り広げられる。

それ
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

DCスーパーヒーロー「アクアマン」の活躍を描く海洋冒険活劇第二弾。

今回は、深海の失われた王国と共に封印された世界を滅ぼす古代兵器ブラック・トライデントが物語の鍵となる。裏テーマは地球温暖化であろう
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コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

2.5

ナチスの残党によってチリに設立された実在の共同体「コロニア・ディグニダ」をモチーフに描いた作品。

実際には、カルト教団による洗脳、武器の密輸、政治的反対派の拷問や殺人、児童虐待など様々な犯罪行為が日
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

2023年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いた本格的山荘ミステリー。

夫の突然の転落死が他殺か自殺かで繰り広げられる法廷劇。揺らぐ供述、曖昧な記憶、個人的な推測。それらの積み重ねの中で犯罪の可
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

内戦状態の近未来のアメリカ。大統領にインタビューを敢行すべく、ホワイトハウスへ向かう女性戦場カメラマン達を描いたロードムービー。

内戦に至った経緯はさりげなく触れられる程度だが、分断されたアメリカの
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ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)

3.5

ホラーの巨匠ジョン・カーペンター監督作品。身に覚えのない精神病院に隔離され、奇妙な出来事に巻き込まれるヒロインの姿を描く。

近頃のホラー映画だと、恐怖演出の手法として安直過ぎると敬遠されがちなジャン
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

17世紀の朝鮮王朝時代に実在した王位継承者である世子の怪死をモチーフにしながら、盲目の鍼灸師が謎めいた死の真相を暴くため奔走する時代劇エンターテイメント。

上質なミステリーでありサスペンスフルな展開
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.0

幸せの絶頂にある一人の女性が遭遇した予想だにしない異変により、恐怖へと落ちていくさまを描いたホラー。

「ビバリウム」のロルカン・フィネガン監督らしい独特の世界観で、どこへ向かう物語なのか分からず進ん
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.5

依頼された荷物は必ず届けるという原理原則を真似るだけなら、女版“トランスポーター”
になってしまうので、そこにうまく捻りを加えた作品。

肝心のカー・アクションはハリウッド並といえるレベルで申し分ない
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.0

スキー旅行中に主人公夫婦に起きた、ある小さな事件をめぐる顛末をブラックユーモアを交えて描いたスウェーデン映画。

ひょんなことから夫の本性を知ってしまった妻の動揺。自らの本性と向き合わざるを得なくなっ
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.5

海底資源の探査チームが遭遇する自然災害と、それによって目覚めた未知の生物の襲撃を描いたサバイバル作品。

太陽も届かない真っ暗闇の密室空間で、深海エイリアンに遭遇する恐怖と緊張感あふれる演出が素晴らし
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

惑星が地球に衝突する物語。同時期に公開された「アルマゲドン」に比べて地味に感じるが、ドラマ要素はこちらの方が強め。

無駄を省いて核心に触れていくのでストーリー展開は分かり易い、猛スピードで接近する巨
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