valimoを思い出していたらパンフレットにも書かれてた。街が変わっていく、本当に変わったのかはわからないけれど、本当に、カウリスマキが恩返しとして、意思を持って作ったのならその意思は空間として、しっ>>続きを読む
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もう何も言葉はいらないと思う。けれど個人的に全ての映画は誰かの時間を見てしまったものだと思うから少しだけ残します。
20年も経ったら死にたいです、生き地獄ですよという言葉に、靴下を履いて身支度をする様>>続きを読む
無茶苦茶なんだけど、社会的構造を軽く飛び越えるような無茶苦茶ぶりに胸が軽くなった、あとラストカット、あれのせいで物語が広がってたまらなかった。
戦争を直接的な映像として引用したのはなんでなのか気になった。不思議な死の影が3人の中に付きまとっていたけれど、ああこの危うさと安心感と冒険が一斉に押し寄せてくる感じが、ヌーベルバーグなのだと個人的に思>>続きを読む
幼少期失ったものを取り戻すように生きるドワネル、前作でみた懲りなさを繰り返す必要がある?と思ったけど過去の記憶をふとした瞬間に思い出して現在に重なること、基本変わらないけれど過去に説明をつけてそうやっ>>続きを読む
中庭に集まる人、階段に放り投げられた服、窓越しの会話、空間と演出の対応が面白くてずっと見れるのに後半からの何だあのギャグは、転びそうになった。それでまじでくだらなすぎると思っていたけど、ふと待てよとな>>続きを読む
転々と職を移るドワネル、前前作の危なっかしさが落ち着いて、真っ直ぐで愛想のある青年になってて、その不器用さと周りの大人たちの感じが染みる、、
友達と走り抜けた街が、遠くに消えていくときの涙、最初、車に乗っている時に流れていく風景が近くてでもとても遠いあの感じを思い出してた、どこまでも行けそうでどこに行けるのかわかんない。玄関先のベッド、光の>>続きを読む
小さなレベルで人は街の風景になっている。ヨコハマメリーさんは横浜の街にとって、戦後米軍に土地を押収されてかまぼこ住宅が立ち並ぶようになって、その後返還されて、次々と変わっていく伊勢崎長者町、その状況の>>続きを読む
改めてマチュードミの眼にやられてしまう、ストーリー読んでうーんってなってたけど思いの外良かった
いい映画に分析的な視点はいらないと、映画は常に今の為にあると思った
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善悪の審判ではなく、意図や理由を超えて誰かを演じてしまう個人の意志を問い質す映画だった。犯した罪に背景を深堀るがどれもその場での演技のように思えてしまう。実際の映像、作られた映像が混ざって、状況が変わ>>続きを読む
シンプルな構成、ニューヨークの街じゅうに広がる図書館ネットワークと対話の記録。図書館は蔵書ではなく人であって、情報に教育が付随してくる在り方がものすごく独特でニューヨークだからこそもあると思った。語り>>続きを読む
コーヒーが切れたと家を飛び出す男、酒を浴びるように飲む男、他人からすれば大きな決断であっても、勇気だけ持てば小旅行のようなものだと、貧しい中でも貧しくない、それはずっとカウリスマキを見て思う、けれどタ>>続きを読む
ちゃんと生きようとしている人たちの間に漂う寂しさを描いてくれてた。映画ってまるで氷だと思った。ひとことも言えないで、僕は今日もただ笑っている、ハンバートハンバートだ
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だらしなさと不安定な心で街を闊歩する彼女の姿にはある種の痛快さを感じ、朦朧とした断片の先に空間が反転した時は変な声が出そうになった。だけど身勝手な彼女に真っ向から向き合おうとはしていない2人の男達に苛>>続きを読む
玄関先の踊り場で踊り、話す二人、そして3人。正しく痛むには勇気が必要なんだと思った、それにしてもどうやってとったんだろう
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過去の出来事をいつまでも引きづる村本はどこまでも負けず嫌いで、意地悪で、でもとても眩しかった、コロナ禍のライブ、居場所が奪われていくと言って一人戻ってしまう村本に、みんな今居場所がないのといったマネー>>続きを読む
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どことなく継ぎ接ぎされているような東京の風景にドギマギしながら、実際にこの土地を生活の場としていない外国の人が村上春樹原作のアニメを、さらに言えば東日本大震災をきっかけに揺れていく男女の姿を描くことっ>>続きを読む
何かあるたびに見返したい、かっこ悪さも、危なっかしさも、写してしまう、飛び込んだ瞬間、世界を美しいなんて思うんだな
主語のない会話、色々なキャラクターを持つ人たち、桜の木が散るまでの話、場所を無くした人たち、なくなっていく場所、何かがそこにはあって何かが足りないのだけど、繋げようと説明的にならずに、キャッチボールの>>続きを読む