【パンフを必ず読むのです】
統合失調症を発症した姉を18年後からと家族を映像で20年間記録したドキュメンタリー。
冒頭で「発症した理由を究明することを目的としていません」「どんな病気なのかを説明>>続きを読む
【アイデンティティと消したい過去がテーマ】
もしあなたが愛した人の名前が全く別人のものであったら?
もし自分が他人のアイデンティティで生きられるとしたら?
それを叶えてくれる人がいるとしたら?>>続きを読む
結局は潜入した後の長期プランを婿養子に入る以外なにも考えてなかったってこと?
潜入のときはあれほど綿密にプランニングしていたのに…
最終的には罪のない(匂いでのけ反るくらい)人まで衝動的に殺してし>>続きを読む
【ソリは8500鹿力のエンジン搭載だけど…】
日本未公開作だがクリスマス映画の中ではこれが一番好きかも。
孤児院にプレゼントを配りに来たサンタクロースだが、プレゼントを入れた袋の中に赤ん坊が紛>>続きを読む
【ケネス・ブラナー監督の自伝的映画】
遊びに興じる子供達の元気な歓声が突如としてプロテスタントによるカトリックへの暴動によって打ち破られるオープニング。
これが繰り返される生活のなか、しばしば>>続きを読む
【憧れの人との出会いも別れも彼女に助けられ…】
自分を助け導いてくれる人達が次々に斃れていっても撮りたいものを撮るために走りつづけなければいっぱしの戦場カメラマンにはなれないのか。
本来の目的>>続きを読む
【世界をより猫🐈でいっぱいにした男の物語】
ルイス・ウェインは絵が上手で電気の研究もしてボクシングは下手な青年。
20歳にして父を失い母と妹たちを食わせるために絵描きを生業とするが、如何せん稼ぐ>>続きを読む
【バックパックに入らない人生の重荷は負わない】
ライアンは一年のうち322日間を出張、アメリカン航空の1000万マイラーを目指して今日も空の人。
彼は全米各地でリストラ宣告人として対象者に対峙す>>続きを読む
【枯れた花も水を得て最後に美しく咲く】
伝説のヘアメイクドレッサーでありゲイとして生きたが、晩節を汚して引退し今では老人ホームで暮らすパット。
ある日弁護士が彼のもとを訪れ、かつての顧客であっ>>続きを読む
【高峰秀子×加山雄三】
タイトルから淫靡な内容を想像するかもしれないがそんなことはないので念のため。
静岡県清水市の商店街にある酒屋を切り盛りするのは夫を戦争で失ってから18年真面目に働いてい>>続きを読む
【ローマ人の慈悲より、死を選ぶ】
キャラの重厚さは前作よりはやや及ばないものの、バラエティは豊富になった印象。
ゲタゲタカラカラの皇帝=御輿は軽い方がよく持ち上がるし、落とすのも簡単。
裏工>>続きを読む
【原作者註のとおりです】
これはボーイミーツガールの物語でありラブストーリーではないと冒頭に出てきます。
そのとおり、観たまんまに「サマーはとんでもないヤツ!」という感想を持つと本作を全く理解>>続きを読む
【「この苦しみを…どう計算するわけ…?」】
9.11被害者遺族に対する補償をどう進めていくかはテロ後の大きな国家的課題となっていた。
集団訴訟になってしまうと賠償額が天文学的になりアメリカ経済>>続きを読む
【レジデンス・ファンタジーの仮面をかぶった風刺作】
愛する二人が入居した部屋は、キスをすると明かりがつき、蛇口を撫でると水が出る。
幸せな同居生活が始まったと思いきや、管理人から椅子をもらったの>>続きを読む
【「からゆきさん」とは】
19世紀後半に東南アジアに売られ過酷な環境で娼婦として働かされた少女たち。
山崎朋子が著した原作で描き出され、この映画で広く知られることになったという。
近代史研究を>>続きを読む
【偽札犯に払う前金がなければ犯罪に使われる金を奪えばいいじゃない】
爆弾犯屋上追い込みからのブシャーで派手に始まり、惨殺されたバディの仇を取るべくシークレット・サービスのチャンスは偽札犯マスター>>続きを読む
【本当は都はるみが好きなんです!】
劇画『メスよ輝け!』を当時愛読していたのに映画化作品を観る機会が今に至るまでなかった。
看護師であった浪子の日記を息子の弘平が読み進めつつ、浪子の回想として>>続きを読む
【ロウソクはまだ消えていない】
恩送り、すなわち恩を返さずその代わりに別の3人に親切を与えて、その3人はまたそれぞれ別の3人に与えていく…
ユージーン先生の問いかけに対して生徒トレヴァーが発案>>続きを読む
【「解決法を見つけてほしい」】
ベジタリアンとして育てられ姉アレックスと同じ獣医学部に入学したジュスティーヌは、入寮したその日に先輩たちから「血」の洗礼を浴び、さらにウサギの腎臓を無理矢理食べさ>>続きを読む
【川口浩の酔っ払い演技、うまいなあ】
「親不孝通り」とは天神の予備校ストリートではなくここでは東京の銀座五丁目あたりの飲み屋が軒を連ねる繁華街のこと。
故郷を離れ東京で大学生活を送りつつ外国人>>続きを読む
【キャメロン君の成長物語である】
タイトルだけは知っていたが監督やストーリーなどの背景は全く知らずに観たので、まさかおサボリ青春コメディだったとは。
やっぱりこの邦題はちょっとなあ。
フェリス>>続きを読む
【1960年4月16日3時1分前】
ウォン・カーウァイ監督による結果的に三部作となった作品の一作目。
登場してくる男女の誰もが誰かに想いを持ち、そして誰もが誰かとすれ違ってしまう群像を、夜を中>>続きを読む
【コンビニからエロ雑誌が消える頃の物語】
サブカル雑誌の編集に憧れて出版社に採用された詩織は、初日にその雑誌が休刊になるという憂き目に遭い、男性向け成人雑誌の編集部に配属されることになる。
散>>続きを読む
小杏への恋心を秘めたまま茫然とする阿清がいじらしい。
見どころと思えたのはここだけで、自分にはハマらなかった。
【溢れ出る才能の耐えられない重さ】
ニコラス・ケイジが、過去に幾多の名作に出演したものの浪費癖で落ちぶれてしまい家族の絆も取り戻せなくなった俳優ニック・ケイジに扮するコメディ映画。
ニックのマ>>続きを読む
【ハゲワシとの睨み合い勝負】
そりゃ地上600mの旧テレビ塔に登るシチュエーションを作るためにはある程度非現実的なストーリー作らにゃいけんし、
極限の状況下ではエーッと思うような行動をとるのもま>>続きを読む
【義眼は飲むものでも握りしめるものでもありません】
流行りのフォークソングをそのままドラマにしたような作品だった。
引っ越し、引っ越し、そして引っ越し。
イケメン高岡健二と可憐な秋吉久美子を>>続きを読む
【アスタラビスタ、ベイビー】
・ワイらはコーデックスしか見えんのやすまんな
・ニューヨークに行きたいかー!
・ラストダンスはラスベガスであの人と
・シンビオートは攻める手段でもあるが逃げる手段で>>続きを読む
【離れた距離から多くの敵を撃った「レジェンド」は…】
至近距離から「味方」に撃たれてその生命を終えた。
あんな銃弾飛び交う戦闘真っ只中で兵士と妻がカジュアルに私用電話するのって許されるもんなの>>続きを読む
【硝子氏による不滅男へのストーキング】
ミスター・ガラスだけでなく愛息からもその超人的肉体を認めるよう促されるデイヴィッドは、さらに別の感覚的能力まで備わっていたことに気づき、そして自分が勧善懲>>続きを読む
【得たものも失ったものも大きかった夏休み】
自分が教えた水泳が遠因で男友だちを失うことになった同じ海で女友だちと笑顔で泳ぐ心境はちょっと理解しがたかった。
ごめんね。
【イヤイヤ田舎に連れてかれたら偏屈なじーちゃんがいた】
…というありがちなオープニングで、ボクと妹と弟は駅からじーちゃんの運転するkangooに乗らされて田舎の家へ。
じーちゃんと衝突したりば>>続きを読む
【チェット・ベイカー物語】
ドラッグによる転落後の復活に向けてもがく白人ジャズトランペット奏者を描く。
暴行を受けてアゴを砕かれ全盛期の演奏ができなくなる危機を恋人の献身的な支援を受けながらマ>>続きを読む
【殿下の出世し始め物語】
同名アルバムが日本でも話題になった頃は自分はプリンスが苦手というか正直嫌いだったのでアルバムを聴くことはなくTVでよく流れるPVをチラチラ観るくらいだった。
ちょっと前>>続きを読む
【前作をなぞりすぎでは…】
周りは参加せず一人または二人だけでやっているミュージカルシーン、裁判映画でない作品の法廷シーンなど自分が好きでない要素がメインの作品だったのでどうしても評価は高くなら>>続きを読む
【脳内リンチ】
実はこれまで未鑑賞だったので、映画館であらすじも読まず10のヒントも見ずに力試しに観てみたらやはり脳味噌を目一杯使わされてもなお理解しきれず玉砕。
日をおかずに解説サイトとヒン>>続きを読む