東映の時代劇だけど、これはチャンバラではなく、画家を描いたドラマ。原作小説あり。文部省選定にしては、内容が娯楽的
監督・キャストがいつもの東映時代劇のメンバーだけど、シリアスもできることに関心。監督>>続きを読む
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橋蔵が若殿と船頭と2役演じる、東映娯楽時代劇(時代劇スターは2役をよくやります)。
一番の見どころは、クライマックスの殺陣で、橋蔵の2つのキャラクターが画面に交互に出てきて、橋蔵は殺陣もキャラクター>>続きを読む
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橋蔵の金さん(役名は金さんではなく文吉)で、ミステリー時代劇。
橋蔵が目明かしを巻くために、逃げるシーンのコミカルで軽やかなアクションが圧巻。何度でも見たくなる。
お白州のシーンは千恵蔵なんかの「>>続きを読む
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有吉佐和子原作の文芸もの。芦川いづみさんが尼さんの役で、サムネイルからふざけた話なのかと思ったけど、いづみさんは真面目に尼さんで、良作だった。
撮影が姫田真佐久。自然がたっぷり出てきて、ストーリーは>>続きを読む
裕次郎の初期作品というわけでもないのに、50年代のクラシックな雰囲気で、かつコミカルでセンスも良くて、すごく好きな作品。裕次郎が手紙読んでるシーンの演出。当時の自由が丘、丸の内
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時代劇というよりは、アドベンチャーもの。橋蔵は信長みたいな感じか。
沢島監督らしい、とても迫力のある横移動・縦移動、八幡船が帰る海岸の様子も素晴らしい。一方で、モブの扱いなどちょっと雑とでもいうのか>>続きを読む
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マカロニウェスタンの影響か、クライマックスは鶴田浩二が着流しでマシンガンをぶっ放し、白い服の男が血まみれで死ぬ。舞台はマカオで、鶴田浩二が着流しでマカオを歩く、シュールなシーンも。で>>続きを読む
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里見浩太朗が学生運動家、平幹二朗はノンポリの新左翼の話、または第二次大戦中のレジスタンスのような話。
きれいに動くのではなく、めちゃくちゃに刀を振り回す殺陣は、里見浩太朗が似合うのかも。
豪華キャストのお正月映画。監督は「警視庁物語」の最初期を担当した小沢茂弘(キャリアが長く続いたようでうれしい)。
カルト映画や、マカロニのようなケレン味と、着流し任侠らしいしっとり感。見せ場が続き(>>続きを読む
シリーズ第5作。意外性のある展開、クライマックスの対決、ラストの余韻と、これは面白いと思ったら、日活のサイトでも「シリーズ最高傑作と呼び声高い」と。そうだよね。
居酒屋で白木マリが帰り、佐々木孝丸が>>続きを読む
日活の「事件記者」シリーズでちゃっかり者の記者・ガンさん役の山田吾一が、対照的な好青年を演じた、サラリーマンコメディ。劇中で、映画を見るなら「事件記者」というセリフがあって楽しい(日活は楽屋落ちが多い>>続きを読む
太陽族映画ではなく、明朗な青春もの。「坊っちゃん」を参考にしてるのかな? 脚本は「抜き打ちの竜」シリーズなどでおなじみの松浦武郎。この当時は既に学生運動がはやっていたのかな?
第二東映のマーク、初めて見た。
女性がバカっぽく描かれ過ぎていたり、笑える要素が古くさく感じるけど、最終的に大団円で、いかにも東映娯楽時代劇で楽しい。
里見浩太朗は怖がる場面など、バカっぽく見える>>続きを読む
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ハーベイ・ワインスタインの性暴力問題を報道したニューヨーク・タイムズの女性記者の話。
サスペンスフルかつ、ショッキングな内容(性暴力シーンはなし)で、ストーリーは先が気になりよくできてるけど、あくま>>続きを読む
ヒット曲「若いお巡りさん」を基にした歌謡映画で、久松静児の「警察日記」の舞台を上野の交番に移したような作品。
当時の生活の様子(子どもが売り子をしてるとか、行商人がいるとか)など興味深くて、飽きない>>続きを読む
千代之介や橋蔵の方が似合いそうな、水もしたたるいい男の役を錦之助がやるのは珍しいかも。バッチリそう見えるのがすごい。
ラストの美之助の気持ちの変化は、普通ならあり得ない感じがしそうだけど、錦之助は細>>続きを読む
岩出山藩(仙台藩・伊達家の分家)は戊辰戦争に参加したため、禄高を大幅に減らされ、生きるために北海道の開拓に挑戦する。
なんとなく独立プロ作品っぽいと思ったら、原作者の本庄睦男は共産党員だったようだ。>>続きを読む
前半はいかにもこの監督らしくてうまいけど、起承転結のバランスが悪く感じた(話を削ってるんだろうか)。ベタベタの関西弁なので、大阪の南の話かと思ったら、舞台は神戸。
橋蔵の出演した作品で、時代劇ではな>>続きを読む
小高雄二を助けに来たアキラが、部屋にいたヤクザを次々と殴るシーンがワンカットで、いかにもアキラらしくアクションがうまい。地味だけどいいシーン。
内容は「カサブランカ」の翻案で、あの作品にあったレジス>>続きを読む
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56年の日活映画「地底の歌」と同じ原作を再映画化。話はラスト近くの花子の現れ方などが違っているだけで、大体同じ。56年作ではダイヤモンド冬に裕次郎。鉄を演じた高品格は今作で警官役
主に演劇のようなセ>>続きを読む
同名の歌を基にした歌謡映画で、アクションではなくメロドラマ。主演2人の誠実な人柄や演技にジーンとする。
撮影は姫田真佐久。主演の2人が橋で会うシーン、高橋英樹を慰めて3人で繁華街を歩くシーンの長回し>>続きを読む
前半に、人物を上から撮っているワンカットのシーンが何度か出てくるけど、クレーンで撮影しているのか、不思議な動き。よくできていると思う。もうちょっと後の時代の東映時代劇では、こういうのは出てこない。>>続きを読む
60年代後半以降の作品は苦手だけど、ニューアクションは好きだと思っていたら、長谷部安春も西村潔も「探偵物語」なんかのテレビのアクションの演出家だった。見慣れているから好きなのかも
この作品は、見せ方>>続きを読む
宍戸錠の主演第2作で、日本を舞台にした和製西部劇。愛称のエースのジョーはこの作品から? 「新人」クレジットのある弟の郷鍈治と共演している。
意外性のあるカメラワーク、横長の迫力のあるシーン、広大な野>>続きを読む
「任侠東海道」では途中までだった荒神山の喧嘩が最後まで描かれる。錦之助の世代はゲスト的な出演で、代わりに北大路欣也、松方弘樹など。
脚本が俳優をいかしきれてない感じがするけど、大川橋蔵は良かった。北>>続きを読む
千恵蔵の次郎長シリーズ3作目。
歌右衛門が国定忠治に扮し、千恵蔵と歌右衛門の絡みが見どころ。歌右衛門と千恵蔵の1対1の対決シーン、落ちがどうなるかハラハラした。
忠治一家が賭場を荒らすのはいいの>>続きを読む
名画座でもおなじみの人気の作品。
東宝や日活のニューアクション、テレビの「大都会」で活躍した脚本家・永原秀一のデビュー作(60年代後半〜70年代のアクションはみんなこの人の功績かと思うような作品の数>>続きを読む
美空ひばり&東千代之介の「ひばり捕物帖」シリーズの最終作。
シリーズこれまでの作品はラブコメ要素が強かったけど、この作品は近衛十四郎を準主役に迎えたオーソドックスな時代劇(監督の好みだろうか? 兄の>>続きを読む
沢島忠の「人生劇場」ではこれが一番好きかな。
「一心太助」の魚河岸の場面とそっくりな横移動、角が酔っ払う場面の長回し、クライマックスの殴り込みでは、敵の姿を観客だけに見えるような撮り方でハラハラさせ>>続きを読む