大きいいぬさんの映画レビュー・感想・評価

大きいいぬ

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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

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原作のぼやぼやとした生と死の表現が、そのまま映像化されたような感じ🚂

ジョバンニとカンパネルラは、時系列の「現在」で一緒にいる時間は無かったけど、汽車の中では一緒にいる事は当たり前だと何度も言ってて
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

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むちゃコメディ映画だった!個人的に好きなギャグジャンル🪐

登場人物の行動と、着てるTシャツの文字や背景の看板の文字が重なってるの観るとニッコリしちゃうタイプだから、そーゆー人におすすめ🪧

ここまで
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

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原作未読。ドラマ観てた。
整くんのあの独特な話し方と間!!!お久しぶりですモジャモジャ

自分が知らないもっと上の代から続く歴史を継承する事って素敵だけど、考え方変えると人生狂っちゃうんだね…。
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正体(2024年製作の映画)

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とてつもねぇスピード感と緊迫感満載の映画だった…。

結果だけはホッとするけど、それまでの生き様を考えると、喜ぶだけでは終われなかった。
人間でいる以上ついて回る「信じる」ことと「疑う」ことが、ここま
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舟を編む(2013年製作の映画)

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原作読んでドラマを観て、念願の映画🎥

原作で描かれた登場人物の私情や内面描写を入れず、ただひたむきに「辞書を作る」事を目指す辞書編集部さん達がとにかくかっこよかった…。

口から出た言葉がその後のシ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

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前作で1番最初に流れていたあの音楽が、今作でこんな風に繋がるなんて…!
危機に迫った時の、「自然」の動きがとにかく大きくて、人間って「自然」に対して本当に何も出来ないんだなと感じる。

四季を知ってる
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Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA(2024年製作の映画)

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真っ白の世界から色が塗り替えられる…
訳ではなく、あくまで真っ白ベースを続けた世界。
このまんまで良いんだよーって言ってくれてるみたいで、こんな所からもミセスの優しさが伝わってきた☁

ライブを映像に
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わんわん物語(1955年製作の映画)

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音楽の授業でちょっとずつ観てきた感じだったから、止めずにフルで観たのは初めて。
(シャム猫の曲歌ったなぁ…)

レディが日常から非日常へ冒険するのはもちろん、トランプも野良生活から大きな動きもあって、
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

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お父さんの表情がとにかく繊細で、同じ立場になった事は無いけれど、苦悩がありながら息子の為にと動くシーンにとにかく感情移入した…🩰

この世界の子供と大人の「日常」が対比していて、しっかり境界線引かれて
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キリエのうた(2023年製作の映画)

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何も出来ないもどかしさを持ちながら観てた。
物理的には見えない強い繋がりがあるのに、立ち向かえない法律とか難しい事がその繋がり、境界線をぶち壊してく感覚。

下から、もしくは登場人物と同じ目線でののカ
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怒り(2016年製作の映画)

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人を信じすぎるなと言う人も居るけれど、この映画観てると信じないと傷つける事もあるのを知った。
逆に、信じてた人からの裏切りがどれ程のもんか突きつけられた。
…けど、これはもう双方に感情移入しちゃうよお
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犬部!(2021年製作の映画)

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私にとっては全然遠くない社会問題の1つ。
動物との向き合い方に正解は無い、という言葉は本当にそうだと思う。

それにしても、色んなこと一旦置いといて。
犬が可愛い。大好き。私も犬バカだわ…

スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

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初めての三谷映画〜!

最初から最後までみんなバタバタしてて面白かった☎

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

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知ってる気でいた世界の奥を見た気分。
凪沙と一果が住んでたアパートの部屋に差し込む光が凄いカラフルで、その時の2人の暮らしと対照的だった🪟

「虐待母→一般母」の一果のお母さんに対して、「良き親戚→ダ
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罪の声(2020年製作の映画)

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あらすじだけ読んだ時、「あー、犯罪に加担した子どもの声、『罪の声』かぁ。」って思ってたけど、
映画を観るとその1人だけの言葉じゃ無いって気付いたし、その人もそれだけが理由じゃなくて、心がずっと苦しかっ
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夏の終り(2012年製作の映画)

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純文学小説家の物語をチラ見させていただいてるような映画だった👀
登場人物全員ヒステリックだ☆

登場人物の心情と「煙」がかなりリンクしてた。実際、回想シーンではタバコあんま吸ってなかった🚬

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

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ディズニー作品って良い奴悪い奴がハッキリ存在してるイメージがあったんやけど、思春期を越えてる自分は、
「全部大事な感情…!」「悪者居ない…!」
って思いながら観てた🧠
大人と子どもでは視点変わるだろう
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きみの色(2024年製作の映画)

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ストーリーが進むと同時に真っ白なキャンバスが彩られていくような、塗り重ねられたような、そんな感覚💭

感情の奥底に深く触れず、でも感情移入しちゃう…!
最後のシーンは、本当にその場に立って観ているよう
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

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原作絶賛読んでる📖´-

絵が独特!!かなり好き!!!
京都の人間だから、あの街はこんな風に見えてるのか、って違う視点があった🚶‍♀️
1日1季節で、夜の描写が多いのに、題名は「短し」なのかぁー。
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

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原作未読。だから映画only視点。

矢口くんの心情にだけBGMが当てられて、他は生活音だけやったのがむちゃくちゃ良かった。
映画のBGMはほとんどの場面で付いてるイメージだったから、明確な場所にだけ
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ラストマイル(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

何言ってもネタバレになっちゃう…。
ので、一応。

最近は現代社会を扱う映画がよくあるけど、それって1つに絞られてる事が多くて、一方でこの映画はとにかく沢山だった(語彙力)
でもそれ全部繋がってるんだ
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化け猫あんずちゃん(2024年製作の映画)

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アニメーションなんだけど、絵本を読んでるような、実写を見ているような感覚🏍

登場人物それぞれ、メインでは描かれない部分が凄く多くて、観終わったあと
『どうなったんだろ…』
『そもそもどんな人生があっ
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

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今年この作品のミュージカルを見て。
で、映画観るのはすごく久しぶりで。

改めてこのシリーズに触れて、こんなにも人物同士の繋がりがあるんだから、『片隅』とは言えど片隅にひとりぼっちになる事はないんだな
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劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とにっっっっっかくアニメーション!!!

内容自体は難解やったけど、襖で『1日』を仕切ってる演出は、凄く分かりやすかった📅
あと、人々透けてたよね…???
だから、ストーリーも襖に貼られた和紙に書かれ
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

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引越し奉行片桐さんの声にだんだん自信が付いてハッキリしてくるのが、ストーリーの展開とともに成長が表されてた📦

私は時代劇(って言うのかな?)を観たの初めてやったけど、このジャンルでここまで感受性豊か
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ルックバック(2024年製作の映画)

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2人の出会いも、生活も、漫画にありそうな「日常」で。
なのに、それを背景に流れる壮大な音楽と、2人の揺れ動く感情が私には「非日常」に見えてとにかく輝いてた📕🗯

たった1時間で濃厚な数年を表現出来るの
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幸福のスイッチ(2006年製作の映画)

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田舎と都会の人同士の距離感がよく分かる映画。
私は映画のような田舎には住んだことが無いし、多分あの距離感に疲れちゃう側の人間だろうなぁと思うけど、直接会って繋がる交流って良いなと思った💡

地元名物が
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ディア・ファミリー(2024年製作の映画)

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「実話」という言葉の重み。

登場人物の心情を読み取る場面が少なくて、それは、考えるより前に行動に移してるお父さん達家族の生き様を写してたんやろなぁ🫀

心情読み取り場面が少ない分…照明での家族の心の
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帰ってきた あぶない刑事(2024年製作の映画)

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初あぶ刑事。
完全に、柴田恭兵さん目当てです…。
ガチになったら声が低くなるユージが最高でした(オタク)

今の時代じゃ見られないぶっ飛び演出でむちゃくちゃ面白かった。

バディものって「2人で1人」
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関心領域(2023年製作の映画)

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映画が終わった時、
「今こんなに関心を持っても、すぐ忘れるんだろうな」
「同じ時間に観た人は、どこまでこの話に関心を持つのかな」
って考えた。題名にもあるけど、何をどこまで関心を持つかってすごく難しい
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違国日記(2023年製作の映画)

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原作未読。
あらすじを語るだけじゃ足りない映画って、はじめて。

作品の中の心情って、人物が出たりセリフを放つことで理解できるものやと思ってたけど、光と画面の余白でも、人の心情は表現できるんやなーって
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

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「観て楽しむ」が映画だと思ってたけど、この作品は加えて「読んで楽しむ」を取り入れてて、新しいなぁと思った✏️

映画の中の映画っていうシチュエーションがすごい好きやから、これは刺さった。
撮影?現実?
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

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場面の切り替わりがとにかく多いなと感じて、それが夢と現実の区別を付けにくくする演出方法なのかなと思った🫧

あのエラーメッセージ絶対白石くんじゃん…バカ…

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

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心の距離と物理的な距離ってこんなに違うんだ…。

LINEのメッセージが観ている画面上に出てくるのはよくあるシーンやけど、見た事ない演出で個人的に好き、となった✉️

ちひろさん(2023年製作の映画)

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こんな人になりたいと思ったけど、これはちひろさんが持つ「宇宙人」だなー。

全体的に穏やかで、ありふれた日常だなと思いつつ、1人1人に注目すると、背景に沢山の出来事を抱えながら日常を過ごそうとしてるん
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瞼の転校生(2023年製作の映画)

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映画の中の生活音と、映画BGMのマッチが凄すぎる、こんな違和感なく耳に音楽が入るのは初めて。

大衆演劇という枠の中にいたゆうき君と、学校という枠から出たけん君と、学校の枠に居たまま他の枠に入るまやち
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