正月の3日に人でごった返すモールの映画館にてひっそり鑑賞。御茶ノ水ほど都心で居心地が良い場所はないが、山の上ホテルには泊まったことはない。
本作、のんの狂気の演技が光ります。眼の見開き具合、文豪コール>>続きを読む
冒頭から京都撮影所にタイムスリップするまでほんの僅か、テンポよし。意外とすぐに20年代にも幕末の志士が馴染んでるし、京都の寺の和尚宅で食卓を囲んでる場面は笑える。水戸黄門も暴れん坊将軍も銭形平次も大岡>>続きを読む
健治が語る保険金詐欺講座で爆笑。可笑しくて可笑しくて吹き出しながら観ていたら、同じ列の人も笑いのツボが同じだったらしく吹き出していた。
冤罪の可能性も0ではないと思うが、林健治と眞須美の詐欺を繰り返>>続きを読む
プラターズの「煙が目にしみる」が流れるあたり何だか怖かったです。ヤン師匠、最高です!
団地や郊外にノスタルジーを感じてしまうのは、昭和の残り数年生まれのせいで何かしらのスイッチが否が応でも押されてしまうのかもしれない。
多摩ニュータウンのある種箱庭的風景はジブリのそれであるし(耳をすま>>続きを読む
2020年代のキナくさい日本よりも、バブル崩壊後の台湾も閉塞感があるが、マシかも。オールドフォックスはまだマシだよ。
20年近く前大学入学時の新歓オリエンテーションで箱根に行った。その際、深夜に
映画史家の四方田I彦教授が本作を宿の広い部屋で上映していたのを思い出した。
北野さん、無理心中するならあんただよなぁ…。
加藤和彦が自死したとき当方も軽井沢にいた。当時、自身はギタリストの加藤崇之(素晴らしき変人ギタリスト!)さんに師事しており、丁度彼の地で合宿の最中だった。和彦と崇之は音楽性等もあまり接点がないと思うが>>続きを読む
平日のミニシアターの観客は2人。監督の前作が素晴らしかったので、本作も公開を待ち望んでました。
移民に対する差別意識や憎悪は相変わらず欧米の通奏低音となっているのかと思いつつ観てました。
上映後、シネ>>続きを読む
音楽が勝井祐ニでアルトサックスが何か坂田明っぽい響きだなと思って観ていたら案の定、エンドロールで合点。
カジキ釣りの爺さんが粋だよね。
家が綺麗だなあと思いながら観始め、そういやジャックタチのぼくの伯父さんも家がスタイリッシュだったと反芻。収容所に隣接しているせいか終始ゴーーという機械音と叫び声が通奏低音で鳴っている。がしかし、家族は>>続きを読む
岩下志麻が超絶美人。三國連太郎は後年の先取りか瀬戸内で釣りをしている。
女の情念と男の軽薄さを描いた陰鬱さはテーマだが、70年代初頭の瀬戸内近辺を知れるのも面白い。何回も言いますが、岩下志麻がまあ美人>>続きを読む
長野の冬の風景がめちゃくちゃ綺麗。ストーリーは取り立てて何かというのはないが、そこがないのが良い。芸能プロダクションが適当経営だったり、意外と皆タバコ吸ってたり、マッチングアプリが出てきたり、何気ない>>続きを読む
自称映画監督のナルシストぶりが意味不明で全くもって入り込めなかった。あいつが言うと人生が無意味だとかいう人生哲学が軽いんだよ。でもってスポメニックを宇宙船に喩えてSFみたいなこと言ってるし、観てるのか>>続きを読む
確か、本作が世界同時配信されたのは2022年の12月だったが、まさか2023年の日本橋のマンダリンオリエンタルのあい向かいでモノクロの映像を拝むとはね。
スカタライツの面々、リーペリー、ボブマーリーの生前がコンパクトに拝めます。
ブエナビスタソシアルクラブと同じような展開なのだが、渡航のいく先はカーネギーホールならぬ我らがトーキョーのキネマ倶楽部。司会は石田靖。
雪山と50セントのサンプリング曲が不気味で合わない。最初はなんだこの映画はと思った。障碍とか性別的役割分担意識をはじめ現代的問題をサスペンスの体をかりて表現している。