KOUさんの映画レビュー・感想・評価

KOU

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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

4.0

比べるものではないが、最近の北欧映画もカナダ映画も、一個人にフォーカスして深掘りする物語りが得意な気がする。小さくて真摯で誠実で、ときに見てられない赤裸々で、アジア人の私でも共感せずにはいられないもの>>続きを読む

私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いい意味で裏切ってくれる展開、時が流れる時間軸がよかった。主人公が歩道橋で話した「裏とか過去とかいい、私の物語りの主人公は私だ(うろ覚え)」と、そのエネルギッシュな振る舞いがとても輝いてた。

コメデ
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どうすりゃいいんだよ。

両親の話まっったく聞き取れず、数少ない聞き取れたのは、パパがそうしたいから、ママがそう言ったからとか、お互いに責任を押し付けるような言葉だった。前後の話しがわからないぶん、な
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新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!(2024年製作の映画)

3.2

髙石あかりが輝いた。。舞台挨拶でリアル中井友望を拝見できたのも良かった。全然雰囲気違くてステキな方。劇伴がギターで終始青春的で眩しかった。

ペパーミントソーダ 4K修復版(1977年製作の映画)

4.0

中学生、教師、母、一括りに留まらないさまざまな女性像が出てくる。一人ひとりの個性や葛藤が立体的で、全員もっと掘り下げたいぐらいキャラが立ってて豊かに感じる。

姉への深い愛がキャラクターから垣間見え、
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モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

他の島の民がモアナの島に行くシーンでゾッとした。。

モアナがそのまま神に、マウイがそのまま人間に、というほろ苦い結末でもよかったのに、ディズニーはさすがにそういうわけにいかないか。

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.6

絶対的ヒーローの不在、時代に生きる人々が主役。

デモ運動のシーンが自分の経験と重なり鳥肌が止まらなかった。

終わり方がやや抒情的すぎるけど、綺麗なまとめ方と感じた。

悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラスト、もうちょっと不意に撮られてた風な映像ならよりいいかも。

朝がくるとむなしくなる(2022年製作の映画)

3.7

言いたいことを言えず、その場の空気に調和されてしまうことは多々ある。その感覚。

カーテンレールをやっと直し、カーペットの上で横になるシーンが良かった。

破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.5

お祓いの儀式の歌がいちいちかっこよくてずっと聴いていきたい。

今普通に暮らせてるからいいじやん、蒸し返してどうする?の会話がキーだと思う。

四月(2024年製作の映画)

3.7

評価しにくい、神妙シーンを全カットしてもっかいみたい。

未完成の映画(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

旧暦新年のとき、防護服スタッフと患者が一緒に踊る映像にとても感動した。台湾では、防護服スタッフが非人道な対応ばかりする中国政府の犬とのニュースだらけで、少し滑稽だが、温かい人間味の溢れるシーンだ。>>続きを読む

ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

4.0

群れや大衆の理不尽さを描くブラックコメディ、その的は主人公である構造で、観客に充分な不快さとストレスを与え、とても賢くて采配が上手い一作。

ポールというキャラの解像度が高すぎ。その性格が身近にいる親
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黙視録(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

監視社会の話、承認欲求の話、家族愛の話、どれも興味深いトピックスだが、本作の落とし所はミステリーなので、鑑賞中に冗長で混乱を感じてしまった。

鑑賞後に咀嚼し直すとやっとピックアップできたくらい、リズ
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フィクショナル(2024年製作の映画)

3.8

ネット上の出来事は、現実にどう響くことはずっと興味深く思うトピックで、それをあくどく見せてくれる一作(良い意味で)。

扱うテーマで、野木亜希子のフェイクニュース、R・F・クァンのYellowface
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ザ・ゲスイドウズ(2025年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あのおばあちゃんがオーディションなのか。。良いキャラ。

動物界(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

X-men2作目のような話。変異する人間と共存か隔離か、政府の対策と市民の反応を描く作品。アジアの国ならどうなるんだろ。。と思わず考えてしまう。

最後のスピード感がとても良かった。どう見てもバッドエ
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マルチェロ・ミオ(2024年製作の映画)

1.5

不勉強で申し訳ないが、ヨーロッパ映画に詳しくなく終始ポカンだった。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.2

Vフォー・ヴェンデッタとても好きだけど、生身の人間に信念やイデアを背負わせるのは危険で、あんまりにも残酷だと、見ておもった。

妄想と現実パートがよいバランスを取った良作だ。

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.0

劇中に登場した人物どれも好きになれず、意味がわからないとずっと困惑してたけど、見終わったらとても好きな一作だなとふっと思ってしまう。この心境の変化はまだ探り中。

音楽がD.A.Nで納得、すごく良かっ
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

誠実で鋭い作品。オチの付け方がオーソドックスだけど胸熱。「今の若者にも希望持とうよ」の会話に打たれた。

台湾映画の『青春の反抗』と似たようなアプローチでこっちの方が全然洗練で鮮烈だった。

エストニアの聖なるカンフーマスター(2023年製作の映画)

3.5

香港のカンフー映画が白人がやったら、の一作。音作りがめちゃくちゃ丁寧なところが良かった。

ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ(2024年製作の映画)

4.0

本編をもう一度見た気分になった。ある大変そうなアクションシーンで、さりげなく「カット21!」のアナウンスを聞いて驚いた、いい映画作ってくれてありがとう。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

エンディングに、アメリカ人特有のあの天真爛漫な笑みに、大統領の死体を囲んだ集合写真のチョイスが秀逸すぎる。

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

3.2

雰囲気と映像美重視の作品。目線の誘導が非常にうまくてとてもよかったが、脚本がくったくたで軸が曖昧。タクヤ役の子もルックスとスケートスキルがステキな一方、いまいちな演技(特にスケート下手期)が目に入って>>続きを読む