JPさんの映画レビュー・感想・評価

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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.8

必勝3ルール「負けを絶対に認めない」とか、手段を選ばず違法行為も臆さないとか、訴訟相手のプライベートなスキャンダル等の弱みを握って揺するとか、「リーガル・ハイ」の古美門スタイル!
人の数だけ正義がある
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

気功がチートすぎて刃物や銃弾まで無効化してて笑ったし、そいつの倒し方がもう完全に「化け物退治」で更に笑った。

「ビーキーパー」が見たかったのだが、スケジュール的に合わず今作を観た。結果的に「ビーキー
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(2025年製作の映画)

4.2

虚実のバランスがどんどん崩壊し、「悪夢から目覚めてもまた別の悪夢の中にいる」の連続。こえ〜!

長塚圭三の「PERFECT DAYS」ばりの日常の所作がめちゃくちゃリアルなのに対し、彼の周りで繰り広げ
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

開幕から度肝を抜かれる。なるほど、スタジオカラーの「シン・ガンダム」ってこと?!
「シン・ウルトラマン」の開幕が「ウルトラQ」のリメイクだったように、今回の「Beginning」パートも、その位置付け
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.3

開幕、水中のサメ目線のカメラ。薄暗い夜の海。海藻をかき分けるように、手前から奥へカメラが進んでいく。
そこから一転、場面は夜の砂浜へ移る。キャンプファイヤーをしている集団を左から右へとカメラが進んでい
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室町無頼(2024年製作の映画)

1.1

▼良かったところ
終盤、長尾謙杜によるワンショット大立ち回りが見応え抜群!たとえ疑似ワンショットだと分かっていても、俊敏な身のこなしで屋根の上まで駆け抜けていくカメラワークと殺陣に見入ってしまった。
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アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

4.8

べらぼうに面白い!!これはソフトで手元に置いて好きな時に好きなエピソードを繰り返し何度も家で見たくなるタイプの作品。あと謎の年末感もある。登場人物が極端に少ないから?「COFFEE&CIGARETTE>>続きを読む

大きな家(2024年製作の映画)

3.6

まさに、「大きな家」。
ここに暮らすほぼみんなが「ここは家じゃない。施設だ。」と言うのに対し、ラストの彼だけが「ここは家だ」と宣言する。

ハンバートハンバートの「トンネル」が素晴らしいのはもちろん、
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.2

▼「September」を聴いただけで涙が出る身体になってしまう傑作

セリフなしの102分。しかしそれを補うアニメーション表現と、素晴らしすぎる音楽!「September」が流れる映像作品は数あ
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チネチッタで会いましょう(2023年製作の映画)

2.4

ナンニ・モレッティ監督がほんまにこんな頑固者だったらめっちゃいやだ。

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年製作の映画)

2.7

うーん、「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」とかの子供向けアニメを大人も楽しめるようにしました映画、かと思いきや…やってることがあの頃のTVシリーズとあんまり変わってなくてやや肩透かし…というか変わってなさすぎて>>続きを読む

ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.3

めっっちゃIMAX案件!劇中3〜4回ほど地震・津波・雪崩が起こるのだが、座席が揺れるくらいの大爆音。もはや4DX。大自然に包まれるのもIMAXの巨大スクリーンの醍醐味。これはやばい。
ストーリーは…
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

芦田愛菜の病室の外で、ガラス一枚隔てて、阿部サダヲと加藤清史郎が紙芝居みたいなんするところでもうダメだった。泣くて。
何が「翔んで埼玉」の武内英樹が送る!ハートフルコメディ!だよ。ガッツリ難病もの・
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クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

2.9

過激さを売りにしている割には、本当にエグい断面とか目を背けたくなるような残虐描写はしっかりと映さないように配慮されていて、思いの外「見やすい」。
ラッセル・クロウがパパの時点で「いや絶対こいつラスボ
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ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

3.2

ただのバイク好き集団が徐々に犯罪集団となり、リーダーの手に負えなくなっていく…って、もう舞台を1960年代シカゴに移しただけでやってることほぼ「東京リベンジャーズ」。
というか、トム・ハーディー割と
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

3.1

空想と現実、過去と現在、一人二役、これらが巧みにミックスされ、見事に翻弄された。途中の竹中直人、軍人か軍医みたいな人で出てきたけど、あれはそういう過去?未来?それとも空想?はたまたただの一人二役?わか>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

2.8

序盤の、救急車の車内を俯瞰ショットで撮ったり、走行中の救急車の周りをグルーっとカメラが周ったりする撮り方は、さすが「最後まで行く」を撮った藤井道人監督!魅せる魅せる。途中の吉岡里帆の家の本棚とか机をむ>>続きを読む

モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

2.8

あの海嫌いなジジイ無理やり連れて行ったのなんだったん??なんの役にも立ってなかったけど!?可哀想に!!

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

もはや地面そのもののような巨大な身体で、地面に植物を色づかせるテ・フィティはまさに「もののけ姫」のダイダラボッチ。その正体が全てを焼き尽くす悪魔テ・カァと表裏一体だったことを考えても、生と死の両方司っ>>続きを読む

PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX(2024年製作の映画)

2.9

こんなん言うたら元も子もないけど、やっぱりあの羊毛フェルトのストップモーションのモルカーたちが見たい…!!主に回想シーンで羊毛フェルトのTVシリーズの場面が一瞬映るが、その度に「いややっぱCGじゃなく>>続きを読む

SAKANAQUARIUM 2024 “turn”(2024年製作の映画)

3.7

いやもうこんなん、絶対「ライブ鑑賞DAY」一択だったやん…?!これ「シネマ鑑賞DAY」で見たい人の方が少ないんじゃない??
そもそもサカナクションの客層なんて、他のお客さんの迷惑になるくらいわーわー
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本心(2024年製作の映画)

3.7

VRで死者を蘇らせることの是非、だけがテーマの映画と思いきや!さらにVRの考察範囲が拡張され、まるでUberEatsのように労働者の身体を消費者が自由に操るという、これまた一筋縄ではいかない問題が提起>>続きを読む

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.1

面白い…!
囚われたお姫様、救い出したハンサムな男性との結婚エンディング、どれをとってもテンプレ童話かつ、か弱い女性が結婚で幸せと自由を手にする、みたいな埃まみれの価値観満載の映画にしかならないはず
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

なるほどこれは確かに面白い!これが「バービー」よりも先に作られていたというのも興味深い。併せて見ると◎
自分が世界の装置に過ぎないと気づき、この世界の構造を変えるために奮闘するという物語も、「ゲーム
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アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024年製作の映画)

1.9

だいぶPOPな「地面師たち」。ちょっとおとなしめの「コンフィデンスマンJ P」。家では頼りないお父さんが頑張っちゃうぞ映画なのはやはり「カメラを止めるな!」の上田監督の作家性。映画クレヨンしんちゃんと>>続きを読む

KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-(2024年製作の映画)

3.4

なんだこれ…!?こんなん映画館で、それも応援上映で見ないとめちゃくちゃ勿体無いじゃん…
ベテラン勢のペンライト芸が凄すぎてもはやSCREEN X。画面で黄金の猛獣たちがウネウネしてると思ったら、客席
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.3

いやあの犬みたいな猿みたいなクリーチャーがきもすぎる!!!!!

インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

クリストファー・ノーラン作品の中でも今作が群を抜いて人気なのは、やっぱりひとえに「泣ける」作品だからなんじゃないかなあ。いや別にいいのよ、「ダンケルク」も「インターステラー」以上に泣きました!みたいな>>続きを読む

HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.3

近未来の話、と言いつつ、もうすでに僕らの社会がこうなりかけてる。監視社会、権力の横暴、在日外国人への差別、これらを学園物語としてここまで描き切っただけでもう100点満点みたいな映画。友情の儚さや脆さと>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

お、おもしれ〜〜!!「哀れなるものたち」ほど過激でもなく、ポップでダークコメディテイストな下剋上物語。ヨルゴス・ランティモス作品の中で一番万人受けするのでは?

支配・被支配の関係性が徐々に曖昧に
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.4

一発大逆転すぎる展開とかはさておき、仲野大賀の終盤のセリフのカッコよさよ!十一人目の賊軍を宣言するあの決め台詞、もう仮面ライダーみたいな見栄切ってた。
基本的に爆薬で戦うから、めっちゃアクションエン
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まる(2024年製作の映画)

4.0

「世にも奇妙な物語」的なワンダーランド展開もありつつ、ことごとく「丸いもの」大喜利を畳み掛ける映像の面白さ!
作者の手を離れた作品がどこまでも拡大解釈され、作者がそれに翻弄されていく。この主軸がぶれ
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五香宮の猫(2024年製作の映画)

4.3

冒頭、猫がマイクにじゃれつき、噛みつき、破壊しかける。まさに映画の破壊!
猫様にとってはドキュメンタリー映画を撮るなんていう人間様のご都合なんぞ知ったこっちゃない。というかそもそも、人間が勝手に決め
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.0

声であらゆるものを破壊する能力者。その恋人が高周波数でカーネイジとの融合が解けてしまうって、なんか…見てて別に「どうなるの!?ドキドキ!」て思わないし、うーん…。ウディ・ハレルソン、「スリービルボード>>続きを読む

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.0

めっちゃ説明セリフが多すぎて笑っちゃう。ヴェノムやエディは百歩譲っても、悪の帝王なのに「私の名前はヌル。」とか言ってんのはもうなんなのよ。親切設計すぎて間抜けだわ。
エンディングのトム・モレロのゴリ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.4

ホアキン・フェニックスの伝説はここから始まったのか…!笑
ちょっと柳楽優弥とかにも見えてくる、あの長いまつ毛と彫りの深さ、そして太く印象的な眉…笑
赤ちゃんからの目線で、ぼやけたホアキンの顔が映る
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