『PERFECT DAYS』評を諸々読む中でヴィム・ヴェンダース監督の代表作である本作への言及を度々目にし、気になっていたもの。
う~ん何か全体的によく分かりませんでした。。
主人公が冒頭口をきか>>続きを読む
クリスマスに鑑賞。
しっかり観たのは10年ぶりくらいだろうか。
いやぁまぁ面白いのは当然だけど、今改めて観ると、めちゃくちゃ丁寧に作劇されているのね。
ネタのフリと回収の手際が見事で今観てもコメデ>>続きを読む
「インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル、「キャロル」のルーニー・マーラ、ニコール・キッドマン>>続きを読む
やさしい人(言うなれば弱者)に寄り添おうとする作品につき、こういった作品にネガティブな評価を加えると構造的に加虐性を帯びるというか、「そういう視点が欠落した者」として捉えられてしまいそうな気もするが、>>続きを読む
ガイ・リッチー監督の新作
「アフガン戦線の砂漠地帯で負傷し、身動きが取れないアメリカ陸軍軍曹。彼は現地通訳人のおかげで生還する。だが、後に通訳人がタリバンに拘束されたことを知り、彼は再びアフガンに戻>>続きを読む
うぉい!!
めっちゃくっちゃ良いやないかい!!
「名作と言われているので多分良いんだろうな」じゃないのよ>観る前の俺へ。
そんな期待を軽々と超克するべらぼうに良い映画でした。
普通に観ても良い作>>続きを読む
アホみたいな感想を述べますが、「やっぱめっちゃ映像綺麗やったわ~」
いやもうほんとこれに尽きやす…。
怒涛の映像表現に飲まれ続ける3時間、なんとまぁ素敵ではないか。
そりゃあ、「ストーリー、10>>続きを読む
評判等からして多分手を出さなくて良い系映画であるも、『洒落怖』等の「ネット発都市伝説ホラー」好きで、当然本作の元ネタにも心躍らされた過去がある私ですので、一応手を出してみました。
以前観た『犬鳴村』>>続きを読む
グァダ兄の新作。
私、あらゆることに知的好奇心を注ぐことが出来るのが自分の強みだと思ってるんだけれど、いかんせん、スポーツ関係にだけは全く興味がそそられないのですよ…。
改善しようとスポーツ観戦と>>続きを読む
なんか色々なところでつまみ観してきた気がするけど、初めて最初から最後までしっかり鑑賞した。
「鬼上司+純粋な新人」×コメディー×ヒューマン、というものすご構造がしっかりした作品につき、そりゃぁもう面>>続きを読む
あらすじを読んだ時点で私の琴線をびよんびよん揺らして来そうな予感がしてすぐに鑑賞。
なかなかのカス野郎映画で、期待通りに良かったです。
もうね、ほんと主人公のレスリーのカス具合が半端ない。
多分>>続きを読む
『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』『ひとよ』『孤狼の血』などなど、とにかく抉ってくる作品をコンスタントに供給してくれる白石和彌監督。
(改めて見ると凄いレパートリー…)
同監督作品ということである程度腹>>続きを読む
事前の評判から相当な凶悪作品だろうと覚悟して鑑賞。
確かになかなかの凶悪具合で、終盤の展開を観たら「わ、そこまでやる『覚悟』を持った作品だったのね。。おみそれしました。。」と相成りました。
特に序盤>>続きを読む
久々の「アクション娯楽超大作」の趣。
な〜んにも考えずにデビッド・リーチ監督のアクション・スペクタクルを堪能しようと思って観てみたら、ラブ・ロマンスの描き方もちゃんと現代版にアップデートされているよ>>続きを読む
マーヴェル作品を観尽くしてしまい「Disney+」を退会してたんだけど、子どもたちがピクサー作品を観たいと言い出してくれたため再加入。
早速『デッドプール&ウルヴァリン』が配信開始となったため、はよ>>続きを読む
界隈でかなり話題になっていたので、早めの配信開始にテンションブチ上がりで鑑賞。
とにかくエモそうな評判を聴いていたので、もっと歪でエッジが効きまくった作品かと思っていたら、思いのほか正攻法で真っすぐ>>続きを読む
(後半でいらん話をしているので長いです。時短の方は前半の作品レビューだけご覧ください)
騙されて12年間を奴隷として生きることとなった自由黒人、ソロモン・ノーサップの手記をベースとした作品。
私と>>続きを読む
「よくぞここまで脚本を練り上げたで賞」をあげる。私が。
いわゆるタイム・パラドックスものだが、ここまでテクニカルに構成を考え抜いた作品も珍しいのでは。
タイム・パラドックスものにもどこに力点を置く>>続きを読む
良く出来たファミリー・ムービー。
ストーリーもよく練られているし、過去作のレガシーを良い塩梅で擦って来るため、金ローとかで『1・2』をアホほど観た自分としては俄然テンションが上がった。
ということ>>続きを読む
いきふん100%映画。
ってことで合う・合わないが強い作品だと思うが、私は「まぁそこまでは面白くないかな…」という感想。
「飲食店経営」が物語の軸となっているのは間違いないが、「経営」という言葉を>>続きを読む
SAWXに向けたSAW復習マラソン。
もともと「ソリッドシチュエーション・ホラー」としてヒットした本作だが、ここら辺から「ゴア・スリラー」化していくんだったですよな。
(初めて本作の歯車トラップを観た>>続きを読む
長らく気になってたや〜つ。
「結婚できなかったら動物にされる」という「何それ?」みたいな設定なのに、めちゃくちゃ冷めたトーン、かつ繊細な具体描写の連続で描かれることで、妙な説得力を醸し出してくるのが>>続きを読む
微妙な評判なども目にしていたが、実際に観てみるとそんな印象はなんのその、普通に超絶面白い作品であった。
そりゃま、映画史のトップあたりに君臨すると言っても過言ではない前作と比べると、みたいなところは>>続きを読む
ドラマ未視聴。
クドカン脚本らしい、色々な目配せがなされた消毒済の無害なコメディー作品。
(というと、なんか妙にトゲがある言い方になっている気もするが悪意はないです…)
キャラクターに魅力があるし>>続きを読む
いや、あんまおもんなかったー!
ってか、上映時間138分って、アホなん?
正直、この作品には「過去観たことの無いタイプのゴア描写」しか期待しようがないんだから、いらんドラマ仕立てのところとかはしょ>>続きを読む
前作が、「映画ってこういうので良いんだよ」系映画としてめっっちゃくちゃよく出来ていて超絶面白かったので続編の本作も鑑賞しました!
うん、相変わらず面白かった!気がする!
というのも、鑑賞したのは2>>続きを読む
ケリー・ライカート作品。
同監督作の感想、とにかく言語化が難しい。
特にこれといった大事件が描かれるわけではないが、確実に映画的ワンダーは発揮されており、鑑賞後のこのなんとも言えない感情は、他作品>>続きを読む
(社会派作品につき、またレビューが長くなってしまいました…。ご留意ください)
なんとも受け止めが難しい映画。
邦画では、こういう「社会的テーマ全振り映画」みたいなのがちょいちょい出て来るが、結局そう>>続きを読む
ついに鑑賞しましたギャスパー・ノエ監督作品。
本作、あらすじの時点で胸糞案件が確定している極悪確定物件につきかなりの覚悟をもって鑑賞。
まず冒頭、時系列を操作されていることによって我々鑑賞者が訳の>>続きを読む
久々の鑑賞。
過去観たときはその超絶サディスティックなゴア描写に度肝を抜かれた記憶があるんだけど、改めて見ると、話の筋として普通に面白いのな。一つの映画作品としてしっかり楽しめる作り。
地下組織、>>続きを読む
アレクサンダー・ペイン監督最新作。
なんこれ、普通にめっちゃ良い映画。
あらすじや前評判から「こんな感じかな〜」とイメージしていたまさにそんな感じだったんだけど、いやまぁ普通にめっちゃ良い。
昨>>続きを読む
政治素人ながら、ひょんなことから川崎市議会議員補欠選挙に立候補することとなった山内和彦氏の選挙運動にただひたすら密着したドキュメンタリー作品。
最近、私が政治周りに強く興味を抱き始めている(立候補し>>続きを読む
人気シリーズの「デイ1」を描くスピンオフ作品。
1も2も好きだったので楽しみに鑑賞したが、想像以上に面白かった。
映画のテーマでもある「デイ1」がどういうものだったのかというところが「モンスターパ>>続きを読む
『SAWⅩ』に向けた復習。
確か次作以降どんどんゴア映画化して行った気がするが、本作はミステリ―とスプラッタのバランスも程よくて良い。
(とは言え、初めて「注射器風呂」を目にしたときはゾッとしたのを>>続きを読む
「とにかくやべぇ映画」みたいな評判を多数目にしていたが、配信等されておらず、「いつか観よう枠」に入れていたところ、なんと近所のGEOで発見。ラッキ。
いやーほんとやべぇでした。。
作品前半は、主人>>続きを読む
数作前にレビューした『シークレット・サンシャイン』が「問いの立て方が完璧な映画」だったとすると、
本作は「問いの立て方に釈然としないものを感じる映画」となってしまった。
本作は私たちに何を投げかけ>>続きを読む