かすとり体力さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

かすとり体力

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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

スピルバーグ監督作品かつ評判も高いというところで、ちょっと期待値を上げすぎてしまったきらいはあるが、それを差っ引くと面白かった。

スピルバーグ監督ってやっぱエンタメ作家で、抽象的な事物よりも具体の世
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

なんかもう少しひねりのある作品なのかと思ったら、(良くも悪くも)真っ向から悪魔祓いを描いた結構真面目な作品だった。

これ個人的な嗜好の話なんだけど、「悪魔」っていう存在に全然ノれないんだよな…。
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バイス(2018年製作の映画)

3.6

ブッシュ政権下において、副大統領として権勢を奮ったディック・チェイニーにフォーカスを当てた伝記映画。

めっちゃ面白かった政治風刺劇『ドント・ルック・アップ』のアダム・マッケイ監督作品ということで、作
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君たちはまだ長いトンネルの中(2022年製作の映画)

3.4

正直、映画作品としてのクオリティは相当に低い。

作品のメッセージが脚本と馴染んでいないので、「シナリオがしっかり目の学習教材映像」みたいになっちゃっている。

また、主人公の女子高生について、愛され
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アートのお値段(2018年製作の映画)

3.7

世界最大のアートオークション、ニューヨークのサザビーズ開催に向けて慌ただしさを増すアーティスト、コレクター、ギャラリスト(画商)などアートを取り巻くステークホルダーの挙動を通じて、「アートの価値」そし>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.9

ワイルド・スピードシリーズのスピンオフ作品。

あ~面白かった!!ってなれるや~つ。

ジェイソン・ステイサムとドウェイン・ジョンソンっていう存在自体に華がある二人がタッグを組んで、ミッション・イン・
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.6

悪くはない。

悪くはないんだが、「アカデミー作品賞受賞」という輝かしい実績と、興味を掻き立てられてしょうがないあらすじによって高めに高められた期待値を、本作は超えてくれなかった。

なお、以下あらす
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

岡田君すごい。
もはや『ジョン・ウィック』やんけ。。

とにかくめっちゃくちゃ面白かったです!

原作未読のせいか分かんないけど、配役もキャラとすんごいマッチしているように見えた。

全員良かったけど
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キャビン(2011年製作の映画)

4.0

ちょい待って。
この手の作品にこれを言うのはちと恥ずかしいが、嘘はつけぬ。

完全に「今年ベスト級」やないかい!
めちゃくちゃ面白かった!

本作を観て自分の性向に改めて気づいたが、私、映画のフォーマ
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キック・アス(2010年製作の映画)

4.0

『キングスマン』のマシュー・ヴォーン監督によるヒーロー映画。
とは言え、主人公の少年は何の特殊能力も持っておらずヒーローに憧れているだけなので、ヒーロー映画というよりも「ヒーローにならんとする映画」と
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.1

急にアマプラ配信されたので久しぶりに鑑賞。


「脚本の勝利」の見本的作品。


最初から最後まで、お話がず~~~~っっっと面白い。求心力の持続とはまさにこのこと。

なんでこんなに面白いんだろう。
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罪の声(2020年製作の映画)

3.5

原作未読。

ミステリー小説の映画化作品って、「映画で語りなおすだけの必然性を感じない」作品が多い印象だが、本作もまさにそういう作品だった。

悪くはないけど良くもないというか。
優等生的であまり刺さ
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.7

『ベイビーわるきゅーれ』『最強殺し屋伝説国岡』の阪本裕吾監督作品。

阪本監督が撮った「村系ホラー」という時点で琴線にビンビン触れるし、最近X上でもぷちバズりしている模様。

作品前半は、阪本監督のク
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1

みんな大好きジョン・ウィックシリーズの4作目(シリーズラスト?)。

169分という長尺ランタイムで、途中若干のダレ感を感じたところもあり、「だからこの手の作品で120分超えはその時点で絶対悪なのよ~
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.7

最近『ファースト・カウ』が話題のケリー・ライカート監督作品。
また、U-NEXTでも少し前から同監督の特集が組まれていて本作も見放題に。

事前に「作品中で何も起きないよ」と聞いていたものの、想像をは
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.8

現在30代後半の私。
幼少期、金ローなどでアホほど放映されていた印象がある本作。

子どもなのでストーリーを追うこともなく、ただただシュワちゃんの眼球飛び出しシーンの衝撃だけが印象に残っていた。

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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.5

これはもうどう見てもクセ強臭をぷんぷん放っているが、塚本晋也監督の出世作というところで一種お勉強的に鑑賞。

はい!クセ激強い!笑

想像の10倍はクセ強かった。

まずですね。

まじで話の筋が意味
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

「2分間タイムループもの」というこれまたヨーロッパ企画らしい作品。

当初この設定を聞いたときには、「これまた複雑な・・・」と感じたものの、今回は登場人物全員が同様のタイムループに巻き込まれこの設定を
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.4


『オアシス』で私の心にぶっとい杭をブッ刺してきたイ・チャンドン監督作品。

結論から言うとあまりハマらなかったが、これは私自身のせいによるところが大きいと思う。
『オアシス』が凄まじすぎて、どうして
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

タイトルのインパクト大。

「ザ・ヒューマンドラマ」な作品。

9.11で最愛の父を亡くした主人公の少年オスカーが、社会との関りなどを通じ、母親との精神的なしこりを解消して父の喪失を乗り越え、一人の人
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.8

気になっていた北欧発ホラーをついに鑑賞。

最近熱い北欧ホラー。
『ハッチング~孵化~』『LAMB/ラム』などがすぐに想起されるが、これらの作品には何らかの共通項がありそうな気がする。

「人間」とい
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.6

熱狂的なファンの方が多くいらっしゃる印象の本作、ついに鑑賞。

結論から言うとあんまりハマらなかったのだけれど、そもそもおっさんが観るべき作品でもなかろうて、マーケティング対象外のやつが色々言うのも野
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.7

清水崇監督と言えば、「お!呪怨の監督が地元福岡最恐心霊スポットを映画化しとるやんけ!観らんと!」と意気揚々と『犬鳴村』を鑑賞し、そのあまりの低品質さ(もうここまで言っちゃう)に衝撃を受けた苦い過去があ>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.9

「主人公カップルの恋愛模様を描く」タイプの恋愛映画ではなく、「恋愛というものの本質」に迫ろうとするタイプの恋愛映画。傑作。

まっじでここまで「All You Need Is Love.」を表現出来て
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.9

『プロミシング・ヤング・ウーマン」で映画が語るジェンダーの文脈を一段階上に押し上げ、(特に私を含む男性陣の)心胆寒からしめたエメラルド・フェネル監督の最新作がひっそりとアマプラ配信。
(もっとアナウン
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

みんな大好きイコライザーシリーズの新作。
(「ファイナル」とか言ってくれるな・・・泣)

やーもう最高過ぎた!

本作においては、過去からちょいちょい感じるところのあったマッコール氏の「サイコ味」が炸
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

伊坂幸太郎原作の連作短編小説を今泉力哉監督により映画化。この時点で面白そう。なんで今まで観てなかったんだろう。

今泉力哉節が炸裂していてかなり良かった。

「不器用な存在」としての人間。
そして、「
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めまい(1958年製作の映画)

3.8

よく映画評などで引用される作品につき、いつか観てみたいと思っていたもの。

まず驚くのが、1958年公開作品であるというのに、映画的な古臭さが全くない。
画質などの影響をしょっ引くと、現在の作品と言わ
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.8

ガイ・リッチー監督による軽快なスパイアクション!

👆これ以上言うことがねぇ・・・。

この説明から期待されることをしっかりやってくれていて、普通におもしろい。

敵対していたKGB(ロシア)のスパイ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.9

昨年静かな話題になっていた作品。レンタル化を待ちに待っていた!

「鑑賞直後より、後になってじわじわ来る」「余韻がヤバい」
みたいな感想をよく目にしたが、観てみて納得。

私、本作を観終わって一週間ほ
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.5

デヴィッド・クローネンバーグ監督作品。
最近同監督の新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』が話題になっていて、同監督作品は噂のみで観たことがなかったため、満を持して鑑賞。

本作か『ビデオドローム
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

ただでさえ心の琴線に触れてくる岩井俊二監督作品で、テーマとしても極重、上映時間も140分超えということで長らく二の足を踏んできたが、ついに鑑賞。

岩井監督作品の作家性ってとても言語化が難しいんだけれ
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羅生門(1950年製作の映画)

3.7

黒澤明監督作品。
こういう過去の名作も観てみよ、との気持ちで鑑賞。

芥川龍之介『藪の中』を原作として、設定等を『羅生門』から持ってきている。

やはりだいぶ昔の作品ということで、黒澤監督作品と言えど
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.7

『タクシードライバー』脚本のポール・シュレイダー監督作品。

もともと当監督についてあまり存じなかったんだけど、年末、ライムスター宇多丸氏のアトロク2023年映画ランキングで色んな方から何度も名前が出
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.0

過去、PTA監督作品『リコリス・ピザ』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を鑑賞し、両方ともいまいちしっくり来なかったので、PTA作品は自分には合わないのな~と思っていたんだけれど、怪作と名高い本作は観て>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

3.9

めっちゃくちゃ面白かったし、何よりでっかい元気をくれる作品!

とりま粗筋を見てくだせぇ。

「写真誌「LIFE」で地味な写真管理部の仕事に従事する平凡な男。ヒーローになった自分を空想するのが彼の趣味
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