団地で育った幼なじみふたりが、大人になり、初老を迎えて子供時代の環境に戻り、周囲のために奮闘する。
集合住宅の理事会に関わる身としては、とてもリアルな物語でありました。
女性ふたりの暮らしぶりがリ>>続きを読む
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伝統的な家系や行方不明の家族、組織の下で隠密にはたらくなどVIVANTにやや似た物語設定も、音楽を含めたルックの良さで今っぽさや日本っぽさを出すのに成功していると思う。選曲でずいぶんとイメージ変わるも>>続きを読む
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芥川龍之介が大阪毎日新聞社の特派員として中国に4ヶ月ほど滞在していた間の話を『上海游記』『アグニの神』などを下敷きに、渡辺あやがオリジナルストーリーとして描いたドラマ。
不倫相手に付き纏われ、上海に>>続きを読む
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元柔道少年のヤンキー、小瀬清の家庭は崩壊している。経営していた寿司屋を潰した父は工事現場で働き、別居中(離婚した?)母は堕落した生活を送って金を無心しにやってくる。。
父の寿司屋を買い戻したい清だが、>>続きを読む
スティーヴン・ユァンは、ピックアップトラックがほんっとうによく似合う俳優だ。
エブエブみたいな終盤の擬人化説明でちょっと冷めたけど、それ以外は衝突する主人公二人を中心にした登場人物の思惑が行ったり来>>続きを読む
成熟した社会の、腐敗スレスレのワクワク。物質世界のコミューンみたいだ。
可愛くて機転が利きすぎるエミリーの成長譚。シルヴィもカミラもミンディーも大好きだー。シーズン4にも期待してる♡
全く今の時代にそぐわない(自分の気分もある)内容のドラマながらも、エミリーのキラキラぶりが楽しくて目の保養に見てしまう。
フランス式に慣れてきたエミリーの、突然のアメリカ本社上司登場への戸惑い方。成長>>続きを読む
室生犀星の原作を脚色。事実が明らかになる時、ぎゅっと胸が締め付けられる。「タバコ吸いてえええ」は名台詞。
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両親が海外駐在中、しばしの姉弟二人暮らしの話。辛辣な姉(黒木華)と素朴な弟(杉野遥亮)の会話が冴わたるシチュエーションコメディ。
自宅のインテリアがレトロで懐かしい。サイドボードの上には昭和のグアム>>続きを読む
なかなか目にすることのない、ユダヤ教のウルトラオーソドックス、いわば原理主義であるハシディズム派の人たちを主要登場人物としたドラマ。昨年は北朝鮮の日常を舞台にドラマに仕立てた『愛の不時着』に驚いたが、>>続きを読む
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最初、セロイが荒川良々に見えてしょうがなかったが、ICがビルを建て、黒いコートを羽織って颯爽と歩く姿くらいからは歩き方も変わり、纏う空気も別人のよう。経年変化する役の作り込みを繁々と眺めてしまった。>>続きを読む
1話終わる毎に強く心を揺さぶられ、猛烈に仕事をしたくなるドラマ。
半沢直樹のような過剰顔面露出演出&説明セリフは見当たらず、韓国の半沢直樹という表現はずいぶんと異なるのではないかと思う。
地平の眼差し>>続きを読む
SATCの製作陣によるドラマと知り、興味を持って観た。
シカゴでマーケティングの会社に勤めるエミリーが。出向でハイブランドを扱うパリの子会社で働くという設定。異文化あるあるトーク、恋の話を絡めながら、>>続きを読む
余韻が後を引いて、今さらながら沼にはまる。
38度線界隈の物語の設定で、だれるところが全くなく16話完走。韓国だからこそ描ける物語。北の暮らしが見えたのは興味深かった。
伏線、小道具が最終話までしっか>>続きを読む
震災を扱ったドラマは、まだ見るのが難しい……。とはいえ、どのようなかたちであれ、あのことを忘れないように遺していくことは大事なことと思う。人の記憶など、アテにならないものだから……。
偏屈で魅力的な女、オリーブの日常と人生。全編を通じて淡々としているが、ひとつひとつのエピソードにリアリティがあり、胸を掴まれた思い。