せんにんさんの映画レビュー・感想・評価

せんにん

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戦略大作戦(1970年製作の映画)

3.0

これだけ大人数で強盗を働いて、首尾よく金塊をせしめたのだから、最後の最後にだましあいとか殺し合いとか、そういうのがあるのだろうなぁ、って思っていたら、普通にめでたしめでたしで終わってしまった。
これが
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荒鷲の要塞(1968年製作の映画)

3.0

二重スパイものにしては分かりやすく、展開も無駄がないように思った。
ただ、いかんせん敵方が弱すぎるのが難点。
あと、女性の工作員のうちの一人、最後はどこにいった??

欧米の人から見るとどうかわからな
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戦艦バウンティ号の叛乱(1935年製作の映画)

3.0

途中までは良い感じで進行していたのだが、叛乱が起こってからやや迷走していた印象。
最後も誰がメインなのかよく分からなくなった感じだったし。

やっぱり集団行動では厳格な規律が必要ということですな。

ニノチカ(1939年製作の映画)

3.5

久しぶりに視聴。思っていた以上に「絹の靴下」はオリジナルを踏襲していた。

恋に落ちるのが早すぎだろ、とも思うけど、この時代の映画のお決まりなのでしょうがない。2時間しかないのだし。
でもそれにしては
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絹の靴下(1957年製作の映画)

3.0

「ニノチカ」のミュージカル版とは知らなかった。あちらを観たのはだいぶ前なので、どんなストーリーだったかな。

シド・チャリシーは美しく、ダンスも華麗。でも何かが足りないような気もするのだけど、それが分
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牛泥棒(1943年製作の映画)

4.0

これぞアメリカの本質、というような作品だろうか。いや、そこまで傲慢には言えないな。人間の本質なのだろう。
だからこそ今でも全く古びない。

この作品がイーストウッドの原点というのは有名な話。
最新作の
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8番目の男(2018年製作の映画)

3.5

テンポよく観れたと思う。
展開も山谷があってどうなるのだろう、と引き込まれたので、そういう意味では面白かった。
陪審員同士の確執なんかは、どうしても「十二人の怒れる男」を踏襲しているようにしか見えない
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「十二人の怒れる男」でも「12人の優しい日本人」でもなく、また別のタイプの陪審映画。

評決は出さざるを得ないけど、この白黒つけないところがイーストウッドらしい。「正義」をあえて連呼させて、その空疎さ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.5

無駄のない展開で引き込まれる内容。

でも終盤に差し掛かってくると、有罪・無罪が逆転してきて、これはこれでなんだかアブナイ雰囲気になってきたなぁとも感じた。

結局有罪と無罪は完全なイーブンの関係では
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

純粋に面白かった。

英雄に仕立てられた市井の人の裏側、というこの頃のイーストウッドの力を注いでいたジャンル。
成功談なのだから観ていても爽快感が得られる。

実際はここまで対立していなかったというか
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

2.5

映画の作りとしては上質なのかもしれないけど、いまいちノれなかった。
正月に観るものではないかも。

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.0

イーストウッドらしい戦争映画。
戦争場面を短くすればもっと短くできたのではないかと思うけど、これでも低予算に収めたのだから、その点はお見事。

あらすじを先に読んでおくか、何回か見返さないと、ちょっと
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.5

久しぶりに映画館で鑑賞。
細部の描写で、こんなだったっけとか、イタリア映画らしいおふざけのような演技もあったりして、さすがに今回は以前ほど感動しないかもと思いながら観ていったのだが、最後の抱擁と別れの
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.5

途中までは前作の焼き直しかと思っていたが、終盤に差し掛かって一ひねり効いてきた感じがして、その点は単なる二番煎じではないとは思った。

本作は純粋なエンタメ作品であり、アクションメインというのは分かっ
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恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.0

当時としては先進的だったという、ストーカーもの。
こういう人、当時もいただろうけど。

このイブリンも結局、何もわからず動機やきっかけも分からないという、まさに未知なるものの恐怖。
ヒッチコック作品に
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.5

この作品は、吹替の方が面白いかも。
本質的にはコメディなんだと分かる。

リーヴァンクリーフは前作の印象もあり、あまり悪人ぽくは見えず、そのせいもあってか出番も少なめ。いいところなしなのが可愛そう。
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.0

ジョン・ウェインの西部劇とはまた違った雰囲気。
何が違うのだろうね。

敵も味方も一筋縄ではいかない。どっちも暗い過去ありで。

タフというかクール。
そういうところがマカロニなんだろうな。

ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

3.0

悪くはない。なんだか優しい世界?いやいや、差別も暴力もあるし。。

カロジェロ役の人、子役も青年役も似てるし、演技が達者だった。
その危うい感じがぴったりだったかな。
デ・ニーロはマフィア映画だとどれ
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クリント・イーストウッド:シネマティック・レガシー(2021年製作の映画)

3.5

こういう作品はもちろんいいとこどりなので、面白いのは当たり前なのだが、やはりイーストウッドと同じ時代を生きられていることに感謝したくなった。

彼の出ている作品としてはダーティハリーかドル箱3部作が好
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モテキ(2011年製作の映画)

2.5

自分には観るのが遅すぎた。
なんだか途中から煩わしくなってしまった。

最初のタイトルシーンのイメージが強かったのだが、作中はそれほど「モテキ」が到来しているわけではない。

でも人間誰でも、外からは
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緋牡丹博徒 花札勝負(1969年製作の映画)

3.0

任侠モノ初心者としては、まだまだその奥深さが読み取れず。。

健さんもいいけど、待田京介もいいね。登場シーンは多くないけど、最後出て来た時には、盛り上がってしまった。

サブタイトルの花札勝負というの
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.5

脚本家が笠原和夫から交代となったけれども、自分にはそのクオリティの差は分からず。同じように楽しめた。

生まれ変わった(笑)北大路と松方はともにバイオレンス度アップして帰ってきているが、結局二人ともま
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.0

最後がシュンとした形で幕を閉じる作品は、今日日なかなかないのではないか。
哀愁というか哀惜の念が漂うエンディングである。

裏切り裏切られは相変わらずだが、本作の個人的MVPは小林旭だろう。
しゅっと
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.0

誰と誰が結んでいて、誰が誰と敵で、それが複雑に絡み合ったうえでの抗争なので、何回も観て咀嚼していかないと理解が追い付かない。

ただ筋を通そうとする広能だけど、それが果たして善なのかどうか、だんだん分
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.0

最初に観たときは千葉真一演じる大友勝利が受け付けなかったのだが、改めて観るとどうしてもくぎ付けになってしまう。
北大路もいいのだけど辛気臭いし。最期の場面はちょっとそれっぽく撮っているけどこのシリーズ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

いやー、面白い。

でもほんとに「仁義なき」世界だなあ。
観れば観るほど広能に共感できる。わかる。仁義のない世の中だよね。

「仁義なき戦い」というとヤクザ映画=バイオレンスと思われがちなのだが、実際
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ジャコ萬と鉄(1964年製作の映画)

2.5

三船版も観てみたい気はしたが、ストーリーというよりは躍動する高倉健を鑑賞するための作品だと思った。
でも、そういう健さんだったら他にもいい作品があるし。

自分としてはあまりのめり込めなかった。

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

長尺なのにさほど長さが気にならないというのは、脚本が優れているからなのだろう。
自分の中ではラッセル・クロウ=グラディエーター。ビューティフルマインドなんてヤワな学者ではないのだ。

古き良き、ハリウ
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ファンキーハットの快男児(1961年製作の映画)

3.0

粗削りながら、なんか一生懸命さが伝わってくる(笑)

駆け出しのサニーも可愛いし、中原ひとみもキュート。
その芝居はちょっと浮いた感じもしなくはないけど、見ていて爽快な気分になる。

あとは在りし日の
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.5

犯人、新幹線、司令室とそれぞれに見せ場があり、長尺も納得。

でもこの犯人のキャラなら健さんじゃなくてもいいかも。あまり共感は得られなかった。

緋牡丹博徒(1968年製作の映画)

3.5

案外よかった。
誰もが好むような人情・かたき討ちもの。それをやくざの世界に仮託しているということなのかな。

藤純子を主役に抜擢ということで、力が入っているのがわかる。演者も脚本もばっちり。展開に無駄
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紳士同盟(1986年製作の映画)

2.5

詐欺映画は、切れ味が命。だと思う。
原作は知らないけれども、途中でネタバレをし出した点に、プロットの自信の無さを感じてしまった。

あとは、この時代特有の暗さ。画面が暗い。ウェットな感じになってしまっ
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8 1/2(1963年製作の映画)

2.0

うーん、、わからなかった。
観ていてなかなかツライ。前衛的というかアートの部類。
とても自信をもって他人に勧められないな。自分は。
NINEは酷評されていたけど、自分としてはあっちの方がまだ分かりやす
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

ウィズの視聴後に本家も視聴。

とても85年前の作品とは思えないクオリティ。
特殊メイク・特撮もまったく違和感がない。
それでカカシ・ブリキ男・ライオンが、カンザスの身近な友人たちとのダブルキャストと
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ウィズ(1978年製作の映画)

2.0

うーん、、何がいけないのだろうか

マイケルの表情豊かな演技はよかった。
もしこの映画がヒットしていたら、俳優になっていたかな