三月さんの映画レビュー・感想・評価

三月

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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

2.5

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脚本は決して悪くないが、そこまで評価されてる理由は正直よく分からなかった。話はイーニド中心で、私は彼女の立ち振る舞いを楽しめるほど若くなく、シーモア含めモヤモヤしながら見ていた。
シーモアがコンビニで
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キサラギ(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

DVDで観たことはあったが、改めて劇場鑑賞できたので感想投稿。
演劇のようなワン・シチュエーション映画で、ころころ変わる展開が面白く、最後まで飽きずに駆け抜ける。毎度、焼死の真相が分かるシーンで涙が出
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ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

病気にはなりたくないが、最期までそばにいてくれる人がいること、好きな場所で好きなタイミングで眠りにつけること、困った時に助けてくれる人がいることは心底羨ましい。個人的には内省を促すような作品だった。

ストップモーション(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ストップモーションを使った演出は題材にマッチしていてよかったものの、話自体に吸引力や意外性がなく、乗り物酔いのような気分の悪さが続く。個人的に上映時間よりもかなり長く感じた。
彼氏が可哀想だった。

籠の中の乙女 4Kレストア版(2009年製作の映画)

5.0

奇妙なルールや常識が構築された箱庭的世界観、純粋ゆえの暴力性をはらむキャラクター、無遠慮で唐突な性描写、癖の強い踊りなどなど…まさにヨルゴス・ランティモスの原液だった。終始無駄がなくとても面白かった。

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(2025年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

正直期待はずれだった。
色々と匂わせたまま説明も回収もなくヤキモキし、台詞棒読みにモヤモヤし、何で夜に行くねん!最近の霊、デジタルに強すぎやろ!もっとさっさと言えや!などと心の中でツッコミし(ホラー映
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飯沼一家に謝罪します(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

TVerで観ようと思っていたら配信期間が終了していたので映画館で鑑賞。

結論、めちゃくちゃ面白かった。少しずつ謎が明かされていく構成が非常にうまい。また、昔のブラウン管時代から飛び出してきたようなテ
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.5

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盛り上がるシーンがテンポよくやってくるので最初から最後まで面白かった。肉体的弱者にカモフラージュすることでゾンビをやり過ごすというブレークスルーも良かったと思う(選り好みが徹底され過ぎているのはご愛嬌>>続きを読む

ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.5

古き良きアクションムービー。展開が盛りだくさんで、クライマックスかなと思ってから何度も派手なシーンが続いてびっくりした。最後の死神がいい仕事してる。面白かった。

憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.5

ヨルゴス・ランティモスらしさ満載の短編集。観終わった後、面白かったという感情しか残らなかった。とても良かった。

ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ(2024年製作の映画)

4.5

ベビわるファン、伊澤さんファンである身としては最高のドキュメンタリーだった。アクション撮影の裏側もインタビューも盛りだくさんで、毎回作ってほしいくらい。そしてベビわる誕生のきっかけがあんな奇跡のような>>続きを読む

マルホランド・ドライブ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

難しいな悪夢のような映画だなと思いながら見ていたが、本当に夢だったとは。相貌失認気味なのでかなり混乱し、一回では読み解けなかった。解説サイトを読み込んだ後にもう一度観てみたい。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.5

ドルビーシネマにて鑑賞。
兵士や市民ではなく、プレスという第三者的立場で内戦を映し出す本作は、今まで見たどの戦争映画よりも客観的で容赦がなく手触り感があり、とても恐ろしくなった。争いあう人々は映画とし
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.0

何と勘違いしたのか何故かスリラー作品だと思い込んでいて、いつ事件が起きるのか無駄にドキドキしながら観ていた。終わってみればただただ最高のライブだった。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

某低予算ゾンビ映画を引き合いに話題作と報じられていたため鑑賞。
良くも悪くも期待通りで、普段から邦画エンタメ作を好んで観ている方におすすめ。私には刺さらなかったが、自主制作映画としてはとても質が高いと
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

難解だった。緻密で丁寧な脚本やリアリティのある演技は素晴らしく、それだけに観ていてすごくイライラした。基本的に登場人物誰一人共感できず魅力も感じない。愛に飢えていて常に渇きを感じている主人公と、何度喧>>続きを読む

ヒットマン(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

全体的にコミカルで面白くはあったものの、同僚殺害からのハッピーエンドは正直どうだろうと思った。嘘の殺し屋として元ネタの方もいるのにそのオチは敬意が欠けているように感じる。演技力のような役柄を活かした展>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

完成披露上映会にて鑑賞。
前作より更にちさまひの絆が強化され、互いにかけがえのない存在になってることを実感し、すごく胸が熱くなった。舞台挨拶で髙石さんが「2人でひとつ」と言われていたのがよく分かった。
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フォールガイ(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スタントマンの映画らしく、スタントや裏方が映える脚本で最高だった。最初と最後が落下スタントなのも『フォールガイ』で美しい。散りばめられた映画ネタやここぞとばかりの爆破祭りも面白くて何度も声出して笑った>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン超変身(2024年製作の映画)

3.8

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ずっと自販機に閉じ込められいるミニオンがいたり、スパイダーマンパロがあったりと小ネタが面白かった。洋画実写のようなカメラワークも良い。

息子もポピーも敵もキャラクターに嫌味がなくストレスなく観れた。
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

思考のあるあるネタの表現が上手くて大好きな作品。観ていると自分の思い出に勝手にリンクし、考えが整理されて、背筋が伸びるような気持ちになる。

今作は一作目よりもライリーサイドのシーンが印象的で、ライリ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

手触り感のある脚本が良かった。ラストの方の振り返らずに手を振り合う2人のシーンがとても好きだった。

ツイスターズ(2024年製作の映画)

4.0

ジュラシックワールドの制作陣らしい映画。ラーメン屋に行ったらラーメンが出てきたみたいな安心感で、王道エンタメで楽しめた。竜巻シーンの臨場感が凄まじいので4DXがおすすめ。前作は未鑑賞だったが、特に支障>>続きを読む

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初っ端からヒュージャックマンの使い方が贅沢。デップーは期待通りの言いたい放題やりたい放題だし、戦闘シーンの4DXはめちゃくちゃ揺れて最高だった。マッドマックスネタは車出てきた瞬間めっちゃ笑ったから、事>>続きを読む

オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

音楽が素晴らしく、シネマシティで観て正解だった。
クリスティーヌのどっちつかずな態度が最後ファントムを救ったのがなんとも悲しかった。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

5.0

結婚に憧れはないけどこんなに愛し合える人と出会えるのは本当に幸せで猛烈に羨ましい。とても良い映画だった。

化け猫あんずちゃん(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

予告を見てキャラデザやアニメーションが好みだったため鑑賞。
期待通りの画作りでとても良かったが(スポーツカーが登場したところの作画は笑った)、脚本やキャラクターが純粋に刺さらなかった。明確なマイナス点
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