まりくさんの映画レビュー・感想・評価

まりく

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野いちご(1957年製作の映画)

4.0

ある男が、名誉医学博士号をもらうための式典に向かうことから始まる物語。主人公はエゴイスト的な人間とされるが、節々からはそうではなさそうなところも見える。問題は内的に終始するか否かであるような気もする。

8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

全体的に地に足のついていないような、浮いた雰囲気があり、浅学ゆえに微妙によくわからない。しかし、時々核心をつくような言葉もあり、本当によくわからない。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

東ドイツ。国家保安省の局員は、ある作家に対して反体制の疑いを持ち監視するようになる。ある時、作家の演奏したソタナによって、彼の心は揺さぶられてしまう…。
面白い。派手な画面の動きはないものの、局所的な
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(1954年製作の映画)

4.0

金と引き換えに、ある旅の芸人についていくことなった女。わだかまりを抱えながら、彼らは苦難に差し掛かる。
後半から面白くなる。全体的に抑圧されたような陰鬱さがあり、どうにも救い難い。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

主人公の女性は、従姉妹と共に近所の茶道教室に通うことになった。忙しない時の中で、茶道は静かな安らぎを与える。
静けさの多い作品で、それに茶道などの落ち着きがよく現れている。しかしながら鑑賞者を引き寄せ
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

4.0

心を持ったAIと人間の友情を描く近未来SFのミュージカルアニメ映画。
なかなか面白く、作中通して人とAIの友情が描かれている。ヒールもヒールで、ある程度真っ当な行動理念を持っていて、どちらが悪とも言い
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

ある自立思考型のロボットの開発に際して、主人公らはそれと同居することになる。
メカニックのホラー。そこそこ面白いが、ロボットの裁量権が大きすぎたり、不自然なところが多々ある。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.3

ある捜査官の女は、誌面を騒がす女性連続殺人事件を追っていく。サイコ・スリラーの金字塔。
面白い。特に最後のある場面は緊張感で目が離せない。主要人物の掘り下げが足りないように思うが、映画という制約の強い
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ソウ(2004年製作の映画)

4.0

スリラーの金字塔。やはりなかなか面白い。ただ、犯人の選別理由や背景をもう少し描いてくれるとよかったようにも思う。

ホーンテッド・タワー(2014年製作の映画)

1.5

面白くない。
ホラーとしては質が低く、化け物の方もどういう理屈で動いているのかもよくわからない。グロテスクでもなければびっくりするようなものでもなく、何を見ているのか正直よくわからない。加えて細かいと
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サイコ(1960年製作の映画)

3.9

映画界のレジェンド、ヒッチコックの代表的な作品の一つ。
ある女性が、四万ドルを持ち逃げしたことから始まるミステリー。
特別面白い、というわけでも無いが、なかなかの完成度を持っており、質は低くない。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

街に住む殺し屋レオンは、ある事件をきっかけに少女と共に暮らすことになる。彼女の復讐劇に巻き込まれていき、そのうち彼は彼女を大切に思うようになっていく。
アクションとして質が高い。かなり面白い。

AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

4.0

YouTubeにおける期間限定公開にて。
公開期間が短いことが残念ですが、これを機に漫画を買い、読み込んでより理解を深めていきたい

性の復讐(1969年製作の映画)

2.5

ある地域で不審な誘拐が相次いだ。その事件を担当するある男は、マッドサイエンティストがその事件に関与するとみる。

サスペンスとしてもホラーとして完成度が低く、内容は性的。比較的短い作品だが、長くしたと
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

3.7

前後編。
アニメがあるようで、劇場版だけでは少しばかり情報が足りないように思う。観られればアニメも併せて鑑賞するべき。しかし、単体としてもそれなりに面白い。

バタフライ ルーム(2012年製作の映画)

3.3

サイコキラー的なスリラー・ホラー映画。悪くはなかったものの、犯人のサイコたる所以の背景情報がもう少し欲しくもあると思った。

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

大人の期待に抑圧される若者と、自らの発露のさなかに生じる葛藤が楽しくも苦しく描かれており、学生ならばかなり刺さるところがあると思う。

ゴーストシップ(2002年製作の映画)

3.5

ストーリーラインなどは面白く、楽しむことができる。
しかし、何か意味性や思想を求めるには不向きの、表面的な娯楽としての映画。

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.5

1回目
全体的に陰鬱とした雰囲気で、救いがない。どろりとした人間的なものが気持ち悪く描かれており、その表現の程度や雰囲気の一貫性は評価さるるべきものかもしれないと感じた。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1回目。
ミュージカル映画はあまり好かなかったが、楽しく観ることができた。結末に関しても、無理にオールハッピーに持っていかないのが良い。