このレビューはネタバレを含みます
知的障害の娘が、厄介払いと口減らしのため旅芸人に二束三文で売られるところから物語が始まる。哀れな境遇にいながらも明るく生きようとするジェルソミーナ。粗野なザンパノが人の心を取り戻せたのは、ジェルソミー>>続きを読む
話自体はあってないようなものだし、長回しが多く冗長な場面も多い。けど、他に代えがたい映像の美しさ。部屋の中のシーンではヴィルヘルム・ハンマースホイの絵を見ているかのような狂気を孕んだ静謐さ。水のあるシ>>続きを読む
1950年作。『白雪姫』『ピノキオ』『バンビ』と観た後だと、こなれてきてる感じがある。完成度は現代アニメと遜色ない。そもそもシンデレラの原作を読んだことないが、ディズニーならではの脚色が楽しい。作画は>>続きを読む
ディズニー2作目。1940年の作品。こんなのを戦前に作ってしまう国に、戦争で勝てるわけがない。まさに大冒険活劇。子供を意識したであろう教訓的要素も感じる。たくさんの登場人物が各々自分の意思で動いている>>続きを読む
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継母、嫉妬し過ぎて姫にリンゴ食べさせるために老化する薬調合しておばあさんになっちゃうし、ものすごい努力家。付き人に姫殺して心臓持ってこいとか。あんなにバイタリティあるならもっと違う生き方あったでしょ>>続きを読む
ディズニーの大ヒットアニメ。子供(赤ちゃん)と一緒に見る。アナが世間知らずのアホ。まあずっとお城にいたし仕方ないか。他国の王子悪過ぎ。あんな奴に踊らされて王国の人間全員アホ。オラフがいいキャラ。全体的>>続きを読む
一般人を苦しめる悪党を皆殺しにするのが趣味の、元CIAの凄腕の話。舞台はイタリアのシチリア〜ナポリ近辺で、付近の美しい景色や街並みが楽しめるのがよかった。映画の方はいつも通りな感じで新鮮な驚きはないけ>>続きを読む
ウィレム・デフォー演じるゴッホがいい感じ。けど言っても仕方ないんだけど、やっぱりフランスが舞台なら英語よりフランス語の方が雰囲気出ていいな。あと撮り方が何と言うか、そんな演出要らんだろというのが多い。>>続きを読む
沼地で独りで暮らしている女性の人生と、その価値観。映画を通じて、独特の空気感あり。人に対して、あと何より自分に大して誠実であることの大切さ、またそれを守るためには避けて通れない道があることなどを考えた
若者集団が変な家の家族に殺される元祖映画。70年代の映画なのでおおらかでカオスなムードがある。今の映画に比べてチープなところもあるけど、ここから色々広がっていったんだと思うと感慨深い。最初の奴がハンマ>>続きを読む
20年振りくらいに鑑賞。実話を元にしている。冬の八甲田山の厳しい風景が凄い。これは画質の良い4KリマスターBluRayで観たいかもしれない。話の筋とか、役者の演技とか色々あるけども、やっぱりこの風景描>>続きを読む
別に作らなくていいのに作ったジェイソン・ボーンシリーズ4作目。展開的にはいつもと同じで、意外性はない。マット・デイモンが歳とった。しかし以前よりマッチョになっている。1〜3作目にあった苦悩というか影の>>続きを読む
日本版リングにあったジトーっとしたまとわりつくような恐怖感はないかな。そこはハリウッド。終始微妙に青みがかった映像処理が、狙ってる感出してる。高山竜司に当たる役の人が、軽くて普通。やっぱり「日本の呪い>>続きを読む
イギーポップとストゥージズについてのドキュメンタリー映画。ファンなら見て楽しめる、普通のドキュメンタリーです。
ただ怖がらせたいという意図だけで作られた続編にして、原作を冒涜する駄作。中谷美紀の美しさで何とか持ってる映画。
ジャパニーズホラーを流行らせたエポックな作品。原作と違う設定などがあったり、良さを拾い切れてない嫌いはあるが、不気味さは出ている。ただ貞子をクリーチャーみたいにしてしまった罪のある作品ではある。そのお>>続きを読む
アカデミー賞主要五部門制覇(通称ビッグ5)をした稀代の作品。まあそれは置いておいて、ジョディ・フォスター演じるクラリスの可憐さと、アンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクターの威厳と恐ろしさが発揮>>続きを読む
ミスターDを見て「完全にイッちゃってるな…」って思った映画。しかしグラハムを駆り出して、危険に晒すクロフォード、お前は一体なんなんだ。羊たちでも無能ぶりからクラリスを危険に晒すし。もうお前はレクター博>>続きを読む
リドリー・スコットの暗くて重厚な映像が好きなので、その点たっぷり味わえる。クラリス役は前作のジョディ・フォスターからチェンジ。ジョディは脚本が残酷すぎるという理由で断ったらしい。ジュリアン・ムーアは内>>続きを読む
デヴィッド・フィンチャーならではの色味というか、暗い質感が良い。そりゃないよーという終わり方。外国人目線だけど、ブラッド・ピットの演技はいつなんどき観てもクソ。
初代高橋竹山もところどころで登場する、ドキュメンタリーが混ざったような作風。雪の景色が厳しくて美しい。竹山役は林隆三じゃなくて、もっと他の人で適役がいたんじゃないかと思わなくもない。林隆三さんは嫌いじ>>続きを読む
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母は強し、女は強しという映画。そんなにお金はかかってなさそうだけど、シチュエーションスリラーとして成功しているなと思った。
ギザギザに切った天井から外に出る時、足とか切りそうだな〜って思ったらやっぱ>>続きを読む
実話ベースらしい。目覚めさせて、よかったんだろうか良くなかったんだろうか。でもやっぱり医者としては目覚めさせたいよな。
ロバート・デ・ニーロの素晴らしい演技が見られるし、ロビン・ウィリアムズの優しい>>続きを読む
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悪のトム・クルーズが観れる。なかなか達観した人生観と仕事観を持っている。最後の最後まで「仕事とは!」みたいなことを言って死んでいく。言ってること、一理あるな、と思いながら観た。
アニー(彼女)役の人>>続きを読む
駄作オブ駄作。前作の名前と設定だけ借りてるが、すべてが安い。特に前作サミュエル・L・ジャクソンがやってたポジションにいる黒人の演技がクソ過ぎて笑った。子ザメがキューキュー鳴きながら移動するのウケた。鳴>>続きを読む
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エンタメサメ作品としては結構良質と思う。USJのアトラクションみたいなセット、ちゃんとお金もかかってるし、楽しい。主人公が食われたのはビックリしたが、まあ食われて当然という感じもある。ラッパーが裏主人>>続きを読む
『リング』的な呪いの連鎖みたいなムードも感じつつ、精神の正常と異常の境界線を見るような、その中で追い詰められていくような、そんな気分を味わえる。笑顔が怖い人っている。自分の近くにもいる。その人の不安と>>続きを読む
何回も観てる。現代版ロビンソン・クルーソー。自分たちが送っている、現代の文明生活って、なんなんだろう。なんのために生きてるんだろう。そんなことを主人公は思う。色々失ったけど、息をし続ける。
演奏シーンの演出が良かった。声も違和感なし。原作へのリスペクトも感じる。でもモーションキャプチャー?によるCGがあまりにも酷すぎやしないかな。そこだけなんだよな。作った人は変だと思わなかったのかな。予>>続きを読む
作中作っていうのかな、メタフィクションっていうのかな。そういう作りになっている。白人がが求めるステレオタイプ的な黒人を演じないと評価してもらえないというジレンマ自体を茶化す。自分を含めてどいつもこいつ>>続きを読む
『ムーミン谷の彗星』の原作に割と忠実に作られているパペットアニメ。たまにムーミンが白目剥くのが怖い。
別に作らなくてよかったのに作っちゃった感がある映画。まあキャストはいいし、アクション作品としてはまあまあ楽しめたけど。
何を信じれば、どんな判断をすれば正解なのか、という部分が一番キモな映画。ご都合主義に流されないという意味では素晴らしいのかもしれない。記憶には残るでしょう。
ジェイソン・ボーン第3弾。タンジールの狭い場所での格闘シーンは圧巻。ニューヨークでのカーチェイスも見所だが、3作連続で観るとカーチェイスは慣れて飽きてくるかも。
ボーンがCIAのオフィスにいとも簡単>>続きを読む
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マット・デイモンとベン・アフレックが二人で頑張って脚本書いた映画。名作と言われているけど、今更ながら初めて観た。マット・デイモンて、アメリカのその辺の大学生みたいなところがいいんだろうと思う。美男過ぎ>>続きを読む