ゾさんの映画レビュー・感想・評価

ゾ

7月の物語(2017年製作の映画)

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フェンシングたのしそう

革命記念日のこと全然知らなかった、こんな盛大に祝われてるのか

ギヨームブラック、言いたいことがたくさんあるよー!みたいな感じにはならず、しかしなんかいいものを観たなという印
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

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観られたギヨームブラックの中では一番好きかもしれない!やさしく染み込んでくる 夢みたい こういう群像劇好きだー!!

ビジュアルになってる3人の話がいちばん好きかも おおかみこどもの雨と雪のTシャツ着
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勇者たちの休息(2016年製作の映画)

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自転車の旅、いいかもしれない
昏睡くらい寝てしまって悔しい

やさしい人(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なぜこの邦題になったのかきになる!
原題は町の名前

父親が不貞について「あの3ヶ月を後悔したことはない。誰にも奪えない」と言っていたのがよかった 行動の善悪とかではなく、人から審判され得ないでいるこ
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リンダとイリナ(2023年製作の映画)

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ドキュメンタリーとは言うものの彼女たちのカメラに対する意識のなさがすごくてフィクションみたいだった 撮られてないかのように撮られている不思議 構図も映画っぽいところが多いし ビジュアルにもなってる海の>>続きを読む

女っ気なし(2011年製作の映画)

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いちごにクリームをたっぷり、さらに砂糖もかけちゃう おいしそうだけどなんかさみしい 足りなさ
こういうさみしさを恋愛で埋めようとするのは荷が重い気がする

海のシーンよかったね、すべて
フランスの夏っ
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遭難者(2009年製作の映画)

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さみしさで目が曇ると人との適切な距離が測れなくなるのどうしようもなさすぎて苦しかった

シルヴァンは素敵だと思うけど、少ない身の回りのひとのうちだれも自分を愛してくれないので世界で誰からも愛されないく
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

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ずっと気になってはいたけど観られてなかった作品!
トンチキ日本がいっぱい出てきてよかった
ハットリハンゾウが千葉真一だったのびっくりした、全然気づかず 

サディズムとマゾヒズムは表裏一体、お互いにお
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デビルクイーン(1974年製作の映画)

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ポップな色彩、賑やかなパーティー、人が死ぬ、死ぬ、死ぬ
猫撫で声の優しさ、怖さ
拷問のシーンとかちょっとフェティッシュ、そこまで露骨ではないけど性的な匂いがする
生きている人間も半分死んでるみたいな虚
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

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ほとんど笑わないヒロイン 話さないし表情にも乏しいけど、衣装は賑やかに変わっていく、靴下が個性的でかわいいのとか、観ていて嬉しかった

奥行きのある撮り方がいいな 表情がギリギリわからないくらい遠くか
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3-4x10月(1990年製作の映画)

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新文芸坐のオールナイト瞬殺で行けなかったときからずっと観たかったので観られて嬉しい

なんなんだこの映画、と思って観はじめ、なんだったんだこの映画、となりながらおわった バット使って暴力はやらないのか
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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angって不安とか怒りとか、嫌なものにつくな、でもangelもangだ…とかぼんやり考えて見ていた

労働者同士のラブストーリーで、構図とかの端々からカウリスマキの感じあるなーと思ってたらやはり影響を
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リリー・マルレーン 4K デジタルリマスター版(1980年製作の映画)

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会計士役の人がまた出ていてうれしい!良いコンビだ

きらびやかな舞台と戦争のカットバック、夢みたいにきれいなヴィリー

もう一度会いたい、リリー・マルレーン

きれいでうっとりしちゃって、でもそのきれ
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

爆発に始まり爆発に終わる!

ハンナ・シグラの微笑みにうっとりしてしまう、歯茎が左右非対称に見える感じすら優雅だ 低い笑い声も素敵

ひとりの人しか愛さないのが真実の愛で、幸せなのか?

人を無分別に
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

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動物たちが暮らしている世界の中で、ロボットはどう位置づけられているんだろう?

おもしろいなーって思って観てた、一方で、この映画をすごく好き!っていう人はどこに魅力を見出しているのか聞いてみたい気持ち
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ちょっと置くかーと思ったら2024年終わっちゃった、2024年ラスト映画

主人公がもちもちしてておしゃれでかわいいね〜って思って(もちろん、言動の危うさにヒヤヒヤはしつつ)観てたんだけど、バイト先の
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カンフーマスター! デジタルレストア版(1988年製作の映画)

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ゲームっぽい演出が入ってる映画もれなく全部大好きになってしまう 冒頭のジュリアンがゲームぽい動きで街を歩くシーン、動きの再現性が高いのもあって最高だった

メイ・ディセンバーを最近観たばかりなのでなん
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アニエス V. によるジェーン B. デジタルレストア版(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ルール1 忍耐 ルール2 勇気 良い失業者の掟
真の肖像はデスマスクかもしれない

蝿がたかる裸のマハ
いろんな女に変化していくジェーン・バーキン 探検隊みたいな彼女のわくわくぶりがかわいくてたまらな
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地獄のSE(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

地獄のSEのSEってなんだ!と思って見たが、わからず サウンドエフェクト?

恋、熱、狂気
早坂さんもゴーストワールドのイーニドのように街を出て行ってしまった 追放ではなくて、解放とか脱出であって欲し
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クリスマスのその夜に(2010年製作の映画)

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北欧のクリスマス映画ってほんわかした気持ちになれてよさそう!という気持ちで見て、良い裏切られ方をした
朝井リョウの正欲に、イベントごとの時は自分の人生が採点されているみたいな気持ちになる(めちゃあやふ
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

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手芸のお供に見た さらさらと
ここではないどこかに開かれたまま生きられるっていい わたしはひとりで旅をしているとき、誰とも話したくない気持ち、話すにしてもあまりたくさんの人とは話したくないし、ただすれ
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市子(2023年製作の映画)

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救いたい、助けたいって思うこと
助けてあげるとか、助けてもらうとか、嫌だーってずっと思いながら見ていた
どんな感情のベクトルでも、自分が相手に何かしたことで相手に変わってもらおうとすることは侵犯行為と
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

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すっごいすっごい良かった
子供が大切に扱われている映画が好きだし、傷つきとそこからの回復というテーマに興味がある今見て良かった
システムクラッシャーって実際にある用語なのか
走る、暴れる、叫ぶ
観客が
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

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みんなで叫ぶところ良かった 怒りを発散させる健康なやり方があるって素敵だ
この期に及んでああすればこうすればを考えてしまう自分
やりたいこと的には「怪物」にも近いのかなーとおもった それぞれから見えて
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化け猫あんずちゃん(2024年製作の映画)

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あんずちゃーん!ってわたしも呼びたくなる
あんずちゃんはガワが猫なだけでおじさん、でもどこか浮世離れしているそのバランスがすごーくよかった 良い人だけどなんか適当で下品だしお手本のような大人ではない感
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きみの色(2024年製作の映画)

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共感覚と音楽、未来への選択
高校生のときの自分が助かるような映画だった、今から見ても助かった
瀬戸内の設定なのかなー、海がきれいだった
目の描き方とかまつ毛の不思議な感じを夢中で追っていた 共感覚とい
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正体(2024年製作の映画)

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家族に誘われて見た、藤井道人の映画久しぶりだ〜
外のシーンの撮り方がすごく好きな監督なので長野のシーン見てて楽しかった
どんな環境に繋がれるかでどうなるか決まってしまうのか?とか考えてちょっと苦しかっ
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ユーリー・ノルシュテイン 文学と戦争を語る(2024年製作の映画)

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ノルシュテインの作品見る前にこっち見てしまったのでフーム……という感じでスルスル流れていってしまった そして、前半寝ました
ゴーギャンの絵と君たちはどう生きるか重なる 我々は何者か…
↓断片的に残った
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

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移動するまでの展開の速さでめちゃくちゃ笑っちゃった 行く前と帰ったあとのあっさり具合、いい
おじさんもゲデバンくんも騙されて可哀想ながらもそこそこ自業自得感があるゆるさ でも終わるときには感動
チープ
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

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檻から出たがらないライオン 眠る時には元の場所に帰る人たち
アタックオブザキラートマトの感じがある、カオスなコメディだからか
外にいても馬鹿馬鹿しい争いに巻き込まれるなら、ルールのない穏やかな場所を選
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おやすみなさいこどもたち(1999年製作の映画)

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暖かいおうちで好きな人たちと眠れるのいいな 人間の女の子が足をさする仕草がすきだ

話の話(1979年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

蒸したじゃがいもたべた〜い!色のほとんどないアニメーションだけどアフレコも相まってすごくおいしそう 寒いところでは熱いものが食べられることってわたしの思うよりずっと幸福なことなんだろう
子供が鳥と肩組
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

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友達と美味しいおやつを食べてお茶を飲みながら夜空の星を数えたくなる
白馬は霧の中 霧の中の得体のしれなさ 戦争と文学を語るの中でハリネズミの話を怖いという子供がいる〜みたいなのわかるなとおもった コグ
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キツネとウサギ(1973年製作の映画)

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キツネかわいい〜 ひらひらふわふわのスカートで氷の家をつるつるすべる
うさぎが着替えるときちらっとこっち見てカーテンの中に引っ込むところすき みんなうさぎのこと食べようとしなくてよかった 花の冠編むく
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

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わたしもたんぽぽの綿毛の花束で求婚したい その場で全部吹かれて萎れたら泣くとおもうけど 花束持って飛んでくところとかお花のついたつるでブランコしてるかんじとか暖炉持ってきてあげるかんじとかぜんぶのどか>>続きを読む

ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

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人間が個々としての意思を失って一つの群れになって動いているみたいで気持ち悪かった 歌いだしたところでギャーッと叫びたくなる感じ