とうとう岡本喜八に手を出した。なんだこの怪作……。スタイリッシュな場面転換や展開の引っ張り方、画づくりなど殆どの魅力が現代でも通用するクオリティなんだけど、シナリオの前提や発言からして現代では絶対に作>>続きを読む
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『ダブルX』初回鑑賞後に、インディアン・ムービー・オンライン(IMO)で。いやこれはとんでもない……似たような題材から切り口を変えるだけで味わいが全く違う作品を2つ撮れちゃうカールティク・スッバラージ>>続きを読む
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1作目のレビューによると、初めて本シリーズを観たのは『ワールド・タイフーン』製作中のことらしい。まだ学生やってた頃じゃん!1作目だけ観て「もうお腹いっぱい」とか抜かしてんの、馬鹿め全部観たぞ。さあどっ>>続きを読む
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これもう『インフィニティ・ウォー』じゃん……と思っていたら、どうもこっちの方がリリース早かったらしくて笑いが止まらない。なんなんだこのシリーズ。個人的な瞬間最大風速は冒頭の『レイダース』パロディ。パロ>>続きを読む
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レビュー444つ目!3つも並べなくていいから。
冒頭から全力で喧嘩を売りに行くスタイル!公開(?)当時、話題になってたのを思い出す。現行の邦題は比較的(比較的)大人しめだけど、当初は原題そのままカタカ>>続きを読む
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3作目にしてあの、あの有名な宇宙を泳ぐサメが遂に……。分かりやすいパロネタの続々投入や、シェパード一族は不死身!とモロに割り切り始める風潮は本作から強化。そしてこの辺からシリーズ完走まで、フィンがサー>>続きを読む
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もともと気になっていたのと、好評を聞きつけたので公開初週にIMAXで。前作未見だったけど問題なし、大当たりでした!
竜巻パートと人間ドラマが絶妙なバランス感覚のもとで構成された良作娯楽映画。ケイトとタ>>続きを読む
正しくパワーアップした続編。中盤のピザ屋での一幕が好きすぎて、何度もリピート再生した。
冒頭からシャークストライク発生で一気にアクセルを踏み込み、エンディングまでサメ尽くし。もうホラーの気配はほとんど>>続きを読む
インディアンムービーウィーク(IMW)2024 パート1にて。キネカ大森は『マガディーラ』本公開時ぶり……?当時から変わらないまま爆音で調整されてた(ライブ用耳栓で対応した)。
観た人がうわ言の如く絶>>続きを読む
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前作のレビューで戦記モノと書いたけれど、本作は愛憎劇の要素強めでしたね……。聾唖の奥方の正体とナンディニの出生の真相も含めてそのテーマに帰属している印象で、全体として纏まりはあったように思う。
作中の>>続きを読む
この頃からじわじわとタミル語映画づいてきている。カタめの戦記モノらしく身構えてたけど、その中でもバリバリ活劇やってくれて楽しいし壮大な世界観を魅せる映像も凄まじい。もうひとつの懸念事項だった『勢力図が>>続きを読む
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いやー、これはちょっとどうだろうなあ……。アクションはさらに進化していて楽しいものの、続投キャラ安易に退場させすぎ。展開を二転三転させたいのは分かるけど、あれだけショッキングなハサンの死についてタイガ>>続きを読む
なんか、急に……重くない!?前作の甘ったるくて辛くない少し辛い作風をイメージして観たら、全然空気感違うんですけど。ちゃんとその重さを無駄にしない作劇で、前作より直接且つ効果的に祈りを込めた印パ融和の表>>続きを読む
BS12のGW特集で放送されていたのを録画して視聴。
サルマーン・カーン出演作は『バジュランギおじさん』しか知らないので、邦題から予想した敏腕スパイっぽいサルマーンに「イメージ違ぇ〜!」とボヤきつつ再>>続きを読む
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666。『オーメン ザ・ファースト』の予習にとBlu-rayをお迎えしたものの、結局公開中に観られなかった回。ホラーは体調と覚悟が決まってないと観られないんで……。
『東海道四谷怪談』に同じく、出来の>>続きを読む
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あれやこれやとバタバタしていたら、観終わってから5ヶ月も経ってたり。時の流れは早いですなあ。
VFX畑出身なだけあって、CGが自然に溶け込んだ映像と、見せたい画がバッチリ決まった見せ場の作りはとても良>>続きを読む
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観たかった作品が劇場で、こんな有り難い話には乗るしか!と駆け込んだ。面白かった……。フランス・ジェヴォーダン地方に残るUMAの逸話を題材に、ホラーテイスト基調でロマンをたっぷり振りかけたモンスターパニ>>続きを読む
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1月に劇場で。今敏監督作では『東京ゴッドファーザーズ』に次いで好きかも……。現実と虚構の交錯が物語を掻き乱すさまはやっぱり面白い。ラストの台詞は初見時ギョッとしたけど、何度引き裂かれ鍵の君は死んだと言>>続きを読む
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全然生きてる。ここから今年鑑賞分。久しぶりのポリゴン・ピクチュアズ謹製アニメ、観ていてなんだかホッとした。
TVシリーズの存在を直前に知り完全初見で飛び込んだけれど、単体で成り立つシナリオ&やりたいこ>>続きを読む
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まだまだ昨年分、これでラスト。鬼太郎はCV.高山みなみの第5期をたまに見ていた程度だけど、本作は大して知識がなくても楽しめるやつだった。年明けには友人たちを巻き込んで再鑑賞もした。単にバディものとして>>続きを読む
まだ昨年鑑賞分。ウエスタンをカーアクションに翻案した作品。これは好き、とても好きです。ドライバーの仕掛けるチキンレース、ひりついた空気、これこそウォルター・ヒルの描く西部劇のリズム。撮り方に熱を感じる>>続きを読む
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昨年鑑賞分。多様性を宣いつつ結局自尊心や利益のためとしか捉えていない連中が居る今の世の中において、理解されず庇護も受けられない人たちの息苦しさを描いてくれた本作、暫く抱え込むぐらい良かった。ガッキーの>>続きを読む
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アニーのキャラ改変が酷すぎるとかバス→客船にグレードアップした癖に面白さが大幅にグレードダウンしてるとか、マイナスに言おうとすれば色々挙げられる。実際、退屈な映画だと思う。
でも、スピルバーグのよくや>>続きを読む
「お次はなんだ?」ずっと観たかった作品!午後ローありがとう!!ボンクラエンタメの極地!!!好き勝手殺戮させてるように見えて、ならず者な主人公たちに愛着湧くんだからシナリオの流れも見せ場の置き方も巧みな>>続きを読む
リメイクに留まらず、本作もオカルト上等!なシナリオ。調べてみれば元々のゲームも大概な模様、うんうん考古学アクションはそうじゃなくちゃな!でも石像が動き出して襲ってくるのはかなりエンタメ特化しぐさだった>>続きを読む
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吹雪の中、じっとりと迫り来る未知の恐怖。ロブ・ボッティンの特撮がとにかく凄いと聞いていても目を背けたくなるほどグロテスクで……楽しめたけど中々つらかったですな。フュークスの死や結末なんかの一見して重要>>続きを読む
念願の!!!JAIHO配信時に視聴。
笑っちゃうぐらいどデカい爆発・硝煙、ガンアクション、スロー演出、もうガンファイトはお手の物なチョウ・ユンファ&二丁拳銃の構えがカッコよすぎるトニー・レオン、出たが>>続きを読む
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「みんな家族です!」ハートフルな着地の裏には……。ジェット・リーのキャラにケンカをふっかけるリッグスのチンピラぶり、もういよいよ別人だね。レオ・ゲッツを筆頭に、イジり方がコワ〜……ってなる感じであんま>>続きを読む
火薬多めの景気が良い映画で良かったんだけど、ジョン・ウー味が薄くないか?トラボルタとスレーターの因縁があっさりし過ぎてて、もっとジメジメやってほしかったのはある。主人公にド派手なアクションさせたいウー>>続きを読む
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第1幕から第3幕まで、すべて初日で見届けて。
これほどまでに、何度観ても面白い、何度も観るからこそ丁寧な構成やアニメーションにより感動できる、素晴らしい作品になるとは思いもしなかった。
全12話でひと>>続きを読む
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今敏監督作が劇場で流れてるんなら行くしかないでしょう!と勇んで足を運び、這う這うの体で帰路に着いた。松本梨香の演技、恐怖でしかない。子どもの頃から聞いていた声だからこそ、こんな役も出来るんだ……と驚く>>続きを読む
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シリーズ化の宿命か、1作目では確かに備えていたリッグスの牙とスキルはどこへやら。もはやリーサル・ウェポンじゃなく野生児警官だわな。ただストーリー展開には前作ほど単調さを感じなかったし、アクションもパワ>>続きを読む
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのようにとはいかずとも、マリオらしさを求めて劇場へ足を運んだ子どもたちの目にはどう映ったんだろう、この映画……と巡らさずにはいられないけど、この当時じゃないと生ま>>続きを読む
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中身観てなさそうな邦題シリーズ。男の軽率な行動の数々に目を瞑り機内での駆け引きにハラハラさせられつつも、深夜便に座席で話してたら前後の客には聴こえるんじゃ?とも感じちゃうやつ。着陸してからの攻勢、いや>>続きを読む
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岡田麿里作品、脚本手掛けてたルパンのスピンオフ以外は観たことなかったんだけど、とある事情で予告編をごりごり擦り込まれて。所々の生々しい描写を踏まえると当初の公開規模はちょっとデカすぎる気もするけど、も>>続きを読む
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結末で定番を崩すシリアスなシナリオ、本作では完結せず前編どころか序章に位置付けようとしている(ように思えた)強気の構成。そのくせコメディは前作と同等レベルのボリューム且つ脈絡ゼロのコラボキャラ・タイア>>続きを読む