自然さんの映画レビュー・感想・評価

自然

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卍 まんじ(1964年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

部外者によって家族が崩壊させられる話だけど、入り口が異様で、こういうやり方もあるのかと思った。

分からないことは分からないまま終わるのが潔くて好きになった。
ラストの手のカットすごいよかった。岸田今
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

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再見 映画うますぎ
ジョーペシが唯一信念貫いてるしかっこいい

トレンケ・ラウケン Part2(2022年製作の映画)

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パート1ではただのかわいい女性にしか見えなかった主人公の内面が明かされていくのが面白かった。

レディ・ゴディバは本人の快楽のために行動したんじゃないかと主人公はラジオで言っていたけど、文明社会ではや
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祝祭(年製作の映画)

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クソ上司が温めてくれなかった弁当の唐揚げを渡し合う瞬間の感情

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

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何かを得るためには何かを失わないといけない。大学を中退させられて、もはや何も失うものがないようにも見える主人公がもっと失って、それでも走り続けないといけない感じ、ちゃんと現実の苦さでよかった

陪審員2番(2024年製作の映画)

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主人公が何を跳ねたのかを一度も映さずに主人公が事件の犯人だと映画は伝えようとしてきて、見ているうちにこの人犯人なのかなと思ってしまって、まんまと狙いにハマってたことが怖くなった。脚本すごすぎる。ファー>>続きを読む

地獄の警備員(1992年製作の映画)

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この世の建物とは思えない感じの会社の外観面白すぎた。「俺のこと忘れるな」って怖すぎるけど、それより怖いのは金に取り憑かれた感じの得体の知れない上司、、
ファーストカットの、絶望そのものみたいな女の表情
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんなに宣伝しにくい映画ある?

トンデモ設定だけど、月並みな人生を生きることの難しさなんていう小さい感情をこれほど切実に描いた映画があったかなぁと考えた。
「人を弔うことは、その人を自分の中で殺すこ
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アッテンバーグ(2010年製作の映画)

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時々挟まれる実景すごくよかった、ちゃんとギリシャの歴史を見つめてる感じ

うってつけの日(2023年製作の映画)

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主人公がギャラをその場で支払って欲しいと言い出すところのスリルがすごくて、面白く見た。
元彼が帰国して、両親から借りっぱなしの車を返して欲しいと言われたことから話が動き始めるわけだけど、車を返して欲し
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キネッタ(2005年製作の映画)

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あまりにもストーリーが分からないけど、いいシーンだなぁって思うシーンが時々あった。ゴーカート?ゴーカート乗るシーン、監督の男が他人の車を見てるシーン、店の窓の反射
特にカメラマンと女がゴーカートのとこ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

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初めてマーベル見ました。こんなにコメディーだとは知らなかった。

The Red and the White(英題)(1967年製作の映画)

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赤軍と白軍の区別がつけられないまま話が進んでくけど、主人公もいなくて、映る人が次から次へと死んでいくのはすごい。最終的にラストカットで主人公が立ち上がる瞬間。1ショットの情報量。

ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

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オースティン・バトラーとジョディ・カマーがタンデムしまくる映画かと思ってたら全然違った!

冒頭で運命的な出会いを果たしたはずのベニーとキャシーの間には友情が芽生えて、友情で繋がっているはずのベニーと
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ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

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助産師の助手が発する「バカな恋愛したことない奴なんて、この世にいるんすかね〜」に全てが詰まっていた。確かに劇中出てくる恋愛が全部バカで、でもちゃんと肯定する描き方なので痛々しいけど清々しい。

久々に
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

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テニスの試合の使い方いい、高速回転メリーゴーラウンドは発明すぎ 

ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

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虐待母とアル中親父(我関せず)への恨みは一生続くらしい、この夫婦なんで結婚したのか分からないけど面白かった。良い奴に見える奴はクズで、その逆も然り。

HAPPYEND(2024年製作の映画)

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パノプティコンだった。コウとユウタの関係、ユウタ目線で捉えたらいくらでも感情的に描けそうなところをコウ目線で捉えてるところ残酷で好きだった ところで音楽って結局何なんだろう

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

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尺長い分11人が全員魅力的でめちゃくちゃよかった アンサンブルがちゃんと全員面白い映画ってあんまり見ないなと思った
ナダル頑張ってて好感持てるけどゆりやんは蛇足すぎ

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

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赤い帽子に囚われている限り、得ることのできない幸せ。帽子、指輪、カップラーメンにすがっていては幸せにはなれない。だとしたらどこにsuper happy foreverがあったんだろう、そこを見たかった

ナイトビッチ(2024年製作の映画)

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面白い映画のツラした母親の辛さのプロパガンダ映画すぎて笑えん、、
子供の視点が欠如していて母親目線の押し付けでしかなかった、あと子供の描写が露悪的すぎる

キル・ザ・ジョッキー(2024年製作の映画)

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あまりにも面白い。冒頭、競馬のスタート前、隣のレーンに立つ恋人にウインクされて卒倒し棄権、の流れだけで主人公を好きになった。

ペペ(2024年製作の映画)

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前半、カバのモノローグ??が続き、一体何見せられてるんだ…と思ったけど、舞台が変わり、漁師が出てきてからようやくドラマが始まり、そこからグッと面白くなった。あの漁師が主人公だと捉えると、後半しか主人公>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

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人は食べたものでできているね
意外にもスパイものだったことに驚いた。でも主題の手術の方に尺を使ってしまって、スパイものとしてのストーリーが薄い。

主人公を裏切った後のティムリンは登場しなかったけど、
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彼方からの手紙(2008年製作の映画)

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親になるということ、っていうやり尽くされた主題でこんなに新しく楽しくできるのか、、階段がよかった。途中ギャスパー・ノエみたいになってた。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

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黒沢清の自己ベスト更新映画。ATMとして利用されていても女のことを好きでいられるか、を論点にする立ち上げ方が面白くて鳥肌がたった。一番の協力者に思える佐野くんが最大の敵になる盲点。危険は思わぬところか>>続きを読む

憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.8

全知全能の神
あの頃のランティモス健在で本当によかった、、
最高を感じた ありがとう
マーガレット・クアリー映画なのかもしれない

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

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カラックスか?ってくらい悲観的に恋愛を捉えていて好感が持てたものの、主人公二人を美しく捉えることに集中しすぎて、二人が持っているはずの葛藤がないものにされているようにも感じた。それでも池松壮亮が良すぎ>>続きを読む