なんちゃさんの映画レビュー・感想・評価

なんちゃ

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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

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あふれる品格
圧倒的長さ、名作感半端ない。
時代背景も音楽も相まってワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカを思い出す

ダニーのキャラ、ナイティーハンドレッドの出自がもう泣ける
こうこうおやじぶり
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ラルジャン(1983年製作の映画)

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感情をほとんど見せず淡々と進んでいく。画がずっとおしゃれ。でも脚本に書いてあることを淡々とこなしていくような印象。丁寧に丁寧に因縁と行いをそのまんま描いていく。主人公の心がふとしたことがきっかけで歪み>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

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すさまじい
見終わったあと呆けた。
前半はめちゃくちゃグロい。
映像めちゃくちゃ決まって完璧だった
カメラワークと導線がいい。余計な動きがない。
犯人逮捕に至るまでの展開がめちゃくちゃスピーディで、安
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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色がいい、おしゃれ
「俺は地中海を見渡すクエスチョンマーク」
かっこいい。 
各シーンを思い出そうとするがセリフが難しい。車を最初に盗むシーンとか。
船着き場でレバノン元女王と会話したあとマリアンヌと
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

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おもしろかった
竜巻に疎い人にも共感しやすくつくってることもあり、学びを得ることも出来る。あとキャラが立っててわかりやすい
物語の構造がわかりやすすぎるのが少し気になるけど、その分映像が迫力あって楽し
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

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怖かった!
やはり黒沢清の映像はカッコよくて品格を感じる。チープさをあえて出したシーンも良い意味で印象に残り、全体的な面白さに加担している。赤い女がスーッと横にスライドしていくシーンや窓が開いて雷光で
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バンビ(1942年製作の映画)

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幼少期、家にVHSがあり見倒していた。
約20年ぶりに見返してみると、動きや音のテンポが記憶の奥底からよみがえってきて非常に懐かしい。見ながらしていた家族との会話、兄の揚げ足取りまで思い起こせた。
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

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面白かった!
シンメトリーの構図が印象的
ティム・バートン監督作はこの作品が初めて。
話の進行の強引さがおとぎ話のようで可愛らしい。息子と父の対話シーンのシリアスさと対比が効いていてそこもおもしろい
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

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初っ端からぶっ飛ばしてて展開早い
リアリティはないからたどたどしさがあってあんまり怖くないけど、これでもか!これでもか!という熱量を感じる。
1でみせたような登場人物への共感などは特になくて、そこが笑
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

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なんじゃこりゃ!という印象
とにかく辿々しく、セオリーを守った巧みなスタイリッシュさみたいのは特にない。お化け屋敷のジェットコースターのようなアトラクション感はある。2と違うのはゆったりとしたシーンも
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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安い予算で作られたと聞くが、それを感じさせない映像のセンスの良さがカッコいい。構図やアングルがよく、isoの高いザラザラした質感も良い。ローアングルからの画が印象に残ってる。ブランコからゆっくり家に向>>続きを読む

婦系図(おんなけいず)(1962年製作の映画)

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構図が良いのはもちろんのことだが、さかい先生の料亭での啖呵がキレよくてカッコいい。船越英二もだけど江戸っ子だなーと感じたし、同時に何言ってるかわかんねー感もあって面白かった。あんまりわからせようとして>>続きを読む

運命の女(2002年製作の映画)

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哀しい話だ…
そして前半と後半のジャンルの変わり様が面白い。だから長かったんだな。
留守電、スノードーム、などの伏線アイテムが前半と後半で意味合いが変わって効いてて良かった。
やっぱりダメ…バタン、コ
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

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中3本に比べて内容がスッと入ってきて面白かった。もちろん中三本も実録として緻密なのはわかるけど。頂上作戦は最後の小林旭と菅原文太の刑務所でのシーンが侘びしくて良かったなあ…。
完結編はわかりやすい。そ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

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楽しい映画だった。長い上映時間だなーと思っていたが、だるむことなくあっという間だった。2時間半でだるまないの凄い。全てのシークエンスが愉快さと緊張感で満ち満ちていた
オチは少し…。溜め込んできた火薬が
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さらば愛しき人よ(1987年製作の映画)

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ほんとにカッコいい
オシャレ
ほんとに舞台日本なのか、ほんとに邦画なのか?てくらい舞台も映像もオシャレ。大開発や埋め立てや区画整備される前の東京なのかな。原田眞人、このくらいゆったりした映像美の映画を
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白すぎた。彼氏も彼女も面白すぎた
全く飽きない。帰結をみるとちょっと『寝ても覚めても』に近いものを感じたし、唐田えりかの役所がめちゃくちゃメタっぽかった。
彼氏2人の言動が見てて恥ずかしくなるくらい
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Chime(2024年製作の映画)

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こえー!おもしろかった!
特に何も解決しないけど、想像の余地の中で完結まで描けるので、このくらいでも良いと思った。
怖がらせ方が面白い。
わりとぬるりと怖がらせにくる。
画作りにも編集にも隙がない。隙
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セブン(1995年製作の映画)

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ずっと画がかっこいい!!
構図、色味、空気感、マテリアルどこをとってもかっこよかった。展開も良い。ダレそうになるタイミングで「うおっ」となる展開が入ってくる。冒頭の暴食の殺人現場、図書館のシーン、ビク
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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いい映画だった!
社会に適応できない辛さが前半にめちゃめちゃ詰まってて最初はちょっとつらい。だけどこういう辛さがあるのだなと勉強にもなった。
そして「俺はこんなところで終わる人間ではない!」感みたいの
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ルックバック(2024年製作の映画)

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いいアニメーションだった
田園の鳥瞰からローアングルにうつるカメラワークは平面から空間を一気に感じて鳥肌立った。走るシーン、4コマ漫画がヒラヒラと落ちて扉の下をくぐるシーン、京本主観で部屋から飛び出す
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(2023年製作の映画)

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映像かっこよかった。歴史解釈もおもしろかった。戦の迫力もよかったし、結構面白かった。え、そんな終わり方なの!と思ったけど
冒頭の首の断面の作り込みを見てここまで見せてくれるのかと思って期待値が上がり、
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すごい長い時間を展開多数で描かれていたため、どこが良かったのか遠い記憶のようになってしまった。
ずーっと背景が良かった。気持ちの良い絵だった。その背景の中を自転車で走って終わるのもよかった。
男の子が
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

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非常にいい映画だった!
脚本はいい緩急で、映像も構図やカメラワークがかっこよく、ダレることなく最後まで突っ走った。意外なところでの伏線が思わぬところで回収されて、これこそ良い伏線だ!と思った
ラウもヤ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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ノーラン映画なので手放しで楽しみたいという気持ちと、題材がアレなのでどう描くのだろうというドキドキがあった。中途半端に逃げるような描き方だったら最悪だなと思っていたが、想定より重厚で、そして難しかった>>続きを読む

独立愚連隊(1959年製作の映画)

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佐藤允の顔が良かった
あと愚連隊の隊長も好感持てて良かった

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

傑作だった!
アカデミー賞以外の事前情報なにも得ずに行ったのだけど、想像していたよりも楽しい時間を過ごせた

●はなしが良い!
全体を通してみると大筋は児童文学のようにキレイな冒険譚。異世界に飛び込ん
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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すごくへこんだ
上質な映画だったけど語られる内容があまりに凄惨でつらかった。アーネストのちょっと天然というか、自分が何をしているのかわかってない感じが、ある意味哀れだった。彼がヘイルを切ったシーンは小
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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面白かった。
色々やってみるんだけど肝心なところで踏み切れない中途半端な主人公が大きな問題に直面し立ち向かうことで自分のなかにある課題を克服していくという、成長物語としての面が強い。主人公像が昭和の熱
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226(1989年製作の映画)

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予告編と音楽がめちゃくちゃカッコよくて、サムネイルのもっくんの日本兵姿が美しすぎて見た

五社英雄の映画は、これまで『吉原炎上』『女殺油地獄』をみてて、映像に関しては結構記憶に残っており、印象深い。時
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パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

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原作の絵本の中身を映画のための尺稼ぎで、ひとつひとつの展開をうすーーーく伸ばしてるような感じで、見てらんない。どういう気持であの役者さんたちの演技を見てれば良いのか全然わからない。一つ一つのシーン細部>>続きを読む