このレビューはネタバレを含みます
Netflix配信にて視聴。公開時には、正視できないと思って劇場に行けなかった作品。
PLAN75とは、75歳を過ぎたら自分で死を選べる政府の仕組みだ。
10万円もらって最後に好きなことをし、安楽死施>>続きを読む
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2024年12月。不意に韓国で戒厳令が発令されて、一夜のうちに取り消された。狐につままれたようだった。韓国で「戒厳令」と聞いただけで、1980年の光州事件が思い起こされる。
日本人のわたしでも、それ>>続きを読む
「思秋期」 AT 武蔵野館
俳優の顔や肉体が映画にとって、どんなに大事か思い知らされる。
飲んだくれのジョセフ役のピーター・ミュランの額の深い皺。分厚い胸。
オリビア・コールマンの泣いているのか笑>>続きを読む
韓国映画の異端児であり、
巨匠のキム・ギドクの監督作。
映画を作れずひきこもりを続ける映画監督(自分)の独白ドキュメンタリー・フィクション。
キム・ギドクファンでなければ、観てもしょうがないという>>続きを読む
残念ながら仮想家族の方が、本当の家族よりもうまくいくことがある。
過剰な期待をしないし、いい感じの距離がとれる、
「家族じゃないのに、こんなによくしてくれて」と素直に感謝できるから。
香港の映画プロ>>続きを読む
「ハリウッドのくそ映画に負けるな、いい映画を観てほしい、自分にしか作れない映画を撮りたい!」というメッセージがそのまんま出てくる映画ですが、これほどストレートにメッセージを出していて、なおちゃんと物>>続きを読む
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2024年11月amazon primeにて有料鑑賞。※ネタバレあり
フランスからスペインのガリシア地方の田舎に移住したアントワーヌとオリガ夫婦。家の前の畑を開墾し、念願の有機農業を行って、市場で野>>続きを読む
「テイク・ディス・ワルツ」
ル・シネマにて鑑賞
満ち足りることを知らない、
分かち合うことのできない切なさを描いた映画。
昔「愛はなぜ終わるのか?」という本を読みました。大いにまじめに。
激しい>>続きを読む
緑あふれる山の谷間に渡された2つの古いゴンドラ(ロープウェイ)。オープニングは、小さいゴンドラいっぱいに乗った棺桶を、谷間に住む村人が厳かに見送る奇妙な光景からはじまる。ゴンドラの下に広がる村の人々は>>続きを読む
2024年11月。劇場にて鑑賞。
映画の舞台はパキスタンの大都市ラホール。わたしのパキスタンの知識は、インドの西にあって、インドと対立しているイスラム教の国。アフガニスタンとも近いのでタリバンとも接す>>続きを読む
2024年11月 amazon prime配信にて鑑賞。
劇場で予告編を観て、「この映画観たい」と思っていたのに、同時に観たくなかった映画。観たくなかった理由は、観てわかった。観ている間、ずっと苦しか>>続きを読む
幕末の坂本龍馬や西郷隆盛は映画・ドラマでよく描かれますが、実は戊辰戦争はあまり描かれません。近代日本最大の内戦ともいわれ、まだ人々の中に生々しい記憶が伝わっているから、描き方が難しいのかな?会津と長州>>続きを読む
オープニングで主人公アリ、面接を受けていました。
この主人公、頭まで筋肉でできていそう。
彼の感情や思考は、その分厚い筋肉に隠れてしまって、
はっきりみえない。
というか、覆われすぎていて、感情のひだ>>続きを読む
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世界一周単独無寄港レースに挑んだアマチュアセーラーのドナルド クロウハーストの実話。あまりにもカタルシスのないエンディングに、しばし席を立てないほど。
監督は、「博士と彼女のセオリー」のジェームズ マ>>続きを読む