百花さんの映画レビュー・感想・評価

百花

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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.5

純粋であるが故の美しさと脆さ。戸惑い、悲しみ、苦しみ、張り裂けるほどの強烈な痛みが刹那に、鮮烈に描かれる。


親密な人に対して、親密であるがゆえに恐怖心を抱いてしまい、その恐れが大事なものを壊してし
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

育ちや年齢、置かれている環境の全く異なるはぐれ者達が、不遇にも冬休みを共にすることとなる。時間を重ねることで少しずつ互いの思いやりや過去の悲しみに触れ、感情が変化していく。人との繋がりに希望を持たせて>>続きを読む

冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

放浪と現実逃避の狭間で生きる女性の運命とは。彼女はいつ笑い、いつ悲しむのか。彼女に関わる人々は何を思い、行動するのか。死の最後の2週間に迫り、人々との繋がりや生活がリアルに描かれる。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーが安直で痛さと青さを詰め込んだセリフの数々…ツッコミどころが多いし観てるとこっちまで恥ずかしくなった
背景や効果音は美しかった

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人工知能でもそうでなくても、関係性を構築することの難しさ。自分も尊重しつつ同じくらい相手も尊重するって本当に難しい。OSのように人間より複雑な感情を持ち、AI自身が哲学的視点で「私とは何か」を考え出す>>続きを読む

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.5

少し大雑把なところもあるけど普通にドキドキしたし面白かった

ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

5.0

ヒトも天使も愛の中でこそ天命を全うできるのだろう。しかし愛(平和)を知ることは私や世を知ること以上に難しいのだろう。

20251作品目として素晴らしい開幕

モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

5.0

使命感、責任感に負けないモアナ!!かっこいい!!!モアナ大好き!!

海も海と共に生きる人々も美しい
私も生まれ変わったら鯨になりたい

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった〜
特に大玉当てた後にみんな大金使い出して主要メンバーも殺されてFBI出てきて…ってらへんから、主人公がどう生き抜いていくのか、それとも死ぬのか…!ってなってハラハラワクワクしておもしろかっ
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シーザーの最後の優しい涙に泣いた、、もうエイプ傷ついて欲しくないよ🥲
大佐のビジュアル、the悪者って感じですき
奴隷シーンとか辛すぎたから今回はバッドエイプのコミカルに救われた

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん、規模感も展開も2にしては物足りない🐒💭
シーザーなら10年あればもうちょっといい武器作れてそうやけど…槍??
コバも正論やし仲間守りたいだけやからなぁって思ってたけど息子投げるのは違いすぎ笑、
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

4.5

おもろすぎる
感情移入しまくりの1時間半
表情管理はまさしく人間だけど動きはチンパンジーっていう、クオリティの高さ!!映像技術もアンディサーキスもすごい、、
シーザーが初めて話した瞬間の演出、大正解す
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

サントラが何倍も映画を良くしてる
2人の表情がずっとすきだった

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.0

赤ってすごく綺麗
キャラクターも設定も個性的で、でも「分かる」って部分がいくつも散りばめられていて、感情にダイレクトに訴えてくる感じが良い。見返したらもっと好きになった

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

100万ユーロ!?

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.0

ふらっと寄った映画館で観た
じわ〜と温かく、切ない
映像なんだけど、2人の時間にそっと触れてるような質感
永遠は、その物と場所に濃く記録されてる。言い換えればそこに置いてもいける
絶望があってもきっと
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日日是好日(2018年製作の映画)

5.0

ほっと一息つける、芯の通った道がひとつでもあれば、人生なにがあっても「自分」で歩むことが出来る
五感を研ぎ澄ますことの素敵さを教えてくれた🌿
邦画というか、日本っていいな

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.8

人と人の繋がり🌿
おかんは強くて優しくてあたたかい
樹木希林さんの笑顔…🥲

南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

ふふふと幸せほっこりな気持ち
最後おじさんみんなの朝ごはんのシーン好きだなあ、、家族みたいな関係性素敵
全員が憎めないっむしろ好きっ!!

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.0

水墨画の美しさが表現されてて全体的に綺麗にまとまった映画。
キャラクターと俳優さんのマッチもすごい
なるほど、監督さん、ちはやふるの方か。

ミッシング(2024年製作の映画)

3.5

記者と弟と夫、もう少し深いところまで知りたかった、、それぞれが主役の映画観たい

やっぱり子供を産んだことがないから、号泣したシーンは沢山あるんだけど、どこか俯瞰的で、それを自分自身感じながら観ていた
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

心掴まれる演技
3人とも色々考えてるんだろうけど多くは語らない、それゆえの不安定さと楽しさ、、唯一無二の温度感
惰性さえも色気に感じてしまう

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

ようやく観れた…

質感、、すっごく丁寧、優しい、暖かい
2人の感情の変化が分かるしリアル
好きな描写いっぱいあるしなんかもう勝手に涙が出てくる
みんなに優しい世界であれ………
息苦しくなったときまた
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