ロボ太郎さんの映画レビュー・感想・評価

ロボ太郎

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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.4

先日記者会見した雨穴さんが、お薦めしていた作品。

ミステリーとしても、法廷バトルとしても、ラブストーリーとしても、楽しめる。

そして、シンプルかつ飽きさせない展開。

あのラストはいいね!

スカ
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

4.2

ロバート・デ・ニーロ主演の鉄板コメディ。

アットホームな笑いが盛りだくさんで、
週末の午後に
ほっこりしたいときにおすすめ。

『メリーに首ったけ』のワンコも
可愛かったけど、
本作のニャンコも◎
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ある男(2022年製作の映画)

4.1

過去を消したい男。

新しい世界を手に入れたい男。

連続した世界を生きたいと願う女。
そして子ども。

カギを握る柄本明さんの怪演を
もっと観たかった。

空気人形(2009年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

是枝版『フランケンシュタイン』。

『哀れなるものたち』や
『アルジャーノン〜』などと
比較してみても面白い。

でも是枝監督っぽくない異色作ですね。

「孤独」で、
「空っぽ」で、
「代わりはいくら
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ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

4.7

観る人を選ぶ、「レズビアン上等」なコメディ。

最初はびっくりするが、慣れてくると、爆笑の連続。

共和党や民主党のモチーフが出てきたり、地域格差が話題になったり、意外と硬派なネタも含まれていて、いろ
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あんのこと(2023年製作の映画)

4.2

実話ならではの説得力。

せっかく生まれた希望の芽が、大人のエゴのせいで、次々に絶望へと変わっていくのはつらい。

河合優実さんや佐藤二朗さんの演技が◎

型破りな教室(2023年製作の映画)

4.6

宇宙飛行士パロマ、哲学者ルペ、色男ニコ。

物語が進むにつれ輝きを増す、子どもたちが眩しい。

厳しい現実を突きつけられても、ゴミの中で、「夢は宝物だ」と言い放ったパロマ。

それぞれのハッピーエンド
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

ちょっとおしゃれなアニメかな、と思っていたら、作品全体の不気味な雰囲気にびっくり。

人間とは何かを考える、きっかけにはなるかも。

映像と音楽で、頭の中がグルグルしてしまう。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.9

ぐあーッッ!

広瀬すずさんと松坂桃李さん、ものすごかった。圧巻。

この三連休は、この作品のことを静かに思い返しながら、ゆっくり過ごしたい。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.3

序盤はホグワーツ魔法学校のクリスマス休暇みたいな雰囲気。

中盤から『さらば冬のかもめ』のようなテイストへ。

ハナム先生は可哀想ではない。孤高の存在なのだと思う。

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.3

自閉症、ヤングケアラー、シングルマザー…

映画の前半は、なんだか是枝監督っぽい要素てんこ盛りの作品だなー、と思っていたら、後半はまさかの超能力バトル。

子どもならではの無邪気な残酷さも、見どころの
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嵐電(2019年製作の映画)

3.8

京都、電車(鉄道)、キツネとタヌキ。

夢うつつ。

芝居、小説、8ミリカメラ。

ふわふわした感覚を味わえる映画。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.9

お正月だし、和風な映画を観ようと思ってセレクト。

コント漫才みたいなノリ。

このアイデア一本で、映画を撮ろうと考えた、制作陣の企画力がすごいと思う。

エンドレスおじや食べたいw

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

これはズルい。

「人間とAIとのラブストーリー」と聞いて、もっと軽めの内容だと思っていたのに、完全に裏切られた(良い意味で)。

涙が溢れた。

これは純愛なんだ。

エンドロールで、ホアキン・フェ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.7

自分の意図とは関係なく、自分の大切なものが壊れていく。

あみ子の味方が少しずつ減っていくのがつらい。

孤独に生きていくという宿命が悲しい。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.0

転売ヤーの闇。

サバゲーのような、どこかユーモラスなガンアクション。

佐野くんの正体、気になるわー

蛇の道(2024年製作の映画)

4.0

アルベールたちのアホな言動と、小夜子の静かな怒りが対照的。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.1

戦争で、職業軍人としてのキャリアを失い、これまでの価値観を失い、妻を失い、そして娘を嫁がせる。

全てを受け入れ、初老の男に最後に残るものは、なんなのだろう。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

近年の全国の被災地を巡る旅。
悲しみに向き合い、鍵をかける。
ラストはダイジンが、
かわいそうで切なかった…

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

ハリポタよりも、少し大人の世界観。

タイトルからして、魔法動物たちを主人公にしたのは新鮮ですね。

ハッフルパフ出身のニュートくんの活躍、今後も楽しみです。

怪物(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

①自分でじっくり観て、
②感想を語り合って(filmarks含む)、
③考察サイトで深読みして、
何度も楽しめる作品でした。

私的には、
「怪物」=他者に理解してもらえない人たち
なのだと思いました
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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.7

理不尽。
おせっかい。
そして生きる喜び。

破天荒で愛嬌のある、
ジャック・ニコルソンが◎

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

戦争ものだけどコメディという、絶妙なバランス。

「みんな、死なないで!」って願いながら、あっという間の109分でした。

ジョジョ君が危なっかしくて、可愛らしい。

個人的には、窓から外に吹っ飛ぶア
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サムサッカー(2005年製作の映画)

4.6

ありのままの自分を受け入れる。

答えは一つじゃないんだ。

顔を上げて歩き始める、エネルギーが湧いてくる作品。

キアヌ先生は、アクションなしでも◎

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.8

騒がしく殺伐とした世界。
そんな中でドッグとロボが出会う。

いつも笑顔で無抵抗なロボ。
降りかかる試練の数々。

夢を見ることが救い。
ラスカルと出会えたことも救い。

ラストが特にいい(涙)
『S
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