このレビューはネタバレを含みます
演出が丁寧でゾクゾクッ！と来る感じがたまらなかった。奥行きを意識したカメラワークの意匠の凝らし方も不穏なムードを盛り上げてしっかりと持続させてましたね。
ただ一つ言いたいのは「ここ10年でいちばん怖い>>続きを読む
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憂鬱そうな顔をしてるだけで様になるレイフ・ファインズをはじめとした90年代の映画好きが喜びそうなシブいキャスティングに宗教がらみでしかも選挙とかいうこれまたシブい題材だが、教皇候補にかけられた疑惑や張>>続きを読む
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ドキュメンタリータッチで淡白な導入ではあるが、全体通して暖かいムードで包まれていて、最後はじんわりと涙が浮かんでくる傑作。
元収監者の口から発せられる「演じる事で人間らしくいられる」というセリフの説得>>続きを読む
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阿部寛の演技は良いし思ったより頑張ってたような気もしたが、やや緊張感に欠ける。dボタンを使って投票するアレも別にどうってことない。
女性キャスターの何これドッキリ？みたいなセリフも違和感すごかった。仮>>続きを読む
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実は全然興味なかったんだけど、ジャパンプレミアでファンサに務める主演のふたりをたまたまYouTubeライブで目にしてちょっと気になってきて鑑賞。
本国での評判に違わぬ、ものすごい作品。ミュージカルと>>続きを読む
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純粋な歌の良さが、印象的というよりはただ奇をてらっただけに思える強烈な演出のオンパレードにかき消される。激甘虹色砂糖菓子を突然口の中にぶっ込まれるようなもの。なんか、良くも悪くもグレショのマイケル・グ>>続きを読む
元ネタは知らないが鑑賞。まぁこんなもんか。観た次の日には記憶から消えてそうな作品だったが、この世に山のようにある「よくこれで劇場公開しようと思ったな！？」って映画よりは幾分かマシ。
豪華キャストや監督>>続きを読む
ボブ・ディランについて上映15分前に着席してググれる範囲の知識しか頭に入ってない状態でIMAXで鑑賞。
ドキュメンタリーの合間合間に挟まる再現映像を極限までお金をかけて映画ということにした作品のよう>>続きを読む
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アカデミー賞でタイタニックと一つ違いの13ノミネートという快挙を成し遂げながらロッテントマトの観客評価は16%とだいぶ低評価。この差は一体何なんだ？興味本位で試写に応募し鑑賞。
自分の都合で捨てたく>>続きを読む
トイレに行くのに電気が消えた廊下を歩いていかなきゃならなくなったときの子供の頃の自分の感性が強制的にカムバック。
絶対に何も出ないはずなのに、何か出てきそうな暗闇…そんなコンセプトが面白く、そして最恐>>続きを読む
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MCUに全くと言っていいほど触れてこなかったんだけど、ハリソン・フォードの出演（しかも吹き替え声優が村井國夫）に思わず食指が動き続き物上等の精神で鑑賞。
登場人物の設定が意外とシンプルで、過去作との繋>>続きを読む
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選手村での銃声、何かが起こったことに気が付き事態を把握すると一刻も早く報道態勢を整えねば！と奔走するスタッフ達。最初から最後までリアルタイムで進行しているかのような緊迫感。
中でも、人質解放のウワサが>>続きを読む
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そんなわけあるかい！な物語。キャストだけは豪華な90年代のエロティック・スリラー的な。ただ本作は駆け引きこそあれどスリラー感は薄い。
正直どんなふうに楽しんだらいいのかよく分からなかったけど俳優陣の演>>続きを読む
どういうことをしたいのか、どういう話にしたいのかは何となくわかるけど、ありとあらゆる点で詰めが甘くて全然物語に入っていけなくて、最後の最後まで蚊帳の外だった。30分くらいの中編作品だったならまだ耐えら>>続きを読む
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生まれてこの方一切ガンダムに触れてこなかったんですが、ここからなら入っていけそうな雰囲気がしたので思い切って鑑賞。
そしたら前半の物語が何のこっちゃ分からず専門用語も耳を通り抜けてどっかに行ってしまう>>続きを読む
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最近の映画ではまず見ないような変わった構成（とインターミッション）のおかげで最後までダレない。この尺で！まずそれがすごい。
引きのショットで映されるカッラーラの大理石に思わずクラッときたり、視覚的な満>>続きを読む
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初めてイラン映画を観た。
家族を愛していたはずの父親が徐々に余裕を失っていって盲目になっていく姿が悲しくもあり恐ろしい。
幸せな時間を取っておく為のモノだったはずのハンディカメラが家族への尋問の記録>>続きを読む
冒頭からすごくテンポ良く進んでいく。激流・森・動物たち…美しく、力強い映像の数々が短い間にドンドンやってくるもんだからその勢いでいきなり泣いちゃいそうになる。序盤も序盤でこんなにも心奪われるなんて予想>>続きを読む
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90分という短い尺で作りとしては割と平坦な印象を抱いたが、一方でその裏に様々な含みも感じさせる。どことなく、リチャード・リンクレイターの映画のような雰囲気がする作品。
ジェシーとキーラン、ふたりともタ>>続きを読む
試写会にて鑑賞。
細部まで作り込まれた九龍城砦のセットが生み出す、今まで全く見たことのない猥雑な世界が凄まじい。思わず飲み込まれそうになるというか。10億の製作費も納得の出来。
ストーリーは、任侠も>>続きを読む
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どっからどう見てもテンプレご都合主義なのに盛り上がらない微妙な時間が続いたので今回は悪い方のステイサム映画かとがっかりしそうになっていたが、黒幕の情報を聞き出すときに「言ったら殺される」という返答に対>>続きを読む
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IMAX版で鑑賞。インド映画×SFというありそうでなかった組み合わせ。大仰なのがインド映画の醍醐味だとは思うんだけどそれにしても今回は山盛り過ぎて途中でもうお腹いっぱい。
どう考えてもプラバースさんが>>続きを読む
この内容で実写版リトル・マーメイドと公開時期を合わせてくるというドリームワークスのあからさますぎる当てつけのようなムーブはちょっと面白かったけど、実際観てみるとありとあらゆる点がありきたりで単なる逆張>>続きを読む
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豪華なキャストで中身はB級というずいぶんテレ東臭い作品。一度見たらそれっきり二度と再見しようとは思わないけど、この手の作品は大好物。マルちゃんが思いのほか早めに退場したのがちょっと残念。
本編とは関>>続きを読む
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マーベル映画をなんとなくで観ている身として、どの作品とも大したつながりがないというのは大変足を運びやすい。
で、ポスタービジュアルも予告もカッコいいから、これは今度こそ名実ともに立派なSSU作品が誕生>>続きを読む
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インスタに載せるためだけに購入されてゴミ箱に投棄されていた映えるアイスのことを思い出した。
そして、鼻持ちならないニコラス・ホルト。あれがマンスプレイニングってやつなんでしょうか？
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最近のブラムハウス、FNAFは微妙だったし、その後もナイトスイムといいイマジナリーといい評判が悪いのでスルーしていたが、今回はあの「胸騒ぎ」のリメイクということで、ブラムハウスはどう料理したのだろう？>>続きを読む
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客観的に見ると100%安全な環境でも、ここは危険なんだと思い込んでしまえばそこは自分にとっては怖くて怖くてたまらない場所になる。逆もまた然り。
食事を取らないのが良いだなんて、スクリーン越しに俯瞰して>>続きを読む
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フリマサイトでチケットが500円で叩き売りされていたので、特に見ようとも思っていなかったのに購入してしまった。1作目すら観ていないのに！
という訳で宅配レンタルで過去作をレンタルし超速で予習を終えて劇>>続きを読む
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シリーズ追ってないけど"全米が吐いた"とかいう謳い文句に惹かれまして、登場キャラクターだけ事前にちょっと調べて鑑賞。
老若男女問わず平等になぶり殺しにし、拷問し、あれだけ惨いことをやっているのに胸糞>>続きを読む
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根底に流れるテーマはクリストファー・ボルグリ監督の前作「シック・オブ・マイセルフ」とほぼ一緒。ポスターや予告編から想起するほど大層なことは起こらないというのも共通してるかな。
ふつうの人の、ふつうの欲>>続きを読む
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IMAXレーザーGTにて初鑑賞。
画面いっぱいに広がる宇宙空間と、そこを漂うちっぽけな探査船を見ていて、ただただ真っ暗な世界がこの空の上に際限なくずっとずっと続いているんだと想像してはその途方もなさに>>続きを読む
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1はリバイバル上映で初鑑賞。あんまり好みじゃなかったけどせっかくだから2も観ておくかという流れでハードルが低くなった結果、思いのほか楽しむことができた。
単純に技術の発達で視覚的にクオリティの高い映像>>続きを読む
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この映画、見終わって最初に浮かんだ言葉は「ラジー賞」だった。
お決まりの要素だらけで構成された、今どきこれはないだろうってくらいコテコテのバディムービー。キャラクターもアクションも押し並べて平凡。後者>>続きを読む
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今年の初めに「マイ・ハート・パピー」という、韓国映画で犬が題材の作品を鑑賞していた。まぁ確かに少し似てるけど、こちらはこちらでまた違った面白さがある。
同じテーマを取り扱う以上多少のカブりは避けられな>>続きを読む
