浦野いすさんの映画レビュー・感想・評価

浦野いす

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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

全体的に面白かったけど良い映画だとは正直思わなかった。ナイブズアウトが如何に優れたミステリー映画だったのかを望まずとも比較してしまう作品だった。
私が横長アスペクト比過激派である事もあり、公平な判断と
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

赤狩りについてや、アメリカにおいての共産党の立ち位置などの歴史的政治的背景についてあまり知らずにいたため最初の方は特に内容を把握するのが非常に難しかったが結果的に大分面白かった。
面白かった事には違い
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イカロス(2017年製作の映画)

4.0

これが「この作品おもろいっすよ!」みたいなノリでエンタメ映画の横に並んでるのエグすぎる。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.6

キャラクターの掘り下げが余りに甘過ぎて刺さらなかった。いくらなんでもそうなる為の動機が全員弱過ぎるだろ。

「お仕事何されてるんですか」
「あ、転売ヤーやってます」
こいつロック過ぎる。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.7

やっぱ破壊ですよ結局は。
前作見てからもう数年近く経つので記憶は浅いのですが、前作に比べるとやや社会派でそこそこなメッセージのある内容になってるような気がしたんだけどスタイルは変わらず、前作の期待に十
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.8

戦争映画がまた一つ上書きされたような感触がした。
印象の明確に区分けされたそれぞれのキャラクターや、テーマ、ロードムービー的な進行など地獄の黙示録ライクな作品だったが、それ以上に写実性や臨場感を意識し
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.8

アニメのクオリティは高いけどそれにしても話の内容やカットも殆ど原作のまんま過ぎて映像化する意味が有るのかとか、内容も短か過ぎてこんなん映画と言うより30分のショートムービーやんけって思いながら見てたん>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.9

2年ぶりに見返したら好き勝手やってんなって印象がより強くなったけど、キャラクターに対する視点がやけに鋭くて、そういう点で愛のある作品ではあったのかなと。うる星やつら自体私自身詳しく知っているとはとても>>続きを読む

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

4.0

最後まで観てやっと面白くなったが、中盤までは話の本筋を掴むのが大変だった。きっとあえてあやふやにしているのだろうけど。

Valimo(2007年製作の映画)

3.4

カウリスマキ監督って名前だけ知ってる監督で、絶対自分にハマると確信してるけどなかなか手を出せない監督のひとりなんだけど、4分のショートフィルムを見つけたので、これなら何の気兼ねもなく見れるなと意気込ん>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

シンプルおもろ映画なんだけど稀有な独自性があるな。演出やカメラワークが何気に秀逸なんだよな。シャマラン映画って展開が意外すぎる映画って印象が拭えないんだけど、真に凄いのはその映画の見せ方だと思うよ。

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.9

全年齢対象すぎるし、あるべくしてある2みたいな素晴らしさがある続編だった。それはつまり続編としてあまりに完璧で良くできた作品で、残念ながらブラジルのハンサムパイロットは出ません。

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.2

つまんなかったな。ひとつのアイデアで突っ切ってる感じが良くなかった。もうふた捻りくらい必要。

(2022年製作の映画)

4.5

鍋食ってどエロいセックスした後に「オレたちでSEX極めようぜ‼️」って言ってるとこ終わってるワンピースみたいで良かったです。
妹が「普通に気持ちいいんですけど〜!!!」って主人公にセックス電話してるシ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

今まで見落としてきたどこにでもある映画だ。今まで見落としてきたどこにでもある映画じゃないですか。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.9

良すぎるだろ。良すぎるだろ。良すぎるだろ。良すぎるんですが、こんな形で感情を表しちゃって良いのか??という罪悪感というか、いけないことをしているような、何らかのタブーに指先で触れているような気分には若>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

4.4

アニメーションマジで凄いから好き。内容は多分原作の世界観が壮大なあまりまとまりきらなかったんだろうなという印象だけど、画が良かったので満足しちゃった。同じく渡辺歩監督作品のドラえもんでも言える事だけれ>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の恐竜2006(2006年製作の映画)

3.9

最初のピー助との別れまでが傑作で、それ以降は助長って感じだった。

宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.0

スピルバーグ映画の中では駄作と聞いていたので何となく避けてたけど、いざ観ると十分面白くて拍子抜けしてしまった。
いかにもな終わらせ方だったりのシナリオのチープさは否めないけれど、全体を通してみればスペ
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若者のすべて(1960年製作の映画)

4.7

傑作の大作。可哀想なナディア。善し悪しを冷静に見定められる四男がいて良かった。

名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊(2002年製作の映画)

3.9

すごい攻めた内容してて好きだし、元太のログアウトシーンがシュールすぎて面白い。

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

5.0

時代劇ってこうあるべきだと思うんですよ。ここまで史実に基づいて忠実に江戸を描いた作品っていうのは本当に稀なのでもっと評価されても良いと思うんだけど、如何せん内容が単調すぎる。けれどそこまでして描きたい>>続きを読む