しおしおみろさんの映画レビュー・感想・評価

しおしおみろ

しおしおみろ

最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

いやこれも何回見たねん。なんでマークしてないん。おもろすぎて言葉失ってた説。やっぱり韓国映画は便所ボコボコシーンが最高。チョジヌンは便所で人をボコボコにするために生まれてきたんかな?(褒めてる)

ソウルの春(2023年製作の映画)

4.5

本気すぎじゃん...魂が震えたYO...あえて言葉を選ばず言う。どうかこの素晴らしい映画大国に本当の自由が訪れますように。

偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

3.8

こういう心の綺麗な人たちがいてくれるから世界は首の皮一枚で繋がってるんだな。。さすがのイ・ジェミョンも映画までは統制できないのか。今も全く同じことが韓国で起こっているよ。今も!全く同じことが!韓国で起>>続きを読む

同じ下着を着るふたりの女(2021年製作の映画)

3.8

〈毒親〉と並べて拝見。映画的にはダントツでこちらの方がおもしろい。親っているだけで親なんだよな。やり方は間違えてもそこにもともと愛はあったはず。なんかそれがとても切ない。もし何かの拍子で親になったなら>>続きを読む

毒親<ドクチン>(2022年製作の映画)

3.5

このくらいの親はごろごろいそうな感じ。最後のわざとらしい演出は冷めるけど、子どもがまともに育った結果が死なんて悲しすぎるよね。どうか愛と所有を穿き違えないで。妹はもう2人の子どもがいるんだけど、自分の>>続きを読む

グリーンフィッシュ(1997年製作の映画)

3.8

ソッキュヒョンどんくさい役似合うなぁ、、これにてイ・チャンドン修行完了であります。人が一生懸命生きていて、全ての余白に意味があって、言葉に出来ない何かがたくさん詰まってて、心に残る映画とは、こういうこ>>続きを読む

ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

3.8

イ・チャンドンは考えるな感じろだと思っている。ペパーミントキャンディー、バーニングに並ぶ考えるな感じろ映画だった。

よりそう花ゝ(2019年製作の映画)

3.8

せっかくみんないいキャラしてるからドラマで見たかったかもぉ、、、

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.0

なんだか何度も見てる気がするけどマークしてなかった。全ての質が非常によい。何回見ても面白い。但しジジイキモすぎ問題はあります。

ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.5

肝心のラストがよくわからず、何故か調べるとかもせず、するりと抜けていった。生きるか死ぬかみたいな人たちの映画を見過ぎて、まぁまぁそんな喧嘩せずに、みんなで冬の大三角でも観察したら?と思ってしまいました>>続きを読む

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.5

駄作ギリギリのライン攻めてて本当に役者で持ってる。韓国の役者はすごい。あまりにも険しい元旦映画修行の心の傷を癒やし温めてくれた功績はでかい。大きめのSA(サービスエリア)で賞を受賞。

あしたの少女(2022年製作の映画)

4.0

原題が"次のソヒ"なの、かなりグロい。あかんもう正月社会派映画見過ぎて鬱。こんな糞みたいな社会の歯車回したくないよ。結局悪いのは資本主義なんだね。資本主義は人を殺すんだね。もうわかったから何かもっと朗>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

3.8

母親とたいして年が変わらなそうなおじさんが強制収容所に入れられて腐敗した遺体を片付けた、腐った遺体は腕も頭もポロポロとれると言っていた。鼻くそつけた小さな女の子が殺されると怯えて泣いていた。生きるため>>続きを読む

人間の境界(2023年製作の映画)

4.0

もはや勧善懲悪で片付かないことばかり、人間の限界。帰省早々実家インフルパンデミックで年明け前にスタコラサッサと逃げ帰ったことがまじでなんでもないことだったと思う2025元旦です。今年は少しだけでも何か>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

アウシュビッツで何があったのか、今は広く知られているから音に集中すればあの家族が異常に感じるけど、実際あの家族みたいに、みんなただ日常の雑音として暮らすんだよ。現にそうしてるじゃない。アウシュビッツの>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.5

女の子ってここまでとは言わないがこんな感じになりがちだよな。意地っ張りで、情け深いんだか、薄情なんだか。なんだかなァなんですわ。

不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.8

チェ・ミンシクが見るたびに北の人やってる。無愛想でチャーミングなチェ・ミンシク大好き

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

オッペンハイマーが作らなかったとしても誰かが作ってたと思うから、別に彼に対して何か思うことはないしあんまり興味持てなかった。大事なのはもう使わないことです、落としてもあとは死ぬだけの老人たちがその決定>>続きを読む

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.5

後半サスペンスになったことでやや作りの甘さが露呈した感じはある、時代を反映するのが早ぇのよ韓国は、、人間のグロテスクさを事前に確認しておくことで当事者になった時のダメージを軽減(?)

非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ解像度の高い人間の映画だった、、、すげぇ。誰にでも起こりうる、誰にもコントロール出来ない出来事。飛行機に刑事の家族が乗っていなかったら、、、?明日は我が身で。拍手

戦争と女の顔(2019年製作の映画)

3.8

ウィダーのビッグパレードを思い出したんす。たくさんのものが踏み躙られて成り立つ戦争に、抗えるものなら抗いたいよみんな。生きても地獄、死んでも地獄。せめて彼女たちが何らかの形で救われたと信じたい。

ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

4.5

最初はお金持ちで裕福なマダムに見えてたペトラ、最後は毛を刈られた哺乳類みたいになっちゃって、なんて哀れ。マレーネの愛の深さ。ガッツポーズのラスト。これは久々のスタンディングオベーション。

アタラント号(1934年製作の映画)

4.0

もう開始5分で頭抱えるぐらいかわいい映画。ねこおじ界で言ったら松重豊演じる猫村さんが不動の1位だったけど、だいぶ接戦。

男の世界(1934年製作の映画)

4.0

薄っぺらいラブロマンスではありませんようにと祈る前半だったけど、話が進むにつれどんどん面白くなってくる。ブラッキーかっこよすぎて泣ける。みんな間違ってないの本当に辛い。

妻よ薔薇のやうに(1935年製作の映画)

4.0

品位すご〜。今急速に失われていってるのってこういった品位だと思う最近。品があって背筋が伸びるので、猫背の諸君には必ず見ていただきたい。古の映画を好き好んで見ている私たちだけでも、品位を保って生きような>>続きを読む

浮草(1959年製作の映画)

3.8

トーキーヴァージョン。こちらもかなりいい。サイレントの親方の方が好きだったのと、どえらい美人ばかり出てきて話に集中出来ない感じはあるが、いいものはいい。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

おお、目新しくておもしろい。神経衰弱の描写神がかってた、こっちまで悪夢をみてしまいそうだ。フェミなのにやってることが俗に言うあかん男性っぽいの面白い。このあかん男性っぽいと思ってしまう人間の盲目さに対>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.0

何何何を見せられたんだ、一体。普通に子どもの残酷さを描いた話かと思った、てかそっちのほうを期待していた。まさかこんな神vs神みたいなの。うーん