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映画の途中で、どこまでが現実でどこからが主人公儀助の夢なのか、その境目が分からなくなってしまいました。更に、「敵」というのはキーワードであり、何かのメタファーだと思うのですが、それもとうとう最後まで>>続きを読む
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映画の中盤に、結末に繋がる重要な伏線が出て来ます。僕はこの場面で「ああ、ラストでは逆に弟が兄を車で轢くんだな、しかも寸前で止めずに轢いてしまうんだな」と、映画のオチが見えました。ただ、このような展開>>続きを読む
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「震災なんかどうでもいい」、シチュエーションは様々あれど、登場人物にこの台詞を吐かせたのは、宮藤官九郎脚本のお手柄だと思います。震災や洪水などの自然災害は、確かにそこに存在します。でも、当事者以外に>>続きを読む
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スペイン語では「ポテンシアル」と発音していました。「可能性」という字幕になっていましたが、「潜在能力」のことでしょう。誰でも「ポテンシアル」は持っている。大事なのは、それを開花させ、発揮させてくれる>>続きを読む
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観終わって、ただただ権力は恐ろしいと思いました。松重豊演じる川田刑事部長は「真実なんてどうでもいい」と言い切ります。組織の存続と身の安寧が大事なのでしょう。もし鏑木が護送車から逃走しなかったら、もし>>続きを読む
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分かっていても泣かされてしまう、そんな映画でした。とある動物病院を起点にして、そこに関わる様々な人々が、犬との絆を再発見していきます。筋立てに際立って見事なところもなく、展開もほぼほぼ読めてしまうの>>続きを読む
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これぞアクション映画の手本だと思います。ヒーローのジェイソン・ステイサムが桁外れに強い。悪い奴はどこまでも悪く、精一杯あがきます。引退して田舎で静かに身を隠して暮らしていた元エージェント。彼の面倒を>>続きを読む
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真面目に、丁寧に作られた映画だと感じました。劇中に、「真面目にやっていれば報われるんだなあ」というような台詞があったと思います。もちろん、全ての映画が当たる訳ではありませんが、この映画の誠実さは、成>>続きを読む