しばわんこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)

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ロイヤル劇場で鑑賞。
1956年、市川崑監督の作品。
第二次世界大戦の末期、ビルマからタイに向かう部隊。その中にビルマの竪琴を奏でる隊員がいた。その隊員が終戦後、未だ戦闘をやめようとしない部隊に隊長の
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フィガロに恋して(2020年製作の映画)

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オペラ初心者でもオペラの魅力を堪能できる映画。
ありきたりなストーリーだけど、好感が持てた。主人公のミリーが魅力的だった。

関心領域(2023年製作の映画)

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アウシュビッツ収容所の隣りで平和に暮らしているドイツ将校一家の暮らしを描く。収容所の中は描かれず、塀の向こうから音のみで聞こえてくる。
塀の向こうには全く無関心で暮らす家族にどのような感情を持てば良い
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柳ケ瀬ブルース(1967年製作の映画)

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柳ヶ瀬ロイヤル劇場で映画「柳ヶ瀬ブルース」を見てきました。

1967年に公開された「柳ヶ瀬ブルース」は美川憲一のヒット曲をモチーフにした梅宮辰夫主演の映画で、美川さんも出演しています。

昭和のギラ
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カムイのうた(2023年製作の映画)

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およそ100年前、文字文化を持たないアイヌの民が口伝えしてきたアイヌの叙事詩「ユーカラ」を文字で残し日本語に翻訳をした知里幸恵さんをモデルにした実話を基に創作した物語。

知里幸恵さんをモデルにした主
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東京カウボーイ(2023年製作の映画)

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舞台はアメリカモンタナ州。井浦新新演じる東京のサラリーマンがモンタナの大自然とカウボーイとの触れ合いの中で、心を解放していく。ハートフルなドラマ。
藤谷文子は脚本だが、井浦新の上司で婚約者という役どこ
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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

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地元名古屋駅西のミニシアター、シネマスコーレが舞台の熱いドラマ。
自分自身も当時名古屋で過ごしていて、シネマスコーレにも行ったこともあり、懐かしさを感じた。
若松監督を演じた井浦新の演技がいい。井上監
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十二単衣を着た悪魔(2020年製作の映画)

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主人公が源氏物語の世界に入ってしまうタイムスリップ?ファンタジーもの。
弘徽殿の女御に仕える陰陽師になる。弘徽殿の女御、六条の御息所が源氏物語とは違うイメージ。三吉彩花の弘徽殿の女御、伊藤沙莉の倫子の
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

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若い頃に聴いていたボブ・マーリーの歌を映画館で見られるのが嬉しい。
歌に込められた意味や時代背景がわかって良かった。
音楽で世界を救おうと命をかけていたミュージシャンがいた時代を改めて思う。

碁盤斬り(2024年製作の映画)

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碁の達人で寡黙でどこか影のある浪人。草彅剛はこういう役がとても良く似合う。
碁のシーンも殺陣のシーンも緊迫感が良い。
ありがちな復讐劇のように見えて、よく練られた脚本も素晴らしい。傑作時代劇だった。

八つ墓村(1977年製作の映画)

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ロイヤル劇場にて鑑賞。
何度もリメイクされている名作だけど、初めて観た。
映画好きだけど怖いやつは苦手。
若い頃のショーケンが事件に巻き込まれる。金田一耕助は石坂浩二ではなくて渥美清。寅さんのイメージ
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縁の下のイミグレ(2023年製作の映画)

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現代の奴隷制度と言われる技能実習生制度、そのカラクリがわかりやすく理解できる。
コメディという形をとっているが、そこにはそこには笑えない現実がある。
ラストの実習生の言葉が痛烈。
低迷し続ける日本経済
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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抑揚のない台詞、大自然とどこか不穏な空気を感じさせる音。「ドライブマイカー」同様に濱口竜介監督の映画は聴覚に響いてくる。
山間部の集落で暮らす人々へのグランピング場開発の説明会、集落の人々の不安と憤り
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レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX(1981年製作の映画)

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午前十時の映画祭で鑑賞。もう何度も観ているが、映画館で観るのは初めて。
ルーカス原案、スピルバーグ監督、主演はハリソン・フォード。
まさにエンターテイメントの名作。アドベンチャー、アクション、ロマンス
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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第二次世界大戦時、天才科学者オッペンハイマーが、いかにして原子爆弾を開発したか?そして、その後のオッペンハイマーの不遇な人生も描かれていきます。

難解な映画でした。3時間と長く、たくさんの登場人物が
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