映画とちがってドラマは長時間キャラクターと付き合っていくから、「親しみ」みたいなのが大事だし楽しみでもある。
それを感じやすいキャラクター(俳優のパーソナリティ・ルックスも含む)とそうでないケースが>>続きを読む
ちょうどいい、というほか言葉がない。でも実はこういう俗物的で軽薄なドラマの方があとで思い出す機会が多かったりするから奥深い。まあ、テーマ自体は重いから軽薄ではないかもしれないけど。なにしろ軽いのはいい>>続きを読む
だいぶ観るのに時間かかってしまったけどやっと観終わった。まあとにかく最高。
大好きな「アトランタ」チームの新作。演出も脚本も最高なんだけど、なによりStephen Murphyの撮影がたまらなく好き>>続きを読む
おもしろかった。お正月向きの良いドラマスペシャル。
ひと昔前だと山田太一、向田邦子、倉本聰あたりの脚本家の名前で特別枠のドラマをやっていたけれど、今だと名前を冠して客を呼べる脚本家は坂元裕二くらい?>>続きを読む
最初はなんだか何気ない2人の会話の何気なく無さがちょっとむず痒くて苦手かな〜と思ってたけど、そのうち慣れた。
慣れたら色々心地よくなって、ぬるい風呂に浸かるような感じでダラダラ観てしまった。いいと思>>続きを読む
桜田ひより目当てで見たけど良かった。みんないい人すぎてなんだかなと思うところもあるけど脚本も撮影も良かった。
音楽は「ルックバック」とおなじ人だがこちらは良かった。でも使われる曲は全体的に良くない。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
カメラワークと編集のリズムが苦手すぎなんだが、監督が「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレスと知って納得。メイレレスじゃ仕方ないかみたいな気分になる。
過去作品のフッテージがちょいちょい挟>>続きを読む
filmarksオンライン試写会にて早めに鑑賞。
「女子プロレス」というある種独特なシチュエーションを利用して、青臭い青春ドラマをやっちゃえっていうことなのかな。エモーショナルな展開の割に演出はそう>>続きを読む
比較的うすめの味つけ。1日2日で完走するにはちょうど良い程度のミステリー具合。
題材的にはどうしても「ツインピークス」を思い出してしまう。もう少し近いところでいえば「13の理由」かな?あれほど込みい>>続きを読む
原作ファンなので、どんなもんだろと思って観てみたけどそれほど悪くはなかった。
俳優部は控えめに言って素晴らしい。未来を感じる。撮影もそれ自体悪くはない。でも冗長。企画とプロデュースに難があるのか?知>>続きを読む
とにかく綾野剛が良かった。はじめて。大根仁の生真面目さがいい方向に作用した好例。
これはめちゃくちゃウェルメイドな傑作。とにかくシナリオがテクニカルすぎてヤバい。とくに5話はエグい。
まず、言葉を扱う辞書がモチーフとなっているだけあって、ダブルミーニング、トリプルミーニングを自然>>続きを読む
もういまさら作品評は良しとして、やっぱり気になるのは演出。特に音楽。
ご存じのとおり「いとしのエリー」が主題歌として存在感を放っているのは間違いないんだけど、じつは「栞のテーマ」「シャララ」「いなせ>>続きを読む
追悼として、見逃してた作品の落穂拾い。
リアルタイムでも観てないし、その微妙な制作年代ゆえにリストの上位にのぼってこなかったドラマシリーズ。
もう山田太一節が炸裂しまくっていて笑みがこぼれてしまう。>>続きを読む
「傷つきやすい私たちモノ」と括れそうな最近よく見るタイプの群像劇、「日曜の夜くらいは」とかね。嫌いじゃない。サイレントより全然好き。
脚本は随所に仕掛けがあって工夫されてるんだけど、どうもそのテクニ>>続きを読む
なんかフールーが観れるようになったので、見逃していたこちらを。
なんというかサイズとかアングルとかが往年のテレビドラマを彷彿とさせる、90年代以前の「ホームドラマ」的な。向田邦子賞受賞は伊達じゃない>>続きを読む
蒔田彩珠推しなので観てみたらとても出来が良い。演出が良い、蒔田彩珠の演技がとても良い。カメラワークも適切。テレビドラマ特有の余計なケレン味などなくて趣味が良い。
加えて言うなら音楽も良い。音楽自体と>>続きを読む
そういえばこれも見たんだった。画がダサいとか演技がよくないとか文句を言いながらもそれなりにおもしろおかしく見た。
でもいちばんの違和感は、地元の消防団がよそものである主人公を受け入れてホンモノの絆み>>続きを読む
こういう言い方もアレだけど、うん普通におもしろかった。音楽がダサいのは愛嬌としても、あまりにもテレビテレビしたルックはよろしくない。崖のシーンとか、あれではちょっとカッコ悪くないか。フレーミングは良い>>続きを読む
清原伽耶推しなので見たけど出来の良くない韓国ドラマみたい。キャスティングと演出が絶望的に上手くいってない。清原伽耶のムダ遣い。
ひさしぶりにただただ面白いドラマを観たという感じ。しかしそのおもしろさには、この映画のプロットと同じように中心を欠いている。
黒幕(敵の中心)だと思しきやつはあっけなく殺され、ハイジャックメンバーの>>続きを読む
コントラストの強い、70年代のブラックスプロイテーションのようなフィルムライクなルック。そして寡黙なようで饒舌、冷めているようで熱い、不思議なキャラクター、カーミーの魅力。あと料理が美味そうっていう。>>続きを読む
沖田修一監督の映画は、いつもそれなりに期待して観るものの自分的にはまったくピンときたことがなくて、なんでかなあと思ってた。
んでこのドラマを観て、この人は映画よりドラマというフォーマットの方が向いて>>続きを読む
突如はじまったテレ朝夜10時枠。チャンネルガチャガチャしてたら偶然見かけて気に入ってしまった。で、結局今期はこれしか最後まで見なかった。
TBSの日曜劇場が、撮影のクオリティに満足できなくて毎クール>>続きを読む
おもしろかった。ヒラリー・スワンクは女性版クリント・イーストウッドとでも言いたくなる役がハマってる。そしてあまりにも未知な「アラスカ」という土地の風景が、見るたびにグッとくる。
しかしここでもお決ま>>続きを読む
テーマと脚本がすべてみたいなドラマ。嫌なところもそんなにないけれど、とくに見るべきポイントもそんなにない。
卑近な題材なのであるあるものとして楽しんだけれど、全体的なデザインがびっくりするくらいダサい。
撮影、画面のレイアウトから脚本、構成、音楽に至るまで全てのデザイン。でも役者の演技は良い。それは役者個>>続きを読む
2000年代アニメ的な想像力の世界で、ジャームッシュとかカウリスマキとかを思い起こさせるような、ヨーロッパっぽいオフビートなコメディが展開される。
最初に思い起こしたのは「不思議惑星キン・ザ・ザ」。>>続きを読む
一気見。テレビドラマであるという前提を鑑みてもこの主題にして音の使い方が良くない。くらべちゃかわいそうだけど「ケイコ 目を澄ませて」を見たばかりだからなあ、どうしても音のありようは考えてしまう。
あ>>続きを読む
シーズン2?はどちらかというと小芝風花のターン?かな。とは言え清原伽耶も安定の探偵っぷり。器用なんだよね、この人。それだけにこれからの作品選びは重要。まわりにしっかりと良し悪しを判断できるブレーンはい>>続きを読む
とにかく清原伽耶を見るためのドラマ。清原ウォッチャーとしては彼女がこれくらいの演技はできることは知ってたけど、ちょっとやりすぎというか、やらされ過ぎというか…今後が心配。
これが話題になれば、役を選>>続きを読む
今年いちばんおもしろいドラマでした。中盤、岸本がグングン成長していくあたりが個人的にはいちばん好き。
取材を重ねて対象に近づいていく楽しさがありありとこちらに伝わってくる。そしてその岸本が、無邪気に>>続きを読む
コンパウンドVによる人体実験、ライアンの覚醒、頭部破壊につぐ頭部破壊。などの事象を見るにつけ、どうも「アキラ」からの影響を色濃く感じる。「ストレンジャーシングス」といい「アキラ」アメリカで流行ってんの>>続きを読む
最初は、聞いてた事前の高評価よりは低調だったんだけど、なぜか途中からハマった。自分でもどこでハマったのか判然としないんだけど急にハマった。
まあとにかくスーパーヒーローは武器であり、武器商人たちの次>>続きを読む
めちゃくちゃ良質なドラマ。前半の5話がドキュメント編で、後半3話は視点を変えての検証編。
前半部は少し長く感じて疲れちゃうけど、後半はエキサイティング。さまざまな視点が導入され、いろんな問題が浮き彫>>続きを読む