somaddesignさんの映画レビュー・感想・評価

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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.0

夢枕獏の大人気小説の何度目かの映像化。
期待値をググッと下げて見にいったせいか望外に面白かった!

謎めいたクールでニヒリストな安倍晴明像が多い中、まだ未熟で感情的な側面も見える少年っぽい安倍晴明像が
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異人たち(2023年製作の映画)

4.0

ロンドンのタワーマンションで孤独に暮らす脚本家アダム。仕事にも人間関係にも行き詰まり、幼少期を過ごした郊外の町を訪れる。そこには30年以上ぶりに会う両親が温かく迎えてくれる家があった。久しぶりの再会に>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.5

ハリウッド映画あるある「ヒット作の続編、舞台をNYに移しがち」をまんま踏襲したB級ど真ん中、80’s感がしていい! やっぱ、ゴースト・バスターズといえばニューヨークって気もするしね。

過去作(ポール
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

いつかちゃんと見返したい。
(ノーラン監督史上イチ激重なので、なかなか食指が動かなそうだけども)

地獄の扉を開けてしまった男の後悔や懺悔と、開いてしまった後の世界にいる自分(観客)を行ったり来たりし
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劇場版 名探偵ホームズ デジタルリマスター版(1984年製作の映画)

5.0

令和の2024年に劇場で宮崎駿の「名探偵ホームズ」が見られるとは!

Filmarksの名作発掘企画Filmarks Recommendの第一弾。上映40周年を記念したデジタルリマスター版らしい。とて
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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

4.0

人工中絶が認められなかった時代。
いかにして望まない妊娠に対処し、その権利を獲得していったかの映画ではあるものの、2024年現在から見ると現実は60年代に逆戻りしつつある。

エピローグで知らされる通
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

劇場で鑑賞できたのを自慢できそうな傑作。(誰に自慢するのかわからんが)

前作が『貴族のボンボンが策略によって家を潰され領地を没収されて、砂漠に放り出されて超困る』ってシンプルなストーリーだったのに比
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.0

字幕版の上映がほとんどなくて、吹き替え版で鑑賞。
ロードムービーなのに、登場人物たちが物語の始まりと終わりで大した変化も、成長もしないの斬新でおもろい。「おバカンス家族」の鴨🦆アニメ版。

吹き替え版
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変な家(2024年製作の映画)

3.0

雨穴さんの元動画鑑賞済。
あの短い動画を映画化ってどうなるんだろう?と思って鑑賞。
(動画が元ってより、原作小説が別にあることを映画鑑賞後に知る)

一応ホラー映画であるものの、心霊や怪物の類が出るわ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

マシュー・ヴォーンの悪ノリ全開に、サム・ロックウェルがノリノリで胡散臭いスパイアクションをかまし、ヘンリー・カヴィルが変な髪型でサイコーであるものの、興行大爆死も納得の出来。

っていうか、どこに製作
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

5.0

些細なことでも不安を募らせてしまう中年男ボー。亡くなった父の命日に帰郷を計画していたが、トラブル続きで断念せざるを得なくなってしまう。帰郷できない事を母に告げると、その数分後母が怪死した事を知る。母の>>続きを読む

漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~(2024年製作の映画)

3.0

ナイツ塙初監督。
浅草を拠点とした漫才協会の映画…ってより、漫才協会のこれからと今、これからを記録したプロモーション・ドキュメンタリー。

若き日のナイツの二人が期せずして漫才協会に所属することににな
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

5.0

 ベストセラー作家のサンドラは、夫と視覚障害のある11歳の息子と人里離れた雪山の山荘で過ごしていた。ある日、息子が犬の散歩から帰ると、戸外に血を流して倒れている夫を発見する。息子の悲鳴に駆けつけるサン>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

ニューヨークで救命士として働く女性・キャシー。生死の境をさまよう大事故にあったことをきっかけに、未来を予知する能力に目覚めてしまう。突如覚醒した能力に戸惑うキャシーだったが、ある時、偶然出会った3人の>>続きを読む

「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

-

特別好きでもないのに、原作一気読み・アニメ全話完走した挙句、劇場版3作観てるの我ながら意味がわからない。

「刀鍛冶の里編」以降、いよいよ物語の最終盤に向けて盛り上がりそうなものの、原作だと「柱稽古編
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レディ加賀(2023年製作の映画)

2.9

いわゆるご当地映画。
ご当地映画はあらすじ全部同じなので、ストーリーに驚くべきところはなし。数多ある似たようなご当地とのディテールの違いに面白味を見出すが吉。

森崎ウィンが出てるシーンは全部面白かっ
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

アリス・ウォーカーによる1982年に刊行された原作。ピューリッツァー賞を受賞し、1985年にはスピルバーグ監督により映画化され、2005年にはブロードウェイミュージカルにもなった名作の再映画化。今作は>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

5.0

DV被害から逃れる人々のためのシェルターを運営する母・エヴリンと、ライブ配信で自作の曲を披露することに夢中な息子・高校生ジギー。社会奉仕に身を捧げる母親と、自分のフォロワーのことしか頭にないZ世代の息>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

野田サトルによる同名マンガの実写映画化。

原作未読。
ハチャメチャ面白かった。
アイヌの埋蔵金(金塊)をめぐる人間模様と冒険モノかと思いきや。開拓時代の北海道の美しく雄大で過酷な自然風景がスゴイ。見
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.0

DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)13作目にして最終作。

泥沼離婚騒動にもめげずアンバー・ハードがメラ役続投。騒動の影響で出演シーンが大幅カットされる噂もあったけど、重要な役どころとあって
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

19世紀末のロンドン。自ら命を絶った若き女性は、天才外科医ゴッドウィンによって胎児の脳を移植され奇跡的に蘇生しベラと名付けられる。ゴッドウィンの庇護のもと日に日に回復するベラだったが、「世界を自分の目>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

5.0

「脱北」を扱った映画は数あれど、脱北真っ最中を捉えた映像は初めてみた。鑑賞中「よくこんな映像が撮れてるな」と何度思ったことか。

ジャングルでブローカーがゴネ出すシーンが印象的。道中を共にしてるんで、
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読>>続きを読む

映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

-

2022年、東京23区の西。人口57万人が暮らす杉並区の区長選を追ったドキュメンタリー。普段声の届かない人たちの逆転劇として楽しんだ。(何書いても怒り狂った人に突撃されそうで怖いので星なし)


「船
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

合唱部の部長を務める中学生・岡聡実。中学生活最後の合唱コンクールが終わったある日、見ず知らずのヤクザにカラオケに誘われる。組長主催のカラオケ大会で最下位を回避するため、歌のレッスンをしてほしいと持ちか>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.5

原作もアニメも見ている一応ファン。
映画オリジナルストーリーを楽しみにしてたらバッチリ面白かった!まさかの💩映画(物理)になるとは思わなかったよ。

家族みんなが人並み外れた能力者でありながら、それぞ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

5.0

ディズニー100周年記念作品。

ストーリーそのものは、AIにディズニー過去作を学習させて生成させたような話だけど、設定がおもろい。

人々の夢や希望を集めた国の王っていまやウォルト・ディズニーそのも
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(2023年製作の映画)

5.0

落語の始祖と言われる「曽呂利新左衛門」があんな役どころとは…。

88本目

バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)

3.0

予告編の感じから「舐めてた相手は殺人マシン=ナーメテーター」映画かと思いきや、主人公がホントに普通のオッサンで驚いた。特別なドライビングスキルもないし、格闘やスパイ技術に長けているわけでもない。ホント>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

5.0

ティム・バートン版の前日譚かと思いきやメル・スチュワート版の前日譚。

皮肉っぽさとファンタジーの塩梅がロワルド・ダール味が感じられて好き。
見てる間中、口の中がずっと甘い甘い。


86本目

ナポレオン(2023年製作の映画)

5.0

ホアキン×リドリー・スコットがナポレオンを題材に重厚なドラマ
……のふりしたダークコメディかトラジコメディ。
稀代の英雄を誇大妄想狂の小人物として描く痛快さ。

男尊女卑・家父長制の強い時代にあって、
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ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅(2022年製作の映画)

5.0

2018年に亡くなったロイ・ハーグローブ、2018年最後のヨーロッパツアーに密着したドキュメンタリー。2023年現在から見れば、病気の影響ですっかり面影が変わってしまった彼の最後の姿が痛々しい。

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正欲(2023年製作の映画)

5.0

原作未読。
「桐島〜」で知られる朝井リョウのデビュー10周年作の映画化。

見られて良かった。

夏生や佐々木たちの生き抜くさだけじゃなく、稲垣吾郎演じる寺井の困惑もまた同列に描かれるのが良かった。
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

5.0

てえて

水木しげる世界と横溝正史世界のクロスオーバー。
まさかのマリアージュ。こんなに合うなんて!

現代的アップデートと新解釈を織り交ぜながらも、ちゃんと貸本時代の墓場鬼太郎まで繋がるラストがすげ
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

5.0

埼玉ほとんどカンケーねぇ!

前作キャストのほとんどが今作でも続投してる中、千葉解放戦線のリーダーだったあの人は、色々あっていないことになっちゃったのが一番笑った。

81本目

怪物の木こり(2023年製作の映画)

4.0

亀梨和也の常人離れした美形が映えるサイコパスを期待して見に行ったら、結構序盤にサイコパスじゃなくなっちゃった。

三池崇史監督作なので、容赦ないグロ描写を覚悟してたけど案外大丈夫。(三池作品に耐性がつ
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