作品(漫画・アニメ)のエッセンスがギュッとつまっていて、初見でも楽しめる構成になっている。ただアニメや原作を見ている人へのご褒美的な部分はなく、良くも悪くもいつもの日常パートと変わり映えがしない。
1作目の「ジョーカー」への異様で捻じ曲がった評判で「誰もアーサーを理解してない」と自分も思ってた。この「誰もアーサーを理解してない」をちゃんと伝えるために作られた2作目だった。期待通りのラストだった。>>続きを読む
リブートしてストーリー重視になっててちゃんと感動できた。マイケルベイのスタイルも好きだったけど過去作の設定があったりなかったりだったので、ここで仕切り直したのは良いなと思った。
同じシリーズ内でやった流れ(リベンジやダークサイドムーンの展開)を繰り返しててびっくりしたのを覚えてる。
「バンブルビー」がストーリー重視路線になってて面白かったけど、ビースト覚醒はまたマイケルベイ監督作品みたいな無理やりな展開が気になって、この流れでやるなら最後の騎士王からリブートした意味あったのかなっ>>続きを読む
想像より展開がシリアスで好きだった。
色々と考えさせられる。
誕生時に能力を奪われて奴隷にされた者たち。
この社会の真実を知り、
1人はシステムの破壊を目指しメガトロンになる。
また1人は社会の再生>>続きを読む
ローガンを見て残念だと思ってた人には最高だと思う。ヒュージャックマン劇場ではないウルヴァリン劇場の描き方。
ウルヴァリンが好きなのにローガンでは「ヒュージャックマンの歴史を背景にした感動的な物語」にな>>続きを読む
「デッドプールだから出来ること」を引き続きやって、「X-MENでやると滑るけど、もしやれたら面白いこと」をどんどんやってる感じ。
飽きずに見られた。
デッドプールのキャラ設定を活用することで、多少の脚本の荒さや矛盾点はセルフでツッコミを入れながら笑わせてくれる。
「なんでもやっちゃってOK」の土台を作って続編に繋げていってる。単体で見てもスッキリで>>続きを読む
ゲームのアーカムシリーズのリドラーの謎解きのような感じでドキドキを演出しようとしてる。ただキャラの深掘りをせずに、謎を深めながら情報を小出しにするだけで長引いてしまってる。肝心のドキドキがない。
監督>>続きを読む
タイトルから、ここまでシェルビーに焦点を当てたストーリーだとは思っていなかった。むしろシェルビーとフォードとの確執をメインに描いている。フィクションも織り交ぜつつ盛り上げてくれるため、最後まで集中して>>続きを読む
ありきたりな展開のふりをしながら予想を上手く裏切ってくれるので飽きずに見られた。短時間の中でも気になったポイントはちゃんと回収してくれるのでスッキリします。
ほぼレティと面識のない人たちも謎に協力的だったり違和感があるけど、もうここからは違和感よりもノリで楽しめるようになってくる。
やはり名作ですね。殴り合ったら仲間になったりやたらとすぐ信用されたりシャークネードに近い急展開ぶりがこの辺から始まる。でもそれで良い気がする。
見返すとレティの退場ってこんなに早かったのかってなる。今見ると色々考えながら見れて楽しい。
ハンは後付け設定のせいで「恋人失って重要なミッションあるのにギャルの周りドリフトして連絡先もらってすごいな」ってなる。しかしやはり格好強い。
大昔に見て記憶が定かではないので1から見直し。テズこんなんやっけってなりますね(笑)ローマンはこのときから最高です。
登場人物が想像の何倍も魅力的で楽しめた。実話を基にしているからか、映画的な「どんでん返し」や「衝撃の真実」というよりは生々しいけど応援したくなる人間味が溢れた物語だった。
本当の自分ではない部分が世間に評価されてしまう中で、孤独な自分の存在を見つめ直すことになる。ラストは風刺たっぷり。
どんなものの歴史にもある数奇な出来事をうまく表現している気がする。
ただ、なんでも上手くいっちゃうノリを繰り返した割に、最後の最後が突然現実的でしっくりこなかった。
疲れたときに見ようと思ったが思ったより無双系ではなかった。夫婦の不仲もメインの話になってるのでバンバン人が死ぬだけの映画でもない感じ。突然吹っ切れてノリノリのBGMで人肉を食べるのは面白い。「神戸牛を>>続きを読む
時代背景、衣装、登場人物、役者、音楽が非常に好み。ただ物語のバックボーンの壮大さに対して主人公たちの行動やストーリー上の出来事が妙に細々としており、逆にリアリティがない。現代で言えば、世界をひっくり返>>続きを読む
「極端な2つの思想を描いてそれぞれが分かり合うハッピーエンド」が多い中で、真実に基づいて問題提起をする形だったため色々と考えさせられた。簡単な問題ではないからこそ、この描き方が正しいのかもしれない。当>>続きを読む
体育会系の音楽指導が昔から苦手だが、良い意味でさらに苦手にしてくれた感じがする。結局人格が破綻した人間がキレ散らかしてるだけなのが「ソレ」なんだと思う。その中で奇跡の演奏者が生まれる。そして彼らは偉人>>続きを読む
他作品や過去作品のネタを織り交ぜたお祭り的な要素とストーリーを上手く繋げており没入感があった。カオス気味な展開の中で複雑な事情はしっかり説明するタイミングを設けてくれるので、無駄な考察をせずにスッと物>>続きを読む
主人公が何をやっても上手くいかない時間が長すぎてちょっと疲れたが、覚醒時の姿をより格好良く描くための手段だと納得した。孤独なヒーローが並行世界の自分と分かり合い、その思い出を胸に1人で戦い続けるってい>>続きを読む
色々な境遇の人がいるが、全員が共通して「孤独」。こういった施設の「ゆっくりなようで早い時間の長れ」もあり複雑な気持ちになる。それぞれの人に感情移入しながら「家族」「時間」「最後」を色々と考えさせられる>>続きを読む
「母は僕の幸せを願ってる。でも幸せが何なのか誰もわかってない。」
親の希望の学校にいっても幸せは掴めない。自分を愛してない人間に愛を求めても幸せにはなれない。そして、子供の頃からの大切で楽しい思い出を>>続きを読む
序盤はコメディタッチでイマジナリーフレンドを使ってコミカルに描かれているが、終盤でいっきに戦争の悲痛さを思い知らされる。人の死が当たり前に身近に存在する異常さを、見てられる塩梅で上手く表現している。
聴覚機能の差という形で表現されているが、本質は「子に依存する親」と「そんな親抜きで生きたことがない少女」の成長の物語だった。
子への依存は聴覚部分だけでなく精神的な依存が大きく、子供の夢を聞いた時も「>>続きを読む
差別・恋愛・失恋・戦争・事業・子への愛をフォレストからの目線で描くことで違った見え方にしてるのが感慨深かった。
ジェニーの行動は客観的には酷く見えるが、それももし彼女の目線の物語ならずっと違う見え方な>>続きを読む
粗暴な男が旅と仕事の中で礼節を身につけていく物語かと思ったら違った。それぞれが「自分とは何か」を友情を通して思い出す物語だった。だからこそトニーは最後までトニーだった。
序盤の近所の人間への言動から「社会全体への怒りや行き場を失った負の感情」が読み取れたが、ある程度の時間を使いながらゆっくりと「その事件」を説明して共感させてくれる。ふとした出会いでそれが解決できてしま>>続きを読む
2作目だからできる盛り上げ方としてキャラの入れ替えがあるのが面白かった。1作目から敵のボスがNPCっぽくないのはどうも伏線のようで、よく出来てるなって印象。
冒頭とラストの繋げ方がうまいのでタイムスリップ的な要素も楽しめて、予想外にちょっと感動してしまった。
理解不能なほどしぶとくて苦笑い。あまりにも死なないから最後には笑ってしまう。
モデルは我らがシモヘイヘ。