【魔法が効くもの効かぬもの】
Netflix新作CGアニメ。そうか、スカイダンスもアニメスタジオ作ったっけ…と冒頭ロゴ見て思い出す。
歪な映画だったけど、困った時のスピリチュアル頼みに逃げちゃった>>続きを読む
【逃亡婆の清らかな軌跡】
アマプラ見放題にて。初見は深夜のTV放映、ミッドナイト・アートシアターだったか?何気なく見始めたら、地味なのに、みるみる引き込まれてしまった。
小鬼嫁のイビリに耐えかね、>>続きを読む
【松崎しげるの歌とは真逆だよ】
アマプラ見放題にて。デ・パルマ70年代のヘンな一本。
良くも悪くも、主人公をクリフ・ロバートソンが演じるというのが大問題だったのではと。ヒッチ映画だったら、それこそ>>続きを読む
【人生は雑事の積み重ね】
公開時に劇場で見たが、白人マツコのマジック!掛け声と、砂漠の乾いた風以外、すっかり忘れていた。
西ドイツ映画。渡米時の、監督夫婦の実体験が元ネタらしいが、当時、モハヴェ砂>>続きを読む
【ラサール将軍も来ないから】
シュヴァちゃんが1983年、ポー『落とし穴と振り子』とリラダン『希望』をMIXし映画化した恐怖譚。
異端と決めつけられた者は、そのコミュニティでは異物として消されてし>>続きを読む
【ありふれた事件】
ヒッチ映画はまだコンプリートしていないが、先日見た『ヒッチコックの映画術』で次に惹かれたのがコレ。アマプラ見放題にて。
そこそこ期待したが、凡庸だと思った。
見た中では『レベ>>続きを読む
【愛の機種変】
気にはなっていたアニメ作品。『ブランカニエベス』の監督だったか。10年前に見たそれは底意地が悪くモヤる後味だったが、今回もロボット搾取という底意地悪さは健在だった。
半分くらい退屈>>続きを読む
【No Mail, Low Morale】
Netflix新作。WWⅡで実在した、黒人女性のみの部隊については無知だったので、その概要を知れた、という意味からは価値ある映画だった。
ケビン・M・ハ>>続きを読む
【バク転から頂点へ】
これは見る価値大アリだったドキュメンタリー。予備知識なく劇場行ったがアレ?コレ『バレエ: 未来への扉』の元ネタじゃん!と途中で気づいて嬉しくなった。
“I'm called >>続きを読む
【星くずの棺】
これも、Netflixで最近何故か、多数推している短編のひとつ。
脚本・監督のユーニス・リーバイスはドミニカ系アメリカ人。ディアスポラの視点から語る作り手とのことで、本作でもSF設>>続きを読む
【“刃物”のハート】
結果的にオモロク、見てよかったが、タミル映画の感覚を忘れており、10年前の作品だとまだ、こんなユルかったか…と、見ながら同時期の映画を思い出そうとしたが、出てこなかった。
後>>続きを読む
【妊娠コロニアリズム】
これも、Netflixで最近何故か、多数推している短編のひとつ。2021年作だが元々Netflixが、ラテン系&有色人種女性のための短編物語インキュベーター…という試みをする>>続きを読む
【喪のプラセボ効果】
Netflixで何故か、数年前の短編を多数推している。本作は現時点で、ここに作品ページが有るので投稿。
息子を亡くした夫婦がその悲しみと向き合うため、“現代ならではのイタコサ>>続きを読む
【セックスできれいにならない】
スーザン・ピット1971年の短編アニメ。
とある70年代カップルの、素っ気ない交尾風景が素っ頓狂な異界を呼び寄せるが、本人たちは…少なくとも相手の男にとって、それは>>続きを読む
【現実だけを撮る】
Netflix新作短編ドキュメンタリー。ケリー・ライカートの関係者かと思ったほど、ジュリア・ライカートという、アメリカの王道ドキュメンタリー監督には、無知でした。
2年前に亡く>>続きを読む
【膜】
水尻自子作品で、現時点でここに作品ページが有る中で、本作のみ感想アップしていなかった。
“触感に心を癒やされたい”なら、やっぱりこの人のアニメーションが最適だ。
ここでは、確かに幕、らし>>続きを読む
【私は告白しない】
アマプラ見放題にて。2年前の映画で、何か理由あって劇場に行かなかったと思うが、忘れた。が、見れば配信で充分な内容だった。
ヒッチの声真似で、本人がドヤ顔で自作を語り返してゆく構>>続きを読む
【褐色の魔法少女…何処行くの?】
1作目は話が歪と感じたが、ポリネシアの世界観とモアナを気に入ったので、字幕版の時間も合ったしで、劇場行ってみた。
すると…想定できた事態なのでがっかりはしなかった>>続きを読む
【爆弾メルヒェン】
2016年の和製短編アニメ。邦画の悪いところがよく反映されたような映画だった。U-NEXTにて。
手榴弾のこうした擬人化、爆弾製造師の人となりや、その製造環境など、戦争のない国>>続きを読む
【傷付けごっこ】
2019年の、 11分を永く感じる藝大産アニメ。
どうも感心できなかったが…本気で家族に絶望し、そこから本気でその再生を願うなら、こういうファンシー狂気ごっこを繰り返しているゆと>>続きを読む
【世界はゴミばかりじゃない】
大阪芸大の卒制として、2015年に作られた短編アニメ。
“裏返る生仮面”というアイデアはオモロイし、日本女性?特有の表情変化に始まり、フルアニメーションでの描写力が物>>続きを読む
【ザルLAX】
Netflix新作トホホサスペンス。ジャコ監督で空港のX線検査機担当が主役、ソフィア・カーソン付き…へえーと見てみたが、危険物持ち込みがホラカンタン!な描写にまず、テロ促進映画なのか>>続きを読む
【産む機械ビギンズ】
暫し前にリバイバル上映の2を見た流れで、オリジンもおさらいした。U-NEXTにて。
2の感想でも書いたが、大作となった2と比べちゃうと、この1はSweded Movieレベル>>続きを読む
【スネークボーイ】
『ビニール袋の夜』ガブリエル・ハレル監督2015年の短編アニメ。
威勢よさばかりのロクデナシ男共に翻弄される少年の無垢性…てあるあるな話だけど、実写で撮ってもあるレベルに至った>>続きを読む
【モノクロだって美しいからね】
ラウル・セルヴェの初期短編。世界から色彩を消そうとする軍隊と、逆襲するトリックスターのお話。
絵はいかにも昔の風刺画で、表現もやっぱり58年前…と思わせるレトロに満>>続きを読む
【Roaring Twentiesの傷跡】
アマプラ見放題にて。サイレント映画を代表する一本。何となく見逃していたが、配信で充分伝わるパワーに驚く。名作というより、今の感覚からは過剰な珍作に近いけれ>>続きを読む
【脇役なければ主役もない】
Netflix新作ドキュメンタリー。オリン・オブライエンというコントラバス奏者のことも、彼女がNYフィルハーモニック初の女性団員だったことも知らなかったが、それゆえ学べ、>>続きを読む
【アボリジニフォビア】
アマプラ見放題にて。これは懐かしの、スターログ誌の紹介で知ったような…そして永い時を経て初見。
見ればお話は退屈で、同じ場所で足踏みするような焦れったさ満載。当時この題材を>>続きを読む
【睡魔ーズの昼下り】
2015年のコリアン短編アニメ。とある午後の授業中…教室で勃発する睡魔との死闘!www
これは、大概誰もが経験あって、共感できるものではと。
始めから戦意放棄な猛者もいるが>>続きを読む
【私は愛されたスパイ】
アマプラ見放題では配信終了らしいので、久々に見てみた。シリーズ三作目のこれで、ボンド映画のテンプレートができたそうだが…つまり現代では時代錯誤に見えてしまうってことだ。実際、>>続きを読む
【水中コント】
渡航中の機内で少し見て、眼のアトラクションとしてはオモロげだったので帰国後、Netflixで見てみた。
前作はほぼ忘れた。アメコミ映画にはもう何も期待しないので、ファストフード店行>>続きを読む
【クリミナル・クリエイター】
日本に帰国したら、ちょうど配信が始まったところだった。Netfrix新作ヒンディースリラー。完全にタマンナー目当てで見てみる。それ以外は期待しなかったが全体では、そこそ>>続きを読む
【死ねないアミ翁】
渡航先のNetflixで、これだけは見る時間が取れた。ヒンディー語吹替えを英語字幕で。
だから字幕は殆ど追えず、ざっくりした印象でしか書けないからとりあえず点数ナシ。感触はよか>>続きを読む
【その綱渡りの先は?】
何となく先送りにしていたが、アマプラ見放題に入荷したので見てみた。
人間ウォッチング、家族ウォッチング映画としてはたいへん面白かった。
謎解きが目的の映画ではないですね。>>続きを読む
【年寄りの冷や水も浴び方しだい】
Netfrixヒンディー、YRF安定の新作。69歳にしてトライアスロン出場を目指す、アヌパム・カー演じる爺ちゃんガンバルの巻。
終盤なんかもうベタベタで、正直もう>>続きを読む
【レンコ無垢のころ】
アマプラ見放題から湧いたので。フランスの女性監督が、小川洋子の原作小説を映画化した2005年もの。
公開時は半端なフンイキ映画だと思い、あまり感心できなかった。が、今ではオル>>続きを読む