YukiJさんの映画レビュー・感想・評価

YukiJ

YukiJ

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.0

ノワール風味のアクション活劇。カーチェイスは勿論、アクションもキレキレで見ていて楽しい。パク・ソダムが美人過ぎず、陰のある雰囲気がとても良い。アクションも板に付いていて、カッコいいです。
続編もありそ
>>続きを読む

ホリデー 有銭無罪 無銭有罪(2006年製作の映画)

2.8

なんか描き方が古臭いなぁと思ったら、2006年の映画なのね。まあ時代も有ったのか、恨みつらみ成分が強過ぎて、お話の面白さ成分が置いてきぼり。もう少し筋立てを整理した方が良かったと思う。リアルとフィクシ>>続きを読む

極秘捜査(2015年製作の映画)

4.0

最近立て続けに邦画を見ていたので久し振りの韓国映画。
いやあ、やっぱり面白い。後半の盛り上がりとスピード感。やや牧歌的且つ昭和感漂う1970年代末の韓国。それがとても上手く表現されていて無理が無い。キ
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.5

死んだダンナが誰だか判らない。というのは、実話が有ってそこに着想を得てのお話と、北朝鮮による拉致=在日の持つ不気味且つ不可思議なイメージを混ぜ合わせて、独特のイメージを醸している。役者は上手い。特に窪>>続きを読む

怪物の木こり(2023年製作の映画)

2.5

全体的にミスキャスト感がなぁ・・・・。
亀梨和也:上手だとは思うけど、頬が固まったかのような表情が、作り物みたいでかなりヘン。
菜々緒:賢く見えないのが致命的。インテリ系プロファイラーというのも、ステ
>>続きを読む

ビギナーズ(1986年製作の映画)

4.0

当時気鋭のMV監督だったジュリアン・テンプルが作ったミュージカル映画。お話は下敷きにノッティング・ヒル暴動が有る割とヘヴィなテーマを含むのだけど、暴力シーンがダンスなんで、こういう見せ方もアリ(今と>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

 清原果耶さんの気の強い鼻筋が最高。関西人らしい感情表現、器用さに感心する(訛りが全然出ないのも凄い)。予備校講師の成田さんの、変人演技も段々と馴染んできます。途中スーツを着るんだけど、モデル出身なの>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

 衆道の描写が、昭和の芸能界を知る北野監督ならではですね。流石にビートたけしさんの秀吉役には無理が有るかと思ったけど、役柄的に合っていたし、段々そう見えて来る感じでした。俳優陣が豪華。それでも所謂二枚>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.0

前作に比べて正直面白くなかったな。お話の中で”ウソ~”っていう展開が結構あって、マ・ドンソク兄貴のアクション頼み過ぎ。お話をもう少し頑張って欲しかったです。

守護教師(2018年製作の映画)

3.5

マ・ドンソク兄貴の映画にハズレ無し(当社比)。そして観終わった後には、うんとメシを喰って、ガンガン筋トレしたくなります。
行方不明の友達を探す女子高生と、高校の体育教師が、田舎町に潜む陰惨な秘密に挑む
>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

鈴木亮平さんが楽しそうに演じているのが、何よりイイですね。漫画の世代なんで、あの頃からどんな風にアップデートするのかなと思っていたけど、アクションとコメディに全振りしていて、そこが潔くて良い。森田さん>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.0

Winnyの事件については、殆ど内容が判っていなかったので勉強になりました。この金子氏のような人が、自由に楽しんで活躍出来る素地が、日本にはあんまり無いように感じます。結局ソフトや開発者が悪いんじゃな>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

音の感じとか、画面の暗さがアート系映画っぽいんだけど、テンポが良くってスピード感も有り、率直に面白かった。
主演の高石さん、伊澤さんが対照的でイイんだけど、伊澤さんのボーイッシュながら可愛い声と、ボソ
>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

4.5

自分は岡山出身なので、表町のアーケードを歩くシーンからもうガッチリ心を掴まれてしまった。
しかしこの映画を観て”西野七瀬”に恋をしない男性がいるだろうか?!それほどまでに素晴らしい。飾り気のない言動に
>>続きを読む

警官の血(2022年製作の映画)

3.0

結局何が言いたかったのか判らない物語でしたね。主人公の見た目に正義漢らしさがあまり感じられなかった。スリルもあんまり無かったな。

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.0

流石にトリックに無理が有るかね。西島秀俊さんの無駄遣い感も辛いな。絶賛コメントが多いけど、自分は正直ピンと来なかった。松潤は上手いと思うけどね。

アンダードッグ 二人の男(2016年製作の映画)

2.0

マ・ドンソク兄貴の出演作品にしては、面白くなかったですね。ホームレスの不良少年達に、やさぐれ感が無く、俳優さんが、不良の真似をしているようにしか見えない。ソウルの猥雑さとか、韓国社会の絶望感とか、描く>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.5

ホラーというか風刺映画ですね。60~70年代の雰囲気が溢れていて、中々面白かったです。短編なので気楽に見れますが、内容は気楽じゃないです。

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

3.0

 50~60年代アメリカには、豊かな物質文化が有って、其処を舞台にした点が良い。映像、小物から醸し出される雰囲気、BGMの既視感、懐かしさに引き込まれる。臨場感とスピード感、飽きさせない演出は良いが、>>続きを読む

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

2.8

 原作読んでいないので、再現性のレベルが判らない。映像美は、流石蜷川さんだけど、若干見飽きた感も有る。
 神木君は年を取ったね(当たり前か)。玉城さんもフレッシュな高校生としては、見た目が若干くたびれ
>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

BGMや効果音は正に昭和の仮面ライダー。1号の緑色の口元、2号のシルバーっぷりも忠実。懐かしく思いながらも、ストーリーは庵野流なんですね。
正直言うと「なんか詰め込み過ぎ」なカンジで、もう少しシンプル
>>続きを読む

映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

1.0

視鬼神役の藤井流星?ってヒトが死ぬ程下手くそ。声がかすれて、はっきり発声出来ないのに大声を出すから、音が汚くて悪くて、不快感しかない。オマケに芝居も大袈裟なだけで、全然味がしないのよ。このボンクラのせ>>続きを読む

ゾッキ(2021年製作の映画)

4.0

 豪華なキャストが邪魔じゃない。それなりに見れてしまうのは、オムニバスだからかね。全部のお話がゆるーく繋がっているけど、特に意味はない。でもお話の収まりは良いな。牧田と伴の話が良い。ロケ地が割と近いの>>続きを読む

人数の町(2020年製作の映画)

3.5

 この手の作品は、プリズナーNo.6との比較からは逃げられないよね。ところどころにイギリス感も有ったし、敷地境界で風船が出て来るかと思ったよ。
 今よりも若い頃の自分なら「説明不足ガー」とか言ってたか
>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

2.0

 舞台劇は安易に映画化するもんじゃないね。良い役者を揃えれば揃えるほど、観る側は「これって良い映画なんだよな?!」って葛藤しなきゃならなくなる。
 一言で言わせてもらえば、こんなしょうもない話、映画に
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.5

 二時間このお話で保たせられる監督の腕前が凄い。
主演の若葉竜也のフツー感が出色。色のついていない若者の所作の連続で、観続けられるのは、画面の作り方が巧妙だからか。穂志もえか、古川琴音とその辺にいそう
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

2.5

 途中までは結構面白いなと思って見てたんだけど、Fukaseがもうダメ。なんで使ったのかね。岡崎体育みたいなイモジャーに、間抜ヅラのチビ殺人鬼?ダッセェ。涙が出るほどダサいビジュアル。それにあんな血が>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.5

時系列と伏線の回収が巧い。そういう意味では韓国映画に似てはいるが、切り貼りがシャープじゃ無くて、ある種抒情的。その辺が日本映画って感じがして良い。BGMもクラシックが効いている。
前半の楓ちゃん主人公
>>続きを読む

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

2.7

 設定を高校生にしてるんだよね。そうなると、原作の、”ヤバイけど何処か可愛い”マイキー感は出せないかな。ドラケンの再現性は高かったと思う。タケミチ役の北村君も合っている。しかしながら気になったのは、ド>>続きを読む

ブラッド・アンド・ゴールド ~黄金の血戦場~(2023年製作の映画)

3.5

ドイツ映画なんで”ナチ最低”視点なんだけど、ドイツ人の村人もまあまあバカでクズ。そんでアメリカも大概ですって話ね。主人公とヒロインが中々画になるし、テンポ良くBGMも良い。とどのつまりは、良く出来た>>続きを読む

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

3.0

 お話にちょっと無理が有り過ぎかな。韓国映画ならではの”伏線とその回収”があんまり無くって、ちょっと残念な出来と感じた。獣医さん役は”サニー”のカン・ソラさんだったね。ナマケモノの中の人、チョン・ヨビ>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

 ベン・アフレック扮するバットマンは、中年の設定ですかね。クリストファー・ノーラン監督のバットマンは、もう少し若いかな。しかしバットマンの人間らしさ(弱さ)が際立っていて、そこが又物悲しい。ガドット様>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

 序盤の主人公のコミカルなドタバタ感から、後半のサスペンスにアクションと、正に最後まで一気に見られるテンポ。中々面白かった。イ・ソンギュン扮する主人公が、そんなに強くも賢くもないのが良い。冒頭のワンち>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.8

 頭の良い殺人鬼とベテラン刑事の心理戦映画。惨たらしい暴力描写は控えめで、そこがちょっと韓国映画らしくないかも。それでも十分飽きさせない内容だったな。犯人役のチュ・ジフンの演技が上手い。表情の変化だけ>>続きを読む

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.5

 乃木坂の三人が主演なのですが、齋藤飛鳥さんの振り切った演技、美声の山下美月さんの安定感ある演技を良かったけど、何よりも素晴らしかったのは梅澤美波さん。あんな制服のイモ丈スカートに、ぺったんこのローフ>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.5

 ホラー映画なんで、辻褄の合う説明なんてハナから期待できないよね。そこを飲み下せれば、面白い映画だと思う。妻夫木さんの演技が上手いな。後小松菜奈さんが綺麗だし、上手い。演者夫々技量があり、作りごとの世>>続きを読む