テレぱんさんの映画レビュー・感想・評価

テレぱん

テレぱん

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.6

それぞれの真実を観れる構成がミステリーみたいで面白いし、リドリースコットの中世が相変わらず凄い

出てる奴らがみんなクズすぎる
裁判所で大勢に問い詰められるシーンとか酷い

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

主人公がポジティブで面白い性格してるから終始明るく観れた

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.9

サイバーパンクの源流の作品
この世界観の汚さこそ重要な部分だと思うから、それを表現できていない続編は魅力が半減するんだと思う
写真を隅々まで拡大して情報を探すシーンが結構好き

ロイの最後のシーンはな
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.5

全体的に話がごちゃついているように感じた
実在の人物を元にしているのだろうが、主要キャラが多すぎるのと1作にまとめられる内容じゃなかったと思う

前作の魅力は圧倒的な世界観だと思っているからもう少し余
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.9

中世ローマの世界に浸れる映画
グラディエーターになる前の序盤が好き
炎に包まれる戦場や野営地に雪が降り頻るシーンや鉄を打つ音など、なんて事ないシーンだけど実際に人や自然が息づいているように感じられる
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.6

これを観て、いつも争いの種になる宗教の怖さを一番に感じる自分は生粋の日本人なのかもしれない

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.6

序盤は誰に恨まれているか分からないリアリティのあるホラーとして楽しめたが、
終盤の強引な展開や登場人物の無理矢理な動機行動、臭いシーン等は自分の中でどう消化していいか分からなかった

自分が黒沢清作品
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.6

主人公が有り余った暴力性を発散したくて人を殺す言い訳を探しているように見える

悲劇のヒロインを探したり人を一方的に悪だと決めつけて制裁を加えたり、最後はたまたまうまくいったが、だからこそ今後の主人公
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.3

この作品に影響を受けたジョーカーもそうだが観ている人間の倫理観を危うくさせてしまう映画だと思う

誘拐は大罪だし最後は妄想かもしれないが、あそこまで開き直った芸なら一部の人間に評価される世界線もあるか
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.3

人間とAIについてかなり突き詰めた映画
相変わらずの圧倒的音響で不安を煽りながら進んでいくので終始気味悪さを感じる

エヴァの絶妙な可愛さと表情が実に人間らしい
いつの日か人と同じようなAIが造られる
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.8

ずっと気持ち悪さと気味悪さが続く映画
映像と音響の挟み方が一つ一つ意味深で何かすごいものを観せられてる感じがして最後まで観てしまうところはデヴスでも感じたこの監督の凄いところだと思う

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.5

服を燃やされてバーフバリの正体がバレて名乗りを上げるシーンの勢いに笑ってしまった
過去編が長いから終盤急ぎ足なのが惜しい

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

1.0

2作目の物語としていくつか予想できる中でこれはやらないだろうという展開、それを堂々とミュージカルというおまけ付きで出されても困る

まず無駄に多くて長いミュージカルで毎度話にブレーキがかかるうえに、終
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

大自然の映像がものすごい
ヒロインちょろいなぁと思う反面、この時代ならこのぐらいされたら惚れてしまうんだろうなと納得させた

RRR(2022年製作の映画)

4.2

少年漫画のそれこそジョジョのような勢いとスゴみを感じる
とにかく笑えるぐらいアクションや演出が凄い

鞭打ち中にラーマが歌うシーンは思わず感動してしまった
武装蜂起してからが本番だと思ってたら2人で全
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

5.0

素晴らしい体験
実際にその場にいるかのような臨場感で終始銃声に怯えながら観ていたから、
全てが終わった後は安堵感と達成感でものすごい感動が押し寄せてくる

戦場カメラマンの異常さとその戦場カメラマンへ
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.2

序盤の世界観が良すぎる
ブレードランナーのようなどこか懐かしくもある退廃したサイバーパンクの世界観にワクワクするし、ノストロモ号のゴツゴツした造形が好きだから、宇宙船やその他機械もかなり好き
最新の映
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.6

十数年ぶりに観たが懐かしすぎる
この頃のCGって少し怖さがあってそこも含めてワクワクする

カウボーイと宇宙飛行士のおもちゃというアメリカ新旧の歴史が乗っているから爆発的ヒットをしたのかもしれない
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.6

子供の頃誰もが経験のある、扉の向こうに何かが居るのではないかという恐怖をプロットに作られた映画

冒頭の子供が寝てるシーン〜TVcmで主人公達が働いている会社紹介を観るまでの5分間は設定を説明する上で
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.3

竜と人が分かれて生きているという世界観は魅力的

センコロール コネクト(2019年製作の映画)

3.8

なんだか面白くて続きが気になる
不思議な世界観と気の抜けた独特な会話劇がそうさせるんだろう
ひと昔前の電脳コイルみたいな雰囲気

低予算で個人で作ってると思うと凄い

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

音響も雰囲気も最高なんだけど
終盤の悲劇の展開が既視感ありすぎて、
またこの展開かと思ってしまった

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.6

現実の映像からフィルタ通しての映像への切り替わりがすごく綺麗

ただ終盤の展開が都合良く感じた
仕事モノならわざわざ過剰な成功物語にしなくてもちょっとの成功で一歩踏み出したぐらいで良かったんじゃないか
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.5

これウギー・ブギーより主人公の方がよっぽど悪いことしてないか?

独特の世界観は良かった

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.6

映画全体の雰囲気と最後の切なさは良い
終始周りの人間のエゴに振り回されるだけ振り回されて最後は追われ元の城に帰る結構胸糞な映画

それ自体は良いが、ヒロインが正義面して最後まで自分の罪を打ち明けなかっ
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

5.0

一番好きなサメ映画
サミュエルLジャクソンの説教シーンとその後の展開とか、3人で手を繋いで神に祈るシーンとか、ディープブルーのタイトル回収とか好きなシーンが多い

漂うB級感や生き残ると思ったヤツが死
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.8

やっぱり大きい生物ってそれだけでワクワクする
子供が遊んでるバックにサメが現れるシーンと捕まえたと思っていたサメをさらに巨大なサメが食いに来たシーンは滅茶苦茶ビビった
演出が上手いなと思った

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ面白かった
サメ映画という飽和状態のジャンルでまだこんな面白い現代風の設定ができるのかと感心した

所々ツッコみどころはあるけど、それを超える面白さがある
終わり方も良かった

ルックバック(2024年製作の映画)

4.8

なぜ漫画を描き続けるのか?
創作は悲惨な現実を変えることは出来ないけれど、一時的にでも現実を忘れられたり、もしも〜だったらと妄想して気持ちの整理をつけたり、立ち上がる為の救いにはなる、それは読者も作者
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

1.0

全然ハマらなかった
犬神家のようなミステリーが始まるのかと思えばそうではないし、
よくある人間の方が醜い展開もあからさますぎて全くリアリティがない、もう少し共感できる部分を残しつつも胸糞悪くしないとた
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.3

前作より好き
体制vs反体制という形でどうしてもハングリー精神のある男コンビを応援してしまう
ただ主人公は体制側という矛盾を抱えながら観るのも面白い

最後が儚いところも好き