tokonacciさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(310)
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アニメ(0)

(2025年製作の映画)

3.5

妻に先立たれたが、生活力があるし気品もある紳士な元大学教授という印象だが、他方煩悩から解き放たれないところ、とても人間的でやや気持ち悪かった。
後半、現実か非現実かがわからず混乱、また、「敵」が何なの
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君の忘れ方(2024年製作の映画)

2.5

西野七瀬だから見に行ったのが大失敗。
でも、「見えなくても近くにいてね。忘れても思い出すから。」は目頭が熱く。遺された者は辛い。
自分の好みのキャストでチョイスすることが大切なのがよくわかった。

満ち足りた家族(2024年製作の映画)

3.0

事件前の兄弟の倫理観とは何だったのか。子供が介在するとこうも変わるものなのか。印象としては「強い」兄とその娘、「弱い」弟とその息子。自分が親なら兄だと思っているが、本当に弟にならないか問いかけられてい>>続きを読む

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.0

この映画が真実ならば、トランプはほぼコーン弁護士によって思想を形成したということなのか。元の素養だとばかり思っていた。
コーン弁護士が同性愛者であることに脅しをかけていたのに、本人が同性愛により墜落し
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

湯川先生が主人公ゆえに致し方ないが、あまりに後味の悪い結末だった。
ガリレオシリーズは福山、柴咲、北村の三人がしっくりくる。
これからも映画化を強く希望する。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

環境の変化ゆえやむを得ない。納得のエンディングだった。
自分も同居人との仕事量や質のギャップに苦しんだ挙句メンタルが崩壊し最後は捨てられた。

劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

4.5

笑いとヒューマンドラマと美味しそうなグルメでとても面白かった。遠憲も見逃せない。
店主に志穂さんとのことを話さない五郎さんがスマートでジェントルマンだと思った。
隣の人の濃厚とんこつラーメン味ポップコ
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あん(2015年製作の映画)

4.0

コロナのことを考えると今も昔も何も変わってないのだと思った。
永瀬正敏が素晴らしくて驚いた。樹木希林と市原悦子の共演がもう見られないと思うととても寂しい。

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

3.0

アニメ版や実写版を見ていないので、ちょっと難しかった。secret baseがとても良い曲なのはわかった。

私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

4.5

演劇部出身の猿芝居、安定の「夜霧よ今夜も有難う」、変幻自在の衣装とのんの才能をまざまざと見せつけられた。
自分も含めて年配が多かったが、皆、低く笑っていた。

はたらく細胞(2024年製作の映画)

4.5

斬新。細胞の話でありながらアクションありヒューマンドラマあり、勉強にもなってとてもおもしろかった。
普段、あんな風に自分の体内で細胞が働いてくれていると思うと摂生を心掛けなければならないと思った。
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

まったくのフィクションだろうけれど良くできていると思った。脚本が野木亜紀子氏で大いに納得。原作ももちろん面白いが。
原菜乃華ちゃんはやはりただ者ではない。
グリコ森永事件についての書籍を読もうと思う。

銀河鉄道999 4Kリマスター版(1979年製作の映画)

3.5

メーテルはそうなのかとショックが大きい。45年目の真実。
トレーダー分岐点での4ショットに歓喜。
クレアの鉄郎への恋慕に目頭が。
テレビ版をコンプリートしたいという強烈な欲求。どうしたものか。

正体(2024年製作の映画)

4.0

間違いは正さないといけない。

ベテラン俳優の確かなお芝居で集中して作品に入り込めた。山田孝之の抑制の効いたお芝居も良い。

最後の信じる人たちとの面会のシーンは胸が熱くなった。

ヨルシカの主題歌が
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海の沈黙(2024年製作の映画)

4.0

音楽、映像に重厚感が感じられて好印象。役者も揃っていてさらに深みを感じた。
作者のクエスチョンには応えられないでいる。なにが本物(本当)でなにが偽物(嘘)か見分けられない。また、世間の大勢に流されやす
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アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

3.5

EP2。岸井ゆきのはさすがのお芝居。ストーリーと相まって最高におもしろかった。

室井慎次 生き続ける者(2024年製作の映画)

3.0

室井の指揮で事件を解決していくと思っていたところ、家族愛のヒューマンドラマで肩透かしを食った。「北の国から」ならぬ、「東北の国から」という感じ。いしだあゆみも出てたし。
室井のようなちゃんとした人間が
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.0

次から次のアクション。そしてトムクルーズの疾走。
最後の穏やかな上海の朝に癒された。

本心(2024年製作の映画)

3.0

予告編での期待度に比べるとそれほど心を動かされる作品ではなかった。母親の本心を知ることが核心であったと思うのだが、いろいろなところに話が飛び、最後に「それだけ?」という印象だった。
気分が良くなる作品
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徒花-ADABANA-(2024年製作の映画)

3.0

「それ」の世の中になっても、倫理観は失われないと思う。新次とまほろの感情に安心する。
「それ」がある世界は近い将来なのだろうか。複雑な感情を抱く。

八犬伝(2024年製作の映画)

3.0

虚と実を描いているためか深掘りさは感じない。ただ、奈落での鶴屋南北との虚実についての対話は、最近読んでいるしんめいP氏の「自分とか、ないから」も相まってとても興味深かった。
キャストが素晴らしい。役所
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アイミタガイ(2024年製作の映画)

4.0

登場人物のすべてが「アイミタガイ」。お見事。
梓と朋子の落涙シーンにはもらい泣き。
黒木華の歌声も素敵。

若き見知らぬ者たち(2024年製作の映画)

3.0

酔っ払いも警官も絶望的で現実味がない。総合格闘技の試合シーンは緊張感がありとても引き込まれた。
暴力とは恐ろしい。
母親の病気もやり過ぎな気がした。あそこまで行くと最後の手段に出るのではないだろうか。
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.0

自分の障害故の息子の悪態にも真正面に受け止める母の強さを感じた。
そして、たくさんの話をしてくれた息子に対する心からの感謝に、息子とともに落涙。
「あいつは大丈夫」と言った父も素敵。その言葉通り、息子
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まる(2024年製作の映画)

3.0

丸顔でお芝居ができる俳優なら剛をおいて他にいない。
ストーリーにはあまり感じるものがなく「ふーん」という印象。ただ、円相について理解を深めたいとは思った。泥濘にはまるかも知れないが。
至るところで◯が
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最後の乗客(2023年製作の映画)

4.0

キャストの前知識を入れずに観ていたらなんと冨家ノリマサさん。すごく嬉しかった。
中盤、自分の思いとは逆だったことがわかり驚いた。でも、冷静に考えれば順当な脚本。みずきの思いに落涙。被害に遭われた人々の
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室井慎次 敗れざる者(2024年製作の映画)

3.0

前哨戦。次作は必ず鑑賞する。
青島ももちろんだが、すみれがいないことがとても淋しい。
みな歳を取った。遠山俊也さんのダンディぶりへの変貌はいつも驚かされる。

リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.0

3人が3人に対して大きな葛藤があるのだけど、皆、みんなのことを心から愛していることが伝わってきて、いろいろなシーンで涙腺が崩壊した。
旅立つシーンでおばあちゃんがビリーをとても強い力で引き寄せたところ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.5

戦場を取材する記者やカメラマンの異常性が良くわかった。ジェシーがリーを跨いだり、蹴飛ばしたりして大統領の元に行っていたらなおゾクゾクしていたかも知れない。
銃声や爆発音で座席から飛び上がるほど驚いた。
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.0

楽しむことが最も大切と思っているユウタの変わらない信念が一番尊いと思った。だけど、出自のことや奨学金のことが相まってコウの変わらないといけないという心境もまた尊い。

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.0

第一作に続いての宙ぶらりんだったけれど、緊張感は第一作のほうが感じた。アクションがかなり多かったけど、いまいちドキドキワクワクしなかった。なぜだろうか。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.0

CIA潜入の宙ぶらりんはハラハラドキドキ。汗さえかけないとは。
あのジャンレノが吹っ飛ばされてなんて贅沢な映画なんだろうと驚くばかり。

傲慢と善良(2024年製作の映画)

3.0

よしのの店の前で話をする二人のときはやり直してもきっとうまく行かないと思ったけれど、駅のホームで話をする二人のときはうまくいってほしいと思った。
ただ、こんなに純度の高い二人はこの世の中にはいないと思
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

アニメを見ていたし、香が森田望智のなか、映画館上映を知り迷わず鑑賞。
キャスティングに異論なく素晴らしい。下ネタ、シリアス、アクションのすべてにおいて鈴木亮平が素晴らしすぎる。肉体美も。
ガンアクショ
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.5

笑いあり涙あり。
俳優のお芝居が素晴らしい。きれいな関西弁。美しい殺陣。
風見の慰労会?での挨拶やラストの高坂との会話に胸が熱くなった。面白い時代劇が観たいし、日々を大切に生きていきたいと思う。山本優
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