戻ってくる時は少し変わっていて、その変化の調和が愛おしい。
絶滅の唯一の失敗例という意義と、その恐ろしさと。
その言葉を発するまでの助走が長ければ長いほど、パフォーマティブに僕自身をノイズと一体化させる。
作為と不作為との重なり合いの中から、語り手によって存在させられる我々の記憶。
By making it a song,
Can I keep the memory?
I just came to love it now.
全編通じてただただ尊い。
(仮面ライダーの池松さんは何だったんだろう。)
選別された「英霊」の下で女の魂は鎮まらず、屍を乗り越えて生き返らなければならない。
こんなに意地が悪い作品に仕立て上げられるのは、本当に天才的ですね。
エーテルを介して成り立つ音楽なんて、音楽自体以外の非実在を無批判に崇拝しているだけ。
砂に埋もれたアイデンティティは、掘り起こそうとすればするほど、捉えどころを失っていく。