すみすけさんの映画レビュー・感想・評価

すみすけ

すみすけ

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

ダブルデッカーバスが突っ込んできてもベルセバみたいな恋はできない。

スターリングラード(1993年製作の映画)

4.2

軍隊秩序の反人間性が泥沼の地獄を凍り付かせている。

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は(2025年製作の映画)

4.5

その言葉を発するまでの助走が長ければ長いほど、パフォーマティブに僕自身をノイズと一体化させる。

Underground アンダーグラウンド(2024年製作の映画)

4.0

作為と不作為との重なり合いの中から、語り手によって存在させられる我々の記憶。

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.2

By making it a song,
Can I keep the memory?
I just came to love it now.

憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.8

エマ・ストーンの爆走が種々の異常さをひっくり返してくれる。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.2

全編通じてただただ尊い。

(仮面ライダーの池松さんは何だったんだろう。)

女は二度生まれる(1961年製作の映画)

3.9

選別された「英霊」の下で女の魂は鎮まらず、屍を乗り越えて生き返らなければならない。

岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

3.4

小さな幸せ
宝箱いっぱいに集めて
世界を愛してください

愛に乱暴(2024年製作の映画)

4.1

乱暴に奪った愛を維持するのに、折り目の正しい生活なんて邪魔でしかない。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.9

こんなに意地が悪い作品に仕立て上げられるのは、本当に天才的ですね。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.1

エーテルを介して成り立つ音楽なんて、音楽自体以外の非実在を無批判に崇拝しているだけ。

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.8

砂に埋もれたアイデンティティは、掘り起こそうとすればするほど、捉えどころを失っていく。