とりんさんの映画レビュー・感想・評価

とりん

とりん

五等分の花嫁*(2024年製作の映画)

2.7

2024年97本目

漫画を原作とし、TVアニメシリーズ、映画化と大人気シリーズとなり完結した作品の続編。
本編ラストで結ばれた風太郎と四葉の新婚旅行編となる。目的地はハワイでもちろん他の五つ子たちも
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.2

2024年96本目

余命が少ない不治の病にかかっているジョンが、残される息子マイケルのために里親を探す物語。
実話から着想を得た話らしく、里親を探したり、里子を見つけたり、その理由はいろんなパターン
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.7

2024年95本目

魔女に誘拐されたサンタを救うお話。
ドタバタなコメディーものかなと思いきや、かなりSF味のあるファンタジーコメディーだったなと。
サンタを題材にした作品はこれまでも数多くあったと
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

2024年94本目

大切な人を失ったショックから過食と引きこもりを続け、生命の危機が及ぶほど肥満体型になってしまったチャーリーのお話。
ストーリーも展開も良かった。あれほどの体型になると至る所で不便
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.0

2024年93本目

長期探査ミッション中の宇宙船が不時着したのは6500万年前の地球だった話。
アダム・ドライバー主演のSFサバイバルアクションとだけわかっていたので、未知の生物と戦うのかと思ってい
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.2

2024年92本目

上田誠率いる人気劇団ヨーロッパ企画が手掛ける長編映画第2作。
京都の貴船という旅館を舞台に2分間のタイムループに巻き込まれた人々を描いている。
タイムループものもこれまでいろんな
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.2

2024年91本目

1944年のフィンランド、ナチスに家族を殺された復讐に駆られている伝説の男の話。
あらすじには金塊を〜とか書いてあるが、正直設定はあくまでおまけ。復讐なんて話も正直おまけ。
この
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

2024年89本目

A24スタジオが送る韓国から移住した女の子だったナヨンと彼女を想い続けたヘソンが24年の時を経て再会する物語。
ナヨンを中心に描かれており、彼女の30数年の人生を観ているような感
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.0

2024年88本目

ある学校で起きた盗難事件をめぐって展開していくドラマ作品。ドイツのアカデミー賞にあたるドイツ映画賞で作品賞含む5部門を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた作品。
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2024年87本目

イタリア・シチリア半島で描かれる実話をベースにした作品。
同性愛を描いた作品なのは知っており、何か事件が起きるとは思っていたが、まさかこんな結末になるとは。
どちらかが事故、もし
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弟は僕のヒーロー(2019年製作の映画)

3.9

2024年86本目

ダウン症のジョーを弟にもつ兄ジャック視点で描かれた物語。
実話を元にした小説が原作であり、実際にジョーのYouTubeチャンネルが話題を呼んで、本作へと繋がっている。
弟ジョーが
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.0

2024年85本目

青春群像劇であり、悩みや葛藤も描かれてはいるけど、全然のめり込めなかった。
今の気分に合ってなかったのかもしれないけれど、登場人物の誰にも感情記入できなかったし、理解もしがたかっ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2024年84本目

不思議な力に目覚めた子どもたちの遊びが次第にエスカレートし、狂気へと変わっていく様子を描いた作品。
不思議な力、超能力的なのが使えるということになるとSFものだったり、子どもたち
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ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.8

2024年83本目

アン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイらの実力派俳優でおくる少し変わったロマンティックコメディ。
近年曲が書けなくなってしまったオペラ作曲家と精神科医の夫婦を
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

2024年82本目

今なお根強い人気作「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚を描いた作品。
初期作は観ておらずジョニー・デップ主演の前作の内容はもうあまり覚えてないけれど、魅力たっぷりなのは伝わっ
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.8

2024年81本目

Marvelシリーズのスパイダーマンの派生となるSONYが手掛ける作品。主演にはダコタ・ジョンソン、未来を見ることができる力を持った女性と3人の少女たちが命を狙ってくる謎の男と戦
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.5

2024年80本目

強烈な承認欲求に取り憑かれた女性が自分を破滅に追い込んでまで自己愛を示した作品。
昨今SNSで過激な写真や発言をして注目を浴びたり、承認欲を満たそうとしている人も一定数いるけど、
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2024年79本目

モロッコの伝統衣装カフタンドレスの仕立て屋を営むハリムとミナの夫婦を描いた物語。
言葉では言い表せないほど、いろんな感情が溢れ出してきて素晴らしい作品だった。
こんな愛の表現方法
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ソウX(2023年製作の映画)

3.5

2024年78本目(映画館28本目)

ジグソウが仕掛ける死のゲームを描くスリラー作品の第10作目。
シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルが製作総指揮を務め、6、ファイナルをの監督だ
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.4

2024年77本目(映画館27本目)

2019年に公開され、世界的に日本でもヒットを記録し、アカデミー賞で主演男優賞も獲得した前作、バットマンに出てくるヴィランの中でも最狂とも言われるジョーカーが生
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

2024年77本目(映画館26本目)

古代ローマ帝国を舞台に剣闘士の物語を描いた作品で、2000年に公開されアカデミー賞も受賞した本作だが、24年ぶりの続編がついに公開となる。それに合わせて4Kデジ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

2024年76本目(映画館25本目)

「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランドが監督・脚本を務め、内戦が起こり戦場と化したアメリカを舞台に、その最前線で取材を続けるジャーナリストに焦点を当てた作品
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フラグタイム(2019年製作の映画)

3.2

2024年75本目

60分弱の中編作品。
3分だけ時間を止めれる女の子とその中で唯一動ける女の子、2人の模様が描かれている。
声優は主役の森谷さん役に伊藤美来、村上さん役に宮本侑芽、小林さん役に安済
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.1

2024年74本目

世界に突如ピンク色の雲のようなものが現れて、触れると10秒間で死ぬというニュースが流れた。世界はロックダウンして、その雲が消えるのを静かに待つという物語。
2017年に着想し、2
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映画 佐々木と宮野 卒業編(2023年製作の映画)

3.5

2024年73本目

アニメの延長戦
卒業という大きい区切りと同性愛に対する考え方が少しだけある
だいたいの良い流れはテレビアニメシリーズであったから、そこまでの流れはなかったかな
やたらキラキラが流
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バクテン!!(2022年製作の映画)

3.9

2024年72本目

2021年春期TVアニメシリーズとして放送された高校男子新体操を描いた青春作品の映画化作品。
TVアニメシリーズでは悲願の全国大会へ出場を決めたところで終わったので、本作はその全
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私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ(2022年製作の映画)

3.7

2024年71本目

2019年冬アニメとして放送されたテレビアニメシリーズの3年ぶりの映像化で映画化作品。
花ちゃんのおばあちゃん家に行くお話。
1時間もののひとつの話を描いていて、テレビシリーズ同
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

3.7

2024年70本目(映画館24本目)

SFモンスター映画の金字塔「エイリアン」のその後を描いた物語。
シリーズとしても7年ぶりの続編で、近年は前日譚が描かれていたが、本作は1作目と2作目の間の時間軸
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.6

2024年69本目

ガイ・リッチー監督がアーサー王伝説をモチーフに大胆なアレンジを加えたスタイリッシュファンタジーアクションへと仕立て上げた作品。
個人的にファンタジー作品とアーサー王伝説絡みは好き
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きみの色(2024年製作の映画)

3.6

2024年68本目(映画館23本目)

「映画 けいおん!」や「映画 聲の形」を手がけた山田尚子監督が思春期の女の子たちと音楽を美しい映像で綴った物語。
ストーリーや言いたいことはかなり薄めだったかな
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エマの秘密に恋したら(2019年製作の映画)

3.1

2024年67本目

飛行機が苦手で恐怖のあまりそこで出逢った男性に自分の秘密を次々と暴露してしまい、なんとかそれで乗り切ったエマ、実はその男性が自分の会社のトップであり、恋に落ちてく話。

実際はこ
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

2.1

2024年66本目

名作児童文学「アルプスの少女ハイジ」を大胆にアレンジしたバイオレンスアクション映画。
公開当時話題になっていて劇場スルーしていた作品だが、ここまでぶっ飛んでいるとは。
いろんなと
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

3.7

2024年64本目(映画館21本目)

前2作の前日譚的な扱いな作品で、これまで断片的にしか描かれてこなかった敵が襲来した日のことを描いている。
当然これまでの中心登場人物は出てこなくて、新たな人物の
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

2024年63本目

ライアン・ジョンソンが監督・製作・脚本を務め、進展をダニエル・クレイグが務めた名探偵ブランのミステリー第2弾。
前作が錚々たるキャストだったのにあまりヒットしなかったのか、本作は
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