tsnさんの映画レビュー・感想・評価

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レインマン(1988年製作の映画)

3.5

兄弟愛を深めるまでの過程が急すぎるのが気になった
チャーリーのキャラクターからしても、カジノで勝ってなかったらほんとにここまで急ハンドルで兄に愛着を持てたの?と思う
でも、ラスベガスの高級ホテルでダン
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

コーヒーショップでのブラピ眩しすぎた
恋人は一人で充分、今は募集中だよ、君かもね
みたいなのサラッと言えるのすごい
相手を褒めたと思ったら気を悪くした?とすぐに気遣いできるジェントルマンなところもさす
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.0

予想してなかった方にすごかった
レンブラントを思わせる光の使い方と工場や倉庫みたいなバカデカ空間
部屋をスライドするごとに衣装の色が変わってて、場面のテーマ性が印象的に表現されている
特にトイレの場面
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

タランティーノ特有の静かな緊張感とあっけなさがやはり好き
大きな顔の復讐って何?と思ってたらめちゃくちゃ痺れる演出だった

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

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キャラ弁というキーワードに惹かれて鑑賞
キャラ弁毎日作ってるのほんとにすごい
手間もそうだし、何よりネタを思いついてそれを制限時間内で形にできることがすごい
いつか自分も作る日が来るかもしれないけど、
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

一人ひとりのキャラクターがしっかりあって見応えあった
どの映画に出てても思うけど、ジャックニコルソンてほんとに目が離せない魅力的な俳優だなと思う
チーフとの絡みが特に好きだった
気になったことは、個々
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.5

ウディアレンお馴染みの情けない男たち
小さな身体の異変にも過剰に敏感だったのに、人生なんて無意味だ、死ぬまで生きるだけだ、なら楽しもうと最終的に開き直りのポジティブ思考で完結
音楽、インテリア、ファッ
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

3.5

序盤の死ぬまで生きなきゃならないはサラッとしてたけど名言
赴くままにその日を生きる蔦枝とフラストレーションを抱えた義治
当然すれ違うけどやっぱり離れられないのが現実的だった
橋の向こうにいる女に一途な
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.5

人のために書く文章より自分のために書く文章の方が優れていると言った後の流れるようなウィリアムのタイピングに痺れた
すごく名言のように思えたし、真理だとも思ったけど、ウィリアムにあてたジャマールからの手
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息子の部屋(2001年製作の映画)

3.5

精神科医だってあんなことがあれば平静でいられないよね
ヒッチハイク終わりの朝、試合に間に合わないと怒る娘に笑い合う家族の姿が、これからのこの3人家族に少し光が灯ったみたいでよかった

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.5

冒頭からずっと主観で主人公の様子が描かれていたけど、自分を憐れむのは辞めたと言ったところから客観的な構図が現れたのが印象的だった

イル・ポスティーノ 4K デジタル・リマスター版(1994年製作の映画)

4.5

パブロの紡ぐ言葉もマリオの素直な表現も全てが愛おしくあたたかい
イタリアにこんなにも美しい島があるのかとそこにも感嘆した
パブロが島を去ってから多少自暴自棄になりながらも周りに流されずきっとどこかであ
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

4.0

2002年てこともあってお嬢様ギャルスタイルの小物やファッションがめちゃくちゃ懐かしかった
実習のためのパリッとスーツもかっこいいしかわいい
ネイルショップのおばさんとの友情がよかった
見た目で判断す
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

これを見た日の夢はこの映画から明らかに影響を受けたような内容だった
それくらいインパクトがあった
よかったとか美しいとか考えさせられるとかそういう表現はどれもしっくりこない
ただただ真正面から受け止め
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.5

色々好都合すぎて引っ掛かることも多かったけど、屋上のシーンは不覚にも感動してしまった

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

テーマはそれぞれが抱えてる苦悩が軸になってるけど、適温のお湯にずっと浸かってるみたいな心地よさがあった
忘れ物を届けに行ってもドアを開けなくていい関係や、退職することを報告してもカラッとした返答ができ
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.5

娘を嫁にやるのを渋るみたいな構図はよくみるけど、やらないならやらないでやきもきするみたいなそっち側の面がよく表れてた
岩下志麻めっちゃ綺麗だった

夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

4.0

まるで童話の世界で安心して見れる
お菓子屋さんで子供たちが食べたい放題するシーンめっちゃ好き

シャイニング(1997年製作の映画)

3.0

年末年始の休みに原作を読んでから鑑賞
確かに前情報のとおり原作に忠実だけど、あくまでも骨組みを綺麗になぞっているだけですごくつまらなかった
ホテルの重厚な歴史や荘厳さも感じられず、キューブリック版の方
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.5

ひどいことを言ったらちゃんと因果応報になってるのがリアルでよかった
オタクの全てがああではないけど、気付かないうちに知識の鎧で人より上に立った気になることがあるかもしれない
知識はときに人を愚かにする
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.5

ずっと夢を見てるみたいだった
現実での願望や悲しいことが夢に現れるというけど、まさにそんな感じの夢想パート
サスペンスが根幹にありながらも妖艶さと御伽話のような不思議さが常に漂っていてデヴッドリンチっ
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.5

これまだ新学期始まってないって考えるとゾッとするくらい充実してて濃厚な2時間

マイ・ファースト・ミスター(2001年製作の映画)

4.0

歳の差恋愛みたいなライトな表現をこの映画にするのは野暮なくらい、色んな愛が詰まっていた
ジェイとアールがお互いの芯の部分を見せ合う中盤以降、物語がグッと深くなる
ジェイがアールのことを光と表現していた
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

学生の時ルーヴルに行ったけど人だかりの隙間からなんとかモナリザ見たのを思い出した、いつかゆっくり見て周りたい
それにしても相変わらず岸辺露伴の邸宅はいいなぁと憧れる

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

最後の子育て終わりの日、息子を送り出す母親が印象に残る
かなり波瀾万丈だったと思うけど、いざやっと一人自分だけと向き合える日が来た時に、あと残すイベントは自分の葬式と40年の時間しかないという悲観的な
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.5

映像化すると現実味が増してやっぱりしんどかった
誰も悪くないって多分大体の人が思うだろうけど、それは部外者の言葉であって多分当事者は悪い悪くないとかのレベルで生きてないと思う
正直、小説の方があみ子の
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

「幸せな奥様ですね」に対する「僕が幸せな夫なんだよ」の返事がよすぎる