ガーーーンさんの映画レビュー・感想・評価

ガーーーン

ガーーーン

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

L.グァダニーノ苦手で敬遠してたけどこれはイケる
三角関係withファムファタール×スポ根という各々古典的な要素の掛け合わせ
迷子になりようがないテーマなので監督いつもの難解さは皆無
寧ろ両要素とも牽
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

2.6

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M.ヴォーンのまたまたスパイ映画🕵️
どうしたって『キングスマン』と対比しちゃうから評価は辛口に
元スパイが過去の記憶から無意識にスパイ小説を執筆というメタ的構造は良き
コメディ風味も強めで鑑賞中は楽
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Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

2.7

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不穏な劇場公開中止の話題先行型作品📽️
J.ワッツ監督らしくなかなかハードボイルドな仕上がり
SADEの"Smooth Operater"がハマってるようにトレンディ感溢れてる🎷
さらに監督お得意の青
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

2.5

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宇宙飛行士🧑‍🚀と思いきやマーケッターのお仕事映画
ケリーの頭の回転の早さは見ていて気持ち良くこの作品の白眉
詐欺的手口だから今では不当表示で景表法違反だけど🚨
お話は予想の範疇を全く出ない手堅い作り
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

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唯一の被曝国民としての感情を持ち込むかで感想変わる🇯🇵
反核要素はオッピーの内面で表現も主軸のテーマではないので核兵器の凄惨さ不足は否めない
3時間と長いし内容も濃密で鑑賞後はグッタリ
プロジェクトの
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レスリング・ウィズ・シャドウズ(1998年製作の映画)

2.9

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“ヒットマン“ブレット・ハートのドキュメント🕶️
ネトフリのビンスのドキュメント観た後なので物足りなさは残る
オーエンにも触れてないし
ただその分モントリオール事件🇨🇦をクライマックスに据えた映画らし
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.9

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A.ペイン、大人の風格
以前の作品にあった意地悪さは皆無
雪景色⛄️の極寒の冬が舞台なのに全編温かさに包まれてるホッカイロ映画
偏屈先生×息子を戦争で亡くした調理師×生意気な高校生
問題を抱える孤独な
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DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

2.0

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とにかく台詞が聞こえない👂
ドキュメンタリー風味と余白を作るための演出なんだろうけど
字幕欲しいけど上記の狙いがあるなら台無しになるからムズイところ
終盤に淳は何者かサスペンスに移行し興味増すけど鑑賞
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

2.4

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業界初サンタ× 純度100%アクション🎅
クリスマスに備え筋トレ🏋️欠かさず体鍛えるというナイスアイデア
その結果無駄のない動きでプレゼントをスピーディー配送🎁
あのスピードでも全世界の子供には間に合
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

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『羅生門』構造をうまく調理してる
LGBT🏳️‍🌈メッセージを添えてなアレンジが現代風
お話の推進力はめちゃくちゃ強力
3部構成で真相に徐々に近づいていく流れは『羅生門』構造の基本
怪物が母親→先生→
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エンタメ度高めの戦争アクション×ロードムービー🚙
プロットは『1917』に近いかも🪖
大統領にインタビューすべくDCへという目的が明確に提示されるからライドしやすい
話の軸は3世代戦場カメラマン📸
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.3

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石井裕也監督らしい社会の弱者たちが尊厳を保つお話
そこに『ぼくたちの家族』のような家族の嫌な感じエッセンスも掛け合わせてて監督の刻印は強め
コロナ🦠や特殊詐欺💸など社会の悪の部分の誇張も相変わらず
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.0

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上映時間の長さで触手伸びなかつたけど体感はそこまでの長さ感じず🤡
それは亡き父の予言のトラウマに囚われたラストガールを軸にした話の推進力が高いから
かと言ってその話が面白いかは別問題だけど🗡️
残酷ク
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.2

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全然最悪じゃない
人間としていたって普通ってユリヤ励ましたい気持ち
人ってずっと自分探しして選択の連続
その選択に正解も失敗もないし時の流れに身を任せるのみ
起こることは大したことなく平坦だけど人間と
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

絶妙に恐ろしいアニマトロニクスたちのビジュアルが最高🐰
残虐シーン🩸ゼロなのは残念だけども充分に恐怖心は煽ってくる
絵を見て怪物たちが反旗を翻すラストのロジックが良くわからないのが致命的
絵を描くこと
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

安定の白石和彌クオリティ🎉
とっつきにくい時代劇でも全く問題なし
盗難のあらぬ嫌疑と妻の無念ばらしの2軸でストーリーは展開
この両者とも推進力激強で釘付け
前半キッチリ描かれる娘が遊郭に売りに出される
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公が貝🐚というトリッキーな設定
しかもその貝がアシンメトリーなのにカワイイ💖という初体験
二頭身とスニーカー👟がキモなのかも
柔軟剤で洗った今治タオルのようにとても優しい肌触り🧺
MVPは唯一の家
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

2.7

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『ドロステのはてで僕らは』に近しいヨーロッパ企画っぽいタイムループもの⌛️
ループ期間がたった2分と以上に短いので連荘シーンが多く少し疲れる🏞️
ただ記憶はキープされ話は進行し続けるから推進力は高い
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ルックバック(2024年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

評判の良さから鑑賞もあまり肌に合わないという残念な結果
鑑賞後に考察を見てその多層構造に驚愕
表層的にしか理解が及ばない自分の読解力のなさに愕然😢
京アニ事件が元になってる残酷な理不尽さに直面しつつも
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ド直球の法廷サスペンス🧑‍⚖️
パルムドールだから付帯する要素多めと勝手に推測してたから意外な展開
ただ謎解きの推進力が激強なので鑑賞中飽きることはなく釘付け
少しづつ夫婦の綻びが露呈していく裁判が面
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

笑えるかなと思ったらヤバすぎて笑えない🏝️
杜撰の極地
インフラ整備できてないことぐらいすぐわかるでしょ🚽
関係者が自腹切ってて結果報われないのキツい
特に地元レストランの女性店主
前日のトドメの大雨
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SING/シング: Thriller(2024年製作の映画)

1.5

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イルミネーションからのプレゼントin ハロウィン🎃
その中身は"Thriller"への愛情深めな短編🧟
ラストにミス・クローリー🦎の目が⁈って展開とかまさに"Thriller"
改めて聞くとファンク要
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アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

ゆるい殺人シーンの単なる羅列🩸
かと言ってホラー方面にも舵切らないから中途半端な出来に
いつ豹変するかわからないのでその点で恐怖心は少し煽られるけど物足りない
有名な事件なので時間軸ずらすアイデアは良
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

T.バートン版の毒っ気がきれいに浄化された子供向け作品🍫
夢と仲間を大切にメッセージは非常に正しいので子供も安心して鑑賞可能
お話も普遍的で大人の鑑賞にも一応耐え得る
チョコで世の中を牛耳られるその世
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

DCEU閉店在庫一掃セール🌊
赤ちゃん絡みで続編は作れそうだけど
つまらない訳ではないけど及第点止まりの手堅い作り
巨大生物大量発生&色彩エグい海底描写でそこはかとなく漂うアニメ感
アクションは良いけ
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プラットフォーム2(2024年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

前作より哲学度200%アップの超難解作🧐
宗教色は相変わらずキープオンでキリスト風指導者が出てくる始末✝️
内包するメッセージがマシマシで考えるの面倒くさくなる
設定に重き置いた前作の方がエンタメ性高
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ウィル&ハーパー(2024年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ウィル目当てでの鑑賞なので物足りなさは残る
素のウィルは貴重だけどドキュメンタリーなのでいつものドジっぷりは当然なし
唯一気球船で遠くで吠える犬🐶に本意気で怒るウィルには爆笑したけど
トランスジェンダ
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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!(1999年製作の映画)

3.8

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大好きなA.ペイン監督の資質が深く刻み込まれた初期作にして最高傑作かも🗳️
処女作にはその作家の作品全ての要素が詰まってると聞くけどまさにその通り
人の浅ましさにスポット当てたシニカルな人間哀歌の完全
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ボクシング🥊というドラマ性満載の題材にしては淡々とした描かれ方
ジムの閉鎖や会長の入院などのイベントも決して大仰にならず
さらに『夜明けのすべて』同様に劇伴を排した作り
結果としてドキュメンタリーな趣
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

全員善人の逆『アウトレイジ』
ドラマティックな展開による感動の押し売りがない穏やかな作り
繊細なので集中力が必要だけど物語の推進力は高く引き込まれる
主演の2人の関係性が心地良く安易に恋愛に落とし込ま
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

2.1

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デパートという現実には死に体の商業施設を舞台にしたアニメ作品🏬
あらゆる動物をターゲットなので画は見てるだけで楽しい
ただ短いエピソードの羅列で作品全体のリズムが悪いのは難点
人が動物をおもてなすとい
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

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偏向報道やSNSでの誹謗中傷に切り込んだ吉田恵輔監督の新作にして傑作
事件解決が主軸ではない監督らしい構成
イエモンのJAM風な他人事とは?な問いかけ
僅かな責任があるのにTV放映忘れて広島戦⚾️見ち
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シリアスマン(2009年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

コーエン兄弟の意地悪な面が露見した作品
お話は主人公に不幸が連発で降りかかるだけ
離婚、兄の逮捕🃏、子供の反抗期、隣人問題、賄賂など踏んだり蹴ったり
そんな中で息子のテレビ📺映らないからアンテナ直せは
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

大企業の不正を告発した勇気ある弁護士の物語🧑‍⚖️
既視感はあるけど弁護士vs大企業は一定の楽しさは担保できてるテーマ
今作も及第点は確保も流れが鈍重で燃え度は低め
サンプル数半分の3万にして早めに結
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

再結成を祝して鑑賞🎉
ネブワースライブに向けたドキュメンタリー🎸
なので3rd以降は完全無視の潔い作り💿
ノエルソロライブは過去参戦も2ndまでがヘビーローテという完全ライト層なのでこの構成で問題なし
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロック愛(特にAC/DC)溢れる名作🎸
支離滅裂な設定ながらこんなに胸熱になるとは
ロック大好きJ.ブラックが近作では見られないほどの生き生きした演技でクール
ただ今作MVPは子供たちで異論ないはず
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