わたしさんの映画レビュー・感想・評価

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宮松と山下(2022年製作の映画)

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まずこれは香川照之しか出演していないように見えるトリックアート映画なので
バレンタインくらいまでに見ておくと良いと思います、ええ。

照之奇しくも最後(?)の映画となり
最近の半沢やら昆虫やらでポジ
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関心領域(2023年製作の映画)

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もしかしてこのまま終わりですかね?って
私が13歳くらいだったら隣の人に話かけてると思います

そもそも、
ここまで音にこだわるのはなぜなのか?じりじりと圧倒的に耳にこびりついててこれ映画館推奨映画
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リリー・マルレーン 4K デジタルリマスター版(1980年製作の映画)

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わたしはなぜかファスビンダーが好きですね
よく美の巨人たちとかで引き寄せられる魅力は何なのでしょうか?とか気軽に言ってますけど、モネだってピカソだってそりゃあ大体の人が好きですよ
でもファスビンダー
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

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最初に言わせてください
ますます黒沢清という人がわからなくなりました

元旦一発目は清と過ごすと決めてましたのでアマプラですね
転売ヤーの菅田将暉が何者かに命を狙われるんですがまず菅田の将暉が転売ヤ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

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14歳のときに岩井俊二狂だった私はいまだに花とアリスとか式日だとかそういう思い出の中でセコセコ生きていて、  正直
3.11以降の岩井俊二は平等と勝利と愛のキリストに見えてしまい今年の漢字として選ぶ
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Chime(2024年製作の映画)

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黒沢清好きと言いつつも、cure以外何が好きかと言われると黙ってしまうエセ黒沢清ファンと自負しながらも、映画館に向かいました。
もう1分1秒最高すぎて速攻で料理教室のあるビルのロケ地検索しました
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ナンバー・ゼロ(1971年製作の映画)

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ユスターシュ映画を見れる日が来るなんて、ここ最近の上映ラッシュを感動しながらも若干の睡魔と闘いながら見ていることも事実で
これも本当に101分か?というくらい体感時間がえぐ凄まじい

どうも初めまし
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初恋(1997年製作の映画)

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リーウェイウェイと金城武ってだけでたまらないんだけど
これは何回見てもいい

例えば日本で昼休憩に入ったご飯屋さんで1000円のランチを食べてる間、店員がキッチリ立ってるけど、別に座ってていいし眠っ
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柳川(2021年製作の映画)

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12月30日の9時30ごろに新宿の街にいたことなんて多分東京にずっと生きてきたけど初めてでした、よ、ええ

歩きやすいね、そしてとても歩きやすい、それが感想です

新宿武蔵野館で池松壮亮さんの舞台挨
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

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リコリスピザ見るためにPTA映画をもう一度見直してからじゃなきゃリコリスピザ見ちゃだめだからな、お前って何故か謎の課題を自分に与えてからの深夜ゼアウィルビーブラッドでした

多分一般的な映画って起承
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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小さい頃からウォーリーをさがせでウォーリーを探さないでそれ以外の街だとか人をじっくり見てる子どもだったし、電車とかが走るミニチュアの模型で、ゴールデン街みたいな横丁系を顔突っ込んで見てた幼少期からす
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

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13歳のとき、私のアイドルは完全に蒼井優で特にこの映画の蒼井優の魅力たるやタナダユキが蒼井優で当て書きしたのが頷けるくらい万歳乾杯最高映画なんですね(蒼井優が着てる洋服が全部プリティすぎるのと夏と畳
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危険な戯れ(1975年製作の映画)

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ロブグリエ作品なかなか見れない中でU-NEXT社内にロブグリエ激推し派閥があるんでしょうかね、U-NEXTに肖(あやか)って勝手にロブグリエオールナイト堪能です
この作品もかなりのキテレツで、という
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

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岩井俊二を神と崇めていた中学生の時は過ぎ去りヴァンパイアからのリップヴァン〜辺りから私の知ってるあの少女趣味の俊二はどこに行ってしまった?!俊二は私を差し置いて大人になってしまったのか?!ファッ?!
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サラバ静寂(2017年製作の映画)

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もうこれ言っちゃっていいのか、いや、ネタバレしてないけどネタバレにしたほうがいいのか、、という心情です
誰か工の暴走をとめて、お願い、、と鑑賞中何度か願いました

斎藤工が暴走列車状態で脱線してるの
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めがね(2007年製作の映画)

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13歳の時にかもめ食堂からめがねというレールにしっかり乗り完全にもたいまさこ沼にハマった映画でした
悩み腐りきった13歳の少女にとってもたいまさこはキリストだったし麻原彰晃だったしジャニーズだったん
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

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薄々思ってたんですけど、松居大悟って池松壮亮撮るためにこの世に生まれてきたのかなって思ってます、アーメン。(ひまわり畑のシーンゲロ最高だし尾崎豊の曲に池松の声がすごく合ってる、カバーして売ってくれ)
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曖昧な未来、黒沢清(2002年製作の映画)

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黒沢清以外の現場にいる全員が黒沢清の演出方法にハテナマーク浮かべてるんだけど、(浅野忠信だけがキリスト的な理解の仕方をしていた)まさかの黒沢清自体もハテナマークを終始浮かべてる感じでもはやそのハテナ
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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

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小林聡美が食べ物作るシリーズ山ほどあるけどこれ最高峰です、パスコよりチャパタですよ、山型パンですよ

年齢重ねて観ると更にジワジワくるな〜優しい風吹くな〜って感じの昼下がり泣いちゃうって感じです
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

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中学生くらいの時にタイトルからしてなんか軽めのエロビデオかと思ってTSUTAYAでなかなか手が出せず

これ中学生の時に見てたら完全浅野忠信沼にハマって抜け出せなくてぬかるみで転んで半月板やられてた
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茶の味(2003年製作の映画)

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13歳の時に見たは見たんだけど面白いかつまらないかの記憶もなぜかなくて、この映画の海馬だけ損傷してる感じで

時間に余裕ができたので見ました、はい。


なんか偶然入った全く縁もゆかりも馴染みもない
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シンプルメン(1992年製作の映画)

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大学生の時、渋谷TSUTAYAでレンタルしたんだけど(なんかアダルトビデオの入口の近くでいつも気まずかったあの場所だと思う)

あまりにも有名すぎるソニックユースで3人が踊るシーンとかオープニングに
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四月物語(1998年製作の映画)

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歳をコネコネ重ねていく度にこの映画が心の友で去年の7月はこれ流しっぱなし100回超え再生くらいでした

東京出身で上京という概念ってなくてそれでも上京フォーって感じのセンチメンタルな気持ちになるくら
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東京画(1985年製作の映画)

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人情味溢れる他人行儀で、胡散臭いネオン輝く東京の街の質感がどこかで見たようなその既視感は完全ロストイントランスレーション

これ隠れた名作ですよ

小津の面影を追いかけて東京の街へカメラを向けるヴェ
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

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ハア、まず高橋一生が強すぎて雰囲気最強すぎて1時間30分クソあっという間です
家出して高橋一生が拾ってくれる街ってどこですか?渋谷?池袋?錦糸町?もしかして綾瀬ですか?

こういう夢コカイントランス
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和製喧嘩友達(1929年製作の映画)

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こんなに躍動感溢れる、爽やかさと夏みたいな冬のようなラストシーンってあるだろうかと涙

個人的に吉谷久雄が消息不明というのが気になった

大学は出たけれど(1929年製作の映画)

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寧ろ11分推し
これ70分って逆にどんなシーンがあるのか疑問すぎるくらい良き、小津こんなこと言ったら怒るかな?

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

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19歳のとき、町山智浩のトラウマ恋愛映画入門を読んでこの映画の存在を知ったんですよ
まだレンタルDVDが主流だったからなかなか見る機会に恵まれず忘れてた頃UNEXTで発見

公開当時18歳未満は鑑賞
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晴れた家(2005年製作の映画)

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宮沢りえの周囲に紛れない美しさを纏っていて最高

ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

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監督がポールシュレイダー、製作総指揮がコッポラとジョージルーカスという嘘みたいなメンツで最早笑ってしまいそうになる
この映画の奇妙さや駆り立てられる好奇心は美術を担当した石岡瑛子のパワーと思うくらい
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トニー滝谷(2004年製作の映画)

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13歳の時にこの映画を見た日から、夜にひとつだけ点いてる雑居ビルの灯りとか、夜の海や冬の匂い、夏のうだるような暑さに出くわすとトニー滝谷を、この映画をなぜか思い出す

薄暗くてでも明るい、この部屋や
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真夜中の五分前(2014年製作の映画)

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高校生のとき女の子の双子のクラスメイトがいて、最初は全く見分けつかなかったんだけど慣れると顔がそもそも全く違うし性格はそりゃあ全然違う。勝手にマナカナみたいなイメージがあったからその既成概念が取っ払
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

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よくドラマとかで私信じてるからみたいなセリフあるじゃないですか
あれってとてつもない同意圧力っていうかKANが信じることを決してやめないでって歌ってるけどKANは何の保証もしてくれないじゃないですか
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ダメジン(2006年製作の映画)

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ぶっちゃけ小学生の時に時効警察からの流れで三木聡作品一通り見たんだけど、夏の日本のジメジメしたクソ暑い感じと無職同然のおじさんたちを見せられてなんやねんって思ってたんだけど
25歳私これ名作じゃんっ
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ゆれる(2006年製作の映画)

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10歳の時にオダギリジョーに完全熱狂し映画といえばディズニーだった私が上野のTSUTAYAで借りてきて初めて見た映画で映画狂になるきっかけと言っても過言ではない記念碑的なあれです

半沢直樹なんか優
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

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夫婦共演だとかR指定だとかで注目を浴びてしまいましたが、芯の部分を知るとすんなり見れます
ニコール・キッドマンがキューブリックは生前「秘密結社」の研究に没頭していてペドが世界を動かしていると言ってい
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