hiroさんの映画レビュー・感想・評価

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REBEL MOON — パート2: ディレクターズカット(2024年製作の映画)

3.8

ザック・スナイダー監督スペースオペラPart2DC版。Part1では描き切れなかった生活模様&人物過去描写により世界観の奥深さが理解出来る。約70分に及ぶ戦闘シーンは圧巻。

REBEL MOON — パート1: ディレクターズカット(2024年製作の映画)

3.8

スターウォーズ+七人の侍と評判のスペースオペラDC(寧ろ正規)版。設定&ストーリーは二番煎じ・CG多用・グロ描写有を受容すれば十分愉しめる。衣装やセット、ガジェットデザインは良い。

ウーマン・キング 無敵の女戦士たち(2022年製作の映画)

3.7

西アフリカ・ダホメ王国女戦士部隊の活躍を描く史実ベース・フィクション。迫力のバトルアクションやアフリカンカルチャー他、複数視点のプロット構成により物語としても十分愉しめる。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

3.2

ギレルモ・デル・トロ・ピノッキオの製作過程や想いを監督&制作スタッフ&キャスト声優陣が語る。15年間の苦労や工夫に脱帽。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.5

ギレルモ・デル・トロ版オリジナル・ピノッキオ。基本父と子の物語だがややビターテイスト。ストップモーション・アニメーションで表現される世界観が素晴らしい。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.7

ナイロビでの英米合同テロリスト捕獲作戦を描く。ドローンやITを駆使した作戦遂行中、所謂トロッコ問題が発生。軍&関係閣僚が各々の正義や立場、政治的思惑により議論が交錯する様が見所。

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.5

過去鑑賞作品。夢を切欠に突如非難シェルターを作り始める父。観る側に解釈を委ねる作品。マイケル・シャノン&ジェシカ・チャステインが好演。

ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.9

映画「俺たちに明日はない」で描かれた実在強盗犯ボニー&クライドを追う側から描く実話ベースクライムドラマ。美術・雰囲気・ケビンコスナー&ウディハレルソンの熟練バディ感が良い。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.7

過去鑑賞作品。実在強盗犯ボニー&クライドの逃避行劇。凄絶ラストシーンで有名なアメリカン・ニューシネマ代表作のひとつ。

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.8

レバノンの法廷を舞台とした社会派ヒューマンドラマ。頑固者同士の諍いから始まる感動ストーリー。パレスチナ・レバノン情勢や歴史的背景が重要なテーマではあるが一般知識で十分愉しめる。

P!NK: ALL I KNOW SO FAR(2021年製作の映画)

3.4

2019年ビューティフル・トラウマ・ワールド・ツアー・ドキュメンタリー。パワフルなライブ&舞台裏や幼少期&母親P!NKのプライベート映像を収録。

関心領域(2023年製作の映画)

3.7

アウシュビッツ強制収容所の隣家の日常を俯瞰視点で描く。壁の向こう側で日々行われる惨劇の直接描写はなく全編ほぼ引きのカットで構成。音と空気感で読み解かせる作風が絶妙。
※関心領域(TheZoneOfIn
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.5

劇場版用オリジナルストーリー。作画は中程度だがアクションシーンは上。シリアスとコメディのバランスが良く安定の仕上がり。

カンク・オン・ライフ 〜フィロミナ・カンクとさらにお勉強〜(2025年製作の映画)

2.9

普遍的なテーマや疑問を各分野の専門家にユーモアを交え投げ掛けるコメディタッチ・モキュメンタリー。基本オフザケなので学びにはならない。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.7

韓国工作員の北朝鮮潜入スパイ活動記。史実ベースフィクションだが、政治的駆け引きや個々の思惑が交錯する人間模様は比較的リアル寄り。韓国政治モノらしい地味ながら硬派な作品。

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.1

正義と真実をテーマにした法廷クライムスリラー。法制度の不完全さは基より、法を定め運用する人間の愚かさ・傲慢さ・不完全さ。そして日和見的且つ自己中心的な身勝手さを生業とする人間様がジャッジする真実とは?>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.7

過去鑑賞作品。本人出演の異色作。人物描写に時間を割き過ぎなきらいはあるが、過度な演出はせず事実を淡々と描くイーストウッド監督らしい作品。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.6

英国王ジョージ6世の吃音症改善奮闘記。地味な作風だが主題以外の描写(政権内トラブル・王室内ゴタゴタなど)を描かないことでドラマに入り込める作り。コリン・ファースの演技が良い。

オールド(2021年製作の映画)

-

プロットが甘い。作りが雑。キャラに魅力が無い。視聴60分で離脱。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

過去鑑賞作品。ガイ・リッチー監督長編デビュー作。タランティーノ味を感じるくだらない会話劇・群像劇、脚本、演出、衣装や映像&音楽などトータルセンスが良い。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

知性感じるクライムスリラー復讐劇。若干メンヘラ臭&看過し難い描写があるが、無駄のない緻密な脚本&構成、陰鬱な雰囲気にポップな映像&音楽、演出効果を兼ねたスタイリッシュな衣装・美術が素晴らしく良い。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.9

死刑制度をテーマにした社会派サスペンス。役者陣総じて演技力が高く過度な演出もないため安心してストーリーに没入出来る。よく練られた脚本・終盤の怒涛の展開は見応えあり。

THE MOON(2023年製作の映画)

2.7

SFアドベンチャー・ヒューマンドラマ。映像表現はハリウッド映画には劣る。演出効果・ディテールは残念。シナリオ・ストーリーは強引でリアリティがなく、演技は芝居じみて観るに耐えない。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.4

短編小説っぽい物語が淡々と紡がれる月面基地内SFミステリ。緩々のプロット&やや強引な展開&低予算故のチープ感は否めないがセットやオマージュ描写、音楽など全体的にセンスを感じる作品。

6888郵便大隊(2024年製作の映画)

3.7

大戦末期に有色人種女性で編成された郵便大隊の奮闘記を実話・証言ベースで描く。ほぼ無名の存在であった彼女達の性人種差別との闘いや功績を簡潔&蛋白にドラマ化。

レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.4

クリスマスファンタジームービー。ストーリーは王道。映像&演出効果はツボを抑えた仕上がり。不要な描写&セリフが多くテンポが悪い&展開が間延び。ラストの配達シーンはgood。

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

ストーリー&脚本は古臭さ&退屈さ否めないが、海・森・砂漠・山窟など多彩なシチュエーションでのバトルアクションは映像表現も迫力も流石のジェームズ・ワン。エンタメ作品として愉しめる。

リアリティ(2023年製作の映画)

3.7

2017年国家機密情報漏洩事件の逮捕劇をFBI任意聴取録音テープから忠実に再現したドキュメンタリータッチムービー。全編ほぼ会話劇の地味な作りだが現場のリアルを感じることが出来る。