粗大さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

健太郎さん(2019年製作の映画)

3.7

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不気味さが良かった
気持ち悪さ、胸糞系

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

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アクション面ではシリーズでもかなり良かった
もうマ・ドンソクの拳の破壊力はいくらアクション寄りだとはいえ、こういう類いの作品の中ではアメコミと変わらないくらい現実離れしていて、それが良いところでもあり
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アイ・アム・ノーマル(2020年製作の映画)

3.8

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精神病棟の閉鎖空間の鬱屈とした空気感、冷たい人間関係、含みをもたせた描写や閉鎖感の表現がうまい
最後のある種の狂気(言葉を選ばずに言うなら)と不協和音を使った音楽の不気味さは良かった
マッチ具合に心地
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コンプリケーション(2023年製作の映画)

3.9

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奇妙なホッコリ感
この空気感好きだったしあんまりショートフィルム見ないけど面白かった
これを目当てにSAMANSAに一時加入した
主役の女の子の隠しきれないいい子感が可愛い
おじいさんも性的な関係なの
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ちえみちゃんとこっくんぱっちょ(2005年製作の映画)

3.6

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学生映画祭の雰囲気込み
田舎の閉鎖的空気感、冷え冷えとした人間関係が青森の景色とマッチしていた
あえて景色の美しさを描写しない感じ、セリフにも出ていたりと丁寧さは有った
カタルシスはなくずっと心が沈ん
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微温(2007年製作の映画)

3.8

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学生映画祭の雰囲気込み
坊主頭の人(まさお)の俳優さんが良かった
ドロドロかと思ったら、ドロドロではあるけど爽やかで全体的に笑って見られるコメディ調が心地良い
今泉監督好きになれそうだと思えた

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

3.7

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学生映画祭雰囲気込み
0年代だが80年代的な雰囲気を感じた
大学生特有のぎこちなさやドロドロがリアルで気分が沈んだ
辞書の意味の羅列音読等、間延び感あるところもあるが、全体を通せば退屈しなかった

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.0

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とにかく楽しさ重視のエンタメ映画
ノー・ウェイ・ホーム以来の良さだった
メタ的な視点に振り切った特異な映画
嬉しさや出演の衝撃度はノー・ウェイ・ホームを超えられなかったが、楽しさは超えてたし、感動とい
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

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このテーマ、シチュエーションで1時間半持たせたのはすごい
電話からの声だけという限られた状況下で語らせすぎず、背景や進行を想像させる枠組みも醍醐味
ちょうどいい緊張感
どんでん返しも無理がない
主人公
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.8

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酷く、歯がゆい

ウィレム・デフォーとマイケル・ルーカーめちゃくちゃに若い

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

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痛快
この時代設定、テーマ性に対して軽快で明朗、質の高いコメディ調が新鮮で楽しい
テーマ性やアカデミー賞云々に対して説教臭さは感じない上にちゃんと盛り込んではいる、純粋に面白いロードムービー
二人の友
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.8

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ウェスアンダーソン作品の中で3番目くらいに好き
最初と最後が結構良くて途中割とダレるけど、総じて悪くなかった
ちょうどいい面白さ

ウェス・アンダーソン色は薄い
章構成で別れてたりキャラの濃さや紹介方
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.8

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ガン刺さりしたわけじゃないけど、たまに見たい映画
空気感や音楽もずっとふわふわしてて子供の頃の夢を見ているような懐かしさと切なさ(映画を見てたら切なさ要素はそんなにないけど)、美しさがある
良い人しか
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

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多分3回目
映画館で観られて良かったと心から思った数少ない映画の一つ
ベスト・オブ・ベスト級の映画

最初から音楽の使い方が良い
映像と画の綺麗さ、繊細さも図抜けている
本編というかメインではない前座
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.5

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色んな意味でフラストレーション溜まる

1映画としては悪くないと思うけど、筋書きも別につまらなくはない
現実的な側面も上手く描いているとは思う、こういうのあるよなもあるし

ただ総じて決定的に嫌いな映
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

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旧作だけど、久しぶりにブルース・ウィリスが見られて良かった
刺さらなかった
個人的に間違いなく面白くはないがつまらないとも言えない不思議な感じ
子供の頃に見てたら感じ方も違ったかもしれない

全体的に
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ザ・ドールメーカー(2017年製作の映画)

3.7

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10分のショートだと思ってナメてたら最後のどんでん返しは割と予想外で良かった、全く新しいというわけでもないけど
怖くはないしテーマにしては切なさもそこまで無い
感情が載っているわけではないけど、ショー
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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.2

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正直面白くはなかった
アメリカだから通じるジョークとかありそうな空気感
今モノクロを作る面白み、あの頃の空気感、猿の口に人間をあてる安さみたいなものを楽しむだけの映画
このくらい短かったから許せるなと
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.7

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突出して面白いわけではないけどつまらなくはなかった
ウェス・アンダーソンらしい細部にこだわった可愛くお洒落な装飾品がロアルド・ダールの世界観を再現できていた
テーマがありそうだけど、人間から見ると教訓
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麗しき歯/ティース(2015年製作の映画)

3.4

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ホラーを期待したけど怖くはなかった
特に人に迷惑をかけているとかシリアルキラーとかでもないし
歯に異常な執着を見せ、自分だけの完璧な歯列を完成させるというコンセプトは異常者のモデルとしては斬新で良かっ
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.6

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この頃から特有のカットや構図の元は見られた
ウェス・アンダーソンにしては意外と直接的で現実的な話
音楽や雰囲気は良く旅行欲は掻き立てられる
が、個人的にはあまり楽しめなかった気もする
ストーリーとして
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

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個人的に今作は合わなかった
芸術色とも違う気がする
普通に面白いとは感じられなかった

舞台はロス・アラモス意識か
面白くなるの遅い
これまでのウェスアンダーソン作品で一番チューニングがむずいかも
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

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面白くはなかったが悪くない
雑誌の各記事に合わせて、ショートストーリーの詰め合わせ、オムニバスを作るのは面白い仕組みだし、その記事ごとの色に合わせより個性的で美しく芸術的な構図が何枚もの絵を描いていた
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

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初ウェス・アンダーソン長編映画
ヘンリーシュガーを見て興味湧いて
ウェス・アンダーソン癖になる、人気になるのもわかる世界観と演出
意外とハイテンポでスピード感ある、濃厚なのはいいけど、短編のときのゆっ
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(2023年製作の映画)

3.9

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ウェス・アンダーソンが映像化したロアルド・ダール短編集4篇の中だとヘンリーシュガーと並んで一番好きだったかも
ASMR感ある
少ない登場人物、大体先が読める展開ながら、演出・音作り、表情の丁寧さで惹き
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

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余裕のないときに見たら感じられない気がするが、心にある程度余裕のある時、年に一度くらい見返していきたい映画だと思う

前評判を聞いたりして全篇「こんなふうに生きていけたら」の理想、癒しを詰め込んだもの
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

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あまり好きではないし凡作
個人的にマーベリックの予習以上の価値はなかった
往年の名作だと思って観たのが悪かったのだとは思う、凡作駄作だとハードルを下げれば普通に楽しめるし、普通に見れば駄作まではいかな
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.8

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チョコレート工場を描いたロアルド・ダールがこれも書いたのは凄いし少し狂気も感じた
あまり好きではないけど、演出や新鮮さという点でヘンリーシュガーと同じかそれ以上に面白かった

やっぱこのシリーズ?もし
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.8

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ピッコロのファンムービーとして完璧
ピッコロ推しを理解してる感じがあって良かった
正直ストーリーとしては完全に子ども向けとして作っているので面白くはないし、少しこそばゆくなるけど、それ故に懐かしさと安
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白鳥(2023年製作の映画)

3.6

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ヘンリーシュガーと比べると、場面転換や登場人物も少ないし、そこまで面白いとは思わなかった
新鮮さも少なかったので
割と胸糞寄り
中学あたりの国語の教科書とかに載ってそうな話だと思った

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

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銃乱射事件を実話をもとにしているのは前提として
その点を除けば子どもを喪った親の普遍的な話で共感性が高いと思った
この短さでここまで感情を動かせるのはすごい
喪失感、過去を振り返って娘の生まれた喜び、
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

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阪元裕吾監督節ビンビンに効いた1本
前半王道の陽キャ殺戮シュール・コメディでニヤニヤしつつ後半は因習村復讐アクションでアガる
新ジャンル開拓+濃いキャラクター性+漫画的セリフ&テンポの良さが阪元監督の
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.9

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多分初ウェス・アンダーソン作品
ロアルド・ダールが好きなので見たけど
おかしな感覚、記憶にありそうだけどわからない
けどとても心地良い、夢の中の心地良さみたいな
独特の劇場的場面転換もクラシックに則っ
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マイクとサリーの新車でGO!(2002年製作の映画)

3.6

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爆笑問題田中と石塚、声優うますぎない?
序盤の入りの音楽懐かしすぎて切なくなった
特に面白さはそんなに感じなかった
生まれた年の映画なのに驚きすぎた

モンスターズ・パーティ(2014年製作の映画)

3.9

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懐かしさもあったが、それ以上に普通に面白かった
カートゥーンネットワークとかでやってそう(ディズニー・チャンネルか)
モンスターズ・インクシリーズはやっぱ好きだな