友二朗さんの映画レビュー・感想・評価

友二朗

友二朗

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.3

この映画すごい。
2025にこの撮影。

素敵。映画っていいな。

サントラループ止まらん。

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

4.1

空中戦ブチあがり
カッコいい

サム、たぶん歴代で最も「完璧」に近いヒーローだと思う。正真正銘のリーダー。

「お前が最強だから託したんじゃない
お前だから託したんだ」

「スティーブは人々の希望だ
>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.7

「ここにいるのは僕だけ」

好きになれる映画だった。

まず、これから観る人に対して今の世間の酷評は一旦気にしないで欲しい。例えこの作品を好きではないにしろ観る価値がある物語だと個人的には思う。

>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

2024年10月14日
2回目鑑賞時

☆4.5

下に初めてこの映画を観た時のレビューを残しているが、かなり恥ずかしい。映画を観るようになったばかりで感性が淡かったんだと思う。しかしそれも本当の自分
>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「人を殺した後 家に帰って
電子レンジを掃除したり
果物を切ったり、歯磨きをしたりしてると
人間なんだなって思えた」

今年一番楽しみにしてた一本。
もはや池松壮亮という人間の映画で
視線もずっ
>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.6

途中から涙が出てきた。
この涙はなんだろうと考えて、これが恐怖だと分かった。これが恐怖でこれが悔しさだと思った。

銃声と映像美。
とにかく銃声の怖さがやばいのと、特に燃える森のシーンの映像。

途中
>>続きを読む

トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ドカアアン、ズドドドド
ボッカアアアン
ドーン!!!

私の名は オプティマス・プライム

シャキーーーン
鳥肌ぶっわあああ
涙たら〜〜

きゃあああ

か、か、かっこいい...

劇場で立ち上がって
>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

完璧な演技が揃っている。
特に夫婦の会話や2人の全てのシーンは本当に微塵も非の打ち所がなかった。"石原さとみ"という俳優に対して純粋に尊敬。

物語とテーマに対し素晴らしい意気込みを感じたが、"何かに
>>続きを読む

ゲーム・オブ・スローンズ:ラスト・ウォッチ(2019年製作の映画)

-

終わって欲しい気持ちと終わって欲しくない気持ち。皆が口々に苦しさを語っていて、本当にこれ以上の作品を人類には作れないと確信した。予想より遥かに、それでも想像できないほどの苦労があって、締め切りや予算、>>続きを読む

ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.8

touch him, touch her.
life's too short to waste a second.

映画色が強いなりにも実直な苦悩も描かれている。触れる、かもしれない度の長尺に身がち
>>続きを読む

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニング100点満点。
ローガンのアダマンチウムの骨でTVAを殺しまくるデップー。音楽もダンスも最高。

vsデップー100人の長回しも最高。

好き放題色んなとこから引っ張ってきて、好き放題に散
>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.4

「寂しかった分キスして」

映画として評価できるのか分からない。
ただ楽しい。とにかくテンポ良くて楽しい。
アメコミオタクにはたまらない要素ばかり。
ダブステップ素晴らしい。Xフォース好き。

上がる
>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

4.1

「掛けて第16の壁超え」

シンプルかつ直接に残酷な過去を見せられて愛着が湧かない訳がない。心からハッピーエンドを願える貴重な映画。グロ描写に初めて価値を感じたかもしれない。これでも軽いのだろうけど。
>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.4

「夢のようだった」

正に映画。妄想の映像化。
とにかくジュリアロバーツが眼福。
恋愛映画として特筆する点は無し。

普通にアナの人間性破綻してる。

代わりに人生に負けそうになっている仲間の皆と、特
>>続きを読む

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.6

《我々だけの話》

-世界は衰退であり人生は知覚である-
1970年 ごく片隅のクリスマス。

人生で観た映画で最も"優しい"映画であった。これが刺さらない人間はいない。これから先は世界中で毎年クリス
>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.9

「辞めたら負けだ」

重い。しばらく考えたが意見がグルグル回ってまとまらない。意図された構成の上で自分の気持ちが分からなくなった。証の内容は"生きたこと"、なんとも多くを語る映画。

見せつけるだけ見
>>続きを読む

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

-

「私たちは今 故郷への旅の途中」

夢の為に走っていた頃が叶えた後より夢のような時間だったように、平和に向かって戦い、歌っている頃と時間と人が

もしかしたら最も美しい和なのかもしれない

こんなに力
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.3

ネイモアが主人公。カッコいい。
その他は酷い。特にシュリ。

もちろん彼は偉大だった。

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

4.0

「思いはこの双肩に」

邦画はまだ死んでいない。
再び若きツワモノ達の乱世に
なってくれ映画界。

文字通り息が止まり、芯から震える体験。

野暮な指摘もあるにはあるが、いいんだ。
全力だと分かるから
>>続きを読む

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ズシンと来てしばらく残る。

嫌な人、嫌なシーン、嫌な会話しか流れない。ストレスが溜まりすぎて頭が痛くなった。たぶんもう2度とこの映画は観ない。それほどに素晴らしい完成度の作品だった。

失望されたり
>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「殿の飛矢が届くぞ」

相変わらず見事。
前作で面食らった原作厨である自分。なのになんだか面倒臭くって劇場へは行かなかった今作。紫夏パートでスローになると邪推してしまったのが大きいと思う。たぶん広報担
>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.2

「この世界で最低の存在だ
 それでも生きてる」

評価はさておき、この作品の価値は素晴らしいものがある。よく撮ってくれた。

アクションシーンが死んでいない。
特にヘルメット反射の映像。
ガジェットも
>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.7

「Sometimes you can still
 catch me dancing in it.」

若き日のウェノナ・ライダーが美しすぎる。
雪のダンスシーンは歴史に残る完成美。

よく見た目で〜
>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

5.0

拝啓 寅さんへ

この映画を観るのに計4年間かかりました。
それはもう、夢のような時間でした。
幸せでしたし、その前からずっと私は幸せだったのだと感じます。

両親をはじめ多くの人から、こんな私にはも
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇(1997年製作の映画)

-

やはり至高の一本。
皆が若くて美しさに溢れている。
ホームに「紅の花」と並ぶのが感慨深い。

いざ 50作目の銀幕へ。

男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年製作の映画)

5.0

「愛してるからだよ」

107分間ずっと号泣していて画面がよく見えなかった。感想を書こうと思ったが、やはり何も書きたくない。寅さんと渥美さんとの別れを受け入れられない。信じたくもない。

僕は今46作
>>続きを読む

男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様(1994年製作の映画)

4.0

「燃えるような恋をしろ」

満男が主人公に移ってから2人の同じ方向を向いた差別化が生まれてより自由で深くなっている。若者の翔ぶような様子もいいが、寅さんサイドの静かな夕暮れのような、映像が素晴らしい表
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993年製作の映画)

3.8

「愛があるから大丈夫なの」

すっかりバブルも弾けた現代の日本。
人生に嫌気が差した時、助けてくれるのは誰なのか。家族か、旅か、恋か。葉子と寅の瀬戸内の夕焼けデートシーンが凄まじすぎて、とにかく良くて
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の青春(1992年製作の映画)

3.5

「愛してるなら態度で示せ」

人の世は永遠じゃない。
何もかもが寂しくなってしまったとらや。
随所に配慮と静寂が見られて寂しい。

満男の恋の 一応完結編?
今作の寅さんはとうとう何もできず何も言えな
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の告白(1991年製作の映画)

4.8

「幸せになっていいよ」

寅さんとの別れが近くなってきて、いよいよ傑作しか産まなくなった男はつらいよシリーズ終盤。

泉と聖子の孤独な悩み。寅さんの寂しさ。
満男の幸せと恋心。礼子さんの幸せ。
皆の心
>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

とにかく音楽が良い。
まじで音楽が良すぎて感激する。

そしてこんなにも日本にリスペクトのある作品だったとは。ありがたく思う。とても真摯に作られていると感じた。

ところどころ
字幕の和訳がなんかテキ
>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年製作の映画)

4.6

「風に向かって俺の名を呼べ」

明確に主人公は満男へ。
寅さんはここへ来て「寅さん」という魂となって人々の心に移って、もはや現象というか、人の言動そのものになっている気がする。より抽象的な存在。より神
>>続きを読む

男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989年製作の映画)

5.0

「軽いノリでアイ・ラブ・ユー」

会うは別れの始まり。
満男の初恋と逃避行。大人への旅。
寅さんが素晴らしく渋い伝説の回。
さくら&博の普遍で深い愛と切なさ。

子離れの準備と子供達の青春。
文句なし
>>続きを読む