猫の排泄物を自動で片づける「猫用自動トイレ」。全自動ネコトイレとも呼ばれ、特に多頭飼いの家庭で活躍するアイテムです。しかし、PETKITやCATLINKなどさまざまなメーカー・ブランドから販売されており、タイプや機能もさまざまでどれを選べばよいか悩んでしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の猫用自動トイレ7商品を集め、8個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの猫用自動トイレをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストな猫用自動トイレは「飼い主さんの手入れの負担を最小限にできて、猫の健康状態の把握もしやすい商品」。徹底検証してわかった猫用自動トイレの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
ヤマザキ動物看護大学動物看護学部動物臨床栄養教育学研究室講師。犬猫の栄養学を専門とし、猫のペットフードや水分摂取、排尿行動に関する研究教育活動を行っている。愛玩動物看護師とペット栄養管理士の資格を保有し、日本動物看護学会と日本ペット栄養学会に所属。日本動物看護学会学術大会において、動物看護教育や動物栄養学に関する研究発表を行い3度受賞。監修書に「猫にいいこと大全」(主婦の友社)がある。
におい・かおり環境アドバイザーとして10年以上のキャリアをもつ臭気判定士・においのスペシャリスト。1996年に国家資格の臭気判定士免許を取得し、「臭気対策アドバイザー」の資格も所持している。におい対策の会社2社でキャリアを積み、2010年にフリーの臭気判定士として独立。 自身の経験を活かして、テレビ・雑誌などの各メディアにも度々登場し、「におい」についての知識を広めている。「パナソニック ボディシェバーER-GK40」効果試験、「ファブリーズ」消臭効果等の技術指導を行うなど、大手企業の消臭効果試験にも携わっている。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
排泄物の回収の正確性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫がどの位置に排泄しても、汚れた部分だけきれいに正確に回収する商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
手入れしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫用トイレの手入れが最小限で済み、日々の負担が圧倒的に軽くなる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
健康状態の把握をしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「体重・排泄回数・滞在時間のデータをすべて正確に得られて、愛猫の異変にすぐに気づけるような設計の商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
においの広がりにくさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「普段生活するなかで猫の排泄物のにおいを嗅ぐことがなくなるほど、においが漏れにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使いやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「便利な機能が備わっていて使いやすく、サポート体制もあるので安心して使用できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
アプリの使いやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫の飼育経験があり猫の体調管理に気を配っているモニターが、より使いやすいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
作動中の静かさが十分な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「寝室や作業部屋など、どこに置いてもほとんど作動音が気にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
安全性に優れた商品してユーザーがとても満足できる基準を「安全機能が正確に機能して転倒の心配もなく、猫の心配をすることなく使わせられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
猫用自動トイレは、猫の排泄物を自動で片づける便利なペット家電。本体の下部分に重量センサー、もしくは物体を感知する赤外線センサーが備わっており、物体を確認すると「排泄中」と判断。重さや物体を感じなくなると、自動で動き排泄物を回収する仕組みです。
すのこパーツで排泄物と未使用の砂を振りわけ、汚れた排泄物のみをダストボックスに回収。そのため、猫用自動トイレは固まる猫砂にのみ対応しており、なかでもがっしり固まりやすい鉱物系の猫砂を使うのが好ましいとされています。
このコンテンツでは、動物看護師で猫の排泄行動に詳しい専門家にご協力いただき、安全機能がしっかり機能するか確認したものをご紹介します。転倒のしにくさや猫にとって危ないパーツがないかも確認しているので、心配な飼い主さんはぜひランキングで詳細をチェックしてみてくださいね。
実際に商品を見て、触ってそれぞれの安全性を確認しました。各商品に備わっている安全機能はすべて正常に機能したので、正しくセットアップして使用すれば、基本的には安全面は問題ないといえるでしょう。
ただし一部の商品には懸念が残ったので、各商品の詳細はランキングでチェックしてくださいね。
さらに、最近は排泄データを記録してアプリで確認できるものも。手入れするついでに、愛猫の健康状態の把握もできるのはもうひとつの大きなメリットといえます。
また、排泄物のにおいが気になる人は、自動トイレで多少においの広がりを軽減できるので検討してくださいね。ただし、本体の手入れは大変な点がデメリット。こまめな掃除に自信がない場合や、1匹飼いの場合は普通のトイレのほうが扱いやすいといえるでしょう。猫用トイレのコンテンツもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
普通のトイレだとどの子が排泄したかはわかりにくいですが、猫用自動トイレのなかには猫別に排泄データを記録できるものも。多頭飼いの場合は、愛猫たちの健康状態の把握をしやすくなるので便利でしょう。
猫用自動トイレを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
猫用自動トイレは前提として、排泄物を正確に処理しなければ意味がありません。排泄物の回収方法は大きくわけて回転式とスクープ式の2種類ですが、細かい汚れまで取り漏らしにくい回転式のものがおすすめです。
回転式は砂全体が動き、すべての砂がすのこを通る構造であるため細かい汚れも逃しにくく、正確に排泄物を処理できるというメリットがあります。回転は縦でも横でも結果は変わらないので、好みで選んで問題ないでしょう。
一方、スクープ式はスクープするパーツのみが動き、排泄物をすくい上げる仕組み。位置や大きさによっては取り漏らす可能性があります。実際に検証では、スクープ式は汚れた砂が機械の隅に溜まっていたり、小さな塊が残されていたりと、回転式のものに比べてドーム内が汚れやすい傾向がありました。特別な理由がない限り、回転式を選ぶほうがベターといえるでしょう。
猫の排泄物の状態や、排泄する位置によっては汚れが張りついて正確に取れないこともあります。定期的なチェックとお手入れはマストです。
清潔な状態を維持するためには本体掃除が必須ですが、猫用自動トイレは普通のトイレよりメンテナンスが大変。そのため、できるだけ手入れしやすいものを選ぶのが重要なポイントです。
本体のメンテナンス頻度は月に1回が目安ですが、汚れたらすぐ掃除するのが理想。そのため、汚れやすいパーツを楽に外せるものがおすすめです。工具なしでドームと砂溜め部分、すのこパーツの3か所を外せるものを選びましょう。
ドーム部分は猫が実際に入る場所で、外して水洗いする必要があります。接続部分がマグネットや引っかけパーツだと工具を使うことなく、手で簡単に外せるので楽ですよ。
砂溜め部分は猫砂を溜めておく箇所で、猫がおしっこをする地面部分なので汚れやすい傾向があります。また、すのこパーツは使用済みの汚れた猫砂やうんちを未使用の砂と分ける箇所で、汚れが直接つきやすいパーツ。これらの部分を取り外して洗えると、においや汚れの蓄積を防ぎやすいといえるでしょう。
ランキングで手入れのしやすさの評価が4.5以上のものを選べば、基本的にはこの3つのポイントは押さえられており、手入れのストレスを軽減できるでしょう。ぜひ重視して選んでくださいね。
猫は習性上、汚れた場所で再度排泄するのを好みません。常に清潔な状態を保てる自動トイレはその点を解決してくれますが、本体そのものが汚れてしまっては本末転倒。
掃除を怠るとにおいや汚れの蓄積により猫が排泄を我慢してしまい、最悪病気に繋がる可能性もあるので、猫のために定期的なメンテナンスとできるだけ手入れしやすいものを選ぶのが大切といえます。
また、飼い主さんの負担を減らせる使いやすさもポイント。負担軽減のためにも、猫砂全捨て機能があるものを選びましょう。
この機能がついていれば、ダストボックスにゴミ袋をセットし、アプリもしくは本体ボタンを押すだけで中にある猫砂を一気に捨てられます。この機能がないと砂の入った重いドーム部分を抱えて捨てる必要があり、飼い主さんの負担に。ランキングの詳細情報をチェックして、この機能があるものを選んでくださいね。
なお、砂の全体交換は月に1回が理想です。猫のトイレ環境の衛生を保つためには必ず行うようにしましょう。
3〜4匹以上飼っている人はダストボックスが大きく交換頻度を減らせる10L以上のものを選ぶのがおすすめですよ。
猫用自動トイレは愛猫の排泄記録ができる点も大きな特徴ですが、取れるデータは商品によりけり。愛猫の体調変化をできる限り早く検知するために、体重・排泄回数・滞在時間の3つを計測できるものを選びましょう。
体重は基本的かつ最も重要な健康のパラメーターで、排泄ごとに体重を記録できれば体重の増減を察知しやすくなります。一般的な猫用自動トイレは最小単位100gのものが多い傾向があります。
排泄回数は、猫がトイレの中に入った回数を記録するもの。尿か便かまでは計測できないものの、日々の平均的かつ健康的な回数を把握しておけば、異常にすぐ気づけるでしょう。
滞在時間は、猫がトイレの中に入っていた秒数を記録できるもの。猫によっては尿か便かを判断できる材料になるうえ、滞在時間の延びで便秘や尿路系の病気のサインをいち早く察知できる可能性もあります。
PETKITのPura Maxなら上の3つのデータを記録・確認できるうえ、アプリのホーム画面で日ごとの猫別の排泄データを把握しやすいのでおすすめ。色別のグラフや使用履歴で、猫ごとのデータを視覚的に把握でき、長期グラフでは週間・月間・年間のデータを確認できます。
長期的なデータは猫別で見られない点や言語的に不自然さを感じる点など改善の余地はあるものの、現在ある猫用自動トイレのなかでは比較的使いやすく、猫の健康状態の把握を最もしやすい商品といえます。
とはいえ、飼い主さんが使いやすいアプリであることが一番なので、商品画像を参考に自分の好みも重視して選んでくださいね。
また、検証で体重機能の正確性を確認した際、商品や計測場所によって多少の誤差は出る結果となりました。また、時折体重機能の補正も必要です。大きな誤差がある場合は補正をして管理に注意しましょう。
猫がかける負荷や排泄する位置などの条件によって、体重の値は変動することが多いです。前提として、最も信用できるのは飼い主さん自身もしくは病院での健康チェック。値を信用しすぎず、こまめにご自身で猫の体重を量ったり、実際にダストボックスに入っている排泄物の状態を確認したりしてくださいね。
排泄物のにおいや汚れをできる限り避けたいという場合は、ダストボックスの袋の封が閉じた状態で出てくるものがおすすめです。溜まった排泄物を処理する際ににおいが立ち上がりにくいので、気になるにおいを抑えられるでしょう。
さらに、封が閉じた状態で出てくるのでそのまま結んで捨てられます。汚れた部分に触れる必要がないので、手を汚さずに処理できるのも最大のメリット。
PetSnowyなら封を閉じたまま開けられてにおいの広がりを感知しにくかったうえ、消臭用のファンや消臭剤を入れる部分があるなど、気になるにおいの抑制にとくに配慮されている印象です。とくににおいや汚れが気になる飼い主さんにはおすすめの商品といえます。
一方、ダストボックスの封が開いているものは、開けた瞬間に排泄物のにおいが立ち上がりました。また、排泄物がダストボックスに入る過程で袋の内部が汚れる可能性もあるので、袋を閉めるときに手が汚れることも。衛生的に気になる人は上のポイントを押さえたものがおすすめですよ。
消臭力に期待したいのであれば、猫砂を変えるのが一番効果的ですよ。また、PETKITもにおいの広がりをしっかり抑えてはいるので、においや汚れにそこまで強い抵抗がないという人はPETKITを選ぶので問題ないでしょう。
寝室や作業部屋など静かな場所に設置するなら、作動音の大きさにも注目。静かな環境でも気になりにくい、45dB未満のものがおすすめです。これは深夜の市内や静かな図書館などの騒音レベルで、就寝時にも気にならない作動音の大きさといえます。ほとんど無音で動くので、睡眠妨害にはならないでしょう。
しかし45dB以上のものだとエアコンや静かないびき程度の騒音レベルになるため、人によっては就寝時や集中作業時に気になる可能性が。音に敏感な人は選ぶのを避けたほうが無難なラインといえます。
なお検証の結果、著しくうるさい作動音のものはありませんでした。リビングやダイニングなど、静かさを重視しない場所に設置する場合はあまり気にしなくてよいポイントといえます。
ほとんどの商品はスリープモードの設定が可能です。どうしても音が気になる場合は、夜間就寝時の作動を止めることもできますよ。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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排泄物の回収の正確性 | 手入れのしやすさ | 健康状態の把握のしやすさ | アプリの使いやすさ | 使いやすさ | においの広がりにくさ | 安全性 | 静音性 | 本体の幅 | 本体の奥行 | 本体の高さ | 入り口のサイズ | 入り口の高さ | ドーム内の幅 | ドーム内の奥行 | ドーム内の高さ | 重量 | ダストボックスの容量 | 使用頭数目安 | 推奨体重 | 使用できる猫砂 | 回収タイプ | スリープモード付き | スマホアプリ対応 | 体重測定機能 | 排泄回数記録機能 | 滞在時間記録機能 | 猫識別機能 | 安全機能 | 消臭剤ポケット付き | ドームの水洗い可能 | 猫砂全捨て機能 | ドームの取り外し方法 | 砂溜め取り外し方法 | すのこ取り外し方法 | ダストボックスの袋の封 | 作動音 | |||||||
1 | PETKIT PETKIT Pura Max | 1位 | 手入れも簡単で使いやすい。すべての飼い主さんにおすすめできるベストバイ | 53.8cm | 62cm | 55.2cm | 幅20×高さ25.5cm | 20cm | 34cm | 35cm | 41cm | 9.5kg | 8L | 〜2匹 | 1.5〜5kg | 凝固力の高い鉱物系、おから系、MIX砂(固まらないタイプは使用不可) | ドーム縦回転タイプ | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 開いた状態 | 43.7dB | |||||||||||||||||||||
2 | PetSnowy Snow+ 猫用トイレ | 5位 | 溜まった排泄物のにおいを嗅がずに処理できる。猫別のデータも確認可 | 75cm | 50.8cm | 65cm | 幅22×高さ22cm | 27cm | 42cm | 39cm | 44cm | 20.5kg | 10L | 〜4匹 | 1.5〜9kg | 凝固力の高い鉱物系 | ドーム横回転タイプ | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 閉じた状態 | 45.9dB | |||||||||||||||||||||
3 | オーエフティー 自動ネコトイレ CATLINK SCOOPER PRO | 3位 | 体重測定精度に優れている。猫別に体調状態の把握がしやすい | 58cm | 60cm | 71cm | 幅26×高さ26cm | 41cm | 45cm | 40cm | 33cm | 11.7kg | 13L | 〜3匹 | 1.5〜10kg | 凝固する鉱物系、凝固するおから系、凝固する穀物系 | ドーム横回転タイプ | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 開いた状態 | 46.2dB | |||||||||||||||||||||
4 | オーエフティー CATLINK SCOOPER SE | ドームの取り外しが簡単。猫別のデータを把握できるのが魅力 | 59.9cm | 53.5cm | 54.4cm | 幅21×高さ22cm | 19cm | 44.8cm | 32cm | 36.6cm | 11.7kg | 7L | 〜2匹 | 1.5〜7kg | 固まるタイプ(鉱物系、おから系、穀物系、MIX砂など) | ドーム縦回転タイプ | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 閉じた状態 | 47.2dB | ||||||||||||||||||||||
5 | Pandaloli 自動猫トイレ | 4位 | 細かい砂は各所に散らばりやすいが、静かに作動する | 49.5cm | 48cm | 50cm | 幅24×高さ24cm | 15cm | 36cm | 40cm | 46cm | 7.4kg | 9L | 〜2匹 | 不明 | 凝固するタイプ(おから系、ベントナイト、混合系など) | ドーム横回転タイプ | 手で取り外せる | 工具必要 | 工具必要 | 閉じた状態 | 44.7dB | |||||||||||||||||||||
6 | ブルーピッグ PETREE ペッツリー PLUS | 2位 | 作動音は非常に静かだが、ドームの取り外しに工具が必要 | 58.7cm | 62.4cm | 53.7cm | 幅33×高さ26cm | 19cm | 49cm | 39cm | 48cm | 8.6kg | 4L | 〜2匹 | 1.5〜10kg | 砂利状・小粒のベントナイトの猫砂 | ドーム横回転タイプ | 工具必要 | 工具必要 | 工具必要 | 開いた状態 | 44.1dB | |||||||||||||||||||||
7 | ELS PET 猫自動トイレ | 安全機能は作動するが、中から開けられない仕様の扉が懸念 | 60cm | 60cm | 50cm | 幅23×高さ23cm | 15cm | 46cm | 34cm | 42cm | 15.6kg | 4L | 〜2匹 | 1.5〜15kg | 固まりやすい猫砂(おから系、混合系、ベントナイト、鉱物系) | 横スクープタイプ | 取り外し不可 | 手で取り外せる | 手で取り外せる | 開いた状態 | 48dB |
本体の幅 | 53.8cm |
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本体の奥行 | 62cm |
本体の高さ | 55.2cm |
入り口の高さ | 20cm |
推奨体重 | 1.5〜5kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
スマートなデザインと機能性にこだわった製品を製造・販売するメーカー、PETKITから販売されている「Pura Max」。重量センサーに加えて、独自に開発した赤外線センサーも備わっており安全設計に配慮したと謳う商品です。
排泄物の回収の正確性の検証では、猫砂の上であればどの箇所に排泄されても正確に猫砂を処理しました。安全性の検証では安全機能は正確に作動したうえ、猫が飛び乗っても転倒しにくい安定感も確認。猫が足をかけて外してしまいそうなパーツはあったものの、危険なパーツは見られず、安心感を持って愛猫に使用させられるでしょう。
マグネットで接続されたカバーをとり、引っかけパーツを外すだけで簡単にドームが外せます。猫砂溜め部分もすのこパーツも手で簡単に外せるので、手入れも簡単にできる点も魅力。ダストボックスは手前にあるので開けやすく、猫砂全捨て機能もついているため使いやすいといえます。
アプリのホーム画面はわかりやすく直感的に操作でき、機能も豊富で好印象でした。体重は最大100gほどの誤差しか見られず、体重計機能の精度には優れているといえるでしょう。体重・排泄回数・滞在時間の3つのデータが取れて、ホーム画面で猫別のグラフも見られるため、ひと目で猫の健康状態を把握できるのも魅力です。
ドーム内から漏れるにおいは、直後から1週間後までほとんど感知できませんでした。ダストボックスは開口部がほかの商品と比べて比較的小さいので、溜まったゴミを捨てるときに少しにおいが立ち込めるほどで、不快に感じるほどではありません。作動音は43.7dBと、非常に静かに作動します。寝室や作業部屋に設置しても、飼い主さんが気になりにくい音の大きさです。
1匹飼いでも多頭飼いでも使いやすく、きれいな状態で維持しやすいベストバイ猫用自動トイレといえます。
入り口のサイズ | 幅20×高さ25.5cm |
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ドーム内の幅 | 34cm |
ドーム内の奥行 | 35cm |
ドーム内の高さ | 41cm |
重量 | 9.5kg |
使用頭数目安 | 〜2匹 |
使用できる猫砂 | 凝固力の高い鉱物系、おから系、MIX砂(固まらないタイプは使用不可) |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 手で取り外せる |
砂溜め取り外し方法 | 手で取り外せる |
すのこ取り外し方法 | 手で取り外せる |
ダストボックスの袋の封 | 開いた状態 |
ペットキット 猫用自動トイレの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
本体の幅 | 75cm |
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本体の奥行 | 50.8cm |
本体の高さ | 65cm |
入り口の高さ | 27cm |
推奨体重 | 1.5〜9kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
スマートペット家電の開発・販売を行うPetSnowyの「Snow+ 猫用トイレ」。重量センサーと挟まり防止逆転装置を備え、ボタンの色変化で異常をすぐに察知できるのが特徴の商品です。
排泄物の回収の正確性の検証では、問題なくすべての固まった猫砂を処理しました。安全性の検証では安全機能が問題なく作動したうえ、猫のケガに繋がりそうな危険なパーツも見られず。ただし縦に大きいのでやや揺れやすいため、猫が飛び乗ったときに転倒の心配が拭いきれない点が気になりました。
ドームは持ち上げるだけで簡単に外せるうえ、猫砂溜め部分とすのこパーツも手で外せるので、手入れも楽。ダストボックスは手前にあるので溜まった排泄物の処理も簡単で、猫砂全捨て機能もついているため便利に使えるでしょう。
アプリはアイコンの大きさやレイアウトが適切かつ、ホーム画面で見たい情報を見られるなど、直感的に使いやすい印象。猫別にデータを確認できるうえ、体重は場所を変えても最大100gほどの誤差しか見られず、体重計機能の精度も良好といえます。体重・排泄回数・滞在時間の3つのデータが取れてグラフでも見られるため、猫の健康管理もしやすいでしょう。
ドーム内から漏れるにおいはあまり感じられず。また、ダストボックスは引き出した際に袋の封が閉じる設計なので、溜まった排泄物を捨てる際にもにおいを嗅ぐことなく捨てられる点が最大のメリット。作動音は45.9dBとある程度静かではあるものの、音に敏感な人は気になる可能性も。寝室や作業部屋への設置は避けたほうが無難です。
とくににおいが気になる人や、排泄物の処理に強い抵抗がある人におすすめな猫用自動トイレといえます。
入り口のサイズ | 幅22×高さ22cm |
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ドーム内の幅 | 42cm |
ドーム内の奥行 | 39cm |
ドーム内の高さ | 44cm |
重量 | 20.5kg |
使用頭数目安 | 〜4匹 |
使用できる猫砂 | 凝固力の高い鉱物系 |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 手で取り外せる |
砂溜め取り外し方法 | 手で取り外せる |
すのこ取り外し方法 | 手で取り外せる |
ダストボックスの袋の封 | 閉じた状態 |
Petsnowy 猫用自動トイレの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
本体の幅 | 58cm |
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本体の奥行 | 60cm |
本体の高さ | 71cm |
入り口の高さ | 41cm |
推奨体重 | 1.5〜10kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
ペット用品の輸入商品を取り扱うオーエフティーの「自動ネコトイレ CATLINK SCOOPER PRO」。動体感知・重量センサーの搭載に加えて、挟み込み防止装置を搭載し、安全設計にこだわって作られたと謳っています。
回収の正確性の検証では、猫砂の上であればどの位置でも問題なくすべての使用済み猫砂を片づけました。安全性の検証でも、安全機能はしっかり作動したうえに、猫にとって危ないパーツは見受けられません。また、土台面積が広く下に重心があるため揺れにくく倒れにくいのが好印象でした。
カバーを外したらドームは持ち上げるだけで簡単に取り外せるうえ、すのこも砂溜めも工具なしで取り外しが可能。開口部が広いので洗いやすいのも魅力的です。ダストボックスは持ち手を引けばスムーズに取り出せるうえ、13Lと大容量なのもうれしいポイント。猫砂全捨て機能つきなので毎月の砂交換も楽に済ませられるでしょう。
アプリは簡素でシンプルですが、人によってはシンプルすぎてわかりにくく直感的には操作しにくいという声も。言語的にも直訳的で少し違和感がありました。しかし、体重は場所を変えてもすべて誤差はなく、体重計機能の精度は非常に高いという結果に。また、アプリ内で猫の登録と紐づけ設定が必要なものの、体重・排泄回数・滞在時間の3つのデータが猫別で把握できるのも魅力です。
開口部が広いためか排泄直後はドーム内からにおいが広がりやすいものの、ドーム内でのにおいの蓄積は感知できず。ただし、ダストボックスを引き出したとき溜まった排泄物が剥き出しになるため、開けたときににおいが立ち込めやすい点がデメリットです。作動音は46.2dBで、音に敏感な人は気になってしまうかもしれません。寝室や作業部屋への設置は避けたほうが無難といえます。
猫の体調管理にとくに気を配りたい人には向いているといえるでしょう。
入り口のサイズ | 幅26×高さ26cm |
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ドーム内の幅 | 45cm |
ドーム内の奥行 | 40cm |
ドーム内の高さ | 33cm |
重量 | 11.7kg |
使用頭数目安 | 〜3匹 |
使用できる猫砂 | 凝固する鉱物系、凝固するおから系、凝固する穀物系 |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 手で取り外せる |
砂溜め取り外し方法 | 手で取り外せる |
すのこ取り外し方法 | 手で取り外せる |
ダストボックスの袋の封 | 開いた状態 |
OFT キャットリンクの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
本体の幅 | 59.9cm |
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本体の奥行 | 53.5cm |
本体の高さ | 54.4cm |
入り口の高さ | 19cm |
推奨体重 | 1.5〜7kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
「CATLINK SCOOPER SE」は、ペット用品の輸入販売を行うオーエフティーから販売されています。安全性に配慮し、動体感知センサーと重量センサーによる安全機能と、溝や隙間を取り除いた挟まらない構造を採用したと謳っています。
回収の正確性の検証ではどの箇所に使用済みの猫砂を置いてもすべて回収したので、問題なく稼動するといえるでしょう。安全性の検証では安全機能は作動したものの、回転スピードが速く止まるまでに1〜2秒ほどラグがあるのが気になりました。ただし、土台がしっかりしているので横転の心配は少なく、危険なパーツも見られません。
マグネットで接続された両側のカバーをとれば、簡単にドームを外せます。ドームがやや重めな点と開口部が小さい点は気になるものの、砂溜めもすのこも手で簡単に取り外せるので、汚れやすいパーツの手入れはしやすいといえます。猫砂全捨て機能つきであるうえ、ダストボックスは上部にあるのでしゃがまずに溜まったゴミの処理ができるのはうれしいポイント。
アプリのアイコンはシンプルですが、設定画面に英語と日本語が混在しており慣れていないと直感的には操作できないうえ、抵抗感を覚えるかもしれません。一方、体重は場所を変えても最大100gほどの誤差しか見られず、体重計機能の精度は良好。アプリ内で猫の設定を行い、トイレの設定ページでその猫を結びつけるという作業が必要なものの、体重・排泄回数・滞在時間の3つのデータが取れて猫別にグラフを確認できるため、猫の健康管理はしやすいといえます。
ドームから漏れるにおいはほとんど感知できませんでしたが、ダストボックスは専用の袋から気になるにおいが少し感じられたのがデメリット。作動音は47.2dBを記録。作業部屋や寝室では気になるレベルの音の大きさといえるので、設置場所には注意しましょう。
入り口のサイズ | 幅21×高さ22cm |
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ドーム内の幅 | 44.8cm |
ドーム内の奥行 | 32cm |
ドーム内の高さ | 36.6cm |
重量 | 11.7kg |
使用頭数目安 | 〜2匹 |
使用できる猫砂 | 固まるタイプ(鉱物系、おから系、穀物系、MIX砂など) |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 手で取り外せる |
砂溜め取り外し方法 | 手で取り外せる |
すのこ取り外し方法 | 手で取り外せる |
ダストボックスの袋の封 | 閉じた状態 |
本体の幅 | 49.5cm |
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本体の奥行 | 48cm |
本体の高さ | 50cm |
入り口の高さ | 15cm |
推奨体重 | 不明 |
猫識別機能 |
良い
気になる
「自動猫トイレ」は、ペットカートで有名なPandaloliから販売されている商品。機械が作動中に猫が入ると動作を停止する安全装置が搭載されています。
回収の正確性の検証では、問題なくすべての排泄物を回収。ただし、ゴミ袋と本体の隙間から細かい猫砂が散らばりやすい点と、出入り口のくぼみに猫砂が溜まりやすい点が気になりました。安全性の検証では、安全装置がしっかり作動。重心が低めで横転のリスクも考えにくく、猫のケガに繋がりそうなパーツもなかったため、安心して猫にお留守番させられるでしょう。
ドーム背面にある引っかけパーツを外せば簡単にドームを外せるのが非常に好印象でした。ただし、すのこパーツや砂溜めはねじを外す必要があるので、隅々まで手入れするのは少し面倒に感じてしまうかもしれません。なお、猫砂全捨て機能がついているうえ、ダストボックスが上部に設置されているので立ったままゴミをまとめられるのはメリットといえます。
アプリはホーム画面で知りたい情報が見られたり基本操作ができたりと、直感的には使いやすい印象。ただしホーム画面の下にさまざまな設定ボタンがあったり、過去の動作記録が残されていたりとスクロールが面倒なのが気になりました。体重・排泄回数・滞在時間の3つのデータは記録されますが、データの一覧性が低く、猫別のデータも見れないのが難点。また体重は場所によって最大210gほどの誤差があるため、体重計機能の精度は良好とはいい難い結果に。
ドーム内から漏れるにおいはあまり感知できなかったものの、本体と袋の間の隙間から漏れたにおいがダストボックス内に溜まっているため、開けた瞬間に多少のにおいが感じられます。なお、作動音は44.7dBと寝室や作業部屋でも気になりにくい静かな音で動くので、場所を選ばずに設置しやすいでしょう。
入り口のサイズ | 幅24×高さ24cm |
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ドーム内の幅 | 36cm |
ドーム内の奥行 | 40cm |
ドーム内の高さ | 46cm |
重量 | 7.4kg |
使用頭数目安 | 〜2匹 |
使用できる猫砂 | 凝固するタイプ(おから系、ベントナイト、混合系など) |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 手で取り外せる |
砂溜め取り外し方法 | 工具必要 |
すのこ取り外し方法 | 工具必要 |
ダストボックスの袋の封 | 閉じた状態 |
本体の幅 | 58.7cm |
---|---|
本体の奥行 | 62.4cm |
本体の高さ | 53.7cm |
入り口の高さ | 19cm |
推奨体重 | 1.5〜10kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
ペット家電用品メーカーPETREEの商品を取り扱うブルーピッグから販売されている「PETREE ペッツリー PLUS」。重量センサーを搭載しているうえ、特許を取得した排泄処理技術で猫が安全に使えると謳っています。
排泄物の回収の正確性の検証では、固まった猫砂をすべて処理しました。ただし、ダストボックスの容量が小さめで満杯になると排泄物が回収部のすのこ部分に溜まりやすい点に留意が必要です。安全性の検証では安全装置が問題なく作動。ただし丸いフォルムで前後に揺れやすい点と、すのこ部分に小さい猫が入り込んだり足を挟んだりしないか心配な点で評価が伸び悩みました。
カバーが取りつけ外ししにくいうえ、ドームはねじで固定されているので外すには工具が必須。すのこも砂溜めもすべてねじで留められているため、隅々まで洗うのは手間に感じる可能性があります。また猫砂全捨て機能は備わっていないうえ、ダストボックスが取り出しにくい背部に設置されていて、差し込みにくかったため使いやすいとはいえない結果に。
アプリのホーム画面にはアイコンがなく、直訳されたようなわかりにくい文字表示のみで、直感的には操作しにくく理解に時間がかかりました。体重と回数しか記録できないうえ、1週間のデータまでしか見られないので長期的な変化を確認できない点もデメリット。また体重は場所によって数値が揺れ続けて確定しなかったうえ、最大450gの誤差を記録し、体重計機能の精度にも懸念を感じました。
ドーム内から漏れるにおいは直後〜1週間後まで、ほとんど感知できませんでした。ただしダストボックスは排泄物が剥き出しの状態なので、片づける際はにおいを感知しやすいでしょう。なお、作動音は44.1dBと非常に静かなので、寝室や作業部屋など静かな場所への設置には向いているといえます。
入り口のサイズ | 幅33×高さ26cm |
---|---|
ドーム内の幅 | 49cm |
ドーム内の奥行 | 39cm |
ドーム内の高さ | 48cm |
重量 | 8.6kg |
使用頭数目安 | 〜2匹 |
使用できる猫砂 | 砂利状・小粒のベントナイトの猫砂 |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 工具必要 |
砂溜め取り外し方法 | 工具必要 |
すのこ取り外し方法 | 工具必要 |
ダストボックスの袋の封 | 開いた状態 |
本体の幅 | 60cm |
---|---|
本体の奥行 | 60cm |
本体の高さ | 50cm |
入り口の高さ | 15cm |
推奨体重 | 1.5〜15kg |
猫識別機能 |
良い
気になる
中国のペット家電用品メーカーであるELS PETの「猫自動トイレ」。作動中に猫がトイレに入るとセンサーが反応して清掃を一時停止する安全機能が搭載されています。
排泄物の回収の正確性の検証では、どの位置の猫砂も回収したものの、細かい塊がドーム内に数個見受けられたのが気になりました。また、安全機能は作動したものの、清掃中は扉が自動で閉まる構造で作動中に猫が万が一入り込んでしまった場合に中から開けられない構造で不安感を覚えました。そのほかに危険なパーツはなく、転倒の心配もありませんが、扉の構造だけが懸念です。
すのこと砂溜め部分は取り外せるものの、本体そのものがドームで水洗いできないのが難点。開口部も狭いので拭き取り掃除すらしにくい点が気になりました。ダストボックスは上部についているので立ったままゴミをまとめられるのはうれしいですが、形状的に持ち上げにくいうえ、猫砂全捨て機能はついていません。
アプリはアイコンや説明などの情報が少なく簡素な作りで、説明書を見ないと設定・操作しにくい印象。どのアイコンを押したら何の動作が行われるのか、慣れないとわからないのが難点です。また、回数と滞在時間は記録されるもののざっくりとしたもので単位表記もなく、何を示しているのか把握しにくいのも気になりました。体重を計測できないのもマイナスポイントです。
ドーム内に蓄積されたにおいが溜まり漏れ出していたのもデメリット。ダストボックスも排泄物が剥き出しの状態で入っているため、片付けの際はにおいを感じやすいでしょう。また、作動音も48dBと静かな部屋や音に敏感な人には少しうるさいと感じられるかもしれません。
入り口のサイズ | 幅23×高さ23cm |
---|---|
ドーム内の幅 | 46cm |
ドーム内の奥行 | 34cm |
ドーム内の高さ | 42cm |
重量 | 15.6kg |
使用頭数目安 | 〜2匹 |
使用できる猫砂 | 固まりやすい猫砂(おから系、混合系、ベントナイト、鉱物系) |
スリープモード付き | |
スマホアプリ対応 | |
安全機能 | |
消臭剤ポケット付き | |
ドームの水洗い可能 | |
猫砂全捨て機能 | |
ドームの取り外し方法 | 取り外し不可 |
砂溜め取り外し方法 | 手で取り外せる |
すのこ取り外し方法 | 手で取り外せる |
ダストボックスの袋の封 | 開いた状態 |
mybestではベストな猫用自動トイレを「飼い主さんの手入れの負担を最小限にできて、猫の健康状態の把握もしやすい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の猫用自動トイレ7商品を集め、以下の8個のポイントで徹底検証しました。
検証①:排泄物の回収の正確性
検証②:手入れのしやすさ
検証③:健康状態の把握のしやすさ
検証④:においの広がりにくさ
検証⑤:使いやすさ
検証⑥:アプリの使いやすさ
検証⑦:静音性
検証⑧:安全性
今回検証した商品
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
手入れしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫用トイレの手入れが最小限で済み、日々の負担が圧倒的に軽くなる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
健康状態の把握をしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「体重・排泄回数・滞在時間のデータをすべて正確に得られて、愛猫の異変にすぐに気づけるような設計の商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
【体重機能の正確性】
においの広がりにくさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「普段生活するなかで猫の排泄物のにおいを嗅ぐことがなくなるほど、においが漏れにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
におい・かおり環境アドバイザーである石川英一さんが以下の条件下で、本体から漏れるにおいと排泄物処理時に嗅ぐにおいをチェックし、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
【ドームから漏れるにおい】
【ダストボックス交換時のにおい】
なお、ダストボックスを閉めた状態でにおいの漏れが確認できた商品はありませんでした
使いやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「便利な機能が備わっていて使いやすく、サポート体制もあるので安心して使用できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
アプリの使いやすさに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫の飼育経験があり猫の体調管理に気を配っているモニターが、より使いやすいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品のアプリと本体を実際にモニターが触ってアプリの直感的な使いやすさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
騒音計を使って猫用自動トイレ本体から1m離れたところで作動時の音を2回測定し、その平均値を算出。就寝に支障がなく十分に静かと感じる40dB以下は最高スコアとし、静かなものほどおすすめとしてスコア化しました。
安全性に優れた商品してユーザーがとても満足できる基準を「安全機能が正確に機能して転倒の心配もなく、猫の心配をすることなく使わせられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
愛玩動物看護師の資格を持ち猫のトイレ事情に関する研究者である荒川真希さんが、各猫用自動トイレの安全性をチェックし、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
せっかく猫用自動トイレを購入しても、猫が使ってくれないと意味がありません。猫用トイレに慣れさせるために、押さえるべきポイントを4つご紹介するので、猫に使ってもらうために押さえてくださいね。
1.トイレ本体以外の変化はないようにする
猫用自動トイレを導入するときは、トイレ本体の場所は絶対に変えず、猫砂や周囲のレイアウトなども変えないようにしましょう。引越し期間や模様替えのついでに導入するのは、猫のストレスにつながるため絶対に避けましょう。
2.今まで使っていたトイレも置いておく
猫用自動トイレを早く使ってほしいという気持ちはわかりますが、今までのトイレを撤去すると、猫がトイレを我慢してしまう可能性も。猫が新しいトイレに慣れるまで、今までのトイレも置いておくのは必須といえます。また、基本的に頭数+1個のトイレが理想とされているので、自動トイレだけでなく普通のトイレも置くように留意しましょう。
3.猫にとって適切なサイズであることを確認する
愛猫にとってトイレが狭すぎないか確認することも大切です。猫用自動トイレは本体は大きいものの、猫の入るドーム部分は意外と狭い商品も多いもの。必ず猫の体長に対して小さすぎないかを確認しましょう。
4.少なくとも3週間は様子を見る
前提として、猫は変化を嫌う生き物です。新しいトイレに慣れるまで、時間を要するのは当たり前といえます。無理に入れることは決してせず、最低でも3週間〜1か月ほどは様子をみる必要があるでしょう。
猫にストレスなく快適に使ってもらうためにも、上記のポイントに注意して導入してくださいね。
猫が自動トイレを好むかどうかは、個々の猫に大きく依存します。普段すごく神経質な猫が使ったり、その逆に好奇心の強い猫が使わなかったりと、本当に猫次第といえるでしょう。
導入の際はとにかく、引越しなどほかの環境の変化と一緒に変えないこと。また、においで興味を引くこともできるので、その子の糞便や使用済みの猫砂を入れて様子を見るのもひとつの手ですよ。
「高い買い物だし猫が使ってくれるか不安…」という飼い主さんは、購入ではなくレンタルサービスやお試し期間を設けているメーカーの商品を検討するのがおすすめ。
レンタルサービスでレンタルできる機種は限られていますが、購入後に使ってくれるか判断するためには十分でしょう。なかには月額1,000円程度で借りられるサービスもありますよ。
1位: PETKIT|PETKIT Pura Max
2位: PetSnowy|Snow+ 猫用トイレ
3位: オーエフティー|自動ネコトイレ CATLINK SCOOPER PRO
4位: オーエフティー|CATLINK SCOOPER SE
5位: Pandaloli|自動猫トイレ
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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