イオンやマックスバリュでの買い物でポイントが貯まりやすいと評判の高還元率クレジットカード、イオンカードセレクト。一方で「イオン系列以外でのポイント還元率が低すぎる」「イオン銀行以外との連携ができないのが不便」といった口コミもあり、契約を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気上位の高還元率クレジットカードとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。高還元率クレジットカード選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
おすすめスコア
ECサイトでのお得さ
スーパーでのお得さ
コンビニでのお得さ
ガソリンスタンドでのお得さ
百貨店・ショッピングモールでのお得さ
家電量販店でのお得さ
交通費支払いでのお得さ
飲食店でのお得さ
ドラッグストアでのお得さ
公共料金支払いでのお得さ
クレカ積立でのお得さ
その他の店舗・サービスでのお得さ
ポイントの貯めやすさ
年会費の安さ
ポイントの使いやすさ
ポイント還元率 | 0.50% |
---|---|
年会費(税込) | 無料 |
ポイントアップ店 | イオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなど |
ポイントアップ店での最大還元率 | 1.00% |
良い
気になる
イオンカードセレクトは、イオン系列の店舗をよく使う人なら選択肢のひとつになるカードです。WAONポイントのチャージ・支払いによる二重取りに対応しており、イオン系列の店舗で使えば常時1.5%の高還元が狙えます。比較したなかで、WAONへのチャージができるのはイオン系列のカードのみ。WAONを普段から使っている人は、イオンカードセレクトと併用することでよりお得になりますよ。
毎月20・30日にはお客様感謝デーがあり、5%オフの特典を受けられます。WAONとの二重取りとあわせて実質6.5%も割引が受けられるので、ぜひ活用してみてください。55歳以上なら毎月15日も5%オフになるうえ、5日・15日・25日と毎月5のつく日はWAON POINTが2倍貯まります。イオンカードセレクトを使えば、お得なキャンペーンのメリットをたっぷり得られるでしょう。
イオン銀行での入出金手数料がかからないのも特徴。公共料金支払い・給料振込などにイオン銀行口座を登録することで、WAONポイントが貯まる特典もあります。さらに、イオンシネマの映画チケットは300円引きで購入可能。ミニオンズデザインのイオンカードセレクトなら、特別鑑賞シネマチケットを1,000円で購入できます。映画好きな人はぜひチェックしてみてください。
また、利用額が年間50万円以上などの条件を満たせばゴールドカードが発行されます。年会費無料で持てるうえ、保険・ラウンジ利用といった特典が豪華になるのがメリットです。
一方で、イオン系列店舗以外での通常還元率は「ポイント還元率が低すぎる」との口コミどおり0.5%と低めです。比較したなかには常時1.2%還元のリクルートカードをはじめ、還元率が1.0%超のサービスも複数ありました。イオンカードセレクトは、イオン以外で使うことが多い人・カードを使い分けるのが面倒な人には向きません。
イオン銀行以外は引き落とし口座として登録できないのもネックです。「他行との連携ができないのが不便」との口コミにも頷けます。ショッピング保険はついているものの、旅行保険は付帯なし。比較したなかには国内外に対応した旅行保険がついているサービスもあったため、物足りなく感じる人もいるでしょう。イオン系列でお得にポイントを貯めたい人以外は、ほかのカードを検討するのがおすすめです。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にイオンカードセレクトと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得した高還元率クレジットカードと、日常生活でのお得さ・ポイントの貯めやすさ・年会費の安さ・ポイントの使いやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました。
イオンカードセレクトの契約を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイサービスを見つけてみてくださいね。
イオンカードセレクトとは、イオンカード(WAON一体型)・イオン銀行キャッシュカード・電子マネーWAONの3枚の機能を1枚にまとめたもの。WAONポイントの貯めやすさや、普通預金の金利・ATM手数料のお得さなどを魅力に掲げています。
全4種類のデザインがあり、通常・ミニオンズ・ミッキーマウス・トイストーリーから選べるのも特徴です。
今回はイオンカードセレクトを含む、高還元率クレジットカードをリサーチして、比較検証レビューを行いました。
イオンカードセレクトには、主に5つのメリットがあります。イオン系列の店舗をよく使う人は選択肢のひとつになるカードです。
イオンカードセレクトは、WAONとのポイント二重取りができるのが魅力。具体的には、WAONへのクレジットチャージによる0.5%、WAON払いによる0.5%の合計1%還元が得られます。比較したなかにも電子マネーとの二重取りが可能なカードはありましたが、WAONへのチャージはイオン系列のカードしかできませんでした。
イオン系列店舗での利用だと、カード単体で使った場合の還元率は1.00%にアップ。イオン系列店舗にて会員登録済みの電子マネーWAONを使って支払うと、200円ごとに2ポイント(1%)の還元が受けられます。そのため、WAONチャージ0.5%とあわせて1.5%還元に。同じ店舗でイオンカードセレクトカードのみを使った場合の還元は1%なため、イオン系列の店舗を使うならWAONと併用したほうがお得ですよ。
なお、還元率アップのためには、電子マネーWAONの会員登録が必要となります。Webもしくは郵送にて登録可能。イオングループ対象店舗でいつでもポイント2倍・カードの紛失や盗難があった際の残高移行可能といったメリットがあります。事前に登録をしておくようにしましょう。
オートチャージの設定をしておけば、残金不足を防いでいつでもお得に買い物ができます。設定はWAONステーション・イオン銀行ATMからできて、WAON残高・オートチャージ金額の合計は5万円まで。こちらも先に登録しておくと便利ですよ。モバイルWAONとの併用も可能です。アプリ起動の手間なくレジでかざすだけで支払いができて、オートチャージにも対応しています。
総合的に考えると、イオン系列の店をよく使う人にとってイオンカードセレクトはメリットの大きいカードといえるでしょう。
同じイオングループのイオンカードとの違いのひとつが、WAONとの二重取りができること。イオンカードはWAONチャージでポイントが貯まらないため、WAONと併用したいならイオンカードセレクトがおすすめです。
イオン系列の店舗では、定期的に割引キャンペーンが実施されています。毎月20・30日にはお客さま感謝デーがあり、イオンカードセレクトを使うと5%オフに。対象となるのは、イオン・ビブレ・マックスバリュなどの店舗です。55歳以上なら毎月15日も5%オフ。5日・15日・25日と毎月5のつく日は、WAON POINTが2倍になるというメリットもあります。
毎月20・30日の月2回は、5%割引・WAONとの二重取りを両方適用することで実質6.5%お得に。比較したなかで、イオンの割引が適用されるのはイオン系列のカードのみでした。自宅から近いスーパーがイオン系列なら、持っておいて損はありませんよ。
5%OFFになる20日・30日にイオンカードセレクトでオートチャージしたWAONで支払えば、5%OFF+1.5%還元で実質6.5%もお得になります。まとまった買い物はお客様感謝デーにイオンでするのもひとつの手でしょう。
WAON会員登録が完了したWAONなら、5のつく日以外でもいつでもポイント2倍になります。イオンで買い物することが多いなら、会員登録はするべきでしょう。
イオン銀行の入出金手数料がいつでも無料な点も魅力。平日の日中であれば、みずほ銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行なども入出金手数料がかかりません。さらに、イオン銀行の普通預金金利もアップ。イオン銀行スコアに応じたイオン銀行Myステージの特典として、最大で年0.15%の高金利になります。
イオン銀行口座での口座振替(公共料金・国民年金保険料)を行うと、1件につき毎月5電子マネーWAONポイントがもらえる点も見逃せません。また、イオン銀行口座での給与受取を設定すると、毎月10電子マネーWAONポイントのプレゼント対象に。イオン銀行をもともと利用している人であれば、メリットが非常に大きく感じられるでしょう。
イオンカード共通の特典として、イオンシネマの映画チケットを購入すると一般料金の1,800円から300円割引に。本人だけでなく同伴者1名にも適用できるため、友人や家族と映画を楽しみたいときにも便利です。
さらに、本人認証(3Dセキュア)済みのイオンカードセレクト(ミニオンズ)を使えば、特別鑑賞シネマチケット(前売り券)を1,000円で購入できるという特典も。「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、事前に購入しておきましょう。
利用対象興行に含まれる3D・4D・IMAXや、特殊スクリーン・アップグレードシートといった特別席も、座席指定時に追加料金を払うことで利用できます。映画を頻繁に見る人にとって、おすすめポイントは盛りだくさん。ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
イオンカードセレクトはミッキーマウスやトイ・ストーリーなどのデザインがありますが、映画館の特典があるのはミニオンズデザインだけです。
一方で、ほかのキャラクターデザインはゴールドカードにできますが、ミニオンズデザインのゴールドカードは作れない点は覚えておきましょう。
年間カードショッピングで50万円以上利用など、特定の条件を満たせば自動的にイオンゴールドカードセレクトへと切り替わるのも特徴。イオンゴールドカードセレクトは年会費無料。自分で申し込むことはできず、自動切替でのみ持てるカードです。
還元率・WAONとの二重取り還元率は、通常のイオンカードセレクトと同様。通常のイオンカードセレクトの特典にくわえて、イオン銀行のMyステージでゴールドステージが適用されます。普通預金適用金利が年0.05%(変動金利・2024年6月13日時点)になるほか、他行ATM入出金手数料・他行宛て振込手数料が月3回まで0円といった特典もありますよ。
ショッピングセーフティ保険の補償内容が充実する・国内外を対象とする旅行傷害保険が付帯されるといったメリットも。通常のイオンカードセレクトに比べて豪華な特典が複数用意されています。
ただし、イオンカードセレクト(ミニオンズ)にはゴールドカードが存在していません。ミッキーマウス デザイン・トイ・ストーリー デザインについては、JCBブランドでの発行となります。年会費無料のゴールドカードを利用して豪華な特典を得たい人・イオンのサービスをよく利用する人にとって、ゴールドカードへの自動切替は魅力的です。
ゴールドカードに切り替える際にカードデザインが選べないのは惜しいところ。例えばミッキーマウスデザインのイオンカードセレクトを持っている場合、ミッキーマウスデザインのゴールドカードに自動で切り替わります。
イオンカードセレクトについて調べてみると、デメリットが3つ見つかりました。
イオン銀行以外は引き落とし口座に設定できないうえ、イオン系列店舗以外の買い物ではポイント還元率がいまひとつ。イオンサービスをもともと使っている人以外にとっては使いづらいかもしれません。
イオンカードセレクトを契約するには、イオン銀行口座を開設する必要があります。これは、引き落とし口座として登録できるのがイオン口座に限られているため。イオン銀行口座なしでイオンカードセレクトを使うことはできず、ほかの銀行口座でクレカ料金を支払いたい人には向いていません。
比較したなかで、引き落とし口座の指定があったのはOlive フレキシブルペイをはじめとする一部サービスのみでした。ほとんどのカードで引き落とし口座の銀行指定はなかったため、もともと使っている口座を登録できます。それを考えると、イオン銀行口座を持っていない人にとってイオンカードセレクトはややハードルが高め。「他行との連携ができないのが不便」との口コミにも頷けます。
給料振込や公共料金の支払いでボーナスポイントがもらえることからも、イオンカードセレクトはイオン銀行をメインバンクとして使う人向けのカードといえます。
「イオン系列以外でのポイント還元率が低すぎる」との口コミどおり、通常還元率は0.5%とやや低めに設定されています。検証では、約半数のカードの通常還元率は1.00%でした。
0.5%という数字は大きなデメリットとまではいかないものの、ポイントを効率よく貯めたいなら通常還元率1%以上のカードを選んだほうがよいでしょう。
イオンカードセレクトはイオン以外の店舗を使う人にとってメリットが大きいカードですが、通常のポイント還元におけるお得さを重視する人には向きません。
イオンカードセレクトとWAONでポイント二重取りした場合の還元率は1〜1.5%ですが、ほかカードでも二重取りをすれば1.5%還元は達成できます。イオンの割引やサービスに魅力を感じないのであれば、ほかのカードを検討することをおすすめします。
イオンカードセレクトは、旅行傷害保険がついていないのもデメリット。海外旅行保険・国内旅行保険ともにないため、旅の最中に何かあった場合の補償は期待できません。比較したなかには、一般カードであっても国内外の旅行傷害保険がつくサービスがあったことを思うと、やや物足りなく感じる人もいるでしょう。
一方で、ショッピングセーフティ保険はついています。クレジット決済で購入した5000円以上の商品、偶然による事故(破損事故、火災事故、盗難事故)に遭った場合が対象。購入日から180日間の間に被害を受けると、年間50万円までの補償が受けられます。
ポイント還元率 | 0.50% |
---|---|
年会費(税込) | 無料 |
ポイントアップ店 | イオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなど |
ポイントアップ店での最大還元率 | 1.00% |
良い
気になる
利用額によるポイントアップあり | |
---|---|
年間利用ボーナスあり | |
Amazonでの還元率 | 0.50% |
Yahoo!ショッピングでの還元率 | 0.50% |
楽天市場での還元率 | 0.50% |
ローソンでの還元率 | 0.50% |
ファミリーマートでの還元率 | 0.50% |
セブン-イレブンでの還元率 | 0.50% |
apollostationでの還元率 | 0.50% |
ENEOSでの還元率 | 0.50% |
クレカ積立での還元率 | |
公共料金での還元率 | 0.50% |
ポイント有効期限 | 2年(ポイント初回進呈月の翌々年の月末) |
利用できるポイントモール | イオンカードポイントモール |
国内旅行保険 | |
海外旅行保険 | |
ETCカード発行可能 | |
家族カード発行可能 | |
カード会社の空港ラウンジ利用可能 | |
対応するスマホ決済 | Apple Pay |
入会資格 | 18歳以上(高校生不可、ただし卒業年度の1月1日以降であれば申込可能) |
申込から発行にかかる期間 | 2週間以内 |
いろいろと見てきた結果、イオンカードセレクトが自分に向いていないと感じる人もいるかもしれません。ここでは、ほかのおすすめ高還元率クレジットカードをご紹介します!
日常的にコンビニを利用することが多い人には、最大7%還元が受けられる三井住友カード(NL)がおすすめです(※①〜⑤)。
セブンイレブンやローソン、マクドナルドといった対象店舗でスマホのタッチ決済を活用すれば、ポイント還元が適用されます。比較したクレジットカードのなかでコンビニでの還元率はトップ。対象となる店舗をチェックして、使うことが多いならぜひ検討してみてください。
① iD、カードの挿し込み、磁気取引は対象外です。
② 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
③ 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
④ 通常のポイントを含みます。
⑤ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
スタバやAmazonを使うことが多い人は、JCBカード Wをチェックしてみましょう。「JCB ORIGINAL SERIES パートナー」の特約店でJCBカード Wを利用すると、還元率がアップ。スタバでは10倍、Amazonでは4倍の還元率が適用されます。
さらに、通常還元率も1.0%と高め。ほかのJCBカードは通常還元率0.5%のところ、2倍に設定されています。ここからさらに還元率がアップすると思うと、そのお得さが光りますね。
ポイント付与の上限がないのも魅力。Amazonで2%還元が受けられるのは、比較したカードのなかでJCB カード Wのみでした。スタバやAmazonなど、対象店舗を使うことが多いならぜひ検討してみてください。
楽天市場でよく買い物をするなら、楽天カードがおすすめです。通常の還元率は1%ですが、楽天市場での買い物にはいつでも3%還元に。比較したクレジットカードのなかで、楽天市場での還元率はトップでした。
楽天カードはSPU(スーパーポイントアッププログラム)を採用しており、楽天銀行・楽天モバイルといったグループサービスを使用することでポイント還元率が上昇。最大16.5倍まで還元率をあげることが可能です。楽天サービスを多く活用している人であれば、かなりお得にポイントを貯めていけるでしょう。年会費は永年無料なので、コストを気にせず使えるのも魅力です。
リクルートカードは、店舗を選ばずどこでもお得にポイントを貯められるのが魅力です。
還元率は常時1.2%で、比較したカードのなかでは唯一の1%超えでした。店舗に合わせてクレジットカードを使い分けるのが面倒な人・どこでもお得に使えるクレジットカードをお探しの人にぴったりな1枚といえるでしょう。
実店舗での支払いをメインに考えるなら、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®︎・カードをチェック。通常の還元率では0.5%ですが、QUICPayを使うことで還元率が一気に2%まで引き上げられます。比較したなかで、二重取り還元率がトップでした。
QUICPayで支払うだけで還元率がアップするため、店舗ごとにカードを使い分ける手間がかからないのも魅力。ただし、2.0%の還元率が適用されるのは年間30万円までです。利用額をしっかり管理できる人であれば、お得かつ便利に活用できるでしょう。
イオンカードセレクトとイオンカードでは、メイン機能が異なります。イオンカードセレクトは、イオン銀行キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONの3枚の機能を1枚にまとまっているのが特徴。ほかのイオンカードを見ると、イオン銀行キャッシュカード機能なし、電子マネーWAON機能は一部なしという状況でした。3枚の機能が揃うのは、イオンカードのなかでイオンカードセレクトのみです。
イオンカードセレクトには電子マネーWAON機能があるため、電子マネーWAONオートチャージ・公共料金の支払い・給与振込口座指定といった場面でポイントが貯まります。イオン銀行キャッシュカード機能も兼ね備えていることから、イオン銀行口座を開設するときに作っておくと便利ですよ。
ただし、イオンカードセレクトは引き落とし口座としてイオン銀行以外設定できないのがネック。ほかのイオンカードのように、都市銀行・地方銀行・ネットバンクなどから選べないため注意しましょう。
イオンカードセレクトは、公式サイトからの申し込み・イオンウォレット即時発行(バーチャルセレクト)での発行が可能です。
イオンウォレット即時発行なら、店舗にて申し込んでから最短5分で利用できると謳っています。同時にイオン銀行口座を開設できるので、口座なしでも申し込みは可能ですよ。
<公式サイトから申し込む場合>
①公式サイトから申し込む
②イオン銀行からカードが発送される
③配達業者から受領する(運転免許証・日本国のパスポート・個人番号カードのいずれかを提示)
④利用開始(申し込みから利用までは最短約2週間)
<イオンウォレット即時発行の場合>
①店舗から申し込む
②アプリでカードを受け取り、インターネットバンキングに登録
③利用開始(申し込み後から利用まで最短5分)
④カードが自宅に届く
WAON以外の電子マネーで二重取りしたい場合、au PAYにチャージするのはひとつの手。au PAYへのチャージはポイント対象外にはなっていないため、二重取りができますよ。ただし、au PAYへチャージできるのは国際ブランドがMastercardの場合のみなので注意しましょう。
モバイルSuicaやSuicaへのチャージもできますが、400円につき1ポイントしか貯まりません。交通系のチャージを活用して効率よくポイントをゲットするには不向きです。
イオンカードセレクトでは、イオンカード(WAON一体型) の家族カードが発行できます。イオン銀行のキャッシュカード機能はついていないため、必要であれば代理人カードの申し込みを別途行いましょう。
家族で3枚まで発行できて、利用金額は一括で引き落としがされます。家族利用分までポイントが貯まるのもメリット。家計をスムーズに管理したい人・ポイントを合算してお得にやりくりしたい人はぜひ活用してみてください。
イオンカードセレクトを使って電子マネーWAONにオートチャージをするには、「オートチャージ申請」をする必要があります。オートチャージ申請・設定変更・解除が行えるのは、イオン銀行ATM・WAONステーション・インターネット上で手続きできるWAONネットステーションの3か所です。
<オートチャージ申請の設定内容>
オートチャージを行う際の残高・オートチャージ金額は、それぞれ1,000〜49,000円の範囲・1,000円単位で設定しましょう。WAON残高とオートチャージ金額の合計は50,000円まで。「WAON残高が◯円を下回ったら、◯円オートチャージします」というように、設定画面に合わせて指定してください。
イオンカードセレクトは、1人につき1枚までしか発行されません。ただし、イオンマークのほかのクレジットカードと複数枚持つことは可能です。
<2枚持ちのOK/NG例>
WAON POINTと電子マネーWAONポイントの違いに悩む人もいるでしょう。大きな違いはポイントの貯め方・使い方です。以下にまとめているので、参考にしてみてください。
<WAON POINTの貯め方>
①イオングループ対象店舗で買い物をした際、電子マネーWAONで支払う
②イオンカードのクレジット・デビット払いをする③WAON POINT加盟店にてイオンカードもしくはWAON POINTカードを提示して現金支払いをする
<WAON POINTの貯め方>
①1ポイント=1円として買い物に使う
②WAONステーションなどで電子マネーWAONに交換して使う
<電子マネーWAONポイント>
貯め方:WAON POINT加盟店以外で、電子マネーWAONで支払う本サイトは情報提供が目的であり、個別の金融商品に関する契約締結の代理や媒介、斡旋、推奨、勧誘を行うものではありません。本サイト掲載の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いません。