「ポイントが貯まりやすい」と評判のゴールドカード、三井住友カード ゴールド(NL)。一方で「還元率がよくない」「ポイントアップ対象になるお店が少ない」といった口コミも見かけるため、契約を悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気の楽天プレミアムカードやエポスゴールドカードなどのゴールドカードとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ゴールドカード選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
おすすめスコア
年会費の安さ
ポイント還元率
ECサイトでの還元率
コンビニでの還元率
公共料金での還元率
クレカ積立での還元率
携帯料金での還元率
ボーナスポイントのお得さ
ポイントの使いやすさ
空港ラウンジの豪華さ
特典の豪華さ
ポイント還元率 | 0.50% |
---|---|
年会費(税込) | 5,500円(年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料)(*1) |
ポイントアップ店 | セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなど |
ポイントアップ店での最大還元率 | 7%(*2) |
年間利用ボーナスあり | |
カード会社の空港ラウンジ利用可能 |
良い
気になる
コンビニや飲食店を使うことが多いなら、セブンイレブンやマクドナルドなどの対象店舗で最大7.00%還元になる三井住友カード ゴールド(NL)をぜひ検討してみてください(※①〜⑤)。「ポイントアップ対象になるお店が少ない」との口コミに反し、セブンイレブン・マクドナルド・すき家など幅広い店でポイントアップするのが特徴。一般的なゴールドカードの通常還元率は1.0%のため、7.00%還元はほかと比べても高還元といえます。
2つの年間利用特典も大きな魅力です。年間100万円利用することで、翌年以降の年会費が永年無料に。さらに、年間100万円以上利用すれば毎年10,000ポイントの還元が受けられます。ゴールドカードは年会費がかかるため、複数のカードで年間100万円利用時の実質還元率を検証してみると平均-0.97%と、100万円利用しても年会費の元が取れないカードが多くありました。しかし、三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円利用した場合の実質還元率は1.50%とトップクラスの還元率。お得に使えるゴールドカードを探している人にぴったりです。
三井住友銀行やSBI証券など、SMBCグループのサービスを使っている場合はさらにポイントアップすることも。「Vポイントアッププログラム」により、最大ポイント還元率は16%に。SBI証券での投資信託積立をすれば、積立額の1.0%のポイントが付与される特典もあります。
なお、対象店舗以外での通常還元率は、「還元率がよくない」との口コミどおり通常還元率は0.50%とやや低めです。7.00%還元でポイントが貯まるポイントアップ店を利用する機会が少ない人や、公共料金の支払いをメインに考えている人は、リクルートカードなど一般カードも含めて検討するとよいでしょう。
食事・アルコール・無料Wi-Fiといったサービスが受けられるプライオリティ・パスはほとんどのゴールドカードと同様についていないのが惜しいポイントですが、国内ほぼすべての空港ラウンジとハワイ・ホノルル空港ラウンジを無料で使えます。ホテルの優待サービスや、国内外をカバーする旅行傷害保険などの特典も充実。ポイントをお得に貯めたい人・特典を重視する人はぜひチェックしてみてください。
① iD、カードの挿し込み、磁気取引は対象外です。
② 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
③ 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
④ 通常のポイントを含みます。
⑤ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
今回は三井住友カード ゴールド(NL) を含む、ゴールドカード全28商品をリサーチして、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
三井住友カード ゴールド(NL)の還元率や年会費をほかのサービスと比較したところ、ポイント還元率やボーナスポイントが充実しており、お得に利用できることがわかりました。
以下、各メリットをご紹介します。
三井住友カード ゴールド(NL)は、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済でポイント最大7.0%還元が受けられるのが魅力です(※①〜⑤)。
口コミでは「ポイントアップ対象になるお店が少ない」と指摘されていましたが、セブンイレブン・ローソン・マクドナルド・ドトールなど多くの店で最大7.00%還元でポイントが貯まります。対象店舗でのカードのタッチ決済で支払うと5.00%還元(2025年1月1日以降は1.50%)になりますが、スマホのタッチ決済にすることで2.00%上乗せされて7.00%還元になりますよ。
検証でゴールドカードを比較したところ、通常還元率は平均1.00%程度にとどまるという結果に。ポイントアップ店での7.00%還元が受けられるのは、三井住友カードが発行するカード3枚だけ(三井住友カード ゴールド(NL)・三井住友カード ゴールド・Olive フレキシブルペイ ゴールド)。コンビニや外食チェーン店をよく利用するなら、三井住友カード ゴールド(NL)は要チェックです。
①iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
②商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
③一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
④通常のポイントを含みます。
⑤ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間利用額が100万円という一定の要件を満たせば、翌年以降の年会費が永年無料になるのも特徴。一度年間100万円利用すれば条件達成となるため、毎年無理にお金を使う必要がないのがメリットです。
さらに、年間100万円以上の利用で毎年10,000ポイントが還元される継続特典がついています。年会費やボーナスポイントを含めた実質還元率は、年間100万円利用した場合は1.50%と高還元。検証で比較したゴールドカードのなかには、年間100万円利用しても年会費の元が取れないカードも多くあったので、年会費の元が取れて実質1.50%還元の三井住友カード ゴールド(NL)はポイントが貯まりやすいカードといえるでしょう。
ただし、年間100万円の利用金額の集計対象外となる取引もあるので要注意。具体的には、年会費(クレジットカード・ETCカード・PiTaPaカード)、三井住友カードつみたて投資(SBI証券)、交通系およびその他一部の電子マネーへのチャージなどが集計外になります。
比較したゴールドカードのうち、条件によって年会費が無料になるのは4枚のみでした。年会費無料でゴールドカードを持ちたい人にとって、三井住友カード ゴールド(NL)は魅力的な選択肢となるでしょう。
年間利用額100万円の場合、ボーナスポイントと年会費を含めた実質還元率は1.50%とゴールドカードのなかでもトップクラスでした。
三井住友カード ゴールド(NL)はSBI証券での投資信託積立に特化しています。積立額の1.0%のポイントが付与されるため、たとえばカード積立を月5万円すれば、500円相当のVポイントが毎月付与されます。
比較したなかで、SBI証券でのクレカ積立に対応しているのは三井住友カードが発行するカードのみでした。SBI証券での積立投資を検討している人は要チェックです。
SBI証券は「手数料最安水準」を謳っているネット証券です。コストを抑えながらポイントをお得に貯められるので、トータルのお得さを重視する人におすすめですよ。ただし、SBI証券での投資の利用金額は年会費永年無料・継続特典の付与条件の集計対象外である点には注意しましょう。
もっと効率的にポイントを貯めたいなら、「SBI証券Vポイントサービス」の活用がおすすめ。SBI証券の口座開設や投資信託などの取引に応じてVポイントが貯まり、さらに条件を満たせば対象のコンビニ・飲食店での利用時に最大+2.0%Vポイントの還元率が上がります。また、貯まったVポイントは1ポイント=1円換算で投資することもできますよ。
「Vポイントアッププログラム」による最大16%のポイント還元も要チェックです。対象のコンビニや飲食店にて、対象の三井住友カードを使って支払うのが条件。通常ポイントに、プラスのポイントが還元される仕組みです。
具体的には、通常の0.5%にくわえて、スマホのタッチ決済で6.5%、家族の登録による最大5%(1人につき1%)、ポイントアッププログラムによる5%(SBI証券2%+住友生命2%)で、16%の還元率を達成できます。
対象となる店舗は、セブンイレブン・ドトールコーヒーショップ・はま寿司・すき家・サイゼリヤなど。口コミでは「ポイントアップ対象になるお店が少ない」と指摘されていましたが、コンビニ・飲食店などを日常的に使う人にとってはメリットが大きいでしょう。とくに、三井住友銀行やSBI証券などSMBCグループのサービスを使っている人は高還元率が期待できます。
Vポイントアッププログラムを活用したいなら、同じ三井住友カードの「Olive フレキシブルペイ」や「Olive フレキシブルペイ ゴールド」もおすすめ。
Vポイントアッププログラムを利用した場合の最大還元率は、三井住友カード ゴールド(NL)が16%なのに対して「Olive フレキシブルペイ」や「Olive フレキシブルペイ ゴールド」は20%です。
日本国内のほぼすべての空港ラウンジと、ハワイ・ホノルル空港ラウンジを無料で利用できるのも便利です。三井住友カード ゴールド(NL)が提携している空港ラウンジは全国35か所あり、比較したほかのカードの提携ラウンジ平均29か所を上回る結果に。多くの場所で、旅の待ち時間をゆっくり過ごせるでしょう。
ホテルの優待サービスも要チェック。宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」では、すでに最低価格が保証されている金額からさらに初回7%、2回目以降5%を割引して利用できます。特典を重視してゴールドカードを検討している人の選択肢のひとつになるカードです。
旅行好きの人にとって見逃せない要素のひとつが、旅行傷害保険です。国外・国内両方の旅行をカバーしており、最高で2,000万円までの保障が得られます。家族特約をつけることで、家族の分の保障もつけられますよ。
別の保険に切り替えられるのも特徴。スマホ安心プラン(破損・故障・盗難などを保証)や、弁護士安心プラン(他人にけがを負わされた・ものを壊されたといった際の法律相談費用や弁護士費用を保証)などに変更できます。
最高300万円までのショッピング補償も付帯しています。カードでのクレジット決済が必要になりますが、購入した商品が破損したり盗難にあったりした場合の損害を、購入日および購入日の翌日から200日間補償します。
三井住友カード ゴールド(NL)のデメリットは以下の2つ。高い還元率のある店舗は限られており、コンビニや飲食店の利用が少ない人にはやや使いづらい可能性があります。
三井住友カードゴールド(NL)の通常還元率は0.50%。検証では通常還元率1.00%以上のゴールドカードが約半数だっため、0.50%の還元率はやや低めといえます。「還元率がよくない」との口コミにもうなづける結果です。
セブンイレブンやローソンといったポイント高還元の対象店舗を使う人にとって三井住友カード ゴールド(NL)のメリットは大きいものの、該当店を利用する機会が少ない人や公共料金の支払いに使おうと考えている人にはあまり向いていません。
三井住友カード ゴールド(NL)は空港ラウンジの利用が可能ですが、食事・アルコール・無料Wi-Fiといったサービスが受けられるプライオリティ・パスは付帯していません。プライオリティ・パスがついているのは、三井住友カードのラインアップにおいて「プラチナ」のみです。
検証を行ったなかでも、ゴールドカードでプライオリティ・パスがついているものはごくわずかでした。完全無料だったのは、年会費が220,000円と高額な「ラグジュアリーカード MasterCard®︎ Gold Card」のみ。年2回までなど制限つきのカードをくわえても、プライオリティ・パスが使えるカードは5つしかありませんでした。プライオリティ・パスを利用したい人は、ほかのゴールドカードを選ぶのも手でしょう。
ポイント還元率 | 0.50% |
---|---|
年会費(税込) | 5,500円(年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料)(*1) |
ポイントアップ店 | セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなど |
ポイントアップ店での最大還元率 | 7%(*2) |
年間利用ボーナスあり | |
カード会社の空港ラウンジ利用可能 |
期間中に新規入会し、入会月の1ヶ月後末までの利用で1万円ごとに1,000円相当のポイントプレゼント(最大3,000円相当)
期間中に新規入会し、入会月の1ヶ月後末までの利用で1万円ごとに1,000円相当のポイントプレゼント(最大3,000円相当)
良い
気になる
利用額によるポイントアップあり | |
---|---|
クレカ積立での還元率 | 1.00%(前年度のカード利用額が100万円以上の場合)/0.75%(前年度のカード利用額が10〜100万円未満の場合)/0%(前年度のカード利用額が10万円未満の場合) |
公共料金での還元率 | 0.50% |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイント有効期限 | 1年(ポイントの最終変動日から1年) |
ポイントの付与単位 | 200円で1ポイント |
ポイント価値 | 1ポイント=1円相当(*4) |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | 利用付帯 |
国内ショッピング保険 | |
海外ショッピング保険 | |
ETCカード発行可能 | |
家族カード発行可能 | |
ラウンジ・キー利用可能 | |
プライオリティ・パス | |
同伴者無料で利用可能な空港ラウンジ | |
空港サービス | 手荷物宅配割引、クローク割引 |
ホテル優待 | 割引・優待価格 |
グルメ優待 | |
対応するスマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
タッチ決済対応 | |
入会資格 | 18歳以上(高校生不可) |
国際ブランド | VISA、Mastercard |
三井住友カード ゴールド(NL)の還元率は店舗によって差があるため、人によってはお得感を得られない場合があります。
ここでは、三井住友カード ゴールド(NL)のデメリットをカバーできるおすすめカードをご紹介しますね。
年間利用額が50万円以上100万円未満なら、エポスゴールドカードをチェック。50万円利用すると2,500ポイント、100万円利用で10,000円分のボーナスポイントがもらえます。比較したなかで、年間利用額50万円の場合の実質還元率はエポスゴールドカードがトップでした。
一度でも年間50万円以上使えば、翌年以降の年会費が永年無料になるのも特徴。比較対象のなかでも手軽に持てるゴールドカードといえます。
PayPayゴールドカードは、Yahoo!ショッピングでよく買い物をする人におすすめのゴールドカードです。Yahoo!ショッピングでの買い物は最大7.00%と、ほかのカードと比較してYahoo!ショッピングでのポイント還元率が高いのが特徴。年会費は11,000円かかりますが、通常還元率も1.50%と高めなのもメリットのひとつです。
Yahoo!ショッピングでの買い物なら、日常のお買い物だけでなく大型家電の購入など高額な商品でもポイントがザクザク貯まるでしょう。
Yahoo!ショッピングでの買い物をメインにポイントを貯めたいなら、「PayPayカード」も候補になります。PayPayカードゴールドは年会費が11.000円かかるので、年間利用額が50〜100万円未満なら、年会費無料のPayPayカードのほうがお得ですよ。
また、年間利用額が100万円以上でも毎月の利用額が4.6万円未満ならPayPayカードのほうがお得になります。年間利用額が100万円以上かつ毎月の利用額が4.6万円以上なら、「PayPayゴールドカード」がおすすめです。
楽天市場をよく利用する人には、楽天カードがぴったりです。通常還元率は1.00%ですが、楽天市場ならいつでも3.00%還元に。一般カードは「プライオリティ・パス」が付帯していませんが、ほかの楽天カードと違って年会費無料なのでお得に使いやすいのが特徴です。
楽天プレミアムカードなら、年間5回まで無料で使える「プライオリティ・パス」が付帯されています。148か国600以上の都市や地域にある1,300か所以上の空港ラウンジを利用できるので、快適な空港ライフが楽しめるでしょう。
空港ラウンジのサービスに心惹かれるなら楽天プレミアムカードを、楽天市場でのポイント還元を重視するなら通常の楽天カードを選ぶとお得ですよ。
楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードを楽天市場で使ったときのポイントを計算した結果、楽天市場での利用額に関わらず楽天カードが常にお得でした。
楽天市場での還元率はどのカードも3%と同じですが、楽天ゴールドカードは年間2,200円、楽天プレミアムカードは年間11,000円の年会費がかかるので、楽天市場でお得に買い物をしたいなら楽天カードがおすすめです。
毎月の利用額が8.3万円以下もしくは12万円以上の場合、ゴールドカードより一般カードのほうがお得になることも。月1〜5.3万円使う場合は、セゾンパール・アメックスがおすすめ。年間30万円までであれば、QUICPayを使うことで2.00%還元が受けられます。
また、月5.4〜8.3万円使う場合や月12万円以上使う場合は、いつでも1.20%還元が受けられるリクルートカードを選ぶとよいでしょう。
三井住友カード ゴールド(NL)が向いているのは、月8.4〜11.9万円使って年間100万円利用で年会費永年無料の条件をクリアできる場合や、7.00%還元でポイントが貯まる店を多く利用して月12万円以上を使う場合です。7.00%還元になるポイントアップ店を利用しない場合、年間100万円以上使ったとしても一般カードよりもポイントが貯まらない場合があるので注意しましょう。
年間利用額が100万円未満なら、三井住友カード(NL)も候補に。特定のコンビニや飲食店で使用することで、三井住友カード ゴールド(NL)と同様に最大16%のポイントが還元されます。
三井住友カード ゴールド(NL)との違いは、年会費無料であること。年間利用額が100万円に満たない場合は、一般カードのほうがお得に活用できるでしょう。
三井住友銀行口座を持っている場合は、「Olive フレキシブルペイ」が第一候補になります。
三井住友カード(NL)と違って引落口座は三井住友銀行口座に限定されますが、Vポイントアッププログラムで最大20%還元されるのが特徴。三井住友カード(NL)や三井住友カード ゴールド(NL)よりも最大還元率が4%高いので、ポイントを効率的に貯めたいなら「Olive フレキシブルペイ」を検討しましょう。
Vポイントとは、三井住友カードや三井住友銀行など各種サービスを利用することで貯まるSMBCグループ共通のポイントです。貯まったポイントは、スマートフォンアプリ「Vポイント」に移行することで、コンビニ・海外・ネットショッピングなど、Visaの使える場所ならどこでも1ポイント=1円として利用できます。
クレジットカードの支払いや、三井住友銀行の振込手数料にも使えます。さらに、普段から貯めているほかのポイントとの交換や、テーマパークチケット・ネットショッピングのギフト券などにも交換可能。SBI証券で1ポイント=1円から投資信託の購入に充てられ、現金を使わずにポイント投資が行えます。振込手数料割引・ポイント投資といった金融系サービスで使えるのは、金融グループが提供するVポイントならではの魅力といえるでしょう。
三井住友カード ゴールド(NL)は、電子マネーにも対応しています。Apple Pay経由でiD決済を利用できます。VisaやMasterCardが提供するタッチ決済も利用できます。
QUICPay(クイックペイ)には対応していませんが、日常的な利用シーンにおいて困ることは少ないでしょう。
三井住友カード ゴールド(NL)は対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済で支払うと、現物のカードの場合は5.00%還元(2025年1月1日以降は1.50%)ですが、Visaのタッチ決済で支払った場合は2.00%上乗せされて7.00%ポイント還元になります。
ポイントを効率的に貯めたいなら、Visaのタッチ決済を使うのが得策です。
引き落とし日は、毎月10日か26日。10日引き落としの場合は15日締め、26日引き落としの場合は月末締めとなります。
明細は、インターネットサービス「Vpass」のWEB明細書か、利用代金明細書にて確認が可能です。
三井住友カード ゴールド(NL)は家族カードの発行に対応しており、年会費は永年無料です。家族カードを持つことで、本会員と同じく旅行傷害保険や買い物安心保険などのサービスを受けられます。カード利用額は本会員と合わせて通知され、支払口座も共通です。そのため、家計の管理が容易に行えます。
同カードでは、ETCカードも取得が可能です。初年度年会費は無料で、2年目以降は年に1回もETC利用請求がない年度に限り、550円の年会費が発生します。ETCカード利用分もVポイントが貯まるため、ドライブが趣味の人・有料道路を使う機会が多い人にぴったりですよ。60日前からの不正利用について補償する会員補償制度がついているのも魅力です。
三井住友カード ゴールド(NL)は、インターネット上での即時発行が可能です。審査が完了すればすぐに使えるので、急いでいるときに便利ですよ。カードは、後日自宅に届きます。
<即時発行の流れ>
①「即時発行」のボタンから申し込み手続きを進める
②審査が終わるのを待つ
③電話認証を行う
④Vpassアプリをダウンロード・登録し、カード番号を確認する
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