マイベスト
スマートフォンおすすめ商品比較サービス
マイベスト
スマートフォンおすすめ商品比較サービス
  • Xiaomi 14T Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 1
  • Xiaomi 14T Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 2
  • Xiaomi 14T Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 3
  • Xiaomi 14T Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 4
  • Xiaomi 14T Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は? 5

Xiaomi 14T Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?

ライカと共同開発したカメラを搭載したAndroidスマホ、Xiaomi 14T Pro。ネット上では「肉眼で見た景色をそのまま再現できる」と評判です。その一方、「電池の減り方が物凄く早い」「発熱が結構ある」と気になる口コミも見られ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 処理性能
  • 写真撮影のきれいさ
  • 動画撮影のきれいさ
  • バッテリーの持ち
  • 充電の速さ
  • AI機能の豊富さ
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年01月27日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後mybestに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
…続きを読む

すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

目次

【結論】高グラフィックなゲームを快適に楽しめる。基本性能が高く、動画像もきれいに撮影できた

処理性能 No.1
動画撮影のきれいさ No.1
充電の速さ No.1

Xiaomi
Xiaomi14T Pro

99,818円

14T Pro

おすすめスコア

4.58
9位 / 35商品中
  • 処理性能

    5.00
  • |
  • 処理性能(極めたい人向け)

    4.97
  • |
  • 写真撮影のきれいさ

    4.44
  • |
  • 動画撮影のきれいさ

    4.85
  • |
  • バッテリーの持ち

    4.85
  • |
  • 充電の速さ

    5.00
  • |
  • AI機能の豊富さ

    4.22
  • |
  • 画面性能

    4.50
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    3.07
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    4.65
取り扱い事業者ソフトバンク、SIMフリー、mineo
SoCMediaTek Dimensity 9300+
価格帯ハイエンド

良い

  • 定価12万円ながら、20万円クラスのスマホと同等の処理性能がある
  • 動画撮影では上下左右の動きに手ぶれ補正が自然に利いていた
  • 28分でフル充電できるほど充電スピードが速い

気になる

  • 本体がかなり熱を持ちやすいので、長時間の使用には向かない

Xiaomi 14T Proは、予算を抑えつつ高性能なスマホがほしい人におすすめです。価格は109,800円(※2025年1月時点・公式サイト参照)ながら、比較した20万クラスのハイエンドモデルに匹敵する処理性能を備えています。SoCにはMediaTek Dimensity 9300+を搭載し、ベンチマークスコアは約195万点を記録しました。日常的な動作も高グラフィックなゲームもサクサクこなせるレベルです。


ライカ監修のカメラを搭載し、あらゆるシーンで美しい写真を撮影できます。夜景はとくにきれいで、ポートレート・ズーム撮影も見栄えのする仕上がりでした。動画は色鮮やかで解像感が高く、手ブレ補正も強力。上位モデルのXiaomi 14 Ultraとも遜色なく、モニターは「肉眼で見ているままのクオリティ」と絶賛しました


6.67インチの大画面を搭載し、最大輝度は4,000nitと非常に明るいので、日差しの強い屋外でも見やすいでしょう。口コミに反してバッテリー持ちも良好です。バッテリーが20%になるまでに15時間52分かかったので、残量を気にせず1日中使えます。充電速度は比較した商品内でも圧倒的に速く、わずか27分で満充電できました。


かこって検索・リアルタイム通訳などのAI機能を使え、利便性に優れています。今後のアップデートで文字起こし・表情補正にも対応予定です。防水・防塵性能はIP68に対応し、水濡れによる故障リスクは低め。おサイフケータイにも対応しています。容量は256GB・512GBの2種類から選択可能です。


しかしSDカードには対応しておらず、OSアップデート保証は3年程度と短め。負荷をかけた際には、口コミで指摘されていたとおり発熱したのも気になりました。高額なスマホにも負けない処理性能・カメラ性能を備えるコスパのよい1台ですが、より長く使いたい人はほかの商品も検討してみてはいかがでしょうか。


おすすめな人

  1. 高グラフィックなゲームをサクサクプレイしたい人
  2. 処理性能・カメラ性能に優れるハイエンドモデルがほしい人
  3. かこって検索・AI機能に対応するものがほしい人

おすすめできない人

  1. 容量の豊富さ・OSアップデート保証の長さを重視する人
  2. 熱がこもりにくいものがいい人

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にXiaomi 14T Proと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidスマホと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


Xiaomi 14T Proの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!

ベストバイ Androidスマホ
処理性能 No.1

SAMSUNG

Galaxy S24 Ultra
4.78
(1/35商品)
Galaxy S24 Ultra

とにかくハイスペックを求めるなら。処理性能が突出して高い

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google

Pixel 8 Pro
4.75
(3/35商品)
Pixel 8 Pro

スマホの常識を超えた撮影性能。スペック重視ならコレ

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google

Pixel 9 Pro
4.73
(4/35商品)
Pixel 9 Pro

大きいサイズのスマホが苦手な人に。コンパクトながら高性能

Xiaomi 14T Proとは?

Xiaomi 14T Proとは?

Xiaomi 14T Proは、中国の家電メーカーXiaomi(シャオミ)から発売されたハイエンドスマホです。日本では2024年11月に販売が開始されました。ドイツのカメラメーカーのライカと共同開発したトリプルカメラを搭載し、「シリーズ最高峰の画質を実現した」と謳っています。


画面には1.5K(2,712×1,220)の6.67インチフラットディスプレイを採用。最大輝度は4,000nitと、前モデルXiaomi 13T Proの2,600nitから大幅に向上しました。AIディスプレイ機能により、場面や時間に応じて色温度・輝度を自動調整し、ブルーライトを効果的に削減して見やすく映し出すとしています。


ボディにはアルミニウム合金メタリックフレームを採用し、Xiaomi 13Tシリーズよりも耐落下性を強化。新たにワイヤレス充電にも対応しました。本体のサイズは、7.51×高さ16.04×厚さ0.839cmです。カラーは、チタングレー・チタンブルー・チタンブラックの3色から選べます。なお、付属品は以下のとおりです。


付属品

  • ACアダプタ(試供品)
  • USB Type-Cケーブル(試供品)
  • SIM取り出し用ピン(試供品)
  • ソフトケース(試供品)
  • クイックスタートガイド

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

今回はXiaomi 14T Proを含む、人気のAndroidスマホを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 処理性能
  2. 写真撮影のきれいさ
  3. 動画撮影のきれいさ
  4. バッテリーの持ち
  5. 充電の速さ
  6. AI機能の豊富さ
  7. 画面性能
  8. 熱のこもりにくさ
  9. 便利機能の豊富さ

Xiaomi 14T Proのよい点は6つ!

Xiaomi 14T Proのよい点は6つ!
人気のAndroidスマホを比較検証したところ、Xiaomi 14T Proには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

ハイエンドモデルならではの処理性能。重い3Dゲームをサクサク楽しめる

ハイエンドモデルならではの処理性能。重い3Dゲームをサクサク楽しめる

処理性能は非常に高く、日常使いするうえで動作の遅さやもたつきはほぼ気になりません。Antutuベンチマークアプリでベンチマークスコアを測定すると、1,949,015点を記録しました。比較した商品内でトップクラスの処理性能を発揮したのは上位モデルのXiaomi 14 Ultraでしたが、約4万点しか差がありませんでした。

価格は本商品が109,800円・上位モデルのXiaomi 14 Ultraが199,900円(※2025年1月時点・公式サイト参照)。10万円台ながら20万円近いハイエンドモデルと同等の処理性能を発揮し、非常にコストパフォーマンスに優れています。

スマホの処理を荷うSoCには、高性能ラインのMediaTek Dimensity 9300+を搭載。映像処理を司るGPUを12コア内蔵しているので、高グラフィックな3Dゲームもサクサクプレイできるでしょう。

ライカ監修のカメラが高性能!夜景を美しく撮影できた

ライカ監修のカメラが高性能!夜景を美しく撮影できた
ライカが監修しただけあってカメラの性能は高く、きれいな夜景写真を撮影できました。比較したなかでもノイズの少なさはトップクラスで、モニター10人全員が「ノイズはとくに気にならない」「ザラつきがなく鮮明で、美しい」と絶賛。手前の植物から奥のビル群の窓まで、くっきりときれいに映りました。

光と影のコントラストがはっきりしており、明かりが強調され、暗所は黒つぶれせずに見やすく映し出されています。メーカーが「暗所の撮影性能が向上。光を自由に操れます」と謳うとおりです。一部モニターからは「無理やり明るくしている感じ」「不自然」と指摘されたものの、夜間に撮影した写真を見にくく感じることはなさそうです。


ノイズの少なさ・明暗差のよさについてのモニターコメント

  1. 「被写体だけでなく背景にもノイズを感じない。また、写真に写っているすべての物体の質感がしっかり感じられるようなものばかりだった」
  2. 「色味の違いは当然カメラによってあるが、肉眼との差異を大きく感じさせるようなノイズは見受けられない」
  3. 「ハイライトに寄せているため明所の描写が自然。シャドーは黒潰れすることなくしっかり描写されていて、市街地での夜景撮影なら問題なくこなせると思う」
  4. 「光と影のコントラストに若干のとりとめのなさを感じる。シックに決めた写真を撮ろうとすると、簡単にはいかないような気がする」
コメントは一部抜粋
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

Androidスマホの検証でトップクラスのカメラ評価だったXiaomi 14 Ultraに引き続き、ライカ監修のカメラが搭載されています。Ultraは定価20万と高額だったので、手に届きやすい価格でライカ監修のカメラが使えるのは高ポイントといえるでしょう。

ポートレート・ズーム撮影も得意。解像感が高く鮮明

ポートレート・ズーム撮影も得意。解像感が高く鮮明
ポートレート写真を上手に撮影できるので、子どもやペットなどをきれいに撮影したい人におすすめです。被写体は鮮明で、背景には自然なボケ感があります。モニターからは「被写体のよさが引き立ったプロフェッショナルな写真」と高く評価されました。

強いボケ感ではないぶん、ボケているところとピントが合っているところの境目に違和感がありません。比較したなかにはボケ感が粗く、合成したように見える商品もありました。本商品は自然なボケ感できれいに撮れるので、SNSに投稿したい人にもぴったりです。

ボケ感があるかについてのモニターコメント

  1. 「背後に伸びる道路はしっかりぼけていて、撮りたい人物の被写体は鮮明。コントラストに違和感もなく、自然でいいと思った」
  2. 「被写体の背景のうち一点のみに強いぼかしが入っていることがまったくない。被写体以外の背景全体にちょうどいいぼかしが入っているため、被写体をむりやり押し出した感が見られない。バランスがちょうどよく思える」
  3. 「ぼかし方は自然で機械感をあまり感じない。写真の下のほうなど若干ぼかしが甘いところがあるが許容範囲内」
コメントは一部抜粋
肌が発色よくきれいに写るので、自撮りすることが多い人にも向いています実際にインカメラで自撮りしたところ、人の肌には血色感があり、健康的に見えました。

逆光を気にせず撮影できるのも強みです。比較したなかには逆光下で撮ると顔のトーンが低くなる商品もあったのに対して、逆光下でも顔色が暗くならず、自然な赤さや白さが表現されています。モニターからは「滑らかなスキントーンなので、ポートレート・自撮りに向いている」との声も挙がりました。


スキントーン・肌の美しさについてのモニターコメント

  1. 「肌が白すぎず暗すぎず、とても自然な肌の色に見えた」
  2. 「自然な肌の色味が写っていて、健康的な肌に見える。とくにポートレート写真は、肌の美しさを感じ不自然にも見えない」
  3. 「ポートレートは、肌の発色がよくきれいに感じたが、自撮りはやや発色が悪く暗めな印象を受ける。全体としては許容範囲であるが、よいとは思わない」
コメントは一部抜粋

解像感が高く、建物の壁や道路のタイルなどの細部まで鮮明です。比較したなかには全体的にのっぺりとした印象になる商品もありましたが、被写体のアウトラインがくっきりしていました。ピントが合っていない部分は少し潰れがちでしたが、全体的にはクリアに見えるでしょう。


解像感のよさについてのモニターコメント

  1. 「夜景でも白飛び・黒つぶれすることなく解像し、ズーム撮影でも花弁の1枚1枚を細やかに描写している。どんなシーンでも撮影できる頼もしさを感じた」
  2. 「ドーナツのピントを合わせた部分も周りも、はっきりと質感や細部まで認識できる。拡大すると少々粗く見えるが、許容範囲内」
  3. 「建物のディテールは表現できている。ドーナツはチョコがけのものでも若干ぼやけている感が否めなかったが、生地の質感はおおむね表現できていた」
コメントは一部抜粋
ただし色合いは落ち着いており、鮮やかさはいまひとつです。モニター10人中7人が発色に違和感を抱き、「カステラやドーナツの色がくすんでいる」との指摘が相次ぎました。比較した商品では茶色がかっていたドーナツのチョココーティングが暗く沈み込んでいます。ビビッドな色合いが好みの人は、フィルターなどを使って調整しましょう。

発色のよさについてのモニターコメント

  1. 「やや暖色系に寄っているものの、自然な発色でコントラストも高い。デジカメに近い描写をすると感じた」
  2. 「全体的に発色が暗めで、色味に鮮明さがない。細かい発色の差を表現できないぐらいの暗さだった」
  3. 「光を効果的に取り込めていないため、重苦しい雰囲気に感じる。カステラの色もくすんでおり、ドーナツも暗すぎて食欲がそそられない」
コメントは一部抜粋
60mmの望遠カメラを搭載しているだけあって、ズーム撮影は得意です。比較した望遠レンズのないミドルレンジやエントリーモデルはズーム撮影に苦戦する傾向があるなか、ズーム撮影でも細部まで鮮明で、解像感の粗さや発色の悪さがありません。

モニター10人全員が「くっきり映っている」「花の輪郭や花瓶の文字がしっかり映っていて、立体感が表現されている」と好印象を抱きました。ライブやスポーツ観戦などで遠くを撮影したいときにも活躍するでしょう。


ズーム時のきれいさについてのモニターコメント

  1. 「解像度・発色ともに破綻することなく処理されていて、スマートフォンのカメラとしては実用的なレベル」
  2. 「葉のとげとげした部分までしっかり映っており、細部までとてもきれいに表現されていると感じた。また、全体的にぼやけることもなく、くっきりと映っている」
  3. 「全体の発色がよく、くっきりと被写体が映っている。ズーム撮影なのに輪郭の粗さを感じない。よくよく注意して見ると花弁の輪郭が少し粗い感じもするが、本当に気にならない」
コメントは一部抜粋

色鮮やかかつ高解像な動画を撮れる。手ブレ補正も強力!

色鮮やかかつ高解像な動画を撮れる。手ブレ補正も強力!
きれいな動画を撮影できるのも魅力です。歩きながら撮影した動画を視聴したモニター10人全員が「手ブレ補正が強力」と回答し、「手ブレが気にならず見やすい」「上下左右の手ブレに対処できており、違和感がない」と高い評価を得ました。小さな子どもやペットなど、動き回る被写体を映像で残したい人におすすめです。

解像感の高さでも、上位モデルのXiaomi 14 Ultraに劣りません。建物やビルが鮮明に映り、モニター10人全員が「肉眼で見ているままのクオリティ」「建物の鉄筋・窓・階段などの細部まできれいで、立体感がある」と絶賛しました。

手ブレ補正・解像感についてのモニターコメント

  1. 「急な画角調整や切り返しなどにも素早く対処できており、ほとんどブレを感じなかった。滑らかな動きによって、視点をほとんど動かさずとも被写体の動きに集中できるような動画」
  2. 「手ブレがしっかりと抑えられており、視線を移してもとても滑らかで安定した動画を楽しめる」
  3. 「肉眼で見ているそのままのクオリティで、細部までしっかりと写っている。ぼんやりしたりざらざらしたりしているところがほぼない。夜間はとくに手前がとてもきれいに映っていた」
  4. 「近くの建物から少し遠くの建物の細部まで割とくっきり見える。自分で動画を撮ることを想定すると、ここまで細部の解像感がよいことに驚くかもしれない」
コメントは一部抜粋
映像は色鮮やかで、発色への不満もほぼありません。モニター10人全員が「発色がよい」と回答し、「実際の色味と変わらない」「鮮やかすぎない自然な発色」と好評でした。比較したなかには全体的に白っぽかったり、トーンが暗かったりする商品がある一方、自然な色合いで、細かな色味の違いまで表現できていました。

明るいところと暗いところのバランスも良好です。夜景はやや明るく補正され、影になった暗い部分までよく見えます。モニターからは「夜景の光とのバランスがよく、葉っぱの揺れや色味もとてもきれい」「日中の動画はその空気の冷たさまで伝わってきそうなビビッドかつ自然」という声が聞かれました。

発色・明暗差についてのモニターコメント

  1. 「色の違いが細かくはっきりとわかる。発色も自然でありクリアな色で、よいカメラで撮ったものと見分けられないくらい
  2. 細かい色味がしっかり表現されている。不自然に鮮やか、淡いなどの違和感もなかった。肉眼で見る景色と遜色ない発色」
  3. コントラストが強いため、メリハリのある映像だと思った」
  4. 日中と夜景どちらもバランスのとれた明暗差で、とても自然に感じる。夜景は明るさに比重が少し偏っているようにも見えるが、夜であることを加味すると見やすくなってよい」
コメントは一部抜粋

バッテリーが長持ち。1日中ハードに使える

バッテリーが長持ち。1日中ハードに使える
口コミに反してバッテリー持ちはよく、電池残量を気にせずに1日中使えます。PC Markというソフトを使用して、バッテリー残量が100%から20%まで減るのにかかる時間を測定したところ、15時間52分を記録しました。比較した商品全体の平均が約14時間46分(※2025年1月時点)だったことをふまえると、十分長持ちです。

短時間で素早く充電できるのもうれしいポイント。残量0%の状態で付属のXiaomi 120W充電器を使用して充電すると、27分で100%まで回復しました。比較した商品のほとんどは30分の充電で40~50%程度に留まったなか、圧倒的な充電スピードです。また、ケーブルを刺さずにワイヤレスでも充電できます。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

ソフトバンクが「神ジューデン」と宣伝する超急速充電に対応。付属品の120W充電を使う必要がありますが、今までの充電の概念を覆すような速さで、電池持ちの悩みとは無縁になるレベルです。

6.67インチの大画面。明るく滑らかに表示され見やすい

6.67インチの大画面。明るく滑らかに表示され見やすい

画面性能が高く、色鮮やかで滑らかに表示されます。6.67インチと大きな有機ELディスプレイを採用し、1インチあたりの画素数は446ppiと高精細です。最大輝度は4,000nitと比較した商品のなかでも突出しており、屋外の晴天下でも画面を見やすいでしょう。


AIによる自動画質調整機能を搭載しているのも強みです。使用シーンや時間に応じて色温度や輝度を自動調整し、ブルーライトを効果的に削減すると紹介されています。画質を調整する手間が省けて便利です。


動きの滑らかさを示すリフレッシュレートは最大144Hzに対応しています。操作感は滑らかで、スクロール中に引っかかりを感じることもないでしょう。

AI通訳・かこって検索に対応。利便性に優れる

AI通訳・かこって検索に対応。利便性に優れる
比較した大半の商品が非搭載だったAI機能に対応し、今まではできなかった新たな使い方が可能です。画面上の画像・動画・テキストを丸で囲んだり、なぞったり、タップしたりするだけで検索できる「かこって検索」があり、即座に知りたい情報を得られます。

リアルタイム通訳に対応しており、英語や中国語などの外国語をその場で翻訳するので、海外旅行時などに便利です。AI字幕機能もあり、オンラインミーティング・ビデオなどの音声をリアルタイムで字幕に変換して翻訳します。AIメモ機能を使えば、AIによる文章の要約・校正・翻訳なども可能です。仕事やレポート作成などの作業効率が上がるでしょう。

なお、文字起こし・翻訳電話・傾き補正と生成には現状非対応ですが、アップデートで対応する予定があります。翻訳表示・チャットアシスト機能・表情補正・一緒に写るには非対応です。

  1. かこって検索|〇
  2. 文字起こし機能|×(アップデートで対応予定あり)
  3. リアルタイム通訳|〇
  4. 翻訳電話|×(アップデートで対応予定あり)
  5. 翻訳表示|×
  6. 傾き補正と生成|×(アップデートで対応予定あり)
  7. 表情補正|×
  8. 一緒に写る|×
  9. チャットアシスト機能|×

Xiaomi 14T Proの気になる点は2つ!

Xiaomi 14T Proの気になる点は2つ!

Xiaomi 14T Proにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

高性能なぶん熱はこもりやすい。発熱に要注意

高性能なぶん熱はこもりやすい。発熱に要注意
SoCが高性能なぶん、口コミであったように発熱しやすいのはネックです。15分間スマホに負荷をかけるアプリを使用してから本体の温度を測定したところ、49.30℃を記録しました。ゲームを長時間プレイするには向かないでしょう。

とはいえ、比較したほかのハイエンドスマホもほとんどが40~45℃まで上昇しました。高グラフィックなゲームを楽しみたいなら、ある程度の熱は許容する必要があります。ゲームに没頭しすぎず、時折休憩を挟むのがおすすめです。

長く使いたい人にはやや不向き

長く使いたい人にはやや不向き
アップデート保証期間が短く、長く使っていきたい人には物足りない可能性があります。保証期間は明示されていませんが、過去の適用から当てはめると3年程度と推察されます。比較した商品の半数は5~7年だったことをふまえると、サポート期間が長いとはいえません。

また、SDカードスロットはなくデータ移行できないので、本体の容量を選ぶ際は注意しましょう。イヤホンジャックも非搭載です。一方で、おサイフケータイを搭載しているのは便利なポイント。クレジットカードでのタッチ決済に加え、モバイルSuica・モバイルPASMOなど交通系ICサービスにも対応しています。


防水・防塵性能もIP68対応と十分です。短時間の水没であれば耐えられるレベルで、雨や汗による故障リスクを軽減できます。nano SIM・eSIMのデュアルSIMに対応しているのもうれしいポイントです。海外と国内、プライベート用と仕事用など、SIMの使い分けができます。

Xiaomi Xiaomi 14T Proの詳細情報

処理性能 No.1
動画撮影のきれいさ No.1
充電の速さ No.1

Xiaomi
Xiaomi14T Pro

おすすめスコア
4.58
Androidスマホ9位/35商品
処理性能
5.00
処理性能(極めたい人向け)
4.97
写真撮影のきれいさ
4.44
動画撮影のきれいさ
4.85
バッテリーの持ち
4.85
充電の速さ
5.00
AI機能の豊富さ
4.22
画面性能
4.50
熱のこもりにくさ
3.07
便利機能の豊富さ
4.65
14T Pro 1
14T Pro 2
14T Pro 3
14T Pro 4
14T Pro 5
14T Pro 6
14T Pro 7
14T Pro 8
14T Pro 9
14T Pro 10
14T Pro 11
最安価格
99,818円
やや高価格
最安価格
99,818円
やや高価格
取り扱い事業者ソフトバンク、SIMフリー、mineo
SoCMediaTek Dimensity 9300+
価格帯ハイエンド
メインメモリ(RAM)
12GB
ストレージ(ROM)
256GB
バッテリー容量
5000mAh
画面サイズ
6.67インチ
防水等級
IPX8
防塵等級
IP6X
SDカード対応

良い

  • 定価12万円ながら、20万円クラスのスマホと同等の処理性能がある
  • 動画撮影では上下左右の動きに手ぶれ補正が自然に利いていた
  • 28分でフル充電できるほど充電スピードが速い

気になる

  • 本体がかなり熱を持ちやすいので、長時間の使用には向かない
OSAndroid
充電端子Type-C
画面解像度1.5K(2712×1220)
最大画面リフレッシュレート144Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数1200万画素
望遠カメラ画素数5000万画素
インカメラ画素数3200万画素
最大ビデオ撮影解像度4K、8K
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
eSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
ベンチマークスコア194万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.51cm
高さ16.04cm
厚さ0.839cm
本体重量209g
全部見る

Xiaomi Xiaomi 14T Proの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    98,820円

    (最安)

    販売価格:99,818円

    ポイント:998円相当

    送料無料

  2. 2

    99,819円

    (+999円)

    販売価格:109,800円

    ポイント:9,981円相当

    送料無料

  3. 2

    99,819円

    (+999円)

    販売価格:109,800円

    ポイント:9,981円相当

    送料無料

  4. 2

    99,819円

    (+999円)

    販売価格:109,800円

    ポイント:9,981円相当

    送料無料

  5. 2

    99,819円

    (+999円)

    販売価格:109,800円

    ポイント:9,981円相当

    送料無料

Xiaomi 14T Proはどこで売ってる?

Xiaomi 14T Proはどこで売ってる?
出典:mi.com

Xiaomi 14T Proは、Xiaomiの公式サイトから購入できます。価格はストレージ256GBモデルが109,800円・512GBモデルが119,800円(※2025年1月時点)です。割引クーポンが配布されている場合もあるので、見逃さないようにしましょう。


そのほかの取扱店舗は、Amazonや楽天市場などの大手ECサイト、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店です。ソフトバンクをはじめ、IIJmioやmineoなどのキャリアショップでも販売を確認できました。価格はそれぞれ異なるので、お得に購入できるショップを見つけてみてくださいね!

熱のこもりにくさ・長く使えるかを重視する人は、こちらもチェック

最後に、Xiaomi 14T Proの気になる点をカバーする商品をご紹介します。


ハイスペックで発熱しにくいものがいいなら、SAMSUNG Galaxy S24 Ultraがおすすめ。ベンチマークスコアは約189万点と比較したなかでもトップクラスながら、高負荷時の発熱は41.6℃に抑えられました。カメラ性能も高く、あらゆるシーンで美しい写真を撮影できます。OSアップデート保証が7年間あるのも魅力です。


長く使いたいなら、Google Pixel 8 Proもぴったり。OSアップデート保証は7年間あります。ベンチマークスコアは約104万点と3Dゲームをサクサク楽しめるレベル。高負荷時の本体温度が38.4℃と低かったので、長時間使用しやすいでしょう。ECサイトにて10万円前後(※2025年1月時点)で購入でき、コスパに優れています。

SAMSUNG
Galaxy S24 Ultra

おすすめスコア
4.78
処理性能
5.00
処理性能(極めたい人向け)
4.94
写真撮影のきれいさ
4.38
動画撮影のきれいさ
4.70
バッテリーの持ち
4.99
充電の速さ
4.44
AI機能の豊富さ
4.80
画面性能
5.00
熱のこもりにくさ
4.05
便利機能の豊富さ
5.00
最安価格
173,780円
高価格
取り扱い事業者ドコモ、au、SIMフリー
SoCSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
価格帯ハイエンド
メインメモリ(RAM)
12GB
ストレージ(ROM)
256GB
バッテリー容量
5000mAh
画面サイズ
6.8インチ
防水等級
IPX8
防塵等級
IP6X
SDカード対応

良い

  • 処理性能が非常に高く、重くなりやすいゲームも快適に楽しめる
  • 撮影した動画のクオリティが高く、手ブレを指摘したモニターが1人もいなかった
  • バッテリーの持ちが18時間近く、丸1日以上使えるレベル

気になる

  • 特になし
OSAndroid
充電端子Type-C
画面解像度Quad HD+(3120×1440)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数20000万画素
超広角カメラ画素数1200万画素
望遠カメラ画素数5000万画素
インカメラ画素数1200万画素
最大ビデオ撮影解像度8K
セキュリティ認証指紋認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
eSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用、eSIM2枚利用
ベンチマークスコア189万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.9cm
高さ16.23cm
厚さ0.86cm
本体重量約233g
全部見る
Galaxy S24 Ultra

Galaxy S24 Ultraを徹底レビュー!Galaxy S24とどっちを買うべき?

Google
Pixel 8 Pro

おすすめスコア
4.75
処理性能
5.00
処理性能(極めたい人向け)
4.31
写真撮影のきれいさ
4.58
動画撮影のきれいさ
4.65
バッテリーの持ち
4.94
充電の速さ
4.24
AI機能の豊富さ
4.40
画面性能
4.50
熱のこもりにくさ
4.45
便利機能の豊富さ
5.00
最安価格
93,951円
やや高価格
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
SoCGoogle Tensor G3
価格帯ハイエンド
メインメモリ(RAM)
12GB
ストレージ(ROM)
128GB、256GB、512GB
バッテリー容量
5,050mAh
画面サイズ
6.7インチ
防水等級
IPX8
防塵等級
IP6X
SDカード対応

良い

  • 写真撮影のクオリティが高く、発色や解像感に優れている
  • 動画撮影で手ブレがほとんどなく、なめらかな動画が撮れる
  • バッテリーが17時間以上と非常に長持ちする

気になる

  • 特になし
OSAndroid
充電端子Type-C
画面解像度4K(3840×2160)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数4800万画素
望遠カメラ画素数4800万画素
インカメラ画素数1050万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
eSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
ベンチマークスコア104万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.65cm
高さ16.26cm
厚さ0.88cm
本体重量213g
全部見る
Pixel 8 Pro

Google Pixel 8 Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
参考になりましたか?

この商品が出てくる記事

Androidスマホ

35商品

徹底比較

人気
スマートフォン関連のおすすめ人気ランキング

新着
スマートフォン関連のおすすめ人気ランキング

人気のマイべマガジン

人気
スマホ・携帯電話関連のfavlist