楽天が運営する雑誌読み放題サブスク、楽天マガジン。「読みたい雑誌がそろっている」「オフラインで読めるので便利」など評判ですが、なかには「大幅な値上げが痛い」という気になる口コミもあり、利用を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回は楽天マガジンの口コミや評判が本当か確かめるため、以下の5つの観点で検証を行いました。
さらに、dマガジンやauブックパスなどの雑誌読み放題サブスクとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説します。無料期間やお得なキャンペーン・クーポンコードの情報も調査したので、雑誌読み放題サブスク選びに迷っている人は参考にしてくださいね。
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
おすすめスコア
雑誌総タイトル数の多さ
料金の安さ.
使い勝手のよさ
雑誌の検索しやすさ
人気女性誌の多さ
人気男性誌の多さ
人気週刊誌の多さ
人気ビジネス・マネー誌の多さ
人気レジャー・食・生活情報誌の多さ
雑誌総タイトル数 | 501誌 |
---|---|
人気雑誌タイトル数(47誌中) | 47誌 |
雑誌以外のサービス・書籍 | |
主な人気女性誌 | anan、STORY、LEE、VERY、美的、MAQUIA、VOCE、CLASSY.、eclat、FUDGE、ViVi、Harper’s BAZAAR、non・no、CanCam、25ans、BAILA、GISELe |
主な人気男性誌 | Tarzan、Number、Casa BRUTUS、POPEYE、Safari、FINEBOYS、サライ、MEN’S NON・NO、BRUTUS、GO OUT |
良い
気になる
楽天マガジンは、豊富なラインナップからスムーズに読みたい雑誌を見つけたい人におすすめです。2024年11月8日時点での総タイトル数は501誌と、比較したなかではトップクラス。チェックした人気雑誌47誌もすべて掲載しており、「読みたい雑誌がそろっている」という口コミにもうなずけます。愛読誌はもちろん、いろいろなジャンルの雑誌を読んでみたい人にもうってつけです。
アプリの機能も充実。ページ画像のプレビュー表示をはじめ、チェックした便利な機能はほぼ搭載していました。1アカウントで5台まで同時接続できるので、家族との共有も可能。dマガジンやauブックパスのように最新刊の通知がこない点は惜しいものの、雑誌をスムーズに読む機能は十分そろっています。
雑誌は約20のジャンルに分かれており、読みたい雑誌を探すのが簡単です。比較ではすべての雑誌がまとめて表示されるものもありましたが、楽天マガジンは女性ファッション・料理・IT・ガジェットなど気になるジャンルから検索可能。キーワードから記事単位でも検索でき、たとえば推しの記事をまとめて読みたい人が重宝しそうです。
毎月の利用額の1.00%が楽天ポイントとして還元される点も、楽天ユーザーにとっては魅力的。ポイントは楽天マガジンの支払にも充てられます。料金は月額572円。2024年9月に料金改定があり、安さトップクラスの座は他社に譲ったものの、年額プランを選べば月あたり約458円とお得です。楽天経済圏の人はぜひ検討してくださいね。
<おすすめできない人>
楽天マガジンは楽天が2016年より提供している雑誌読み放題サービス。人気のファッション誌からマニアックな趣味の雑誌まで多彩なジャンルを扱っており、8,000冊以上が読み放題(※2024年7月時点 別冊・ムック・バックナンバーを含む)と謳っています。
アプリで雑誌を開くと、自動でデバイスにダウンロードされる仕組みが特徴的。「オフラインで読めるので便利」との口コミどおり、移動時の暇つぶしに活躍しそうです。
雑誌読み放題サブスクのタイトル数を比較するなら、ムック・別冊を除いて比べることをおすすめします。なぜなら、通常の雑誌とムック・別冊とでは数え方が異なるからです。
多くのサブスクでは「◯誌が読み放題」と公称しています。しかし、公称タイトル数にはムック・別冊を含む場合がある点に注意が必要です。「ムック」とは一見雑誌のようですが、1つのテーマについて書かれた実用書のような本。「別冊」とは、本誌とは別に編集された付録のような雑誌を指します。
通常の雑誌はバックナンバーが何冊あっても、タイトルが同じであれば1冊としてカウント。対するムック・別冊は1冊ずつを別タイトルとみなすため、ムック・別冊のあるサブスクのほうがタイトル数が多く見えます。そのため、ムック・別冊以外のタイトル数で比べたほうがわかりやすいでしょう。
マイベストでは、雑誌読み放題サブスクのタイトル数をムック・別冊を除いて比較検証しました。掲載している雑誌の例も紹介するので、最後までチェックしてくださいね。
今回は楽天マガジンを含む人気の読み放題サブスクを調査して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証の結果、楽天マガジンにはメリットが4つもあることがわかりました。とくに、ラインナップの豊富さが目を惹くサービスです。
楽天マガジンは、なんといっても掲載雑誌の豊富さが魅力です。2024年11月8日時点での総タイトル数は501誌と、比較したなかで最多クラス。同時に比較したdマガジンより、100タイトル以上多く掲載していました。
人気雑誌のラインナップも、比較したなかではトップクラスです。検証時にはチェックした人気雑誌47誌をすべて掲載。「読みたい雑誌がそろっている」という口コミにもうなずけます。
愛読している雑誌がある人はもちろん、読んだことのないジャンルに触れてみたい人にもおすすめです。
アプリの機能も充実。検証でチェックした便利な機能はほとんど搭載しており、雑誌をスムーズに読める環境が整っています。
<使い勝手のよさの検証結果>
読み飛ばし時のプレビュー表示は、紙のページをめくるような感覚を得られます。お気に入り登録は、毎回検索せずに好きな雑誌を読める手軽さに繋がるでしょう。この2機能は比較したどのアプリにも備わっており、快適に雑誌を読むためのマスト機能といえます。
さらに、楽天マガジンはダウンロード完了前に雑誌を読めたり、アプリのトップページが雑誌読み放題ページになっていたりと、かゆいところに手が届く仕様。チェックした機能をすべて搭載していたdマガジンには一歩及びませんが、アプリの使い勝手は十分です。
また、マルチデバイスに対応しており、シーンに合わせてスマホ・タブレット・PCを使い分けられます。1アカウントで5台まで同時接続できるので、家族と共有したい人にもうってつけです。
読みたい雑誌を見つけやすい点でも高評価を獲得。雑誌は「女性ファッション」「料理」「IT・ガジェット」など、約20のジャンルに分かれています。
100以上にジャンル分けされたdマガジンほどではないものの、比較したなかでは細分化されているほうです。すべての雑誌がまとめて表示されるサブスクに比べて、興味のあるジャンルから雑誌の検索が可能。時間をかけずに、好みの1冊に出会いやすいでしょう。
キーワードから掲載の記事単位で検索できるのもうれしいポイントです。インスタで投稿を検索する要領で「沖縄」「韓国コスメ」といったキーワードを入力すると、膨大な雑誌のなかから掲載記事をピックアップできます。推しの記事をまとめて読みたいときにも便利ですよ。
楽天ポイントが貯まる点も、楽天ユーザーにとっては魅力的。毎月の利用額の1.00%(100円=1ポイント)が、楽天ポイントとして還元される仕組みです。ポイントは普段の買い物で使えるほか、楽天マガジンの支払にも充てられます。
ポイント還元を導入しているのは、比較した雑誌読み放題サブスクのなかでは半数ほどにとどまりました。なかにはdポイントやPontaポイントが貯まるサブスクもありましたが、日頃から楽天経済圏で生活している人には楽天マガジンがよいでしょう。
2024年10月の執筆時点では、最大200ポイントがもらえる入会キャンペーンを実施していました。参加方法は以下のとおりです。
<キャンペーンへの参加方法>
今後も、不定期で同様のキャンペーンを開催する可能性があります。申し込みの際は、お得なキャンペーンを開催していないかチェックしてくださいね。
楽天マガジンには気になる点も2つありました。とにかく安く雑誌を読みたい人や最新号をすぐに読みたい人は、ほかのサブスクも検討しましょう。
料金は、特に安いというわけではありません。「大幅な値上げが痛い」という口コミのとおり、2024年9月に料金が改定。以前は月418円と比較したなかで最安でしたが、2024年10月現在は月572円にアップしています。
<料金プラン>
比較したサブスクの平均よりは安めですが、auブックパス(418円)やブック放題(550円)に上位を譲ることに。月に2冊以上雑誌を読む人なら572円でもまだお得ですが、値上げ幅が大きく感じる可能性もあります。
一方で、年間契約をすれば月あたり約458円とお得です。検証時点で年額プランを提供していたのは、比較したなかではごくわずか。長く使うなら、年額プランに申し込むのもありでしょう。
アプリに新刊通知機能がない点も、惜しいところです。新刊通知機能とは、新刊が掲載されたらプッシュ通知がくるよう設定できる機能のこと。各雑誌の発売日を覚えておく必要がなくなります。
比較したなかでも新刊通知機能を搭載していたのは、dマガジンやauブックパスなどほんのひと握りでした。プラスαの機能ではありますが、最新号をタイムラグなく読みたい人はほかのサブスクも検討しましょう。
雑誌総タイトル数 | 501誌 |
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人気雑誌タイトル数(47誌中) | 47誌 |
雑誌以外のサービス・書籍 | |
主な人気女性誌 | anan、STORY、LEE、VERY、美的、MAQUIA、VOCE、CLASSY.、eclat、FUDGE、ViVi、Harper’s BAZAAR、non・no、CanCam、25ans、BAILA、GISELe |
主な人気男性誌 | Tarzan、Number、Casa BRUTUS、POPEYE、Safari、FINEBOYS、サライ、MEN’S NON・NO、BRUTUS、GO OUT |
価格については、2024年12月02日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
しおり機能 | |
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バックナンバー掲載 | |
オフライン利用 | |
リーダーの見開き機能 | |
タブレット対応 | |
ポイント還元あり | |
貯まるポイント | 楽天ポイント |
決済方法 | クレジットカード、楽天ポイント |
主な取り扱いジャンル | 女性ファッション、男性ファッション、女性ライフスタイル、男性ライフスタイル、週刊誌、ビジネス・マネー、ビューティー・コスメ、おでかけ・グルメ、くらし・健康・料理、IT・ガジェット・ホビー、スポーツ、車・バイク・乗り物、マタニティ・育児、文芸・歴史誌、音楽・エンタメ、ゲーム・アニメ、ペット、キッズ |
主な人気週刊誌 | 週刊文春、週刊現代、女性セブン、週刊ポスト、女性自身、週刊新潮、週プレ、週刊大衆、FRIDAY、週刊女性 |
主な人気食・ライフスタイル誌 | きょうの料理、レタスクラブ、サンキュ!、ESSE、婦人公論、オレンジページ、クロワッサン、dancyu |
主な人気ビジネス・マネー誌 | PRESIDENT、週刊ダイヤモンド |
ここでは、楽天マガジンとは異なる魅力を持つ雑誌読み放題サブスクをご紹介します。
最新号が出たらすぐに読みたい人には、dマガジンがおすすめです。アプリの機能が充実しており、楽天マガジンにはない新刊通知機能も搭載。最新刊が発行されると通知がくるよう設定できます。
2024年6月18日時点でのタイトル総数は338誌と多く、人気雑誌は47誌中46誌を確認できました。ニッチなジャンルの雑誌も扱っているので、性別・世代問わず読みたい雑誌が見つかるでしょう。
検索のしやすさも目を惹きます。雑誌は100以上に非常に細かくジャンル分けされており、例えばファッション誌ならテイストごとに検索可能。記事単位での検索もできます。
料金は月580円と楽天マガジンとさほど変わりませんが、dポイントが貯まるのはドコモ経済圏の人にはうれしいポイント。アプリの使い勝手にこだわる人や普段からdポイントを活用している人には、ぜひ選択肢に入れてほしいサブスクです。
できるだけ安く雑誌を読みたい人は、auブックパスをチェックしましょう。2024年10月に料金をチェックしたところ、月418円と比較したなかで最安水準。毎月の料金はPontaポイントで還元されます。
総タイトル数は309誌。人気雑誌は47誌中39誌扱っており、読み放題サブスクとしては十分な掲載数です。検証したマガジンコースのほかに、漫画・小説・実用書なども読み放題になる月額618円の総合コースも選べます。
ただし、アプリが雑誌読み放題専用ではないため、使い勝手はいまひとつ。雑誌のジャンル分けがなかったり、どれが読み放題の雑誌かひと目でわかりづらい点が気になる可能性もあるでしょう。一度ダウンロードしないとアプリで読めない点もデメリットです。
とはいえ、サブスクにたくさん入っていて、あまりコストをかけたくない人には候補のひとつになるでしょう。
楽天マガジンは、初回の登録に限り31日間無料で利用可能。無料のお試し期間が終了すると、自動的に有料プランに切り替わります。具体的な契約方法は以下のとおりです。
<契約の流れ>
クーポンコードの入力欄は、クーポンコードを持っていない場合は空欄でOKです。クーポンコードは公式サイトでキャンペーンを実施しているときに配布されます。
ちなみに、2024年10月時点で確認できたクーポンコードは、楽天モバイルユーザー向けキャンペーンの「1539」のみでした。キャンペーン内容はのちほど詳しく説明しますね。
支払い方法はクレジットカード・ポイント払いの2種類。ただし、ポイントで支払う場合も、クレジットカードの登録は必須です。決済時に利用ポイント数が足りない場合、クレジットカードで差額分が決済されます。
決済に使うクレジットカード・楽天ポイントの利用方法は契約時に選択しますが、あとから変更も可能。支払方法変更の手順は以下のとおりです。
<ポイント利用方法の変更手順>
<クレジットカードの変更手順>
楽天マガジンでは、楽天モバイルユーザー向けにお得なキャンペーンを実施中です。Rakuten最強プランへ申し込みをしてから楽天マガジンに新規登録すると、以下の特典が受けられます。
<キャンペーン内容>
Rakuten最強プランへの申し込み→楽天マガジンへの申し込みの順序が逆になると、キャンペーンの対象外になるため注意しましょう。なお、過去に楽天マガジンを利用したことがある場合は、無料期間はなしで26%OFFのみ適用されます。
楽天マガジンについて、よくある質問への回答をまとめました。
楽天マガジンには、漫画の掲載はありません。漫画を読みたい人は、楽天ブックスの利用を検討しましょう。楽天ブックスの「楽天Kobo」なら、購入した漫画をスマホやタブレットですぐに読めますよ。
楽天マガジンのような読み放題サブスクは展開していませんが、無料で読める漫画もあるのでチェックしてくださいね。
契約状況は、楽天マガジン公式サイト右上の「ご契約内容の確認・変更」から確認できます。「ご契約内容の確認・変更」へ進むには、楽天IDでログインが必要です。
無料期間を確認したい場合は、「ご契約内容の確認・変更」→「ご契約情報」→「現在のご契約期間」へ進みましょう。
楽天マガジンを退会したい場合も、楽天マガジン公式サイト右上の「ご契約内容の確認・変更」から手続きしましょう。解約方法は以下のとおりです。
無料期間中に解約すると、その時点で読み放題のサービスが終了します。解約手続きのタイミングに注意してくださいね。
「ログインできませんでした。一度ログアウトし、「別のアカウントでログイン」から再ログインをお試しください〜」という警告が出てログインできない場合は、以下の方法を試してください。
<ログインできない場合の手順>
上記の方法を試してもログインできないときは、専用フォームもしくは電話でカスタマーサービスに問い合わせましょう。その際に、次の情報を伝えるとスムーズです。
<問い合わせ時に伝える情報>
楽天マガジン ライトとは、1000冊以上の対象雑誌のなかから毎月3冊まで無料で読めるサービス。楽天ブラックカードまたは楽天プレミアムカードを保有している人が対象です。
チケットシステムを採用しており、チケットは毎月1日0時に最大3枚付与されます。1枚で1冊の雑誌を閲読可能。チケットの使用日から7日後の23:59までなら、同じ雑誌を何度でも読める仕組みです。
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