iPhoneでクリーンエネルギー充電を使用する
iOS 16.1以降を搭載したiPhoneでは、低炭素電力が利用可能な時間帯に充電するよう設定することで、炭素排出量の削減に貢献できます。
クリーンエネルギー充電について
「クリーンエネルギー充電」をオンにして充電器に接続すると、iPhoneはお住まいの地域におけるエネルギーグリッドの炭素排出量の予測を取得し、よりクリーンなエネルギーが生産される時間帯に充電されます。*
クリーンエネルギー充電は米国でのみ利用可能で、iPhoneの設定時にデフォルトでオンになります。この機能をオフにするには、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」の順に選択し、「クリーンエネルギー充電」をオフにします。
ほかにもオンにする必要がある設定
クリーンエネルギー充電は、バッテリー充電の最適化と連動して、充電の傾向を学習します。クリーンエネルギー充電は、自宅や職場など、あなたが最も多くの時間を過ごし、iPhoneの長期間充電を定期的に行っている場所でのみ作動します。充電の傾向が一定でない場合や、新しい場所にいる場合(旅行中など)は、この機能は作動しません。クリーンエネルギー充電を作動させるには、このような条件に加えて、お住まいの地域の炭素排出量予測を取得するために位置情報に関する設定をいくつかオンにする必要があります。この機能で使用する位置情報がiPhoneからAppleに送信されることはありません。
iPhone 14以前のモデル
iPhone 15以降のモデル
クリーンエネルギー充電に必要な設定を確認してください。
iPhone 15以降のモデルでは、「設定」>「バッテリー」>「充電」の順に選択し、「クリーンエネルギー充電」がオンになっていることを確かめます。ほかのすべてのモデルでは、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」の順に選択し、「クリーンエネルギー充電」がオンになっていることを確かめます。
「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」の順に選択し、「位置情報サービス」がオンになっていることを確かめます。
「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「システムサービス」の順に選択し、「システムカスタマイズ」がオンになっていることを確かめます。
「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「システムサービス」>「利用頻度の高い場所」の順に選択し、「利用頻度の高い場所」がオンになっていることを確かめます。
クリーンエネルギー充電の設定を上書きする必要がある場合
クリーンエネルギー充電が一時的に停止されると、ロック画面の通知にiPhoneのフル充電のスケジュールが表示されます。iPhoneをすぐにフル充電する必要がある場合は、この通知を長押しして、「今すぐ充電」をタップしてください。
* iPhone 15以降のモデルでは、充電上限が設定されている場合があります。充電上限について、詳しくはこちらの記事を参照してください。