Compressorでのシンプルなトランスコードの概要
Compressorにソースファイルを追加して出力命令を適用すると(すべて「現在」ビューで実行)、トランスコードジョブが作成されます。トランスコードは単一のジョブとして実行することも、さらにソースファイル(および出力命令)を追加してからトランスコードジョブのバッチとして実行することもできます。
Compressorバッチ内の各ジョブはいくつかの部分から構成されます:
ソースファイル: トランスコードしたいメディアファイル。
プリセット: ファイルの処理方法を指定するトランスコード命令。Compressorにはさまざまな内蔵のプリセットが用意されていて、これを使用して、ファイルを広く使用されているメディアフォーマットに変換することができます。さらに、Compressorには、いくつかの事前構成済み書き出し先(1つまたは複数のプリセットと、トランスコード後に実行される自動化ジョブアクションの組み合わせ)が用意されています。
場所: コンピュータまたは接続されているデバイス上の、トランスコード済みファイルが保存される場所。内蔵の場所のいずれかを使用したり、新しい場所を指定したりできます。
ファイル名: トランスコード後ファイルのタイトル。デフォルトファイル名(ソースファイルの名前)を使用することも、カスタムファイル名を入力することもできます。
ジョブアクション: Apple TVの「ホームビデオ」ライブラリへのファイルのコピーなど、ジョブに追加できるトランスコード後のアクション。すべての内蔵書き出し先に、あらかじめジョブアクションが含まれています。
キャプションファイル: CEA-608、iTT、またはSRTフォーマットの補足テキストのファイル。必要に応じて、同期したクローズドキャプションまたは字幕を作成するためにジョブに追加できます。Compressorでサポートされているキャプションの概要を参照してください。
下の例では、2つのジョブがバッチを構成しています。
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